二次創作小説(紙ほか)

125時間目 同棲パニック編スタート〜アキさんはハーレム男〜 ( No.224 )
日時: 2015/12/31 21:22
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

造Side


スポーツの秋———召喚獣版野球(文月学園らしいイベントでしたね)

芸術の秋———召喚獣版人形劇(文さんが色んな意味で大暴れでした)

食欲の秋———闇鍋もとい姫路さん必殺の暗黒鍋(ノーコメントです)


……と、そんな秋らしい(?)秋もあっという間に前半が過ぎ去って、季節はいつの間にやら冬を迎えつつある秋後半。吐く息はもうすでに白く、これから舞い散るであろう雪の色を連想してしまいますね。

「肌寒くなりましたねヒデさん、優姉さん。夏はあんなに冬が来て欲しいって思っていましたのに、いざ冬になればまたすぐに夏が恋しくなりますし」
「そうじゃのう。ワシも近頃は早朝ランニングが辛くなってきての。流石にそろそろ寒さが身にこたえるからの」
「まあ、そう言いながらもちゃんと毎日欠かさずトレーニングしているところは秀吉らしいのかしらね。もしかしてそれが美容の秘訣だったりするわけ?」

そんな会話を木下姉弟の優姉さんとヒデさんと三人並んでやりながら、今日も元気に文月学園へと歩んでいきます。

「美容の秘訣……いや姉上よ、そこはせめて健康の秘訣と言って欲しいのじゃが」
「確かに……ま、それはそうと本当にヒデさんは凄いですね。自分は寒いのはちょっぴり苦手で。どうにも布団から出るのが辛いんですよ」
「おお、それはよくわかるぞい。冬の季節は本当に人肌恋しくなるからの」
「ふふっ♪やっぱりそうですよねー」
「(ピクッ)人肌恋しい……か」
「ん?優姉さんどうかしたんですか?」
「何じゃ姉上、ワシらをじろじろ見て?」
「ふむ……(弟たちが同じベットの中でお互い温もりを求め合いつつ、キャッキャウフフ……そこに姉であるアタシも入って———これは萌えるッ!)」

「「っ!?」」

……な、何でしょう?今何だか物凄く背筋がゾクってなった気が……おまけに優姉さんの目がすっごく怖い気がするんですが。と、とりあえずさっさと話題を変えませんとね!

「そうそう!体育祭が終わって以来イベントらしいイベントって最近ありませんねー!何か楽しい事って無いでしょうかねー!?」
「そ、そうじゃな!おお、イベントとは言えぬかもじゃがそろそろ本格的に試召戦争が始まるのではないかの!?」
「ん?試召戦争が?」

ヒデさんナイス話題変えっ!優姉さんも試召戦争の話題に興味を向けたようですね。

「そうでしたそうでした。学園長の話では色々召喚獣の調整に(主に文さんのせいで)時間がかかったそうですが、早ければ来週の頭に戦争解禁になるかもって仰ってましたよ」
「ああ……もうそんな時期だっけ。ふふっ♪やっぱりFクラスはAクラス打倒を狙っているのかしらね?」

「「それは……ナイショで」」

「あら残念。まあこれだけは言っておくわ。私たちAクラスは皆、あの時の———そう、アンタたちと引き分けに終わった試召戦争の決着をいつかつけたいって思っているから。坂本君に言っておきなさい。“うちの代表が(色んな意味で)待っているわ。いつでも来なさい”ってね」

そう楽しそうに優姉さんは言い終わるとほぼ同時に文月学園に辿り着いた自分たち三人。そのまま優姉さんとは靴箱で分かれて今度はヒデさんと一緒にFクラスに向かう事に。それにしても試召戦争ですか……

「やれやれ。姉上は随分やる気のようじゃの」
「まあ、それは自分たちもそうですがね。打倒Aクラスはゆーさんや自分たちは勿論のこと、Fクラスにとっての最大の目標ですし」

