二次創作小説(紙ほか)
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.385 )
- 日時: 2016/03/16 14:25
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
ではここからホワイトデー編です!
〜男子たちの華麗なるホワイトデー大作戦〜
事の始まりは、ホワイトデーから逆算して、一週間前____
夜の10時近く。サトミは上でもう寝ているが、男子たち全員は起きていた。なんでかというと、一週間後にホワイトデーをひかえているためである。
男子全員にくれたサトミからのチョコを、今度は自分達がどのようにしてお返しをするのか、みんな悩んでいるわけなのだ。
「………で、サトミ様へのチョコのお返し、どうします?」
まずは、全員の意見を聞こうとするシノ。
「サトミちゃん……どんなのがいいのか、よくわかんないかも……」
シンベーに顔をうずめるケノ。
「……ググ……グム……グム……」
シンベーは気持ち良さそうにしている。
「サトミ、食べ物とか結構好きそうだから、いっそのことそれでいいんじゃね?」
のんきなミッチー。
「サトミ殿は、食べ物以外に、かわいいものにも目がないと言ってた気がするでござるが…」
首をかしげるダイカ。
「…………もっと色々考えるべきなのではないか?」
メガネをかけ直すゲンパチ。
「おれはなぁ……なんかこう、すっごい喜んでくれそうなものをあげたいって思ってんだけど……なかなか思い付かないんだよなぁ……」
腕をくむソウスケ。
「…………もし、てめーがそんなびっくりするようなものをあげたって、むしろサトミにドンビキされんじゃねえの?」
早速ソウスケにつっかかるブンゴ。
それに対してソウスケも、
「……………………言ったね?」
ケンカを買おうとしている。
「おう」
さらにブンゴはケンカを売る。
そして二人が同時に椅子から立ち上がろうとしたその時、シノがストップをかけた。
「二人ともお静かに!上でサトミ様がお休みになられてるんですから、もう少し考えてください!」
もっともなことを言うシノ。
そして、また改めて話し合いが始まった。
〜続く〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.386 )
- 日時: 2016/03/28 18:45
- 名前: ロゼッタ (ID: nXkUt35K)
ホープちゃんお久しぶり!
いやぁ、何だかんだあって1ねん(ながっ!)放置しててね…
これからは、ちょくちょくくるから私んとこもきてねぇーー
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.387 )
- 日時: 2016/04/07 13:54
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
ロゼッタ久しぶりーー!
来てくれてありがとう!!
もちろん、ロゼッタの小説、見に行くからー!
本当に、ワチャワチャしてるうちに、一年たってしまいましたね……いやぁ、なんかあっという間だったよ。(←おじいさんかw byソウスケ)
更新頑張るよー!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.388 )
- 日時: 2016/04/07 14:06
- 名前: リィナ ◆/73ORiYgDY (ID: VfitXk9z)
スプ、来たよー!
最新が楽しみすぎるよー♪てか萌えr((((((((((((((((((((((殴
………誰だよ今殴ったの。
ブンゴ「オレ」
おまえかぁぁああっ!
ブンゴ「おいダメ作者。お前、サト8なめたらどうなr((((殴蹴叩刺踏病煮焼捻撃切落殺…………逝。
あ〜、ちょっとやりすぎたかな?でも、さっきブンゴは何を言おうとしてたのかなぁ。
ま、いっか。天国に行ってらっしゃーい♪
……………長文失礼しました。
(ブンゴはあの後自力で生き返りました)
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.389 )
- 日時: 2016/04/07 14:29
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
また期間があいてしまいましたが、久々の続きです!
