二次創作小説(紙ほか)
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.57 )
- 日時: 2015/10/23 06:41
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
第一話・ソウスケのいとこー
ソウスケ・「みんなー、来てくれー。」
ゾロゾロ・・・ゾロ・・・
ソウスケ・「今日な、オレのいとこが来るんだ。3日ほど泊まるらしい。」
ブンゴ・「はぁ?」
サトミ・「えぇ?」
シノ・「ふぁっ?」
ケノ・「ふぇっ?」
ゲンパチ・「…。」
ダイカ・「おぅ?」
シンベー・「ム?」
(全員同時に言ったのではなく、上から順番に言ったということで。)
ソウスケのいとこが来るんだ・・・。
ソウスケ・「2年生なんだけど、言うことは聞くんだけど、うん・・・。」
ソウスケ?
ソウスケ・「あのな、秘密をバラすのが好きなんだ。」
え?
「「「「ぇえええぇぇえええええぇええええぇえええぇぇええええ!?」」」」
ソウスケ・「でもな、あいつのバラしたい秘密はな、超個人的な秘密なんだ。」
超個人的な秘密?
ソウスケ・「だからさ、バレないようにしとけ。」
うん。
ソウスケ・「それで、もう来てるから。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「「「「「「「「え?」」」」」」」」
???「オレ、犬川ソウタ。2年生。今日から3日間よろしく。」
ソウタ?ソウスケのソウを取っただけじゃん。
ソウタ・「あとオレ、秘密バラすの好きだから。特に、好きな人を。」
うわ、すぐにバレそう。
3日間バレないように頑張りますかぁ。
ソウスケのいとこー終わりー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.58 )
- 日時: 2015/10/24 11:35
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
最近、誰もこない。
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.59 )
- 日時: 2015/10/24 14:02
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
ソウスケ・「ソウタは、オレと同じ部屋な。」
ソウタ・「げ、ガーリックソーセージとなのかよ。」
ソウスケ・ソウタ以外
「「「「「「ガーリックソーセージ!?」」」」」」
ソウタ・「そ、オレがつけたあだ名。ガーリックソーセージ。」
ソウスケ・「ガーリックソーセージっていう名前さ、やめんかい!!」
サトミ・「ガーリックソーセージって、作者が作ったんでしょ?」
作者・「実際、クラスの不良男子がイケメン男子につけたあだ名でね。」
「「「「「「「「うんうん。」」」」」」」」
作者・「最初はソーセージっていう名前だったんだけどね、こんな感じ?」
こんな感じ↓
『作者のクラスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(給食の時間)
リィナ・「こいつに(イケ男子)あだ名付けたいなぁー!(ニヤニヤ」
不良男子・「シケメンジジイは?www」
イケ男子・「せめてジジイ無くして。」
不良男子・「シケメンはおもんない。」
リィナ・「じゃあさ、じゃあさ、焼きとうもろこしは?」
イケ男子・「いや、お前が好きなだけだろwww」
不良男子・「食べ物のあだ名にしよーぜ。」
リィナ・「よーし!じゃ、たこ焼き。」
不良男子・「だからさ、お前が好きなだけだろーが。」
イケ男子・「オレの名前にハトが入ってるからクルッポーでいいよ。」
リィナ・「え、去年までクルッポーだから変えようとしてんのに。」
イケ男子・「3年生からだけどな。」
不良男子・「その前がハトーボ。」
リィナ・「ハトにこだわり過ぎだよ!!」
不良男子・「じゃあもう、ソーセージで良いんじゃね?」
リィナ・「いいね!」
イケ男子・「だったらせめて、ガーリック入れろ!」
