二次創作小説(紙ほか)

番外編:寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜その② ( No.202 )
日時: 2015/12/20 21:16
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

———吉井家———


造Side


『おーっす、ご馳走貰いに来たぞ明久』
『…………お邪魔する』
『いやぁ待ってたよ二人とも。良く来てくれたね』

ヒデさんと二人、絞首台に立たされる死刑囚の気持ちを味わいながら、すでに頬を伝う涙も枯れ果て始めた頃、何も知らない友人のお二人の声が玄関から聞こえてきました。

『どうせお前じゃなくて玲さんが提案したんだろうが、何にせよ感謝はするぜ。今日は遠慮なく食わせてもらうぞ』
『…………メシ抜いてきた』
『そっかそっか、そんなにも食べたいんだ二人とも。じゃあ是非とも今日は楽しんで逝ってね!』


ガチャッ! ジャララ……


『あ?何だ明久鍵なんかかけて』
『…………チェーンまで必要か?』
『ん?ああ、最近物騒だからちゃんと戸締りするようにって管理人さんから言われててさ。造“たち”も待ってるし、先行っててよ』

そんなことを言いつつ、しっかりとゆーさんこーさんの脱出経路を塞ぐアキさん。

『……お、おう。先行っとく……か』
『…………どうした雄二』
『……いや、何か嫌な予感がしてきたんだが。お前は何か感じないかムッツリーニ?』
『…………特には。嫌な予感って海の幸が?フグとかはないらしいし別に毒はない———』

いえ、毒以上かと。流石に勘の良いゆーさんは何かしらの違和感を感じ始めたようですが……申し訳ありません、もう遅いかと。こーさんがそう言いながらリビングの扉を開けると。

「……すまぬお主ら」
「……ごめんなさいですお二人とも」
「あ、坂本君に土屋君。こんばんは」

沈んだ顔の自分とヒデさん、そして必殺料理人である姫路さんがエプロン姿でお出迎え。

「「———っ!!」」

「逃がすかぁ!」

「「———っ!?」」

その瞬間すべてを悟ったお二人は咄嗟に踵を返して撤退しますが、その行く手を廊下の壁にダンッ!と力強く叩きつけたアキさんの足が遮ります。

「ハッ……遅いよ、腑抜けたようだね二人とも。ここから先は地獄への一方通行。逃げられるとでも?」
「て、テメェ!?やけに気前がいいと思ったら“そういうこと”か!?」
「…………死ぬなら独りで死ね……!巻き込むな……!」
「いやぁ、思い出しちゃってさ。最近雄二もムッツリーニも瑞希の料理を食べる機会がめっきり減ったじゃない?僕か美波、そして気を遣ってくれる造に任せっきりだったじゃない?……君たちにも瑞希の愛情たっぷりの料理の味を思い出してもらおうと思ってね☆」

「「自分の嫁の料理くらい、自分で処理しろ……!」」

隠しても隠しきれない明久殺すと言いたげな視線をアキさんにぶつけるゆーさんとこーさん。

「いやぁ仲間って良いよね!二人とも僕や造や秀吉のピンチを見捨てられるのが心苦しんでしょ?ここは皆仲良く切り抜ける方法を探そうよ!」

「「…………(じー)」」

「や、止めろ造に秀吉!?そこのバカがどうなるのかは知ったことじゃないが、そんな捨てられた子犬の目をすんなっ!?」
「…………み、見るな……そんな目で見るな二人とも……」

頼りになる友人たちの襲来に、アイコンタクトでたすけてと訴える自分とヒデさん。これでも多少は姫路さんの料理に耐性が付き始めている自分ですが、玲さんまで緊急参戦した料理を食べるのは流石に厳しいものです。誰だって死ぬのは嫌ですし、出来ることなら全員で知恵を出し合い、全員で生き残りたいハズ。

「こ、こうなりゃ明久を今ここで滅し造たちも連れて脱出するしか……」
「…………雄二、暗殺は任せろ」
「ははっ!ナイスジョーク二人とも」

「「冗談が一生言えないように今ここで消してやる明久……!」」

そんな自分の気持ちとは裏腹に、早速アキさん抹殺計画を立て始める友人たち。ただその抹殺計画を間近で聞いても切り札を持っているアキさんは余裕な様子。そうですね、どの道ゆーさんとこーさんはここに残るしかないですものね。だって———

「……まあまあ落ち着いてよ二人とも。これを聞いた後でも、君たちはここを降りるとでも言うの?僕はある意味で“君たちのためにも”二人を呼んだと言うのに」
「やかましいバカ久、テメェの戯言なんざ聞かねぇよ……!」
「…………今すぐ塵となれ」
「この言葉を聞けば、きっと二人も考えを改めるよ。何せ———」