「___で、話を戻すと、サトミ様にどのようなホワイトデーのお返しをするか、ということです」
みんなをまとめているシノ。
「サトミのことだから、食べ物ならなんでも喜ぶと思うんだけどな〜」
頭をかくミッチー。
「そこはちゃんと考えた方がいい」
喝を入れるゲンパチ。
「ぼくは、小物とかをプレゼントしたいかも」
シンベーをなでるケノ。
「グググ………」
幸せそうな顔をするシンベー。
「ホワイトデー……レディが喜ぶ一日でござるなぁ…」
何やら空想にひたっているダイカ。
「おれは〜……どうしよ〜かなぁ〜……」
う〜ん…と悩むソウスケ。
「マジメに考えてんのかてめぇは」
ソウスケをにらむブンゴ。
「考えてるさ。ただ、ちょっと思いつかないだけで」
「うそつけ」
「うそじゃないですよ〜」
そんなやりとりを見ていたシノは、ますます頭を抱えることになる。
「どうしよ、ケノくん。ソウスケさんとブンゴ先輩がさっきからケンカばっかりしてて、全然アイデア出してくれないよ」
「ケンカするほど仲がいいって、言うかも」
「そうなんだけど……」
毎回毎回こういうことがあると、さすがに疲れが………と、ため息をつくシノ。
「そういうブンゴくんは、バレンタイン、どうだったのさ」
意味深なことを言ってくるソウスケ。
「は?」
ブンゴはこれで、余計に不機嫌になる。
「バレンタイン、何かあったのかってきいてるんだけど?」
さらに攻めてくるソウスケ。
「…………………………別に、どうもしねーよ…………」
ブンゴはそっぽを向く。
「あれ。今、間があったね。なんで?(ニヤニヤ」
「別になんでもねーっつってんだろ」
「ふーん?」
この二人の話が絶えないのにだんだん疲れてきたシノは、最後にみんなに対してこう言った。
「…………みなさん…………ちょっとボクは疲れたので、話し合いはまた明日にしましょう………」
そして、ノタノタと自分の部屋へ行った。
「ほらほら、君がいつまでたっても身をひかないから、シノが疲れてノロノロしてたじゃないか」
おまえもな。(by 作者)
「作者は関係ないでしょ」
「ソウスケさん、何か言った?」
何を話してたのかと、ケノがきく。
「ううん、なんでも」
ニッコリと言うソウスケ。
そうこうしてるうちに、ブンゴが立ち上がって自分の部屋へ向かった。
その一瞬、ブンゴの心の中でバレンタインの時に何があったのかが見えた。
「………ふ〜〜〜ん………なるほどね……だからさっき、何も言わなかったわけだ」
心の中をよむのも申し訳ないと思っていたが、そのようなことが起きていたことを知らなかったソウスケは、面白い展開になってきたなと感じながら、自分も部屋へと向かっていった。
〜続く〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.390 )
- 日時: 2016/04/09 14:07
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
続き。
____翌日____
「みんなおはよ〜……って、シノ、大丈夫?」
なんか、すごくグッタリしてない?
「……あぁいえ、なんでもありませんよ!(コソッ ちょっとあのお二人を見てると疲れるだけで」
ん?今なにか言った?
「いえいえ!それより、朝ごはんできてますよ!」
わーい!今日の朝ごはんは何かな〜?
「今日はですね、出し巻きたまごを作りました」
おいしそーー!さっきから美味しそうなにおいがしてたのはこれからきてたんだね。
「じゃあ、いただきまーす!」
パクッ。モグモグモグ……………
「う〜〜〜ん!おいしい〜〜〜!」
「それはよかった!」
あたしはそのあと、ご飯をすぐに平らげて、学校に行く準備をした。
そしてなんだかんだで、もうすぐ8時になろうとしてる。
「じゃあ行ってくるね!」
「いってらっしゃいませ!」
あたしはシノの声をきいてから、家を出た。
その後______
「グッドモーニング!いい朝でござるなぁ!」
ダイカが起きてきた。
「ダイカさん!おはようございます!朝ごはんはもうできていますよ!」
シノはダイカに声をかけた。
「オォー!シノ殿、サンキューでござる」
そして、ダイカは席につき、ご飯を食べ始めた。
「……おはよう」
次に起きてきたのはゲンパチ。
「ゲンパチ先輩、おはようございます!」
そのあと、ミッチー、ソウスケ、ブンゴの順番で起きてきた。
ただし、ケノとシンベーは仕事で外出中である。
相変わらず例の二人は朝も言い争いをおきそうになっていたが、運よく間にゲンパチが、
「そう言えばシノ、昨日の話の続きは今日の夜やるんだったな?」
と言ってくれた。
「はい!できれば夜にはもうある程度決めておきたいなと思っております」
シノは一息つきながらゲンパチに向かって話した。
「確かに、話は途中で終わっちゃってたもんね」
と、ソウスケ。
「てめぇは何にするか考えたのかよ」
コーヒーをすするブンゴ。
「え?……もしかして、おれの心配してくれてる?」
興味津々なソウスケ。
「なわけねーだろ」
そう言って、ブンゴはバッグを持って学校へ行った。
そしてただ一人シノが、不安を抱いていた。
「(夜も昨日みたいになったら……さすがにボクもグッタリするなぁ…)」
さて、この日の夜、無事にシノはまとめあげることができるのか。
続く
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.391 )
- 日時: 2016/04/09 19:33
- 名前: ひより ◆/73ORiYgDY (ID: VfitXk9z)
- プロフ: リィナ→ひより
来たよー!