リィナ・「何故ガーリック!?」
イケ男子・「ガーリックソーセージ好きだから。」
不良男子・「・・・お前もこいつと一緒だな。」
リィナ・「ガーリックソーセージ・・・ま、いっか!これで。」
イケ男子・「ガーリックソーセージガーリックソーセージーーー!!!」
不良男子・「こいつ、壊れたな。」
リィナ・「ほっとこ。」
先生・「早く食べろ!そこのバカ男子!!あと天然女子!!」
リィナ・「え、天然?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者のクラス劇場ー終わりー』
サトミ・「最後はなんか怒られてるね。」
ソウスケ・「オレ、ガーリックソーセージ嫌いなんだよね。」
ソウタ・「いーんだよ。」
すると、
シノ・「夕食の用意出来ましたよー!!」
サトミ・「夕食を食べてからにしてね?そのケンカ。やめた方が嬉しいけど。」
ソウタ達「へいへい。」
ソウスケのいとこー終わりー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.60 )
- 日時: 2015/10/24 17:58
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
第二話・好きバレ事件
ソウタが来て1日目ー
サトミ・「ふわぁあぁあ〜〜〜!」
ソウタ・「あ、起きた。」
ビクンッ
サトミ・「え・・・なんでソウタ君が?」
ソウタ・「ソウスケにすれば良かった?」
サトミ・「・・・・。」
なんでソウスケなの。
ソウタ・「お前、サトミって名前?」
サトミ・「そうだけど。」
ソウタ君がなんでかニヤァ・・・と憎ったらしい笑顔を見せたと思ったら、
ソウタ・「サト姉、ブンゴっていう男の事が好きなんだろ。」
・・・・・・・・。
サトミ・「ソウタ君。」
ソウタ・「うん?」
ブンゴ目線ー
ねっみぃ〜〜。
オレが朝シャンして、ダイニングに入ると、
「ソウタぁぁぁあぁああ!!!絶っ態にぃぃぃい!!バラすなぁぁあぁあ!!」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ・・・・・
おいおい・・・。
ソウスケ・「ありゃ。早速秘密バレちゃったか。サトミドンマイ・・・。」
ははぁ、そういう事かよ。
そりゃあ、サトミだって大声出すハズだな。
シノ・「振動で家が崩れないと良いですが・・・。」
ブンゴ・「流石に大丈夫だろ。」
ミッチー・「サトミが大声出した時、屋根裏通ってヒビ入ってた。」
(第一章・サトミの子供の頃参照)
「「「「「・・・・・・・・。」」」」」
バタッ
ケノ・「わぁ!シノっちが倒れた!?」
ミッチー・「部屋に運ぶぞ!」
ブンゴ・「おいおい・・・。」
まさか、崩れねぇよな?この家。(崩れません。)
続くー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.61 )
- 日時: 2015/10/24 18:23
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
in.サトミの部屋
大声出した後。
サトミ・「お願い!!ブンゴにはバラさないでぇぇ!!!!」
ソウタ・「どうしよーかなー!o(`ω´ )o」
サトミ・「ソウタ様あぁぁぁ・・・(泣)」
ソウタ・(こいつなんか面白い。)
サトミ・「もうあたし死ぬぅ!」
ソウタ・「はぁ!?」
サトミ・「ソウタ君が黙ってくれたら、あたし死なない。」
ソウタ・(こいつ子供か!)
サトミ・「ブンゴには黙ってて。黙らないとあたし死ぬからっ!」
ソウタ・「(面白いからこいつには嘘ついてバーラそ!)じゃ、黙っとく。」
サトミ・「本当に!?ありがとっ!!ソウタ君っっ!!(半泣き)」
ソウタ・「(何こいつすっっっげぇ面白れぇ!!)ん・・・。」
良かったぁぁぁぁぁあぁああ!!!
ブンゴにバレちゃったらあたし、ショック死で死んじゃうよ。
ソウタ・「じゃ、俺朝ご飯食べてくるから。」
そうだった。朝ご飯食べて着替えないとね!
この後、
あたしは、ソウタがあんな事を、
ブンゴにしでかすとは、まだ知らなかったー
(皆んなはもう想像つくよね?)
