二次創作小説(紙ほか)

Re: オンライン!×サトミちゃんちの8男子 ( No.30 )
日時: 2015/10/02 18:04
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: wUAwUAbM)
プロフ: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織

ネタつきのため番外編


〜もしも8男子にナイトメアが届いたら〜
シノ編



ピンポーン……

日曜日。

小さなチャイムの音で、シノは目を覚ます
ふと、壁に掛けられた時計を見ると今は5時半。

シノは眠い目を擦りながら玄関へ足を運ぶ

除き穴を見ると、そこには深く帽子を被った人が。

「はぁい……」

ガチャリ、シノは判子をもってドアを開ける

「お届け物です……」

小さな段ボールを持っているのは、低い声なので男の人なのだろうか。
男の人は低い声でそういいながらシノに箱を差し出す

箱には、【犬塚シノ様宛】と書いてあるようだ。

「あの、判子は……」

「大丈夫です。それでは……」

男の人は水色の帽子をもう一度深くかぶり直し、足早にその場を去っていった

「何でしょうか……」

シノは暗いリビングで段ボールについてるテープを外す

「これは……?」

箱から出てきたものは、黒くてボタンが何ヵ所にもついている。どうやらゲーム機のようだ
シノはそのヒヤリとしたゲーム機を手に取る

『初めまして』

「!?」

ガタッ
シノは突然の声にゲーム機を落とす

『…………犬塚シノさんですね?』

「は、はい……」

ゲーム機を見るが、スピーカーのようなものはついていない

『………が……ヘル…………く……』

突然、音声が悪くなったのか
声はよく聞こえない

そのとたん、急にゲーム機に画面が表示される

画面には赤い文字で【ナイトメア】とかいてある

その下には

「このゲームを始めますか……?」

そうかかれていた

「……」

シノは無言のまま、カーソルを動かし【yes】を押す

「これは……!」

画面に表示された〝アバター〟はシノそっくりだったのだ

◇次回も書きます