やっぱりスプの作品……………………………………神的作品だよっ!
ソウスケ、ブンゴよ。シノを困らせたらサトミをシノとくっつけちゃうよ!私の小説で!
ブ&ソ(なんだって……!?)
嫌ならもうケンカすんなー!
ブ&ソ(はい)
しゃべろよ…。
長文失礼しました!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.392 )
- 日時: 2016/04/30 11:28
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
わーー!!リィナ来てくれてありがとう!!本当にありがとう!!
そうそう、あいかわらずブンゴとソウスケは仲がいいわけじゃないから、ケンカもしやすくなってるんだよね〜。
あんまりケンカしすぎると、眉間にシワがたくさんよるぞ!二人とも!
ブ&ソ「てめぇに/君に言われたくないわ」
更新頑張るよ!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.393 )
- 日時: 2016/04/30 11:53
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
では続き。
〜一方サトミは〜
「サートッミちゃんっ!」
ルンルンしながら、カオルンがあたしのところに来た。
「どうしたの?カオルンずいぶんウキウキしてるね」
「えっへへ〜〜♪」
なにかあるのかな……?
「なぁ〜んてったって、もうすぐホワイトデーよぉ!サトミちゃん!」
あれ?そうだったっけ………?
「そうだよぉ!もしかして、忘れてたのぉ?」
……………忘れてた………………
「サトミちゃん!そんな乙女にとってとぉ〜っても大事なイベントを忘れちゃ、ダメでしょぉ!」
…………うん。そうですね。
「でもぉ、やっぱりサトミちゃんは、男子たちからたっくさんもらうんでしょぉ?」
え?男子たちって、8男子のこと?
「そうだよぉ」
……う〜ん……どうだろう……
「この前はバレンタインだったから、あたしの方から日頃の感謝をこめて男子たちには全員渡したけど」
でも、ホワイトデーだからって、もらえるかな………?
「もらえるに決まってるじゃない!」
そうかな………?
…………でも、そうだといいな。
〜夕方〜
「ただいま〜」
あたしは玄関を開けて、そのままリビングに入った。
「お帰りなさいませ!」
シノがノートから目をあげてこたえる。
「あれ?シノそのノート、どうしたの?」
「あぁコレですか!実は、ボクのクラス、数学の先生に宿題をだされたので、その問題を、ノートに解いているんですよ」
へぇ〜。
_____そういえば、あたしも今日社会の先生に宿題出されてたな。
早くやらないと。
そう思いながら、あたしは自分の部屋へと向かった。
〜リビング〜
ガチャ……
「ただいまー」
そうこうしているうちに、ソウスケが帰ってきた。
「ソウスケさん!今日はお早いんですね」
「まぁね。今日は、仕事を催してる人が、早くあがっていいって許可がでたから」
「そうだったんですか」
ソウスケは、最近気温があがってきたな、なんてひとりごとをいいながら、お風呂場へ向かった。
「ボクも、頑張らないと!サトミ様に喜んでもらうためにも」
そんなことをシノは思いながら、宿題に再び取りかかった。
〜続く〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.394 )
- 日時: 2016/04/30 17:28
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
〜夜10時半を過ぎる頃〜
「……えー、皆さん、さすがにそろそろ何にするか決めなければならないので、お返しをあげるのに、どうしたらいいか、話し合いたいと思います」
コホンといいながら、前回と同様に、シノが指揮をとる。
「確かにシノの言う通り、そろそろ決めないとヤバくね〜?」
頭をかきながら話すミッチー。
「………そういうお前は決まっているのか」
あきれ半分にミッチーに聞き返すゲンパチ。
「いや、それがなぁ〜…決まってねーんだよなぁ…」
「……………はぁ」
ミッチーの答えを聞いてから、ゲンパチはため息をつく。
「ぼく、ある程度決まってるかも」
シノに目を向けて話すケノ。
「え、本当に!?」
シノは聞き返す。
「うん」
うなずくケノ。
「サトミちゃんには、お洋服をあげようかなって思って」
「お洋服ですか…!いいですね!」
「サトミちゃん、お洋服、好きだから」
ケノは、シンベーに顔をうずめながら話す。
「ミーも、決まっているでござるよ」
