二次創作小説(紙ほか)

Re: マリオとマジカル*マスターズ【本編start!】 ( No.16 )
日時: 2016/02/10 23:18
名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)

5.
キノコチームVSファイヤフラワーチーム、雪合戦対決!!結果やいかに!?
…スターチーム?なにそれおいしいの?w

「おりゃっ!くらえワルイージ!」
そう言って、ワリオが勢いよく雪玉を投げつける。ワルイージはというと、とっさに体勢を変えて、その攻撃をすんでのところでかわした。
「なんの、負けませんよマリオさん!」
今度はキノピオが、マリオめがけて雪玉をーーいや、雪玉と思われたそれは、何とキノコ、通常より若干赤色が薄い毒キノコだった。マリオもしゃがんでそれをかわし、
「うわっ!!これ雪じゃねえじゃん!キノコがキノコ投げんじゃねえよ!」と毒づく。毒キノコだけに(上手くないからな?)。
そしてマリオはというと、手のひらからファイアボールを打ち出していた。赤く輝くそれは、ファイヤフラワーチームの陣地に落ち、じゅうと消滅した。
「マリオさん反則ですよ」
「うるさい、さっきのお返しだ!!」
両チーム、雪玉を作っては投げ作っては投げの繰り返しで、勝負開始からいつの間にか20分が経過していた。
「おいワリオ、もっと攻撃スピード上げろよ。負けるだろーが!」
「だからおめーも少しは協力しろよ!」
「この調子なら勝てるぜキノピオ!」
「はい、ボクが攻撃しますから、ワルイージさんはとにかく頑張って避けてくださいね!」
しかし、未だに勝負がつく気配は無い。時間はさらに過ぎ、間も無く1時間が経とうとしていた。
ついに雪玉を作る手が、両チーム共止まっていた。それから2チームはお互い立ち止まっている。この間に妙な沈黙が続く。
最初に動き出したのは、ファイヤフラワーチームだった。
「今だっ!マリオさんワリオさん覚悟!」
そう言ってキノピオが、マリオめがけて雪玉をーー今度は正真正銘本物の雪玉だーー投げつけた。それとほぼ同時に、
「あーもうじれったい、貸せっ!俺が勝負を決めてやる!」
キノコチームのマリオが、ワリオから強引に雪玉を奪い取った。そしてそれを、ワルイージに向けてまっすぐに投げつけた。武器を奪われたワリオは、うだうだ文句を言いながらも、現状を整理しようと彼なりに奮闘していた。

そして、2チームの雪玉がぶつかり合い、グシャっと音を立てて崩れ落ちる。
この隙を見て、両チーム大将、マリオとワルイージが前に飛び出してきた。2人共、手には雪玉を1個ずつ持っていた。これを決めた方が勝ちだろう。
「うおおおおおおおお!!」

シロマル「さて、結局結果はどうなるんでしょうか!?次回、本当に本当の完全決着です!」
ヨッシー「何か盛り上がってるねー」
ルイージ「…そうだね、僕ら完全に空気じゃんか」
ヨッシー「シロマルもひどいよね。序盤からこんな扱いなんてさ」
シロマル「ごめんなさいねー(棒)」