上履きに履き替えながらヒデさんとそんな話をします。まあ、Fクラスは最低クラスの意地。Aクラスは最高クラスの誇り。それぞれ負けられない理由も信念もありますからね。それに四月にあったAクラスVSFクラスの試召戦争の決着を付けたいのはお互い様でしょうし。

「そうじゃな。とは言えのんびり屋のワシとしては試召戦争だけではなくもう少しのんびりとしたイベントもあって欲しいものじゃがの」
「あ、自分もそれは思いますよ。何せ文月学園自体が色々忙しい学校ですしのんびり出来るイベントもあれば嬉しいですね♪例えばお茶会とかどうです?」
「うむ、それは中々良いのう。他にも……おお、そうじゃ!寒くなったわけじゃし校庭で焚き火でもやって焼き芋を作るのなんてのもどうじゃ?」
「わぁ!それも素敵ですね♪季節もピッタリですし温かい焼き芋なんて最高じゃないですか♪」

そんな会話をヒデさんと笑い合いながらしつつFクラスの教室の扉を開けると———


ガラッ!


『『『ヒャッハー!!!異端者共は消毒だァー!!!』』』

『『『寒くなってきただろぉ?暖めてやるぜぇ?地獄の業火でなぁ!!!』』』

『『『そぉら!焚き火だ焚き火だ、吉井&坂本焚きィ!!!』』』』

「「あっじぃ!?ちょ、ホントに火ぃ付いてる!ホントに火ぃ付いてる!?」」

「「…………おぉう」」

———もうすでにクラスメイトの皆さんが焚き火をしていました。場所は教室で。しかもアキさんとゆーさんを燃やしながら、ね。この教室はいつから世紀末の舞台に突入したんでしょうか……?まあいつものこと(?)ですし、今は急いでアキさんたちを助けて消火しませんとね。

それにしてもこういう光景に本気で慣れ始めた自分が怖いです……


〜造&秀吉消火中〜

125時間目 同棲パニック編スタート〜アキさんはハーレム男〜 ( No.225 )
日時: 2015/12/31 20:50
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=10210

「えっと、大丈夫ですか?ゆーさんにアキさん。朝から見事に燃えてましたが」
「本当にお主らロクな目に遭わんのう。流石に不憫に思えるぞい」
「やれやれ、助かったぜ造に秀吉。毎度毎度サンキューな。後おはようさん」
「おはよ造に秀吉。いつもゴメンね。全く危うく上手に焼かれるところだったよ。妬かれていただけに」
「アキさん、冗談ではすまないような事になりかけていたんですしもうちょっと危機感を持って下さいね……」

とりあえず何とかアキさんとゆーさんを解放(と介抱)して朝の挨拶をする事に。と言いますかいつもの事なので今更口に出して言いませんが、朝教室に来てみたら黒装束のクラスメイトが友人たちを燃やしているって……常識さんは何処へ逝ったのでしょうかね?

あ、ちなみに他の皆さんですが……騒ぎを聞き付けた西村先生に生活指導室兼お説教部屋に連れて行って貰いました。今頃『お前ら教室で焚き火をするなど何を考えているんだ!?』って感じでお説教中でしょうね。西村先生、本当に朝からお疲れ様です。

「そもそも一体どうしてお二人とも朝からあんな事に?」
「まあ異端審問が行われておった時点で明久は姫路と島田、雄二は霧島関係で何かあったのじゃろうがな」
「ああ、それね。それは勿論———」
「ああ、それか。それは勿論———」

そう言うとアキさんとゆーさんはお互いを指差して、

「「コイツが悪いんだ、造に秀吉」」

「「……えーっと」」

うーん。これもまた毎回の事ですが、指し合わせたように息ぴったりにお互いに指差すところとか絶対お二人とも仲が良いって思うんですがどうなんでしょうね?