「ホントですか!」
今度はダイカに目を向けるシノ。
「ミーは、演奏を聞かせるでござるよ」
「演奏ですか……!」
いいですね、とうなずくシノ。
「でも、さすがに家でディジュリドゥを吹くのは近所迷惑になるので、近くの公園に行って、吹こうと思っているのでござる」
「なるほど……」
確かにその方が、近所からのクレームなどは来なさそうである。もっとも、今までに一度もクレームなどは来ていないのだが。
「ソウスケさんは、何か決まりましたか?」
ソウスケは、占いの本をしまいながら話す。
「ある程度はね。何か、かわいい小物でもあげようかと思って」
「サトミ様なら、喜びそうですね」
「やっぱりそう思う?」
サトミは、実際かわいいものに目がない様子であり、よくカオルンと一緒にそういった店をちょくちょくまわっていると言う。
「____で?君はどうすんの?」
ソウスケはブンゴに話しかける。
「あぁ?」
ブンゴは、参考書から少しだけ目をあげて話す。
「なにが」
「なにがって、そりゃあ、ホワイトデーだから、そのお返しを何にするかに決まってんじゃんか」
当然、ブンゴは決まって、
「てめーには関係ねーだろ」
こういう返事だった。
「シノ」
「はっ、はい!」
突然ブンゴに名前を呼ばれたので、シノはびっくり。
「お前、ホワイトデーのお返し、ケーキにすれば?」
「えっ………………」
予想外の展開だった。まさかブンゴが、このような素敵な提案をしてくれるなんて。
ヒュウ、とソウスケが口笛をふく。
「珍しいね〜。ブンゴがこんなこと言い出すなんてさ」
「言ったら悪いのかよ」
「いや?別にそうは言ってないけど」
「まず、そんなこと言ってる時間あったら、勉強でもしろよ」
「あいにくね、おれは結構、成績いいわけ」
「あっそ」
この二人のやり取りに、シノは耳をかたむけなかった。
ケーキ…………サトミなら喜びそうである。ブンゴの提案に、心底感謝するシノ。
「ブンゴ先輩!ありがとうございます!」
いきなり言われたので、さすがのブンゴも、少し驚きの顔を見せた。しかしすぐにまたもとの顔に戻った。
「……ふーん」
一言そういって、ブンゴは自分の部屋に行ってしまった。
「ブンゴ先輩って、よくわからないですね……」
つぶやきをもらすと、どうやらソウスケに聞こえていたらしい。返答がかえってきた。
「至って素直だと思うよ。あいつは」
ソウスケは、シノの隣にきて、ブンゴの行った方向を見ている。
「ただ、ちょっと不器用なだけで」
「不器用?なんでですか?」
シノが聞くと、ソウスケは笑いながら、こう答えた。
「ん〜?こっちの話。そのうちわかると思うよ」
そしてソウスケも、リビングから出ていった。
これで、少なからず何にするかは決まった。残りは準備だけ。
成功させるためにも、今から色々とあわせていかないといけなくなる。
「よし!まずはケーキの味は何にするか決めよう!」
シノもまた、意気込みながら自分の部屋へと向かった。
〜続く〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.395 )
- 日時: 2016/04/30 18:01
- 名前: ひより ◆/73ORiYgDY (ID: xxdnZRDg)
- プロフ: リィナ→ひより
スプ、久しぶり!
あのね、スプに言わないことがあります。
私、今日で小説カキコをやめたいと思います…。
あの、理由はね、ふたつあるんだ。
一つ目は、ある事情で、数ヶ月間だけ田舎に住むこと。だから、ネットが繋がりにくいんだ…。
二つ目は、お母さんにカキコを禁止されちゃったんだ。遊んでばっかりだからしばらく禁止って。
1、2ヶ月ぐらいたってからカキコに来ることができるかもしれないけど…。
スプ、今までありがとう。さようなら。
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.396 )
- 日時: 2016/04/30 22:05
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
リィナ、やめちゃうんだ………
人それぞれ事情があるもんね。
でもやっぱりやめちゃうのはさみしいよ!
さみしいけど……………
機会があったら、またカキコでね!
今までありがとう!また次に会うときまでの間____
またね! byホープスプリング
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.397 )
- 日時: 2016/06/12 08:15
- 名前: ロゼッタ (ID: nXkUt35K)
ひとびとには、出会いと別れがあるもの!
