二次創作小説(紙ほか)

Re: オンライン!×サト8〜生死を分けた悪魔のゲーム〜 ( No.19 )
日時: 2015/08/06 15:55
名前: とらじ ◆9g4.dY7mOk (ID: w2QxUPin)
プロフ: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪

第三話

「ここが……舞さんの言ってた寮?」

目の前には、大きな寮がどーんとある

さっき車のなかでも舞さんとやり取りをしていて……門の前で待っててくれるって言ってたんだけど……

ぶっちゃけ特徴を言われてもだれだかわからない

あたしも、言ったんだけどね。

桃色の髪で紫色の瞳。黄緑色の大きなリボン

って……

「サトミちゃん?」

後ろから、聞いたことのない声が聞こえた。

振り返ると、お花がついてるピン止めを茶色の綺麗な髪につけていて、スラッと足が長くて背が高くて制服が似合ってて……

「舞さん?」

「はい。まずは、中へどうぞ」

やっぱりまいさんだ

中へ入ると食堂へ行く道、部屋へ行く道、部室へ行く道

「ここがナイトメア攻略部の部室よ。……リーダーの杉浦さんはちょっと怖いけど慣れれば平気だから。」

えっ、怖い?

「杉浦さん、この子が里見サトミちゃんです」

部室のなかにいたのは、リーダーの杉浦さんと他にも、数名の人が集まっていた

「…………お前のことはサトミってよぶからな。で、ここに住むのか?」

ひぃぃぃぃぃ……

ギロッと下から睨まれたぁ……

ってか住むって?ここの生徒じゃなくてもこの寮は平気なの?

「サトミちゃん、ここはあくまでもナイトメアをプレイしている人専用の寮だから……杉浦さんのお父さん……この学園の理事長がナイトメアに関わってるからここに建ててあるのよ」

成る程……

「えっと、ナイトメアをプレイしてたらなるべくここにすんだ方がいいんですか?」

「住める人なら……住んでおいた方が安全でいいかもしれないわ」

う〜ん……シノの手料理が食べられなくなるのは残念だけど……命が懸かっているなら住んでおいた方がいいんだよね……

ま、どうせ家には8男子(正確には、7人と一匹)しかいないし!

「じゃあ、明日荷物持ってきていいですか?」

「えぇ。確か私の部屋のとなりが空いていたからサトミちゃんはそこ使ってね」

舞さん優しい……!

ってこんなことしてないで早く家に帰って準備しなきゃじゃん!?
マネージャーさん、帰っちゃったし……しょうがない、歩くか……

「それでは、明日の朝来ますね」

あたしはそういうと寮からでて自分の家に向かって歩き出した

「シノ!あたしの旅行用バッグ!」

「え!?あ、はいっ!」

あたしは帰ってくるなり大急ぎ

荷物は重いし、明日の朝は誰かに手伝ってもらうしかないよね!

「シノ!ごめん、あたし寮に住むことにしたから!」

「えぇ!?」

「だから準備手伝ってね!」

「はい……あの、僕もっ……」

「シノ、シノにもナイトメアが届いたらあっちに住めるから!」

まぁ、ナイトメアは届いちゃいけないんだけどね

とりあえず一通り服とか準備して、あたしは荷物を玄関に置いて

休憩タイム☆

…………じゃなくて!

ナイトメアを確認しよう

ナイトメアがあると……いつも手が離せなくなるんだよね……