続くー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.62 )
- 日時: 2015/10/24 21:56
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
寂しい。
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.63 )
- 日時: 2015/10/25 09:28
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
寂しい
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.64 )
- 日時: 2015/12/26 19:16
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
【主人公】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[里見サトミ]
苗字と名前か同じ!かげの薄い中学三年生。
目が紫、髪がピンク、ポニーテイルで緑のリボンを付けている。
親が亡くなり、今は呪いの事情で、8男子と一緒に暮らしている。
【8男子】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[犬塚シノ]
金髪。暑苦しい。変な発明をする男の子。
中学三年生になってもやっぱり小学生な見た目のダメ執事。
シノは毎朝『あなた』の歌を大声で歌っている。
[犬山道節]
通称・ミッチー。いつも里見家の屋根裏を通って移動をしている。
手足は長い、家ではガサツ、だが足は速いダメ忍者の中学三年生。
陸上に力を入れている。髪の毛は後ろにくくっていて、
[山下ブンゴ]
高校一年生。茶髪。学校一番の不良男子。
今は脱・不良宣言をして里見家に住み着いている。
ソウスケとは超が付くほど仲が悪い。
[山下ゲンパチ]
高校二年生。黒髪。
ブンゴは兄弟と思っているのだが、ある事情でブンゴとは兄弟では無い。
メガネを掛けている。努力家。勉強では一番を荒らそうほど頭が良い。
[犬坂ケノ]
芸能界で女子に大人気の男の子。
中学二年生。ライトグリーンの髪色。
コアラのシンベーとは、心がつながる大親友。ケノはシノとも大事な親友。
[シンベー]
コアラ。真っ白な毛皮。怒りっぽい。
里見家の番コアラを務めている。人間に表すと凄くイケメン!?
ケノとは、心がつながる大親友!皆によくモフモフされる。
[犬川ソウスケ]
サトミLOVE☆の赤い髪の高校生。
天才占い師で、髪が腰ぐらいまでの長さ。
ブンゴによく、『うさんくせ』や、『ペテン師』と言われる。
[ダイカ=ク・イ=ヌムラ]
旧・シモウサ王国の王子。
ディジュリドゥという楽器を持ち歩いている。なんとなくミッチーと気が合う。
『ござる』や『拙者』とか昔口調だったり、『オゥ!』とか、『ベリー!』とか外国口調になる。
【その他】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[カオルン]
三年間サトミと同じクラスの中学三年生。
イケメンLOVE☆で、8男子にももちろん、目がハート。
苗字は不明。サトミも知らない。
[里見フセ]
サトミのおばあちゃんであり、ダイスケの妻である。
サトミの夢の中でなにかとアドバイス(?)をくれる。
8匹(10匹)の犬の飼い主。若い時に病気で亡くなっている。
[里見ダイスケ]
サトミのおじいちゃんであり、フセの夫でもある。
コアラのぬいぐるみや、フラダンス人形に取り付いてサトミを見守る。
以前、貧乏神になった事がある。
[里見ハマ]
サトミのママであり、フセの娘でもある。
パパと飛行機事故で亡くなる。
カメラになった“ムラサメ”の持ち主。
[山下フネ]
山下兄弟のおばさん。
今は“ムラサメ”こと“名刀・村雨丸”を持っている。
サトミ、ミッチー(?)、シノ(?)、山下兄弟と親戚。
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.65 )
- 日時: 2015/10/25 14:42
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
ついでに肉球マークも発表します!
[シノ]
紫色!ケアの肉球マークだよ!
[ミッチー]
オレンジ色!ラッキーの肉球マークだよ!
[ブンゴ]
ピンク色!ラブの肉球マークだよ!
[ゲンパチ]
黄色!メモリーの肉球マークだよ!
[ケノ]
緑色!キュアの肉球マークだよ!
[シンベー]
白色!バディの肉球マークだよ!
[ソウスケ]
青色!ハッピーの肉球マークだよ!
[ダイカ]
赤色!ドリームの肉球マークだよ!
【私が作った肉球マーク】
[サトミ]
赤紫色!ナウの肉球マークだよ!
[夏木]
青紫色!フューチャーの肉球マークだよ!
以上!
