二次創作小説(紙ほか)

Re: オンライン!×サト8〜生死を分けた悪魔のゲーム〜 ( No.28 )
日時: 2015/08/07 21:14
名前: とらじ ◆9g4.dY7mOk (ID: w2QxUPin)
プロフ: 元・ちほりん(。・x・)ゞ♪

第五話

あたしの職業の魔法?

幽霊王女の魔法がきくってこと?

あたしのターンになったら舞さんにやり方を説明をしてもらって【職業魔法】をクリック

《10ターン目\サトミ》
・サトミの【アイスフォース】の魔法!
幽霊執事をめがけて無数の氷が降り注ぐ!
・幽霊執事、直撃!
【7500のダメージ】
・幽霊執事(体力)【0\8000】(−7500)消滅


ほっ……どうやら成功したみたい

あたしが選んだのは【アイスフォース】という魔法

他にも、【ファイヤーフォース】【ダークフォー】等と、フォース系の魔法があった

《撃破》
幽霊執事1体
《獲得物》
【CP 120】【経験値 150】

気づくと画面にはそう表示されていた

「サトミ!これはサトミのお手柄っすよ!僕は今から杉浦さんに報告してくるっす!朝霧、あとは頼んだっす!」

「えぇっ!?」

驚いている朝霧さんをよそに、太一さんはパソコンを持って何処かへ行ってしまった

あたしのお手柄……かぁ……

「舞ちゃん、尚ちゃん、サトミちゃん。安心してないでここからでなきゃ!」

「あ、そうだね」

あたしたちは敵キャラを避けながら(といっても雑魚敵しかいなかったけど)【亡霊の館】をあとにした

あたしのレベルは一気に30になり、舞さんたちと話していると━━━━

《通信メール1件》

画面にそう表示されていた

誰だろう?━━━そう思いながら舞さんたちと確認すると……

【FROM:海津翼】
【TO:里見サトミ】
あんたがレア職業をランダムで当てた里見サトミ?
そっちには八代さんがいるんだろ?
ま、死なないようにせいぜい頑張りなよ。

名字と名前が同じな人なんてあんまりいないからね。あんたのことはすぐ分かったよ。


海津翼?

もしかして━━━━

そう思ったとき、舞さんが「あっ!」と声をあげた

「サトミちゃん、翼くんと知り合いなの?」

「知り合いって言うか……同じ学校、同じクラスの幼馴染み……」

幼馴染みっていっても話す用件がなかったら話すことはあまりないんだけどね

「えぇ〜!?同じ学校なの!?学校ではどんな感じ?」

続いて、陽子さんが質問してきた

「学校では、誰とも話さないし不登校だし……近寄りがたい雰囲気が漂ってるよ……」

誰かと話しているのはあまり見たことがない

でも舞さんたちの情報によれば翼はパーティーの人とはよく話すみたい

そんなことを思っていたら次は舞さんの画面に《通信メール1件》の文字が

【FROM:海津】
【TO:八代舞】
あんたの寮に里見サトミっているだろ?桃色の髪に大きいリボンをつけてる奴。
あいつかなりの不器用だか……あ、八代さんも不器用か。
まぁ、とにかく援護よろしくね。それと、よかったら勉強も教えてやって。それじゃあ。

うぐっ……不器用……

確かにあたし不器用だけど……ブンゴの方が不器用だもん!

勉強……

『夏休みなんだからさ、勉強しなくていいよね!?』

なーんてこの前ゲンパチに言ったら

『夏休みだからこそ、勉強をするんだ。僕もあまり時間はない。ほら、テキストを開け』

なーんて言われたんだよね……

「すっごぉーい!サトミちゃん、翼くんに守られてるんだねっ♪」

気づくとテンションあげあげな陽子さんが

守られてるって言うか……

家にいれば8男子が守ってくれたしなぁ……

あんまり実感がないや

でもさ、翼にもナイトメアが届いてたなんてビックリ。

そのせいで学校も休んでいたのかな?