「(ボコッ!)いや、それがさ。聞いてよ二人とも。このバカ雄二がさ」
「(ゴスッ!)まあ、このバカ久の言う事なんか無視して聞け二人とも」
「アキさんたち。せめて殴り合いながら説明するのは止めましょうね」
「FFF団がFFF団なら、明久たちも明久たちじゃのう」


〜明久&雄二 回想スタート〜


『ふわぁああああ……眠っ。あ、おはよ雄———』
『……おい吉井バカ久。世界一バカなお前に一つ話があるんだが?』
『ってちょっと!?なんで朝の挨拶すっ飛ばして人の名前を変えて呼ぶのさ!?失礼だぞバカ雄二!』
『お前が改名した事なんざ俺にとってはどうでもいい……バカ久、キサマ姫路と島田。この二人と同棲していると聞いたんだが、それについてお前から言いたい事はあるか?』
『………………ナンノコトカナー?』
『しらばっくれんな!すでに裏は取れてんだよ畜生がっ!テメェのせいでな……テメェのせいでナァ!』
『ちょ、ちょちょちょっと待って!?な、何で!?何で雄二がその事知ってんの!?バレないように二人には後から学校に来て貰うようにしてたのに!?』
『お前の二人の女房が翔子に包み隠さず幸せそうに話しちまったんだとよ!お陰で俺の自由は風前の灯。お先真っ暗!……クタバレこのバカの帝王!』
『し、しまった……二人に口止めするのすっかり忘れて———って危な!?いきなり殴りかからないでよ!いや、てか何でその事で雄二がキレてんのさ!?』
『うるせぇ!テメェが姫路と島田と同棲なんてとんでもねぇことするから俺は……俺はっ!』
『???俺は、何さ?』
『翔子と同棲させられちまう事になっちまったじゃねぇか!今すぐにでもキサマと夏休みに余計な約束しちまった俺を殺してやりたいわ畜生めっ!』←バカな自分は召喚獣?〜夏休み編〜 それぞれの夏の過ごし方〜後編〜参照
『…………そうか、坂本雄二はとうとう霧島雄二になるんだね。おめでとう!そしてそのまま果てろ!』
『何がおめでとうだ!夢のハーレムなんか作りやがったお前の頭がおめでたいわ!』

『『『ほう…………やっぱりお前ら仲が良いな……吉井に坂本よ』』』

『『どこがだ!こんな女たらしと一緒に……げっ!?』』

『『『HAHAHA!謙遜するな。二人仲良く———まとめてあの世へ送ってやるから安心しろ異端者共』』』


〜明久&雄二 回想終了〜


「(ドゴォ!)ってわけなんだよ。つまり雄二のアホのせいで異端審問会に瑞希と美波との同棲がバレちゃったってわけなんだ」
「(ドゴォ!)ってなわけなんだ。つまり明久のバカのせいで翔子と同棲させられる上に異端審問会にとばっちりを受けたんだ」

と、そこまで(結局最後まで殴り合いながら)説明されたんですが……なるほどわからん。そもそもアキさんと姫路さんたちが同棲するって話は何処から来たんでしょうか?

「あの、それ以前にどう言う経緯でアキさんと姫路さん&島田さんの同棲生活がスタートしたんですか?初耳ですよそれ」
「そうじゃの。いくら好きあっているとはいえ流石に同棲なぞいくらなんでも早過ぎではないかの?」
「お?そういやその辺りは俺も知らんな。バカ久、説明しやがれ」
「あ、そう言えば説明するの忘れてた。てか雄二はその辺の話を知らずに仕留めようとしないでよ。実はね———」


〜明久再度説明中〜

125時間目 同棲パニック編スタート〜アキさんはハーレム男〜 ( No.226 )
日時: 2016/01/01 21:26
名前: 糖分摂取魔 ◆YpycdMy5QU (ID: 4.tSAP96)

ふむふむ……アキさんのお話を聞くに同棲を始めたのはこの前の闇鍋パーティが終わったその日からだそうです。何でも姫路さんのご両親が空港のストライキに巻き込まれ海外から帰ってこれなくなったと言う電話を彼女のご両親から受けた事から始まったとのこと。