新しい出会いと懐かしい思い出を大切に!ロゼッタです!
↑どこぞの笑点かよwww
ホープちゃん!お久ー!
みんな、暇じゃないんだね〜!
ロゼッタのとこにもきてよね!
まったね〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.398 )
- 日時: 2016/06/10 15:49
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
ロゼッタお久しぶり!
来てくれてありがとう!
人生って、思えば出会いと別ればかりなのだと最近しみじみ感じました。
でも思い出は残るからね!それを大切にしてたらいつかきっとまた会えるとワタシは思うんだy((バコッ!
……ソウスケさん、あなたですねワタシの大事な大事な数学の教科書で叩いたのは。
「え〜なんのこと〜?」
………………………………………
……あの方は置いといて……
本当にロゼッタ来てくれてありがとう!
もちろんロゼッタの小説見に行くからね!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.399 )
- 日時: 2016/06/18 08:54
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
では久しぶりの更新です。
___数日後の午後____
「サトミ様は前に、フルーツがとてもお好きだとおっしゃっていたから、フルーツケーキを作ることにしましょう」
ブンゴにケーキを作ったらどうだと提案されてから、シノはやる気満々でケーキ作りに取りかかった。
その頃にはもう、ホワイトデーになるまで、あと3日だった。
「こいぬうぅのぉ〜、よこぉにぃはぁ〜、ぅあなた〜〜……」
大好きなこの歌を歌いながら、シノはフルーツをトントンと切っていく。
「シノっち、とてもご機嫌さんだね」
ひょこっと顔を出したのはケノ。
「ケノくん!うん、もちろん、サトミ様にはいつもお世話になっているし、せめてもの気持ちをと思って」
「シノっちらしいかも」
ケノは、ニッコリ笑う。
「ケノくんは確か……サトミ様には洋服をあげるって…」
「うん!実はもう、用意してあるかも」
「えっ、そうなの?」
ちょっと待っててねと、ケノはリビングを出た。しばらくしてから、また戻ってきた。
「シノっちに、まずは見てもらいたくて、持ってきちゃった!」
背中に洋服を隠していたケノは、見てみて!といいながら、洋服を前に出した。
「わぁ……!!」
第一の感想は、さすがケノくんだと思った。ケノが見せてきた洋服は、サトミが喜びそうなフリルがたくさんついたワンピースで、これもまたサトミが喜びそうな星と花の柄が散りばめられている。
これならまちがいなくサトミも喜ぶだろう。
「すごいねケノくん!」
シノは感激の声をあげた。
「えへへ、ぼくもシノっちと同じ気持ちかも」
そうなんだとシノは思う。
「ぼくもサトミちゃんには、助けてもらってるし、それにお世話になってるから」
ケノくんも同じ気持ちなんだと、シノはわかった。それはたぶん、他の男子たちも____
ガチャ____
玄関の扉が開く音がした。サトミが帰ってきたのだろうか。
今日、サトミはカオルンと遊んでくるから、帰りは遅くなると言っていた。だったら、まだ帰ってこないはず……
だがもしものために、シノとケノは急いで洋服を片付けた。扉を開けた人物がリビングに入ってくる。
どうやら、ギリギリセーフで二人は間に合ったようだ。
「ただいま………って、どうしたの二人とも」
帰ってきたのはソウスケだった。
シノとケノはへなへなと床に座り込む。
「ソウスケさんでしたか………」
「おかえりなさい、かも………」
二人はソウスケに向かって疲れながらに言った。
そして当のソウスケはというと。
「なんか…………あったの?」
不思議という顔をしている。
「…いえ別に…なんでもありません…」
「うん…シノっちのいう通りかも…」
そういえば…と、シノは思い出す。
ちなみに今日は平日だが、ソウスケは朝、仕事が午前中しかないので、午後には帰ってくると言っていた。
それを、たった今思い出したのだ。
まあなんにせよ、サトミにこれがバレなくてよかった。シノとケノは一息つきながら立ち上がる。
ふと、ソウスケがシノの作りかけのケーキに目を向けた。
「お、そのケーキ、順調みたいだね」
ソウスケは、シノのケーキの出来ばえに、すごいなと声をかけた。
「この前、ブンゴが言ってたやつでしょ?」
「はい。なので、早速作ろうと思って」
「シノっちのケーキ、とてもおいしそうかも」
ケノも同じように、シノのケーキをキラキラした目で見ている。
「あいつも、結構気がきくんだ」
ソウスケはつぶやく。
「ソウスケさんは、もうプレゼントはお買いになられたんですか?」
「うん、まぁね」
ソウスケはゴソゴソとポケットの中を探る。そして、ひとつの小さな箱を取り出した。
「これを買ったんだよね」
といっても箱に包まれているので、中身はわからない。シノの気持ちを察したのか、ソウスケは説明してくれた。
「この箱の中には小物入れが入ってるんだけど、普通のやつとはちょっと違うんだ」
「違う?」
シノとケノは同時に聞き返す。
「小物入れは小物入れなんだけど、その中に小さいハサミとか、糸とか、あとは____そうだな、針とかが入ってるって言ってたな」
