二次創作小説(紙ほか)

Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.72 )
日時: 2015/10/27 07:24
名前: リィナ (ID: w6TIyM.w)

第三話・ソウタとの別れ。

inリビング

サトミ・「ソ〜ウ〜タぁ〜!?」

ソウタ・《ビクッ》

現在、

里見サトミは犬川ソウタと、

何かをしようとしています。

サトミ・「ちょっとこっちに来て!」

ソウタ・「わああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜・・・。」


inサトミの部屋

サトミ・「ソウタ君。」

ソウタ・「なに。」

しばらくの沈黙ー・・・←(なんで?)

すると、

ソウタ・「サト姉の秘密すぐわかったな・・・。(ボソッ」

ムッカァァーーーーー!

・・・・・・。

ソウタ君、その言葉撤回させて。

でもなぁ・・・。

サトミ・「ソウタ君。」

ソウタ・「なに!?」

サトミ・「・・・・・・・ありがと。」

ソウタ・「???」

サトミ・「ソウタ君のおかげで・・・両思いになれたから。」

ソウタ・「???・・・!?あ、そういうことか。」

あ、わからなかったんだね。

ソウタ・「そういえばな、オレ、今日家出なきゃいけないんだ。」

・・・・・・・え?

せっかく仲良くなったのに?

ソウタ・「夕方に、占い番組があるらしくて、あいつとやるんだ。」

あいつ?

あ、ソウスケか。

ソウタ・「あと少ししたら行かないとな。」

そうなんだ。

ソウタ・「皆はもう知ってる。皆『仕事はいいものだ』って。」

仕事はいいもの?

ソウタ・「皆はサトミのそばで仕事しているようなもんだろうな。」

あたしの・・・そばで?

ソウタ・「皆、家族としてサト姉のことが好だから。早く帰って・・・。」

家族として・・・。

ソウタ・「サト姉の顔見て、安心したいんだよ。」

安心?

ソウタ・「呪いの事もあって、無事かどうかを知りたいんだよ。」

え?なんでソウタ君が呪いの事を?

ソウタ・「ガーリックソーセージに聞いた。」

ソウスケ!?教えちゃったんだ。

ソウタ・「お前のダメ者たちも、」

ミッチー、シノのこと?

ソウタ・「動物とモデルも、」

ケノ、シンベー・・・?

ソウタ・「勉強バカと元王子も、」

ゲンパチ、ダイカ。

ソウタ・「オレのいとこも、」

ソウスケ。

ソウタ・「お前の初恋の元不良も。」

ブンゴ。

ソウタ・「皆、お前といたいから、この家に居るのに。」

呪いのおかげでここに居る8男子。

ダメな奴とか、まじめすぎる奴や、マイペースな奴とか・・・!

ハラハラする毎日。

でも、あたしにとってこの家族は、

かけがえのない家族、

立派な、家族ー。

ソウタ・「オレ、お前にあってスゲェ楽しかった。」

サトミ・「ソウタ君ー。」

ソウタ・「ソウタって呼んでくれよ。」

サトミ・「じゃあ、ソウタもサトミって呼んで。」

ソウタ・「わかった。」

コンコン

シノ・「入りますよ?」

サトミ・「どうぞ。」

ガチャ

シノ・「ソウタ君、そろそろ出ないとー。」

ソウタ・「うん・・・・・・・。」

占い師のソウタ君は、

今、どんな気持ちなんだろう。


車が来てー。

運転手・「ソウタ君、早くお乗りください。」

ソウタ・「わかってるよ!」

サトミ・「寂しくなるね。」

ブンゴ・「おばさんみてぇなこというな。」

うん・・・・・・・。

ソウタ・「じゃあ、バイバイ。皆、あと、サトミ。」

サトミ・「じゃあね、ソウタ。またね。」


ブロロロロロロロロロ・・・・・・


行っちゃった。

別れは辛いものなんだ。

今日、この気持ちが一番大きかったー。


ソウタとの別れー終わりー