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.66 )
- 日時: 2015/10/25 15:21
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
朝食ー
サトミ・「やったぁ!今日はワッフルだぁ!」
サ以外(こいつ・・・この家で一番子供っぽいな・・・。」
ん?なんでみんな、あたしを見てるんだろ。
ま、いっか。
サトミ・「いっただっきまぁ〜す!」
ムグッもぐもぐ・・・ゴクンッ
今日は・・・土曜日か。
そんな事を考えていると、
ポトッ
シノ・「え?」
ブンゴ・「なんか、上からワッフルが・・・って、」
サトミ・「ミッチー!?」
ミッチー・「げ、ばれた。」
ミッチー、天井にぶら下がってワッフルを食べている。
シンベー・「ムグムムン!!(行儀悪!!」
シノ・「ミッチー!?席について食べて下さいぃ!!!!」
ミッチー・「へいへい、よっ・・・と。」
ミッチーが座ると、
ソウタ・「ねぇ皆。」
「「「「「「ん?」」」」」」」
ソウタ・「あのさぁ、サト姉はな。」
サトミ・「うん?」
ソウタ・「ブンゴの事好きなんだってさー。」
「「「「「「「え?」」」」」」」
続くー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.67 )
- 日時: 2015/10/25 16:33
- 名前: レイン (ID: w/qk2kZO)
リィナ。
きたよー。
小説、がんばれ!!
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.68 )
- 日時: 2015/10/25 18:21
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
レイン先輩!?
わぁ!来てくれたんだぁ!
ありがとう!
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.69 )
- 日時: 2015/10/25 18:47
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
「「「「「え?」」」」」
ブンゴ・「ん?え?」
ソウタ・「だから、サトミはブンゴの事が好きなんだってさー。」
ブンゴ・「はぁ?なんかの間違えだろ。なぁ、サト・・ミー・・・」
カァァァァァァァァッ
サトミ・「えっと、その、さ、さ」
あたしはみるみる赤くなる。
サトミ・「散歩に行ってくるからぁーーー!!//////」
ズダダダタダダタダダダダダダダダダダタダタダダダダダッ
ケノ・「さ、サトミちゃん?」
ブンゴ・「・・・・・・・・・・っ!」
10分後ー
カオルン・「へぇ・・・それでうちにぃ・・・。」
サトミ・「はぅぅ〜・・・///////」
カオルン・「完璧にバレちゃったねぇ〜・・・!」
やっぱりぃ〜〜〜!
ソウタ君の嘘つきぃぃぃ!!
家に帰れないよ!
カオルン・「大丈夫だよぉ!ブンゴ先輩の言葉、聞けば良いじゃないのぉ〜!」
サトミ・「無理無理!無理だよぅ!」
カオルン・「もう!ウジウジサトミ!」
えぇ!?
カオルン、初めてあたしのことを呼び捨てに!?
違う、問題はそこじゃ無くて、
カオルン・「もう覚悟を決めないとぉ、ブンゴ先輩に嫌われちゃうよぉ!?」
カオルン・・・!
カオルン・「自信持ってぇ、しっかり告白しなきゃ!恋は実らないよぉ!?」
自信持って・・・!
サトミ・「そうだよね・・・!覚悟を決めないと!」
告白しないと・・・!
「「恋は実らないもんね!!」」
サトミ・「あたし、帰って告白するよ!」
カオルン・「うん!それがいいよぉ!」
カオルンは、幸せそうに微笑んでくれた。
サトミ・「あたし、行くね!」
カオルン・「バイバイ!サトミちゃん!」
バタンッ
自信持って告白する!
よし、頑張るぞ〜!
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.70 )
- 日時: 2015/10/26 07:00
- 名前: リィナ (ID: 3CAtWHbZ)
よぉ〜し!
ブンゴに、ブンゴに!
告白する!
《ガチャ》
サトミ・「た、ただいま!」
シノ・「あぁ!サトミ様!!おかえりなさいませぇ!!(泣)」
サトミ・「だだいま・・・。」
すると、
ブンゴ・「サトミ帰って来たのか?」
わぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあああ!!!!!!
ブンゴきたぁーーー!
そ、そうだ告白!
サトミ・「ブ、ブンゴ!」
ブンゴは軽くビクッと反応した。
ほんのり顔が赤くなっている。
あたしは、告白、しようとしたんだよ?
でも、口を軽く開けただけで、
サトミ・「〜〜〜〜〜っ/////」
声出ない。
やっぱり無理〜〜〜!!