そう言って、一度大きく息を吸い込んで、アキさんは次の言葉を紡ぎます。

「……悲しいことに瑞希がすでに“霧島さんと工藤さん”も呼んじゃったんだよ……っ!そういうわけで君たちもこの地獄から降れないのさ……っ!」

「「…………っ!(ぶわっ)」」

———アキさん必殺の切り札に、最早引けないことを悟ってしまいただただ涙を流すしかないゆーさんとこーさん。そう、本来自分もゆーさんたちを巻き込むことは不本意でしたが……耐性のない優姉さん、そして霧島さんと工藤さんが下手に食べてしまえば命にかかわってしまうため、死ぬ気で自分たちで処理する他に道はないこの状況。

「一応誤解無いように言っておくけど、霧島さんと工藤さんの二人を死なすわけにもいかないから止めたんだよ僕らは。それも全力でね」
「ただその……折角ですから皆さんに食べてほしいですっ!と姫路さんが聞かなくてですね……」
「玲殿もそれはいいですね、と賛同し姫路は満面の笑みを浮かべたままあっという間に全員に連絡しての」
「姫路はホント、行動早くて偉いなぁ……!」
「…………工藤を死なすわけにはいかない……」

こうして姫路さんの料理被害者の会男子メンバーは、自分たちの身を守るため、そしてそれ以上に他の大切な友人や家族、大事な人を守るため泣く泣く作戦を練ることになりました。……今日は楽しい楽しい土曜日だったはずなのですがね……何がどうしてこうなったのやら。


〜男子諸君作戦立案中〜

番外編:寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜その② ( No.203 )
日時: 2015/12/25 21:44
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

「で、どうするんだ明久」
「どうするって言われてもこっちが聞きたいくらいだよ」
「せめてキッチンに入れればいいのですがね」

まずはオーソドックスに何かおかしなものを入れないように監視すべく、キッチンを見張ろうとしたのですが“キッチンは女の戦場なんです”と姫路さんと玲さんに追い出されてしまった自分たち。いえ、確かに死人が量産されると言う意味では“戦場なんです”と言う言葉も間違っていませんがね。それにしてもいつもは女の子扱いなのに、こういう時だけ何故だか自分やヒデさんも男性組にカウントされて追い出されると言うこの謎理論を説明してくれる方いませんか?

『玲さん、瑞希。大体こんな感じでいいかしら?』
『ええ、優子さん。ありがとうございます』
『すみません優子ちゃん、そっちは一人で任せちゃって』
『気にしないで。料理は瑞希と玲さんに任せちゃってるわけだし。アタシ料理は……うん、まだまだ修行が必要だからね』

あ、ちなみにそんな姫路さんと玲さんの腕前を知らない優姉さんですが、料理に慣れていないからとテーブルクロスを敷いたり食器を並べたりしてくれています。正直慣れていないとはいえ優姉さんは体育祭で美味しいお弁当を作ってきてくれた経験もあるので、寧ろ優姉さんが作ってくれた方がおいしさ的にも生命的にも非常に助かるのですが、と大きな声で言えない自分が情けない……

「あの、明久君」
「ん?な、何かな瑞希?」
「ちょっと道具を探しているんですけど」

と、何か突破口がないかと全員で考えていると姫路さんがひょこっとキッチンから顔を出してアキさんにそう聞いてきます。なるほど人の家のキッチンは何がどこにあるのかわかりませんよね。そういう意味でもここはアキさんに作ってもらえばいいのにと思いますが……

「オッケー、何が必要?せいろとか寸胴とかなら棚の上に———」
「いえ、探しているのは瞬間接着剤です」

「「「「「…………」」」」」

…………思わず全員が絶句。今、この場にいる男子全員の料理の根底が覆された気分です。ああ、絶対死ぬ、今日絶対この場で死んじゃう……

「みみみ、瑞希ぃ?わかっているとは思うけど、料理に接着剤なんて入れたらとても危険が危ないんだょ……?」
「?何言ってるんですか明久君。お料理に接着剤入れたら大変ですよ」

その姫路さんの言葉に、全員がほっと安堵します。さ、流石にそこまでアレじゃなかったですよね……良かった、本当に良かった……

「だ、だよね!ハハハジョークだよジョーク!…………あれ?じゃあ何で接着剤いるの?」
「えっと、ごめんなさい。ブイヤベースを作っていたら圧力鍋が真ん中から破裂しちゃって。玲さんがすぐにくっつければ大丈夫だって———」

圧力鍋が、真ん中から、破裂……かぁ……

「(もうダメじゃ……ワシらはここで死ぬんじゃ……)」
「(さぁて、皆さん今のうちに遺書でも書いておきますかね……)」
「(来世でも僕らみんなで一緒にバカやれたらいいよね……)」
「(くそっ……俺にはまだ現世でやり残したことがたくさんあるのに……)」
「(…………生きたい。もっと……)」

