二次創作小説(紙ほか)
- Re: サトミちゃんちの8男子【恋と8男子とサトミちゃん】 ( No.418 )
- 日時: 2016/04/04 19:59
- 名前: リィナ ◆/73ORiYgDY (ID: VfitXk9z)
ちぃside
サトミ「あたし、ソウスケの教会のほう探す!」
ブンゴ「じゃ、オレ学校見てくる」
ちぃ「ちぃは公園に行ってくる!」
タッタッタッ……タッタッ……
ちぃ「公園っ……ここ、だよね」
シノくん……。
よしっ、絶対見つけるっ……!
ダッ…。
ちぃ「シノくーん!でっ、出てきてよーっ!!!」
ブランコ、滑り台、鉄棒、噴水。
次から次へと探していく。
それでもシノくんは見つからない。
ちぃ「はぁっ………はぁ……いないの……かな」
息がゼェゼェ切れちゃってる。
の、喉が痛い……。
ちぃ「シノくんっ!どこっ……どこにいるの………っ」
すると、
「………ぁ…………………」
声が聞こえた。
かすかに聞こえる、すごく小さな声。
誰かとまではわかんなかったけど、聞き覚えのある声だった。
もしかしたら……。
ちぃ「シっ、ノっ、くーーんっ!!!!」
ちぃはできるだけ大きな声で叫ぶ。
ちぃ「シノくんシノくん、シーノーくんっ!!!」
はぁ……はぁ…………すぅ…っ
ちぃ「……シノく─────んっっ!!!!!」
ゼェ、はぁ…はぁっ………!
すると、
「………ぃ…ゃん……」
ハッ……
そこにいたのは……
ちぃ「シノくん!?」
シノ「ちぃちゃん!どうしてここに……?」
シノくんは、目をパッチリと開けて言う。
ちぃ「シノくん、どれだけ心配したと思ってるの!?」
シノ「えっ……心配?ちっ、ちぃちゃんが……ボクを?」
………もうっ…。
ギュ……ッ
シノ「ち、ちぃちゃん!?どうしたっ…のっ!?///」
ちぃ「シノくんっ……よかったぁ…っ」
シノくんのこと、もっともっと抱きしめたい。
でも、一番最初にこれが言いたい。
ちぃ「大好き……っ」
すると、
シノ「………先に言わないでくださいよ」
ちぃ「え?」
シノくんの顔を見ると、顔が少し赤い。
少し、大人っぽく見える、シノくんの表情。
あっ……ちぃ、今シノくんに告白しちゃったんだっ……////
あれ?でも、シノくん『先に言わないで』って言った……?
ちぃ「シノくん、それ、どういう……」
言いかけた瞬間。
シノ「ボク………」
ポフッ……
シノ「ちぃのこと、好きだよ…………ずっと昔から」
ちぃ「し、シノくっ……///」
シノ「ボクから言いたかったのに……」
それってどういう事……なの?
シノ「ちぃちゃんって、トモさんのこと好きじゃなかったの?」
ちぃ「え?ちぃ………そんなこと言ってないよ」
シノ「え?……あぁ……そうでしたね」
トクン……トクン……
心臓の音が、身体中にひびく。
シノ「………ちぃちゃん?」
ちぃ「へ?あっ、ご、ごめっ/////」
はっ、恥ずかし……/////
ちぃ「………シノくん、もう敬語使わなくていいよ?時々敬語入ってややこしかも……」
シノ「えっ?た、タメ口………ですか」
ぷっ……
ちぃ「また使った……っ」
シノ「ぅわ……っ///。……わかったよ。敬語使わないようにする」
ちぃ「………うんっ」
シノ「もう暗いし、帰りましょうか」
タッタッタッ……
ちぃ「シノくんって、敬語使いすぎだよー」
シノ「そんなに使ってますか?」
ちぃ「今もなってるもん」
シノ「……最近鋭いね、ちぃちゃん」
こんな会話をしながら、走って帰った。
グダグダですみません。続きます。