そう思ったあたしは、部屋に閉じこもっちゃった。
ブンゴ・「サトミ・・・。」
inサトミの部屋
サトミ・「うぅ〜・・・グスッ・・・ふ・・・っ」
あたしは、布団の上で、少し、泣いた。
サトミ・「グスッ」
すると、
《コンコン》
シノ・「サトミ様?入ってよろしいですか?」
シノだ!
サトミ・「うん。いいよ。」
《ガチャッ》
シノ・「あ・・・サトミ様、泣いておられたんですね・・・。」
え!?どうしてわかるの!?
あたし、もう涙なんか流してないよ!?
あたしは、顔を撫でまわすけど、
涙は、ない。
シノ・「違います。目の周りが赤くなっているのです。」
あ、そっか。
サトミ・「ありがと、シノ。」
シノは優しく微笑み、
シノ・「どういたしまして。」
暑苦しいけど、癒されるような笑顔がそこにあった。
シノ・「あれからブンゴ先輩、凄く変な表情で考えていらっしゃいますよ?」
ボフンッ
サトミ・「シノ・・・。」
シノ・「はい?」
サトミ・「今はブンゴの話しないでぇぇ〜・・・/////」
シノ・「あ、はい・・・。」
すると、
ブラーン・・・
・・・・・・・・。
なんか、あいつがぶら下がってる。
「「ミッチー・・・。」」
ミッチー・「げ、またばれた。」
ミッチーのバカ。
続くー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.71 )
- 日時: 2015/12/19 17:32
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
サトミ・「なんでミッチーが・・・。」
ミッチー・「ケノが『見つからずに見て来て』って言われたから。」
断ってよ!
ミッチー・「だって、ウルウルした目で見つ目られたら、従うしか無いだろ。」
た、確かにそうだけど。
シノ・「ケノ君も考えましたね・・・。」
・・・・・・・。
サトミ・「はぁ・・・。」
もう、ブンゴの記憶消したい。
するとシノが、
シノ・「そろそろ、下に下ります?」
ってバカな発言をした。
サトミ・「あたしが下に行くと思う・・・?」
シノ・「思います。」
シノのバカ・・・!
すると、シノが何かを思いついたように、
シノ・「僕が手助けしますから!」
────と言って、急いで下へ降りていった。
手助け?
どういう意味だろ。
ミッチー・「オレ、下に降りとくな?」
サトミ・「うん・・・。」
ミッチーは天井に素早く登ると、ふたを閉めて行った。
12時・・・。
コンコンっ
サトミ・「ん・・・どうぞ。」
ガチャ
シノ・「昼食の鳥飯です。お口に合えばいいのですが。」
サトミ・「ありがと、シノ。」
わぁっ湯気たってる!
美味しいんだろうなぁ〜!
サトミ・「いただきます。」
パク!モグモグモグモグッ
シノ・「いつもより味が薄いかもしれませんが・・・。」
サトミ・「ううん?モグモグ・・すっほく…ムシャムシャ……おいひいよ?………ゴクンッ」
シノ・「ホッ、良かったです!」
朝ちょっと食べただけで、
外に飛び出して行ったから、
凄くお腹空いてたんだ!
サトミ・「ごちそうさま〜!」
シノ・「あの、サトミ様、また後で和室に来てくれませんか?」
サトミ・「ん?いいけど。」
シノ・「では、僕はお皿を置いてきてから行きますので。」
ガチャ、バタンッ
なんで和室?
話す事ががあるのならここで話せば良いのに。
5分後ー
そろそろ和室に向かおうかな?
