二次創作小説(紙ほか)
- 文月学園レポート:特別仕様の腕輪について ( No.17 )
- 日時: 2015/07/23 21:44
- 名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)
文月学園レポート:特別仕様の腕輪について〜白金・黒金の腕輪とは〜
白金の腕輪(代理召喚型)所有者:月野 造
起動キー:『起動(アウェイクン)』 終了キー:『解除(キャンセル)』
原作では雄二が持っていた召喚フィールドを形成出来る腕輪。この作品では原作と違い欠陥はなく、実は召喚フィールドに入れば問答無用で召喚獣に成る造を不憫だと思い『なら月野自身が召喚獣に成る成らないを自分で選べるように』と造のために学園長が作ったとされる。
科目指定可能で原作のような起動のたびに点数を消費するのではなく、所有者(造)の取った点数に応じてフィールドの広さが変化する設定。
例を挙げれば、現代国語(500点相当)では、教師フィールドにも匹敵するほどのフィールドが張れるが、逆に英語(2〜3点相当)では、最早自分以外は召喚獣を呼び出せないほどにフィールドの範囲は狭いとのこと。
また、フィールドをその場に張るのではなく造自身に纏わせてそのまま召喚獣の状態を保持する事も可能。これはあのオカルト騒動の時、白金の腕輪のシステムを《文》が乗っ取った結果出来るようになったとのこと。
白金の腕輪(同時召喚型)所有者:吉井 明久
起動キー:『二重召喚(ダブル)』 終了キー:『解除(キャンセル)』
原作同様明久が所有者。今のところ大幅な変更点は無い。使用者(明久)の点数を二分してもう一体召喚獣を呼び出す機能を持つ。
強化合宿編の対久保戦で初使用された。原作と違うことと言えば、造の持っている腕輪と同じく終了キーが付いている事くらい。解除(キャンセル)の一声で元の一体に戻す事が出来る。
実はまだ隠された機能があるらしい。……が、まだまだ明久自身の点がそれを発動できるまで至っていないことに加え、学園長が『誰があんなバカに教えるかい』と拗ねているそうで所有者の明久自身知らないらしい。
黒金の腕輪(召喚制御型)所有者:坂本 雄二
設定キー:『設定(セット)』 起動キー:『再設定(リセット)』
オリジナルの腕輪。2年3年によるオカルト召喚獣版肝試し対決の時に雄二に贈られた賞品。『場の安定』の目的で作られた腕輪。
腕輪を使えばその召喚フィールドのあらゆる状態がリセットされる。最初に『設定(セット)』のキーワードを唱えておき腕輪にその場の状態を覚え込ませ、『再設定(リセット)』のキーワードを唱えると腕輪に覚え込ませた状況に戻る。……つまりそのフィールドで召喚された召喚獣の消費した点を元の状態に戻すことが可能という腕輪。
一見中々使えるようにも思えるが勿論欠点があり、その場で召喚した召喚獣は例え敵だろうと点が元に戻る上、あらかじめ設定キーの『設定(セット)』を発動しなければリセットは使えない。おまけに一度リセットした場は張りなおさない限り、改めて設定出来ないとのこと。また、戦死した召喚獣を回復させることは不可。
実は前記の能力はあくまで付属品。本来の用途はシステムを通常状態に戻すことや暴走した召喚獣を安定させる為のもの。召喚野球編で使用予定。