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二次創作小説(紙ほか)
- Re: かつて魔法少女と悪は敵対していた ( No.47 )
- 日時: 2016/01/10 19:28
- 名前: のれり (ID: R4l9RSpR)
参照がいつの間にやら400突破です!
ありがとうございます!
これからも更新頑張ります!
応援、よろしくお願いします!
それでは、下から本編に移ります
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自分でスライムを放ち
「メラゾーマッ」
セルフ退治とは、これいかに。
「はぁ……まったく!こんなモンスター程度に容易く醜態を晒すとは……!」
先ほど私が放った、メラゾーマの炎で、スライムたちはプスプスと音を立てながら焼け焦げていった。
「けほっ……ご、ごめんなさ……」
「…………っ!」
魔法少女は少し咳き込みながらも、真っ赤な顔を上げ、私に謝ってきた。
魔法少女の服はところどころ裂け、焼け焦げており、目には涙をうっすらと浮かべていた。
「……家まで送ろう」
私は、自分の着ていたロングコートを魔法少女の肩にかけ、歩き始めた。
「あ、あの!参謀さん……服……」
魔法少女は私に駆け寄り、ワイシャツの裾を掴んできた。
かわいい。
すごく可愛い。
私をどうするつもりだ!?
魔法少女よっ!?
「……。来て帰りなさい」
今は顔が緩みきっている。
魔法少女が私の後ろにいてくれて、本当に良かったと改めて思った。
「参謀さんの服……大きくて温かい……」
「……っ!?」
なんということだ!魔法少女!!!!!!!!
私はプルプルと震える手でそこら辺に落ちていたスライムを鷲掴みにした
「あああっ!私はどうしてしまったんだ!!私をどうするつもりだ!!
寧ろどうしたらいい!?」
誰がこのなんとも言いがたい衝動の抑え方を教えてくれっ!!!
ギチギチと、スライムを握る手に力を込めた。
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