二次創作小説(紙ほか)

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.60 )
日時: 2015/07/05 16:20
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続き。

〜第8話〜

〜一方その頃男子達は〜
ソウスケside
ここは・・・!?一体・・・?そういえば、サトミも、他の男子たちもいないし。
でも、この景色・・・
ソ「確か、夢の中で見た景色も、こんな感じだったような・・・?」
とにかく・・・
ソ「・・・・・・油断は、禁物だな。気をつけていないと、何が起こるか、わからないからな」
水晶玉の予言と、あの紙のメッセージは、当たっていたな。だけど、これらのメッセージには、絶対何かが隠されている。本当に、警戒していないと、多分、みんなが危ない目にあうことになる。
ソ「なんとしてでも、守りぬかないと・・・・・・!」
ソウスケの声は、誰も見当たらない場所の中で、ひとり、こだました。

ゲンパチside
ここは、確か、夢の中でも見た景色だな。でも、夢の中で見た景色より、あきらかに霧がふかいような気もするが・・・・・・
ゲ「・・・・・・気にしすぎだろうか」
そうだな。多分、気にしすぎかもしれないな。だが・・・
ゲ「油断せずに、気をつけて行こう」
そう呟いて、ゲンパチは歩き出した。

ミッチーside
ここはどこだ?夢の中でもこの景色をみたよーな気ぃするけど・・・・・・
そういや、サトミもいねーし。
でも・・・・・・油断しねー方がいいな。
ミ「とりあえず、みんなをさがすか」
ミッチーは、その辺を探そうと考えついて、小走りに行って霧の中に消えていった。

ケノ・シンベーside
ここは、どこ・・・?
夢の中でもこの景色をみたような気がするかも・・・
シンベー「グムン・・・」
ケ「シンベー、何かを感じとったのかも・・・」
とりあえず、油断しないでいった方がいいかも。
ケ「でも、シンベーがいるし、心強いから、大丈夫かも!」
シンベー「グムン・・・!」
ケノは、シンベーの頭をなでた。そして、シンベーは、ケノになでられて幸せそうに目を細めている。
一人と一匹は、ゆっくりと、歩き出した。

シノside
シ「ここは、どこでしょうか・・・?」
夢の中でもこの景色をみたような気がするのですが・・・・・・でも・・・
シ「あまり、油断せずに、警戒していないといけませんね・・・」
なんたって、ボクはサトミ様の執事ですからね!
そう思いながら、シノは足早に歩き出した。
ダイカside
ダ「ここは、一体、どこでござるか・・・?」
夢の中でもこの景色をみたような気がするでござるよ。でも、知らないところは、危ないって、何かの本で読んだことがあるので・・・
ダ「油断はしないで、ミーは警戒しながらいくでござるよ」
男子たち、そして、サトミ殿。
どうか、無事でいるでござるよ!!
そう心の中でつぶやきながら、ダイカは、とても警戒しながら歩き出した。

ブンゴside
ここは・・・・・・前に、夢で見たことある景色だな。・・・・・・考えてみれば、ウサンクセや、他のやつら、サトミ・・・・・・いなくねーか?
ブ「ったく、どこにいんだよ、あいつらは・・・!」
サトミは、何かされてねーよな・・・?
誰かに、襲われたり・・・・・・!?
ブ「///////って!何考えてんだよ、オレは・・・!!」
・・・ふと、ブンゴの目付きが変わる。
・・・とりあえず、油断しねーで行った方が良さそうだな。
そう心で思いながらも、みんなの事を心配しているブンゴであった。
〜続く〜

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.61 )
日時: 2015/07/05 16:23
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

誰かぁ〜〜〜…
来てくださいーー…

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.62 )
日時: 2015/07/05 16:52
名前: zyaretoーniー (ID: SU4m4287)

スプ面白いソウスケー守れよ再新頑張って

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.63 )
日時: 2015/07/05 16:55
名前: zyaretoーniー (ID: SU4m4287)

スプ文才ありすぎ❗再新頑張って‼

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.64 )
日時: 2015/07/05 17:00
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

ジェラート来てくれてありがとう!
そっちも進んでる?
続き、とても気になるよ〜〜!
更新頑張って!
ブ「お前はがんばんねーのかよ!勝手にどこかの世界に俺たち来ちゃったってのに・・・これだから、駄作者は・・・」
うるせえ!片想い一筋のやつにいわれたかねーんだよ!!
・・・次こんなこといったら、ただじゃおかないからね♪♪
ブ「マジでこえー…」
スミマセン!応援してるよ!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.65 )
日時: 2015/07/05 18:05
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続きです☆

