二次創作小説(紙ほか)
- Re: マリオとマジカル*マスターズ【白と黒の訪問者】 ( No.119 )
- 日時: 2016/04/01 22:23
- 名前: シロマルJr. ◆o7yfqsGiiE (ID: 4qcwcNq5)
シ「お久しぶりです…」
マ「だからお前さ、何で時間あるのに更新しないの?バカなの?」
シ「次から本当に頑張ります…」
<本編>
6.
朝方になって間もない頃、マリオ達は肌寒い中外に出ていた。
…忘れてる方がほとんどだと思うので、なぜこんな事になっているのか説明します。
1.今朝、ヨッシーが新聞を取ってくる。
2.そこに〜正体不明の組織『マジカル*マスターズ』キノコ王国に出没!?〜などと書かれていた。
3.その見出しを見て、どういう訳かカノとネルが動揺(?)する。
4.いきなりカノが「今すぐに外に探索に出かけて下さい!!」と、声を掛けて皆を外に押し出した。
…こうして今に至る。
「ほら皆さん、もっと早く歩いて!」
「カノちゃん……もうちょっとゆっくり〜!」
現に今も、カノが皆を引き連れて速足で歩いている。
彼女と同じように動揺していたネルも、今では呆れ顔で彼女の後に続いて歩いている。
そうこうするうちに、ルイージとキノピオが限界状態なのか、近くの木陰にへなへなと座り込んでしまった。
「カノちゃん…僕もう疲れたよ。ちょっとだけ休んでいかない?」
「ボクもです…ここで休憩しましょう。ハイ決定、誰が何を言おうと決定です」
どれだけ疲れているのか、キノピオの性格が豹変してしまっている。
「今みたいな寒い中、木陰で休憩ってのもどうかと思うけど…」
「この際何でもいいから、早く休みましょう…」
「…しょうがねぇな、ちょっとだけだぜ?」
何とか納得したのか、木陰で少しだけ休憩することになった。
肌寒い風が、彼らの頬をふっと掠めた。
「じゃあ、カノもここでちょっと寝ます。おやすみなさい……」
呑気な性格なのか、カノが木陰の目立たない場所で、そのまま眠ってしまった。
「ファ〜、これでやっと休めるよ…」
そう言って、ルイージも安堵の息を吐いて、木陰に横になったーーーその時
ーーーカサカサカサッ!!
刹那、ルイージの頭上に何か得体の知れない物が、真っ逆さまに落ちてきた。
…いや、降りてきたと言った方が良いかもしれない。
「………!!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ルイージに降りかかった物とは………不気味な模様をした、大きめのクモだった。