ガチャッ
ドアを開けると、
ブンゴ・「サトミ!?わ、わりi「わぁぁぁぁ!!」は?」
あたし、ブンゴの顔見た瞬間、言葉も聞かずに階段を降り、和室へ向かう。
ふすまを開けると、
シノ・「サトミ様?息が切れてますけど・・・。」
シノがいた。
サトミ・「ご、ごめん、遅れた。」
シノ・「いいですよ。それよりサトミ様、少し待っていてください。」
サトミ・「え?わ、わかった。」
しばらくすると、
ブンゴ・「ぅわあっ!お、おいシノ!!」
ブンゴがシノに押されて入って来た。
サトミ・「ぶぶぶぶブンゴぉ!?」
シノはニコッと笑うと、
シノ・「出て来た後が楽しみです。」
そう言って和室から出て行った。
サトミ・「え?え!?ちょ、シノ!?」
すぐさまふすまに駆け寄りドアを開けようとすると、
サトミ・「うそ・・・ついたてされた!?」
ブンゴ・「まじか・・・」
振り返ると、ブンゴがいた。
サトミ・「ひゃぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあああぁぁああ!!!」
ブンゴ・「お、おい大丈夫か!?───うわ!」
あたし、ビックリして、
ブンゴの足引っ掛けちゃって、
一緒に倒れ込んでー・・・・・・・・・・・・。
サトミ・「ひゃっ」
ブンゴ・「うわぁっ」
《ドサッ》
サトミ・「いたた・・・。ふぁっ!?ブンゴぉ!?」
すっごく恥ずかしい。
あたし達のこの体制、
ブンゴがあたしの上に倒れ込んでいて、
顔と顔がすっごく近くて、キスしてしまいそうで、
あたしの身体をブンゴの足で挟まれてて、
右腕があたしの顔の横にあって、
あたしがブンゴの左腕を掴んでいて、
あたしとブンゴ、顔真っ赤。
ブンゴ・「わ、わりぃ/////」
サトミ・「だ、大丈夫・・・/////」
ブンゴとあたし、畳の上で向かい合わせで座る。
すると、
ブンゴ・「サトミ。」
サトミ・「え?何!?」
ブンゴの顔が少し、赤い。
ブンゴ・「サトミ、お前って、オレの事、好きなんだよな。」
サトミ・「え!?・・・うん。」
あたし、恥ずかしくて、目をつぶる。
ブンゴ・「オレ、な。」
「オレ、お前のことが────」
あたしは、さらに、目をつぶる。
「お前のことが、好きなんだ───」
あたしは、目を見開く。
信じられない────………
サトミ・「え?それってー・・・!」
すると、
ブンゴ・「サトミ、好きだ。」
チュッ
────っ!
ぶ、ブンゴ───?
少し、目を開けると、
《バッ》
ブンゴに目を隠された。
唇も離れた。
サトミ・「み、見えない・・・。」
すると、
ブンゴ・「お、オレの顔みるな!//////」
サトミ・「え?なんで?」
ブンゴ・「・・・から////」
サトミ・「え?」
ブンゴ・「オレの顔真っ赤だと思うから!!」
ドキ・・・ン
そんなこと言うなんて、ずるい。
ほんっと、ずるい……………………。
サトミ・「恋人に………なってよ。」
ブンゴ・「え?」
サトミ・「恋人になってよ…………/////」
ブンゴ・「………あぁ//////」
サトミ「本当に?本当に、なってくれるの………?」
ブンゴ「何度言わせんだよ………///」
ってことは、やっぱり………!
サトミ「……………ありがと、ブンゴッ!」
ギュっ
ブンゴ「っ!お、おいっ!」
サトミ「あんたからキスしてきたくせに、何言ってんの!このコブンゴがぁっ!」
ブンゴ「おまっ、コブンゴって…………!」
あたしは、舌を ペロッ とだすと、こう言った。
サトミ「いいじゃんっ、一回くらい、いいでしょ?」
だって、本当に思ったことなんだから。
ブンゴ「本当に、おまえってやつはぁっ・・・!」
サトミ「もー、しつこいなぁ。」
あーぁ、ホント、なんてやつ好きになっちゃったんだろ。
好きになった理由もわかんなくて、今も恋人になったのに、変な言い合いしてるし…………。
でも、さ。こんな恋も、あたし達らしいよね?
これが、ブンゴとあたしの恋模様。
絶対、こんな恋が、あたし達にピッタリなんだよね。
─────── ね?ソウタ……?
パタンッ
サトミ・「あ、シノ。」
シノ・「仲良く・・・なりましたか?」
タイミング、ばっちりだよ。シノ。
ブンゴ・「オレら、付き合う事になったから。」
え!?ぶ、ブンゴ、もうシノに言うの!?
シノ・「良かったです!みんなに知らせてきます!!」
え?ええ?えええ?