〜一方その頃サトミは〜

サ「だ、誰!?」
?『私の名は、瀬世楽 ダイヤ。簡単にいえば、お前たちが仲良くしているリレンの父親だ。」
サ「リレンの、お、お父さん!?」
ダイヤ『そうだ』
でもっっ・・・・・・
サ「リレンのお父さんは、十年前に・・・」
ダイヤ『そうだ。私は、十年前にこの世界からいなくなった。だが、訳あってこの世界に霊となって滞在している』
ど、どうして、ここに・・・?
ダイヤ『それは、すべてが終わったら、お前たちに話してやろう。だが、今はその訳を話すことはできない』
そういえば、あのときも、リレン、全てが終わったら話すって、言ってたよね。
ダイヤ『それに・・・・・・』
それに・・・?
ダイヤ『私には、お前たちを試さなければならない役目がある』
や、役目・・・・・・!?
ダイヤ『それから、今回の試練は少し変わっている。変わっているのは3つ』み、3つ・・・!?
ダイヤ『今回の試練は、私がビーズの色を選ぶこと』
えっっ!?
サ「あたしが、ビーズを選べないってこと!?」
ダイヤ『そうだ』
そ、そんなあぁ〜〜・・・
ダイヤ『ふたつめ。ビーズの色にもうひとつある物が加わること。お前が持っているそのビーズを見てみろ』
え?・・・あ!何か、ビーズと一緒に四つ葉のビーズがついてる!
ダイヤ『そのビーズには、リレンの魂が封じこめられている』
・・・・・・!!なんてことを・・・!!!
サ「ど、どうして・・・!?そんなことをするんですか・・・!???」
ダイヤ『仕方ないのだ。リレンのことも、試さなければならないのだから』
リレンのことも、試す・・・?
でも、ダイヤさんが言った言葉は、悲しい声だった。
ダイヤ『そして、3つ目。それは、この試練はいっぺんにすべてを行わないということ』
てことは、一個ずつ試練をやっていくということなの・・・?
ダイヤ『そうだ。これらの試練は、お前たちに何か、変化があるときに、お前たちに試練を出す』
サ「・・・・・・!!」
この試練、絶対に乗り越えてみせる!
みんなを守るために!そして、家の主として!!
ダイヤ『いい覚悟だ。それから、この空間は、私が作ったもの。今は、時間が止まっている。だが、じきにこの空間は、消える。そのときは、お前たちも元に戻れる』
よかった・・・
ダイヤ『それからもうひとつ』
よし!こい!
ダイヤ『お前が持っているそのビーズには、お前も知っているだろうが、男子たちの魂が入っている。そして、今お前と私が話している事を、男子たちはそれぞれの場所で聞いている。・・・先程も話したように、その四つ葉にも、リレンの魂が封じこめられているということだ。間違えておかしな事に使うと、お前たちの命が危ないということを覚えておけ』
サ「・・・わかりました」
ダイヤ『よろしい。・・・さあ、もうじきこの空間は消える。今私が言った事を忘れてはいけない・・・けんとうを祈っている・・・』
あっ・・・いっちゃった。まだたくさん聞きたい事があったのに。
・・・ふと、ビーズを見てみる。
ビーズと四つ葉は、それぞれ独特の光で輝いていた・・・
まるでお互いを励ますかのように・・・

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.66 )
日時: 2015/07/05 19:23
名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)

うわぉ!
おもしろすぎます!スプリングー!
なかなか来れなくてごめんね!
更新頑張って(^ー^)ノ

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.67 )
日時: 2015/07/05 20:08
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

来てくれてありがとう、シナモン!!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.68 )
日時: 2015/07/05 21:49
名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)

いやいや(^ー^)ノ
こんな神作見ずして損するからね(^_^)☆
続き楽しみ♪

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.69 )
日時: 2015/07/08 16:02
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

サトミちゃんちの8男子7巻!!
ついに7月13日に発売ですねえ♪
名前が元に戻ってますよね!
早く発売しないかな♪

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.70 )
日時: 2015/07/08 19:54
名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)

ほんっとに楽しみ!
祝・サト8⑦巻発売!*\(^o^)/*
絶対買うもんψ(`∇´)ψ
でも、スプリングの小説の続きも楽しみ!
更新頑張って(=゜ω゜)ノ

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.71 )
日時: 2015/07/08 19:57
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

シナモン、いつもありがとう!
シナモンも頑張って!!
ワタシも絶対買いにいく!!

