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二次創作小説(紙ほか)
- Re: かつて魔法少女と悪は敵対していた ( No.40 )
- 日時: 2016/01/10 19:26
- 名前: のれり (ID: R4l9RSpR)
《某日、昼過ぎ。スライム投下作戦決行》
「フハハっ人がゴミのようだ!」
戦闘員にスライムを投下させ、私は空から地上の人々の慌てふためく様子を見て高笑いをした。実に愉快だ!!
今日は魔法少女による妨害もなく、私達悪の組織の勝利と言っても過言ではないだろう。残念だったな、魔法少女よ。
〜組織に帰還〜
今日は妙な動悸に惑わされずに仕事ができたな……。
私は地上の様子をみるため、モニター室へと足を運んだ。
ガチャリとモニター室の扉を開けると、モニター監視員が振り返り、話しかけてきた。
「参謀殿、お疲れ様です。作戦は成功ですよ」
モニター監視員は笑顔を浮かべ、嬉しそうに話しかけてくる。
もっとも、戦闘員達は皆、覆面をしているので表情などはわからないが。
「人間どもの様子は?」
「魔法少女が一身にくいとめていますが……時間の問題ですね!」
『バリン』
モニターには、魔法少女が映っていた。
魔法少女の脚や腕、胴などにスライムのぬめぬめとした触手が魔法少女の身体を蹂躙している。
ちなみに、もちろん私のメガネは粉砕した。
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