二次創作小説(紙ほか)
- Re: サトミちゃん家の8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.180 )
- 日時: 2015/11/16 22:24
- 名前: リィナ ◆/73ORiYgDY (ID: w6TIyM.w)
サト8書きます
次はだれかなー?
シノ・「ぼく、歌います!」
シノが歌うってことは、ま・さ・か・・・・・。
大げさな音楽。
シノ・「執事生活15年!今では里見家の一員であります!」
もう、聞き飽きたあの曲。
皆、『もう聞き飽きたからやめろ。』って顔している。
そりゃ、ね。あたしも、聞き飽きて、うんざりしている。
シノ・「毎朝歌う、ぼくの夢歌!『あなた』歌いますっ!」
もしも 私が 家を建てたなら
小さな 家を 建てたでしょう
大きな窓と 小さなドアーと
部屋には 古い 暖炉があるのよ
シノ・「まぁぁかぁああなバラとぉぉおお、白ぃいいいパンジぃぃいいい!!」
子犬の 横には あなた あなた あなたがいてほしい
それが 私の 夢 だったのよ
愛しい あなたは 今どこに
シノ・「ありがとうございましたぁっ!((キララララン」
暑苦しい!そんな目で見ないでぇぇ!!!!
サトミ・「つ、次、歌う人!」
すると、
ゲンパチとブンゴが手をあげる。
この二人が手をあげるってことは、曲名は・・・・・!
ブンゴ・「シノ、『兄弟船』。」
やっぱり────!
この二人の兄弟船、大好き!
するとまた、シノが司会をする。
シノ・「ブンゴ先輩とゲンパチ先輩!頭の良い山下兄弟!」
あたしは今のうちに飲み物を取りに行く。
サトミ・「CCレモン・・・あった。」
するともう、曲が始まる。
波のぉ谷間にぃ 命の花が ふたつぅ並んでぇ 咲いぃていいる
兄弟船はぁ 親父のぉ かたみぃ
型は古いがぁ しけにはぁ強い
おれと兄貴のヨぉおおおおおお
夢のぉ ゆりかごぉさぁああ
ブンゴ・「はぁぁ、兄貴と歌う歌はやっぱ『兄弟船』だなぁ!」
ゲンパチ・「あぁ。ぼくもブンゴとこの曲を歌うのは気持ちいいな。」
息ぴったりだったよ、ブンゴたちの歌!
はぁぁ・・・心に響いたな〜!
クリスマスパーティは順調だね!
サトミ・「次、歌う人、いない?」
あたしがそう言うと、
ケノ・「じゃ、サトミちゃんだけで歌ってほしい!・・・かも。」
サトミ・「え、あたし?別にいいよ?」
するとケノは急に、何かを突きつけられて、
ケノ・「じゃ、これに着替えて『本の中の物語』を歌って〜!」
(『本の中の物語』は私の作った曲です。下手ですがそこはご了承ください。)
サトミ・「え?え?あの声の高くて長い音楽!?」
あたしはそのまま廊下に出された。
しょうがない、着るしかないか。
10分後ー
これ、完全に他校の制服じゃん。
上服は灰色のトレーナーで、胸には赤いリボンが付いている。
下服は、赤と緑と白のチェック。
でも、スカートはすごく短い。
もう、行こ。
《ガチャ》
サトミ・「着替えてきたよ。」
すると、
シノ&ケノ「可愛い/ですね〜!/よ〜!」
ダイカ・「制服、グットでござる。」
ゲンパチ・「・・・。」
シンベー・「グム〜ン、グムグム。(へぇ〜、制服かぁ。)」
ミ・ブ・ソ(スカート短すぎんだろぉ!/////)
という反応をされた。
なんで!?何故そこの三人がいちいち赤面してるの?
変なの!