言ってたということは、おそらく店員さんに説明してもらったのだろう。
「裁縫箱にもなるってことかも」
ケノがまたこれにもキラキラした目で見る。
「まぁおれとしても、いつもふざけた感じでサトミにくっついたりしてるけど、考えるときは考えるってわけさ」
やはり、とシノは思った。
他のみんなも、ちゃんとしたお礼をしたいと思っているんだ。
「ま、シノのいう通りだな」
え?とシノは考える。今ボクは、ソウスケさんに対して、何か言ったっけ……?
…………もしや…………
「…ソウスケさん、もしかして、ボクの心の中よみました?」
「よんでないよ〜?」
そういいながら、ソウスケはリビングをあとにする。と、最後に、振り向きざまにこう言った。
「そのケーキ、すごく美味しそうだったから、出来上がり、楽しみにしてるよ。頑張ってね」
フワリと髪をなびかせて、リビングを出ていった。
「ソウスケさんも、応援してくれてるってことかも」
ケノはシノの隣に立つ。
「そうか……そうだよね!」
「もちろんぼくも、シノっちのこと、応援してるからね!」
ケノはシノに微笑みかける。
なんだか元気がわいてきた。
「うん!ボク、とても美味しいケーキを、作ってみせるから!」
「その意義だよ、シノっち!」
そして再びケーキの作業にとりかかる。
「よぉーし、ケーキ、絶対完成させましょう!」
〜続く〜
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.400 )
- 日時: 2016/06/18 20:39
- 名前: 花乃 (ID: vDdFdWVb)
スプ!!
久しぶり!!
お、覚えてる?((/_;)/)
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.401 )
- 日時: 2016/06/19 08:20
- 名前: ひより ◆/73ORiYgDY (ID: qGyGaEcb)
神作っ!頑張ってねー…(*^o^*)
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.402 )
- 日時: 2016/06/19 11:41
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
<花乃ちゃん>
久しぶりー!もちろんおぼえてるよ!忘れないって!
いつもあそびにきてくれてありがとうね!
<リィナ>
いえいえ、ワタシの作った作品は全て駄作ですよ。絶対リィナの方がいいと思うよ絶対!
でもありがとう!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.403 )
- 日時: 2016/06/19 22:55
- 名前: 花乃 (ID: vDdFdWVb)
ありがとう!!
スプ、これから、(多分)毎日来るよ!
でも占いツクールもやってるから遅くなるかも............
更新頑張ってね!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.404 )
- 日時: 2016/06/28 15:07
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: Sb2xHYDn)
- プロフ: サト8のリレー小説に参加してくれる人募集中
こんにちは〜、お久しぶりですっ!
お、覚えていらっしゃいますかね…?
スプの小説のセリフ、共感できたりするのが多くて好き〜!
忙しいだろうけど、お互い頑張っていこうね!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.405 )
- 日時: 2016/07/30 11:50
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
ももたん返信おくれてほんっとうにごめんなさい!!
もちろん覚えてるよ!忘れるわけないって!
確かにお互い、ともにいそがしいけど、頑張っていこう!
いつも来てくれてありがとう!
更新頑張るよ!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.406 )
- 日時: 2016/07/30 15:37
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: EoZogUA7)
また来ましたー!
返信遅くないよ!大丈夫だよ。
覚えてくれててよかったぁ。忘れ去られてたらどうしようかと。
更新頑張ってね!続きを楽しみに待ってまーす!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.407 )
- 日時: 2016/07/30 20:56
- 名前: ロゼッタ (ID: nXkUt35K)
おっひさー
全然進んでないね〜(((((少しは自重しろ
ごめんなさい…
楽しみにしてるよ!じゃーねー
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.408 )
- 日時: 2016/07/31 10:02
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
<ロゼッタ>
久しぶり!
