二次創作小説(紙ほか)

Re: マリオとマジカル*マスターズ【オリキャラ募集!】 ( No.11 )
日時: 2016/02/10 23:13
名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)

第1章, 冬と機械と雪合戦
1.
ーーここはキノコ王国。別名キノコワールド、今日もこの王国の住民(?)が、楽しく気ままに過ごしている。
そんな気ままな王国は、今まさに寒くて嫌な、冬の真っ最中であった。
(あくまで僕の個人的な気持ちです)
外には白い雪が降り積もっていた。
元気に走り回る者、家のコタツにくるまっている者、無茶なトレーニングに励む者など、過ごし方は様々だ。
何にせよ、みんな思い思いに冬を楽しんでいた。
「…うーさぶ、おいルイージ、暖房もっと利かせろよ!早くっ!」
まあ、若干イラついている奴もいるようだが…。
「全く…兄さんもちょっとは雪かき手伝ってよ。さっきから二時間もコタツにくるまってるじゃんか」
ーーこの二人組が、皆様お馴染みマリオとルイージである。
ダルマみたいにコタツにくるまってる赤オヤジが、兄のマリオ。そして、
寒い中、兄とは違い雪かきに精を出していた緑オヤジが、弟のルイージだ。
「うるさい!俺は寒くてイライラしてんだ。だから動きたくない。よってルイージ君、雪かき頼んだよー」
「そんなの知らないよ。さっきから二時間もずっと僕がやってるんだけど」
ルイージが呆れた様子で言った。
「だから?」
「代わって」
「ヤダ」
ルイージが要請し、マリオが即答で断る。この間約1.5秒。こんな事が、ここんとこほぼ毎日続いている。
僕の兄さんって、こんなオッサンみたいだっけ?
前までは違った。冬になると、大体みんなこんな風に豹変するんだろうか?
ルイージがあまりの兄のだらしなさに、唖然としていると、
ーーコン、コン
ふと、ドアをノックする音が聞こえた。「ルイージ」「はいはい」会話にならない会話を交わし、ルイージが玄関に飛び出した。
ドアを開けると、そこにはヨッシーとキノピオが立っていた。
「おはようルイージ。あれ、マリオは?」
「コタツでダルマ状態」
「あ、やっぱりw」
ヨッシーは質問した後、一瞬で納得したようだ。キノピオも後ろで「ふむふむ」と頷いている。この二人の説明は省略していいだろう。
「で?今日はどうしたの?」
ルイージが聞く。まだまだマリオが出てくる気配は無い。
その質問に、キノピオが答える。
「そうそう、今日は雪合戦をしようと思いまして。ルイージさん達もやりません?」
「雪合戦!!?」
そのワードに、マリオが急に玄関に飛び出してくる。さっきまでとは別人の様だ。
「マリオ…何でこういう時だけ反応早いの?」とヨッシー。
「やりたいからに決まってんだろ!いいか?人間は興味無い事には反応が遅くなるが、ある者に関してはーーー」
長ったらしかったのでカットしまーす。

ーーなんだかんだあって、マリオ、ルイージ、ヨッシー、キノピオの四人は雪合戦をする事になった。勝負の行方やいかに!?


ーー続く!