サトミ・「まぁ・・・いいか・・・。」
ブンゴ・「とりあえず、リビングに行こうぜ。」
ブンゴは、あたしの頭をクシャッとかくと、
耳元で、ささやいた。
サトミ・「////////!!」
その言葉は────。
・・・────オレの初恋、サトミだから────・・・
あたしの『好きバレ事件』は、
この言葉と共に、幕を閉じたのでしたー・・・。
ソウスケ「オレの恋だって、まだつづくからな!?」
ミッチー「オレだって、まだサトミのこと諦めていねーよっ!」
…………ってことで、『好きバレ事件!?ー終わりー』
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.72 )
- 日時: 2015/10/27 07:24
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
第三話・ソウタとの別れ。
inリビング
サトミ・「ソ〜ウ〜タぁ〜!?」
ソウタ・《ビクッ》
現在、
里見サトミは犬川ソウタと、
何かをしようとしています。
サトミ・「ちょっとこっちに来て!」
ソウタ・「わああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜・・・。」
inサトミの部屋
サトミ・「ソウタ君。」
ソウタ・「なに。」
しばらくの沈黙ー・・・←(なんで?)
すると、
ソウタ・「サト姉の秘密すぐわかったな・・・。(ボソッ」
ムッカァァーーーーー!
・・・・・・。
ソウタ君、その言葉撤回させて。
でもなぁ・・・。
サトミ・「ソウタ君。」
ソウタ・「なに!?」
サトミ・「・・・・・・・ありがと。」
ソウタ・「???」
サトミ・「ソウタ君のおかげで・・・両思いになれたから。」
ソウタ・「???・・・!?あ、そういうことか。」
あ、わからなかったんだね。
ソウタ・「そういえばな、オレ、今日家出なきゃいけないんだ。」
・・・・・・・え?
せっかく仲良くなったのに?
ソウタ・「夕方に、占い番組があるらしくて、あいつとやるんだ。」
あいつ?
あ、ソウスケか。
ソウタ・「あと少ししたら行かないとな。」
そうなんだ。
ソウタ・「皆はもう知ってる。皆『仕事はいいものだ』って。」
仕事はいいもの?
ソウタ・「皆はサトミのそばで仕事しているようなもんだろうな。」
あたしの・・・そばで?
ソウタ・「皆、家族としてサト姉のことが好だから。早く帰って・・・。」
家族として・・・。
ソウタ・「サト姉の顔見て、安心したいんだよ。」
安心?
ソウタ・「呪いの事もあって、無事かどうかを知りたいんだよ。」
え?なんでソウタ君が呪いの事を?
ソウタ・「ガーリックソーセージに聞いた。」
ソウスケ!?教えちゃったんだ。
ソウタ・「お前のダメ者たちも、」
ミッチー、シノのこと?
ソウタ・「動物とモデルも、」
ケノ、シンベー・・・?
ソウタ・「勉強バカと元王子も、」
ゲンパチ、ダイカ。
ソウタ・「オレのいとこも、」
ソウスケ。
ソウタ・「お前の初恋の元不良も。」
ブンゴ。
ソウタ・「皆、お前といたいから、この家に居るのに。」
呪いのおかげでここに居る8男子。
ダメな奴とか、まじめすぎる奴や、マイペースな奴とか・・・!
