二次創作小説(紙ほか)

Re: マリオとマジカル*マスターズ【白と黒の訪問者】 ( No.115 )
日時: 2016/03/24 10:10
名前: シロマルJr. ◆o7yfqsGiiE (ID: 4qcwcNq5)

カ「何で時間のある昼間に更新しないんですか!?」

シ「ついついヨーツベ観ちゃうんですよ…」

マ「スマ◯ラの対戦動画な」


〈本編〉
4.
謎の仔猫の件が終わり、マリオ達は再び思い思いの時間を過ごしていた。
そんな時間を過ごすこと、約半日ーーーーー


「ただいまー!!」


元気な声と共に、ピーチ城の扉が開いた。
どうやら、買い物に出ていたピーチ姫とカノが帰ってきたようだ。
…が、声と同時に城に入ったのは、両手にいくつもの紙袋を抱えたピーチ姫だけだった。

「あれ、カノは?何かあったのか?…っていうか買いすぎだろ」
カノがいない事が気になったのか、マリオが訊く。

「いえ、カノさんは無事よ。今訳あってちょっと後ろにいるわ」

「訳って何?」

「よくぞ聞いてくれたわね。さ、カノさんこっちにいらっしゃい」
ピーチ姫に促されたカノが、少々遠慮がちに前に出る。
彼女の姿を見たマリオ達は、その姿に色々な意味で吃驚した。

昨日までのカノは、白のカーディガンに黒の単純なスカートと、言っちゃ悪いが見すぼらしい格好だった。
それが今では、白のオシャレなマントに、所々星型のエンブレム(?)が付いており、その一部に
青のラインが引いてあるものを羽織っていた。
オマケに、足元には茶色い上物のブーツまで履いている。
昨日までとは違い、カノの可愛らしさがより一層際立っている格好だった。

「えっ……と、どうですか?」
少し照れくさそうに頬を掻きながら、カノが訊く。

「おお、可愛いじゃんか!」

「凄く似合ってるよ、カノちゃん!」

「ええ、なかなか良いと思いますよ」

「うん、食べちゃいたいくらいだよ!」
約1名おかしな事を言っている奴がいるが、要するに、カノにこの衣装はかなり似合っているという事だ。

「いやー、本当に似合ってるよな。カノって感じがしてさ」

「どんな感じだよ…」

「わぁ…ありがとうございますっ!」
ピーチ姫に新品のオシャレな洋服を買ってもらい、カノはかなりご機嫌な様子だ。

「でもちょっと残念だよね、二次元の中だから、読者の皆様に見せられない…」

「確かに勿体無いよな………あっ!」
そんな会話をしていると、マリオが思いついたようにポンと手を叩いた。
…何か良からぬ事を企んでいるような表情で……

「おい、お前ちょっと来い!」

「…痛っ!?ちょ、何!?」
マリオに手を引かれて居間に連れてこられたのはーーーー何とこの小説の作者、シロマルだった。
いつもは前書きや茶番劇でしか出てこない作者が、なぜ今ここに呼び出されたのかというと……

「なぁシロマル、お前確か絵描くの得意だったよな?」
そう、マリオ曰く、カノの新しい姿のイラストを、シロマルに描いてもらおうという目論見らしい。

「いや……それは好きってだけであって、誰も得意だなんt」

「決定だな」

「えゑ!?僕に拒否権は!?」

「無い」

「………ナンテコッタイ」
そんなこんなで、ほぼ強制的にシロマルがイラストを描くことに決定した。

「決定してないぞ!僕はイラストなんて書かないからなっ!!」
当然、シロマルは一切納得していないようだ。

「シロマルさん、カノのイラスト描いてくれるんですか?楽しみに待ってまs」

「さーーーーて、張り切って描き込んでやろうじゃないか!!」

「「「変わり身早っ!!!」」」

「しょうがない、カノちゃんのお願いは絶対なのだ!!」

「何その無駄な絶対王政……」

「良いではないですか。あなたの実力を発揮できるチャンスなのですよ?」
完全に調子に乗っているシロマルを、ネルがさらに持ち上げる。

「分かった、僕がカノちゃんのイラストを描いてやろう!」

「おー!シロマルやっさしー!!」

「下手でも良いのなら何枚でも描くよっ!」

「いえ、一枚で良いです……」






ーーーこうして、何故かシロマルがイラストを描く羽目になった今回、ストーリーが進むのは、まだまだ
次回以降に持ち越しになりそうです。
イラストは完成次第、URLや注意事項などをまたお知らせします。


それでは今回はここまで、さよなら〜!!























みんな「いや待て、早くストーリー進めろよ!!」

シ「中断させたの誰だよ!?」