微かな希望を見た直後の絶望って、こんなにも辛い物なのですね……やっぱり駄目です。今日この場で殺られる運命なんです自分たちは……

「造くん、吉井君。代表と愛子来たわよー……って、ホントに今日はどうしたのよ。みんなして泣いて」
「……どうしたの雄二に造、泣いてるの?」
「こーたくんに吉井君に木下君も、何かあったのカナ?」

と、絶望に打ちひしがれている自分たちを目の当たりにしながらも、何も知らずに死の晩餐会に参加させられた霧島さんと工藤さんのお二人が到着したようです。

「いらっしゃい霧島さんに工藤さん。今日はその、ゴメンね」
「……何が?よくわからないけど、家からこれお土産。玲さんに」
「ボクはこれね、はいどうぞ」
「お土産まで……ほんっと、ゴメンね……」

お土産に工藤さんはオレンジやグレープフルーツなどの果物を、霧島さんはワインをアキさんに手渡します。お二人とも気遣ってくれているだけに、これから起きることに付きあわせてしまう申し訳なさで胸いっぱいになる自分たち。

「翔子……お前、今日体調悪くないか?何なら今すぐ帰るべきだと思うんだがな(寧ろはよ帰れ、死ぬぞ……!)」
「……?元気だけど」
「…………工藤、用事あったり都合が悪いなら帰っていいと思う(工藤、いのちだいじに)」
「特に何にもないから大丈夫だよー?」

せめて最後の足掻きをと、ゆーさんにこーさんがそれぞれの大事な人にそれとなく帰るように促そうとしますが、事情を全く持って理解していないお二人にはゆーさん&こーさんの想いは届くはずもなく。唇を強く噛んで己の無力に打ちひしがれるゆーさんたち。

「ボクら玲さんに挨拶してくるね」
「……また後で」

何故打ちひしがれているのかわからずに、そのまま玲さんたちに挨拶に行く霧島さんと工藤さん、そして彼女たちに着いていく優姉さん。三人を見送ると、再び作戦会議開始です。

「どうすんだコラバカ久……テメェがしっかり自分の嫁の一人を管理しねぇから……!」
「…………最悪明久に(工藤の分だけでも)食わせてやる」
「こうなったらもう一蓮托生だよ、女性陣に食べさせず且つ僕たちが生き残る方法を考えようよ」
「腕っぷしは強くとも、姉上も姫路と玲殿の殺人料理のコンボには耐えられるはずないからの……」
「この場から女性陣を帰すことは実質無理そうですし、他の策を練りませんとね」

こうなれば力ずくにでも自分たちが料理を———いえ、駄目ですね。先ほどもあれだけ自分たちが作りますと言っても聞かなかった姫路さんと玲さんです。キッチンから梃子でも動かないのは目に見えています。

番外編:寒い日は鍋が一番!〜闇鍋?病み鍋?暗黒鍋デス〜その② ( No.204 )
日時: 2015/12/20 21:40
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: Thm8JZxN)

「翔子たちが姫路や玲さんの殺人料理に気付けばいいんだがな……」
「いや、多分それ無理だと思うよ雄二……霧島さん達が何か指摘しても悪化する恐れもあるし」
「…………今以上に悪化するとでも言うのか……!?」

料理上手な霧島さんや最近こーさんに習っている工藤さんなら姫路さんと玲さんの料理(?)の異常性に気付いて注意してくれるかもしれませんが……アキさんや島田さんが何度もそれとなく注意しても治らなかった姫路さんのキラークッキングの腕前です、どうにかなるとは思えません。

「そもそも霧島さん達でさえ作り終えるまでキッチンに入れて貰えないかもですよね……」
「姫路も玲殿も随分気合入っておったからのう……」

そう、そもそも今日は二人で作る番と言ってましたし霧島さんたちですらキッチンに上げて貰えない可能性だって否めません。このようにいくつか策を考え出しても、すぐさま無理だと悟る自分たち。ただ死刑執行までの時間が刻々と過ぎ去っていきます。

「あ?そういや気になってたんだがよ。お前のもう一人の嫁の島田はどうした明久」
「……何その美波の変なあだ名は。まあそれはともかく……美波がどうしただって?はぁ?何?雄二はバカなの?そりゃ瑞希が一番に呼んだけど、来るはずないじゃない。美波は唯一女性陣の中で瑞希の腕前知ってるのにさ。きっと用事があるって言って来ないはずだよ」