ハラハラする毎日。
でも、あたしにとってこの家族は、
かけがえのない家族、
立派な、家族ー。
ソウタ・「オレ、お前にあってスゲェ楽しかった。」
サトミ・「ソウタ君ー。」
ソウタ・「ソウタって呼んでくれよ。」
サトミ・「じゃあ、ソウタもサトミって呼んで。」
ソウタ・「わかった。」
コンコン
シノ・「入りますよ?」
サトミ・「どうぞ。」
ガチャ
シノ・「ソウタ君、そろそろ出ないとー。」
ソウタ・「うん・・・・・・・。」
占い師のソウタ君は、
今、どんな気持ちなんだろう。
車が来てー。
運転手・「ソウタ君、早くお乗りください。」
ソウタ・「わかってるよ!」
サトミ・「寂しくなるね。」
ブンゴ・「おばさんみてぇなこというな。」
うん・・・・・・・。
ソウタ・「じゃあ、バイバイ。皆、あと、サトミ。」
サトミ・「じゃあね、ソウタ。またね。」
ブロロロロロロロロロ・・・・・・
行っちゃった。
別れは辛いものなんだ。
今日、この気持ちが一番大きかったー。
ソウタとの別れー終わりー
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.73 )
- 日時: 2015/10/28 06:11
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
第四話ーソウタからの贈り物ー
inリビング
あたし達は、ダイニングにある机に座った。
すると、
シノ・「そういえば皆さん、ソウタ君からこれをー。」
シノが持っていたものはー。
一枚の封筒だった。
ケノ・「シノっち、それ読んで。」
シノ・「わかりました。」
『皆んなへ
この二日間、この家に居させてくれてありがとう。
オレから、一人一人のお礼を書かせてもらいます。』
ミッチー・「お礼?」
『 シノ、飯作ってくれてありがとう。
スゲェうまかった。2日間も食べれて嬉しかった。』
シノ・「ソウタ君・・・!」
『ミッチー、いろいろ、面白いものを見せてくれてありがとう。
天井にぶら下がっていた時の体制、ビックリした。』
ミッチー・「あははははっ!」
『ブンゴ、サトミと両思いになれてよかったじゃん。
オレのおかげだな。この言葉を言わせてくれて、ありがとう。』
ブンゴ・「う、うるせぇ!』
『ゲンパチ、あまり話せなかったけど、
少しでも一緒にいてくれてありがとう。』
ゲンパチ・「呼び捨てにされるのは、まだ早い。」
『ケノ、優しくしてくれてありがとう。
沢山笑ってくれて、こんな兄弟欲しいなと思ったよ。』
ケノ・「僕、嬉しい・・・かも!」
『シンベー、真っ白な毛皮、
モフモフしたら気持ち良かったよ。 2日間楽しかったよ。ありがとう。』
シンベー・「ムググ・・・ムグンッ!(ソウタ・・・またね!)
『ソウスケ、正直言って、嫌な奴とは思ってた。
でもこの家で 過ごしてるとソウスケも嫌な奴とは思えなかった。』
ソウスケ・「ソウタ、似合わねー事言って。バカか。」
『ダイカ、ディジュリドゥあまり聞けなかったし、
あまり話せなかったけど、オレ楽しかった。ありがとう。』
ダイカ・「オゥ・・・!ソウタ、センキューでござる。」
『そして、サトミ、この家で一番話せたよ。楽しかった。
んで、反応も面白かった。沢山笑わせてくれて、ありがとう。』
サトミ・「ソウタ・・・!あたしも、ありがとう・・・。」
『皆、二日間一緒に居てくれてありがとう。
また会える日を待ち望んでいます。さようなら。』
シノ・「ー以上です。」
ソウスケ・「オレらと過ごしている中、こんなのも書いていたんだな。」
すると、ミッチーが何かを見つけた。
ミッチー・「封筒の中にまだあんぞ!」
シノ・「・・・あ!」
え?なに?中に入っていたのはー・・・。
ごめん!中途半端なところで!
一度切るね!
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.74 )
- 日時: 2015/10/29 05:36
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
寂しい
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.75 )
- 日時: 2015/11/07 16:20
- 名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)
そこに入っていたのはー。
サトミ・「ワンコ達の・・・ストラップ・・・!」
ゲンパチ・「なかなか良くできておるな。」
ダイカ・「ベリー!!」
みんな、それぞれのストラップを出し、取っていく。
あたしも、とる。
トイプードルはあたし。
柴犬はシノ。
ラブラドールはブンゴ。
パピヨンはゲンパチ。
チワワはケノ。
他にもたくさんのストラップが出てきた。
全部で9個。
大事にしなくちゃね。
サトミ・「ありがとう、ソウタ。」
ソウタからの贈り物ー終わりー
〈1〉【里見家の日常】〜完〜
《次回予告》
続きは〈2〉【恋、友情、家族愛】に続きます!
サトミとブンゴがデートしたり、ちぃちゃんが出てきたり、
おっとネタバレになるのでこれ以上は言わないでおこう!
最後にメッセージ!
皆様、これからもご愛読よろしくお願いします!