するとシノがマイクをつかんで言う。
シノ・「サトミ様、次は一人で歌います!衣装は制服です!」
最後のセリフいらないでしょ。
シノ・「では、歌っていただきましょう!『本の中の物語』!」
学校の帰り道 ぼくの元に 本が ふって来た
中を 開いたら 周りが 白く なって
気づいたら 周りに 犬が 8匹いた
たくさん遊んで たくさん走った
家に戻るのが 怖くなるくらい 楽しかったんだ────♪
本の中にいていたくて あの本を開いたら 戻ってしまいそうで
いやなんだ 帰るのが いやだったんだよ
ずっと ずっと ここに居たくて 開きたくなかったんだ────♪
いつまでも 本の世界で 暮らしたよ 犬と一緒に暮らしたんだよ
でも ダメなんだ 帰らなきゃダメだよ
だって だって ママとパパが 待っているんだから────♪
大切な人が 待っているんだから─────────♪
サトミ・「ふぅ、喉が、痛い。あの曲、音程(おんてい)高すぎ・・・。」
ブンゴ・「喉痛めるだろうな。」
ケノ・「高い・・・!サトミちゃん、凄い・・・かも。」
『かも』はいらないよ、『かも』は。
サトミ・「次、誰〜!?」
すると、
ソウスケ・「オレ、やらせてくれ。」
サトミ・「あ、まだ歌ってないんだ、ソウスケ。」
ソウスケ・「まぁな。」
そして、シノの司会。
シノ・「ソウスケさん、今人気の占い師!サトミ様の心の中をいつも読む人!」
ブンゴ・「ウサンクセの嘘くさい占いで人気になるわけねぇだろ。」
わ、いきなりブンゴが突っかかったな。
シノ・「ではウサンk・・じゃなくてソウスケさん、『One Love』どうぞぉ!」
伝えたくて 伝わらなくて サトミをオレのものにして
泣いた季節を 越えたオレらは 今とても愛し合っているよ
それぞれ えがくサトミへの愛は かさなり 今大きな愛になる
サトミ オレと 結婚してくれよ────♪
百年先も 愛を誓うよ サトミは オレの全てさ
信じている ただ信じている
同じ 時をきざむ サトミ───────♪
サトミ・「あの・・・ど、どっから突っ込めばいいわけ・・・?」
ミッチー・「今の歌、絶対替え歌だろ・・・。曲の歌詞、納得いかねぇ・・。」
ブンゴ・「同意見・・・。ありえねえ・・・。」
ケノ・「そ、ソウスケさん、今のはない・・・かも。」
ソウスケ・「そんな目で見なくたって・・・。」
そりゃ、あんな歌歌っていたらねぇ。
ソウスケ・「オレの愛を表した替え歌だからいいんだよ♪(^εー+」
ブンゴ・「キショッ」
夏木・「きもっ。」
ミッチー・「気持ちわりっ!」
あぁ、そんなこと言ったら〜・・・!
ソウスケ・「お、お前ら〜・・・!」
ほらぁっ!ちょっ、避難しなきゃっ!
ソウスケ・「調子乗りやがってぇぇええええええええええええええっ!!!!」
ブ・夏・ミ「ぅわっ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ
もう、この4人、鬼ごっこ状態。
楽しくすればいいのに・・・。
あたしはそんなことを考えながら時計を見ると、
[H.12/24 6:46]
サトミ・「え!?夏木が帰る時間って、7時だよね?」
と、とりあえず夏木を助けなきゃっ!
サトミ・「な、夏木、夏木!早く!」
夏木・「え?あ、わ、わかった!」
ダダッ サッ
サトミ・「夏木、もう帰る時間でしょ?これ、プレゼント。」
あたしは、プレゼントを夏木に渡した。
夏木はプレゼントの包みを開ける。
夏木・「これ、スノードーム!?しかも、でかい!」
夏木へのプレゼントは、直径30センチ未満の大きなスノードム。
中には、小さな丘と、丘の上の雪だるまと、木の小屋がある。
スノードムの底には、
〈HAPPY クリスマス♪ 〉
その下に、
〈真代夏木 “H.12.24”〉
そう、文字や日にちが掘られている。
夏木・「サトミ・・・ありがとう!」
サトミ・「えへへ・・・。また来てね。」
夏木は、にっこりと笑うと、
夏木・「当たり前でしょ!絶対来るよ♪」
すると後ろからシノがきた。
シノ・「夏木さん、お帰りになるんですか?お気をつけてお帰りくださいね。」
夏木・「ありがと、シノ。じゃ、あたし帰るね。」
あたしは玄関までついていく。
サトミ・「じゃあね、夏木。」
夏木・「次会うときは、来年かもね。サトミ、バイバイ!」
《ガチャ》
じゃ、パーティ、続けよう!
ケーキ、カラオケなどなど、沢山楽しい事するぞー!
第五話【終わり】