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.72 )
日時: 2015/07/08 20:45
名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)

いやいや( ´ ▽ ` )ノ
気になるからね!スプリングの小説!
私も更新しようかな…(^^;;
頑張ってみる!((

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.73 )
日時: 2015/07/08 21:12
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

ではでは続きです☆

〜続き〜

サ「う・・・うぅ・・・」
ここは・・・どこなの・・・
ここは、あたしの家・・・?あそこから今の世界に、あたしたち、戻ってこられたの・・・?・・・てか、
上からすごい重力が・・・お、重い・・・
ブ「うわ!早くどけよこのうさんくせが!!」
ソ「そんなこと言ったって、上がどかないとおれだって動けないんだよ。それぐらいコブンゴちゃんだって分かってるはずだけど?」
ブ「チッ・・・」
ていうか、一番に上にいるのは、一体誰なの!?
ソ「ミッチーだよ」
サ「またあたしの心を読んだでしょ!?」
ソ「ごめんごめん」
ミ「んあー・・・あれ?ここどこだ?」
サ「ミッチー・・・!?」
ミ「あれ?サトミ?みんなも。なんで下にいんの?」
ブチッ
サ「どーでもいいから早くどけ!!」
ミ「なんかよくわかんないけど、分かった」
はああぁぁ〜〜〜・・・やっと上のみんながどいてくれた。なんか、ちょっと解放された気分・・・
ソ「サトミ。・・・サトミ!」
サ「はぇ?」
あ。なんか変な声出しちゃった。で、ソウスケ、どうかした?
ソ「いや、なんかすごい疲れてる顔してたから・・・大丈夫?」
サ「だ・・・大丈夫だよ?」
時々思うけど、ソウスケって、鋭いところ、あるよね。
ソ「まあ、大丈夫ならいいけど。・・・先に行ってるよ?」
サ「うん」
そうしたら、ブンゴが。
ブ「早くしろよ」
サ「う・・・うん?」
そういった瞬間、ソウスケとブンゴが歩きだした。リビングにね。

ー疲れてる顔してたから、大丈夫?ー
ソウスケが言ったあの言葉・・・あのときあたしは思わず大丈夫だって言っちゃったけど・・・本当はウソ。実はすごく疲れてる。だって、また試練がくるんだよ?いくらなんでも疲れるって。
でも・・・迷惑をかけたくないから・・・心配かけたくないから・・・なかなか話す事が出来なくて・・・そんなあたしって、どうなんだろう・・・・・・
とりあえず、みんなリビングに行ってるし、あたしもリビングに行こう。

〜inリビング〜
(ただし、サトミが来る前)
サトミ以外のみんなは、リビングに集まっていた。その中でソウスケは、試練がいつ来るのかを占っていた。
だが・・・・・・
ブ「おい・・・これ・・・嘘だろ・・・」
ソ「まさか・・・そんなはずは・・・こんな早くに・・・!?」
ミ「マジかよ・・・」
シンベー「ムムクグ・・・」
ケ「そんな・・・」
シ「嘘ですよね・・・??」
ゲ「はあ・・・やれやれ・・・」
ダ「オウ・・・ノー・・・」
・・・ガチャ。
サ「みんなどうしたの?リビングに集まって・・・??」
ガバッ・・・みんながいっせいにこっちをむいたから、あたしはびっくり。
ソ「サトミ・・・あのな・・・」
な、何。どうしたの・・・?
ソ「試練が・・・」
試練が?
 「すぐに来るかもしれないんだ」
・・・へ・・・?
サ「試練が、すぐに来るかもしれないの・・・?」
ソ「ああ。何度も占ってはみたけど、何度やっても変わらない。まさか・・・こんなに早く来るなんて・・・」
・・・どうしていつも、あたしを困らせるの。どうして立て続けにいろんな事が押し寄せて来るの・・・
そう思っていたら、急に足元がぐらついて、その場にあたしは倒れた。
ソ・ブ「サトミ!!??」
ミ「サ、サトミ!」
ケ・シ「サトミちゃん!?/様!?」
シンベー「グムンムグ!?」
ダ「サトミどの!?」
ゲ「里見サトミ!?」
みんながあたしを呼んでる声が聞こえたけど、そのままあたしは意識をなくした。

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.74 )
日時: 2015/07/08 21:14
名前: cinnamon (ID: JYUE09Me)

わぁぁあ!サトミ、大丈夫かぁ!?Σ(・□・;)
更新頑張って(=゜ω゜)ノ

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.75 )
日時: 2015/07/10 22:08
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

では続き。

翌日。
サ「ハア・・・ハア・・・う、うぅ・・・」
シ「サトミ様・・・なかなか熱がさがりませんね・・・大丈夫でしょうか」
翌日、みんなはサトミの部屋に集まっていた。ことの始まりは、昨晩の夜。ーーー昨晩の出来事ーーー