「ああ、アレですか。空港が当分の間使用できないんですよね。実はうちの母とサクヤさん、蒼兄さんもちょうど海外に行っててそのせいでまだ戻ってこれないんですよ」
「え、日高先生とか造のお母さんたちまで?それ大丈夫なの?」
「はい。サクヤさんは死ぬほど寂しがっていましたが……まあ、我慢してもらうしかないですし。母さんは蒼兄さんたちに任せておけば大丈夫ですし。家には偶に帰ってくる父とお手伝いさん&執事さんも二人ほどいますので心配ないですよ」

ちなみに母さんはまだまだ遊び足りなかったようですから、ちょうど良かったと喜んでいた模様。おとーさんによろしくねーと言ってましたね。

「そっか、なら良かったよ。それにしてもあのストってしばらく続くらしいね。———で、話を戻すけど、瑞希の電話を受けたときは瑞希は美波の家にでも泊ってもらおうかなって思ってたんだけど……」

ところがどうした事でしょう。姫路さんの電話の直後、今度は島田さんも同様に彼女のご両親から連絡があったそうで。しかもその内容はたまたま海外出張していた島田さんのご両親もそのストライキで帰れなくなってしまったとの事。

「それはまた難儀じゃのう。と言う事は島田と葉月ちゃんもご家族の方がおらんのか」
「うん。それで最近は物騒だし流石に美波と葉月ちゃんの二人もほっとけないでしょ?で、僕と瑞希と美波の三人でどうしようか話合ったんだけど」
「玲さんが“お二人ともご両親が戻られるまで、我が家に滞在しませんか?勿論葉月さんも呼んで”って提案した、と?本当かソレ?正直に言っちゃ玲さんに悪いが、お前の姉貴らしくねぇぞ」
「まあ、あんなのでも根は良い人だからね。困っている二人を見逃せなかったっぽいし」

そんな事を言いつつ、若干アキさんの顔は誇らしげ。アキさんも何だかんだで玲さんの事を尊敬していますからねー。今回は特に困っている姫路さんたちに手を差し伸べた事もあって嬉しいんでしょうし。

「って言うわけで瑞希と美波のご両親が戻るまで僕・姉さん・瑞希・美波・葉月ちゃんで同棲———と言うより共同生活って言った方が良いのかな?———をしてるって事。先に言っておくけどやましい事をやってしまったその日には僕、姉さんから利き腕以外全て折ってあげますねって宣言されてるし安心していいよ」

「「「なるほど」」」

それはまた中々の大所帯ですね。つまり一時しのぎのルームシェアみたいな感じってことでしょうかね。

「それにしても姫路に島田に島田妹。それに玲殿か……確かに雄二の言う通り、明久ハーレムと言えなくもないのう」
「ちょ、秀吉!?それどういう意味!?なんかその言い方だと僕がすっごい悪い男みたいに聞こえるんだけど!?」
「どうもこうも秀吉の言う通りじゃねえか。つーか明久は何気にシスコンでロリコンだからな。ちょうどいい機会だし姫路と島田にはその辺を矯正して貰えや。ともかくこれで翔子を止められるぜ。ったく世話掛けんな明久」
「そして雄二、キサマ勝手に話ややこしくした挙句に何で僕に不名誉なあだ名をつけようとするのかな?」
「あはは♪アキさんなら危ない事にはならないと思いますし、玲さんもいらっしゃいますから厳密に同棲ってわけではないのでしょう?安心しましたよ」
「つ、造ありがとう!君ならわかってくれると信じてたよ!造は僕の“女神”様だ!」
「……前言撤回します。まさかアキさんが自分をそんな目で見ていたとは。少し心配になってきましたよ。思わずおまわりさんにつーほしちゃうかもしれませんね」