確かにロゼッタの言う通り、全然話をすすめてない………
申し訳ない………
でもこんな駄作に来てくれて感謝してます!本当にありがとう!
更新頑張るよ!
- Re: サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.409 )
- 日時: 2016/07/31 10:32
- 名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)
では続きです!
〜そしてホワイトデー当日〜
サトミが学校から帰ってきて、数時間たったあと、全員がリビングに集まってそれぞれのお返しを手に持って、サトミの前に立った。
「え?なになに?何が始まるの?」
わけがわからないサトミは、少し困惑する。
代表として、シノが一歩前に出て、話し出した。
「サトミ様。この前は、バレンタインのチョコ、ありがとうございました」
これを聞いたサトミは、そういえば、今日ってホワイトデーだったと思い出した。
「ボクたち、それぞれのお返しをご用意したので、よかったら受け取って下さいね」
そしてシノはケーキを取りに行くために、キッチンの方へと向かった。
まず最初に渡したのは、ミッチーだった。
「サトミ!この前は、チョコありがとな!すっげーうまかった!だから、これ、お返しな!」
そういってサトミに渡したお返しは、学業成就のお守りだった。
「え?このお守り、もらっていいの?ありがとう!」
「もちろんいいに決まってんだろ!」
ミッチーはニカッと笑って自分の位置へと戻った。
次に渡したのはゲンパチ。
「まぁ、君にしては、頑張った方じゃないか?」
ゲンパチが渡したのは、何やらとても難しそうな一冊の本。それもそのはず。彼が渡した本は__
「英語で書いてある……?」
そう。英語で書いてある本だったからだ。
「君は英語が少々できないようだから、これで力をつけた方がいいと思ってね」
「あ、ありがとう」
サトミは、おどろきながらも本を受け取った。
次に渡したのは、ダイカだった。
「サトミ殿。先日のチョコ、とても美味しかったでござる。これは、ミーからのお返しでござるよ」
渡したものは、かわいらしい消しゴムだった。
「え!?こんなにかわいい消しゴムなんてあるの!?」
サトミはびっくりした。
「イエス。サトミ殿が喜びそうなものを用意したのでござる」
「ありがとう!」
ダイカはにっこり笑って、次の人にバトンタッチした。
次は、ケノとシンベー。
「サトミちゃん!僕たちからは、お洋服のお返し!かも!」
そういって渡したのは、この前シノと話していた、かわいいワンピース。
「えー!なにこれ!すっごいかわいい!」
これにはサトミも大喜び。
「ありがとう!ケノ、シンベー!」
「えへへ、喜んでもらえて、よかったかも」
「グムム、グム……」
シンベーとケノはニコニコしながら、自分の位置へと戻った。
次はブンゴ。
「………ほら」
無愛想に渡したものは、これもまたサトミが喜びそうなヘアピンだった。
「なにこれ!すごくかわいい!くれるの?ありがとう!」
「あくまでお返しだからな」
ふいっとすぐ自分の位置へと戻っていったブンゴ。それを横で見ていたソウスケは、ニヤニヤしていた。
「楽しそうだね、ブンゴくん」
「は?」
「いや、なんでもない」
次に出てきたのは、ソウスケ。
「サトミ!この前の、チョコのお返し!すごく美味しかったよ!ありがとう!」
そういって渡したのは、これも先日話していた小物入れ。
「わあ!これ、すごくかわいい!それに、すごく便利そう!」
「そう。それ、いろんなものに使えるから、結構便利なんだよね」
サトミはソウスケから小物入れをもらって、すごく嬉しそうにありがとうと言った。
そして、最後に出てきたのが、シノ。
「さぁみなさん!ケーキが出来上がったので、みんなで食べましょう!」
シノが用意したケーキは、フルーツがたくさんのっていて、おいしそうなケーキだった。
「このケーキ、シノが用意してくれたの!?とっても美味しそう!」
サトミも目がキラキラしている。
「はい!日頃の感謝をこめて作りました!みなさん、たくさん食べてくださいね!」
この日のホワイトデーは、サトミはもちろん、男子たちもそれぞれ楽しそうに、シノのケーキをたくさん食べた。
〜男子たちの華麗なるホワイトデー大作戦〜
〜終わり〜