バタッ・・・・・・
ソ「サ、サトミ!?」
ブ「おい!!しっかりしろよ!!」
ミ・ダ「サトミ!?/サトミ殿!?」
ケ・シ「サトミちゃん!?/様!?」
ゲ「里見サトミ!?」
シンベー「グムッッ!?(大丈夫か!?)」
サ「ハア・・・ハア・・・ハア・・・」
ソ「!!すごい熱だ!とりあえず、サトミの部屋に連れていかないと!!」
そういって、ソウスケはサトミを抱き抱えて部屋へ連れて行った。
ーinサトミの部屋ー
サトミを部屋に連れてきたものの、サトミの熱はいっこうに下がらない。
そこでソウスケは、シノに指示を出した。
ソ「シノ!急いで病院に連絡して、サトミを見てもらうように頼むんだ!」
シ「は、はい!かしこまりました!」
ソ「ブンゴ!!タオルをぬらして急いで持ってくるんだ!」
ブ「ったく・・・わーかったよ!」
ソ「他のみんなはサトミの看病をしてほしいんだ。おれもここにいるから」
「了解!」
そして、数分後ー
病院の先生がサトミの様子を見に来てくれた。
先「そうだな・・・これは、おそらく疲労がたまりすぎて、体がついていかなかったんでしょうね」
ブ「じゃあサトミは大丈夫なのか?」
先「ええ。数日たてば、元気になるでしょう」
ケ「よかった・・・!」
病院の先生は、しばらく様子を見ていてくださいといい、帰って行った。
ーそして、さらに数分後ー
サ「うぅ・・・う・・・ソウスケ・・・?」
ソ「・・・サトミ?サトミ大丈夫か?」
サ「まだ・・・平気じゃないけど・・・もしかして、ソウスケが、あたしを、部屋に、つれて、来て、くれ、たの?」
ソ「ああ。・・・ごめんな!おれがあのとき、サトミに余計なことを言わなければ、こんなことに、なっていなかったはずなのに!!」
サ「あ、はは・・・ソウスケの、せいじゃないよ。そんなに、心配しなくて大丈夫、だから・・・」
ソ「ごめんな!サトミ!」
ソウスケがそう言ったあと、またサトミは眠りについた。
ーーそして現在に至るーー

ブ「仕方ねえよ。昨日の今日なんだから」
ソ「ほんとに、あのときサトミに言っていなければ・・・サトミがおかしくなっている事に早く気付けていれば、こんなことにならなかったはずなのに、おれのせいで・・・!!」
ゲ「まずは落ち着け。お前一人で抱え込む必要はない。少なくとも、僕たち全員に問題があったはずだ」
ソ「でも・・・!!」
シ「ゲンパチさんの言う通りですよ!ソウスケさんのせいじゃありませんよ!」
そう言われながらも、やはりソウスケは罪悪感があるのか、晴れない顔をしていた。
その時。
サ「み、みんな・・・?そこにみんな、いるの・・・?」
ソ「サトミ!?大丈夫か!?」
サ「ソウスケ・・・あたしは、だいぶ、平気になってきたよ・・・」
ソ「熱は?・・・37.3度、だいぶさがってきたんだな・・・!よかった・・・!」
サ「みんな、あたしに付きっきりで看病をしてくれたの・・・?ありがとう、みんな」
ブ「一時はどうなることかと思ったよな。おまえ、時々うなってたし」
サ「え・・・?そ、そうなの?全然、気がつかなかった」
シ「でも、サトミ様が元気になられているようで、よかったです!グスッ」
サ「シノ・・・ちょっと、泣かなくてもいいんじゃない?」
ちょっと暑苦しい・・・
ゲ「それぐらい、みんなが心配したということだ」
うん。心配かけちゃったね。
ケ「無事でよかった!」
ミ「だよな!」
ダ「よかったでござる」
シンベー「グムン・・・」
みんな・・・!ありがとう・・・!
シ「ですが、今日が土曜日でよかったです!明日は、学校もないですし、今日と明日、ゆっくりお休みになってくださいね」
サ「うん。ありがとう、シノ。それに、みんなも、色々と心配かけちゃったけど、ありがとう!」
ブ「まあ、これでよかったんじゃねーの?」
ソ「あぁ・・・本当にサトミが無事でよかった!」
大げさだな。あたしは、大丈夫だよ。
サ「それに、こんなことで、くたばってなんか、いられないからね」
ふと、みんなの目付きが変わった。あたしと、同じことを、思っているんだと思う。
ソ「そうだったな・・・」
ブ「試練が来るかもしれないんだろ?それも、もうすぐ」
うん。だから、ここで負けるわけにはいかないんだ。
ソ「だからって、あまり無茶はするなよ?」
サ「大丈夫!今日と明日は、ちゃんと休むから」
ソ「なら、いいけど」
みんな、本当にありがとう!
あたしは、この家と、このいまいる家族を守るために・・・
シ「サトミ様。おかゆがありますが、お食べになりますか?」
サ「うん!おかゆ、もらうね」
自分の居場所をなくさないために・・・
ソ「・・・じゃあ、下に行ってるよ?」
サ「うん。後で下にいくよ!」
みんなと協力して、頑張るから!!

ー第8話終わりー