「「二人の女房がいる上に、シスコンでロリコン、更にはショタコンか……」」

「って!?またしても不名誉なあだ名が追加された!?」

気のせいですよー気のせい♪全く、誰が誰の女神ですか。

『おはようございます……ってあれ?』
『おはよー……ってあらら?何か人少なくない?』
『おはよう姫路に島田。二人が予鈴が鳴って入ってくるとは珍しいな?ともあれそろそろHRだから席に着きなさい』

『『あ、はい!』』

そうアキさんをからかっていると、話題の姫路さんと島田さん。そしてクラス担任である西村先生もいらしたようです。さてさて、そろそろ朝礼の時間ですね。アキさんを弄るのはこの辺にして席に着きましょうかねー

「姫路さんたちもいらしたようですね」
「ついでに鉄人もね。んじゃとりあえずさっさと席に着きますか。それと雄二と秀吉はいい加減僕を変な目で見るのは止めてよね」
「……(ボソッ)お主が造を変な目で見るから悪いのじゃ」
「へいへい、っと。しかしそう言う事情なら安心だな。ったく翔子も異端審問会の連中も早とちりしやがって。ちゃんと明久の話を聞けば同棲でも何でもないってわかるだろうにな」
「そして雄二、それ話を聞かずに問答無用で僕に殴りかかったキサマが言えたことじゃないと思うんだけど」
「まあまあアキさん。さ、皆さん早く席に着きましょう。朝礼が始まるようですよ」

と言うわけで色々朝からありましたが、何とか朝の朝礼を(クラスメイトの大半が生活指導室逝きと言う結果になりましたが)迎える事が出来ました。さて、今日も一日頑張っていきましょうねー












……そう。この時は自分もゆーさんの言った通り、アキさんの先程の説明を聞けば皆さんも納得するとばかり楽観的に考えていたのですが。


———生活指導室———


『……どうして吉井や坂本のようなバカ共がモテて、このナイスガイな俺がモテんのだ』
『片やバカ共は女の子とウハウハ天国の同棲生活。片や俺たちゃムサっ苦しい鉄人と地獄の指導室逝きだと?こんな理不尽が何故許される?俺らはただ異端者を断罪していただけだと言うのに』
『……許すまじ吉井明久、坂本雄二、ついでに最近工藤と噂のあるムッツリーニ』
『ヒャッヒャッヒャッ!須川会長ォ……俺たチの誇リ高き異端審問会ノ在り方、そロソろ本気でアの腐レ外道共ニ知らシメなきゃナらなイって思いマセんかねェ?』
『……諸君、静粛に』
『っ!かっ、会長っ!?アンタまさかこのまま黙っているつもりじゃないでしょうね!?』
『いいから静粛に。落ち着いて私の言う事を聞いて欲しい……どうか安心したまえ。君たちの悔しさやアイツらへの恨み妬み憎しみ怒りそして殺意。全てを私は理解している。この際ぶっちゃけて言おう』

『『『……』』』

『…………吉井、坂本、ムッツリーニ。アイツら羨ま死ねええええええええええええええ!今度という今度はマジで堪忍袋の緒がブチ切れだぜヒャッハー!もう拷問だけじゃ物足りんッ!死刑なんて生温いッ!ここで輪廻すら絶ってやるッ!お前らも同じ気持ちだろうが同志諸君っ!?』

『『『Yahaaaaaaaaaaaaaaaa!!!』』』

『異端審問会会長・須川亮!今ここに、全リア充滅する宣言をさせて貰おうッ!手始めにまずはあの調子に乗っている三バカを葬ってやるッ!諸君———宴の準備をッ!』

『『『どこまでもついていくぜ会長ぉおおおおおおお!!!』』』

……ですが。アキさんと姫路さん&島田姉妹との同棲という一つの事実に対して、自分を含めいつものメンバー一同が甘く考えすぎていた為に今回のお話が非常に厄介なものになるなど、この時は誰も気づいていませんでした。