と、ゆーさんのそんな疑問に心底呆れたようにアキさんが返答します。ああ、言われてみれば確かに。

「テメェにバカ呼ばわりは心外だが……そりゃそうか。事情知ってるなら好き好んで地獄の晩餐会に参加する必要なんてねーしな」
「…………まあ、そうだろうな」
「うむ、島田は逃げ切れたようじゃな。葉月ちゃんを残して逝くわけにはいかんじゃろうしの」
「これ以上の犠牲者は作りたくないですからね」
「つーか寧ろ一人でも事情を知っている奴が外にいる方が安心だな。島田の事だ、頃合いを見て救急車でも呼んでくれるだろうな」
「その通り。だから最悪女性陣に食べさせる前に死ぬ気で処理して、後は美波が呼んでくれるであろう救急車が来るまで三途の川の手前で踏ん張れば良いんじゃないかな」

「「「「つまりは……いつも通りか……」」」」

この時間になってもいないと言うことはそう言うことなのでしょう。きっと色々と理解している島田さんの事、ゆーさんの言う通りしばらくしてから救急車を呼んでくれるはずですしそこは安心していいでしょうね。アキさんも島田さんが食べずに済むことには非常に安堵しているご様子。そりゃあ大事な一人が死ぬ思いをしなくて済むんですもの、安堵もしますよねー


ガチャ!


『お邪魔するわ。ゴメンね遅くなっちゃった。こんばんは瑞希』
『あ、お待ちしてました!何かあったのかと思って心配しましたよ———“美波ちゃん”!』

「………………は?」

……なんて、そう気楽に考えていた矢先。玄関から何故か、その話題の彼女の声が木霊しました。その声にアキさんは文字通り目が点になり固まってしまいます。え、うそ……?ど、どうして……?声の持ち主は姫路さんに連れられて自分たちのいるリビングへ。そうその人は、絶対にここに来ないと信じていた———

「うん、みんな居るわね。こんばんは、そして———お待たせ。さあ“逝き”ましょうか」
「…………なん、で……ここに……美波っ!?」

「「「「し、島田(さん)!?」」」」

そう、アキさんの大事な人の一人。我らがFクラスの数少ない女子にしてFクラス仲良しメンバー兼姫路さんの料理被害者の会メンバー紅一点の———島田美波さんでした。

「はいアキお土産よ。ゴメンね、これ買うのと葉月寝かしてから来たから遅くなっちゃったわ。今日は両親がちょっと出かけてたから葉月が寝るまで家から出られなくてね」
「え……あ、りがと……じゃなくて!?みみみ、美波!?なんで、どして!?」

彼女の出現に混乱しまくるアキさんと、そう言って薬局のレジ袋をアキさんに手渡す島田さん。中に入っていたのは———とても良く効く自分たちも愛用している胃薬の山です……ありがたいと思う反面、アキさんと同じく何故彼女がこの場にいるのか疑問が尽きません。

「(ど、どうして!?み、美波どうしてここに来たのっ!?)」
「(……どうしてってアキ、ウチは瑞希に呼んでもらったから———)」
「(ち、違うっ!?わかってたはずでしょ!?瑞希と姉さんが料理するんだよ!?用事があるとか言って回避できたはずなのに、そもそもご両親がいないなら葉月ちゃんの面倒見なきゃいけないってだけでここに来れない理由にできるでしょ!?それなのに何で……!?)」

姫路さんが近くにいる手前、下手な話は出来ないとアイコンタクトで島田さんにそう尋ねるアキさん。ちなみにアキさんだけでなく、自分たち被害者の会メンバーも島田さんの行動に驚いています。あの破壊力を知っている島田さんなら、アキさんの意図を汲み絶対に来ないと思いましたのに……どうして彼女はここに……?

「(……大丈夫よ。葉月が家で待っているんだもの、絶対に生き残ってやるわ)」
「(いや、そもそもこの地獄に来ちゃダメなんだよ!?今ならまだ間に合うから逃げるんだ!美波、キミまで死にかけることなんか———)」

そのように大慌てで島田さんに考え直すようにと提案するアキさんの言葉をやんわりと否定し、島田さんは覚悟の決めたとても凛々しい目つきでこう返します。

「(……最悪でも、瑞希の分はウチが食べなきゃね。それにいいのよ、アキを独りで逝かせるわけにはいかないもの。大丈夫、死ぬときは一緒よアキ)」
「〜〜〜〜〜〜っ!っ!!」

「「「「…………島田(さん)」」」」

島田さんのその言葉に大粒の涙を零し「……めん、ごめん、ごめんねみなみぃ……」と呟くアキさん。そしてアキさんの涙を拭き慈愛に満ちた笑顔で寄り添いながら、この場にいる誰よりも覚悟を決めて死の晩餐会に参戦した島田さん。こう言っては非常に失礼ですが、今ここにいる誰よりも男らしい心意気を持っていらっしゃいますね。なんてかっこいいんでしょうか、このお方……

と言うわけで、いつもの姫路さんの料理被害者の会フルメンバーでこの死の晩餐会に挑むことに。心強い味方が増えたことは良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、役者は揃いました……こうなれば全員で生き残るまでdeath(デス)!