二次創作小説(紙ほか)
- Re: マリオとマジカル*マスターズ【コメント大募集!】 ( No.40 )
- 日時: 2016/02/10 23:35
- 名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)
〜茶番劇6.マリオ達の正月(初日・お雑煮パニック)〜
マ「さて、皆様…」
みんな「新年、明けましておめでとうございます!!」
ル「今年もよろしくお願いします」
シ「今年は、頑張って彼女見つけます!」
ヨ「ムリだね」
シ「ひでぇ!!」
ピ「まあまあ、みんなキノピオがお雑煮作ってくれたみたいだから」
キ「いやー、初めてだったので緊張しました…」
マ「あれ?毎年作ってないのか?」
キ「ハイ、お雑煮は毎年ピーチ姫の手作りなんです。それはそれは美味しいんですよ!」
ピ「エヘヘ、でも今年は、キノピオがどうしても作って見たいって言ってたから、任せてみることにしたの」
ヨ「キノピオだから任せられるんだろーなー。マリオとかシロマルだったら絶対ムリだもん」
ル「二人とも、料理下手そうだもんね…」
マ・シ「うるさいなー!!」
ピ「と、とりあえず食べましょう!」
みんな「いただきま〜す!」
ーーそして彼らは、キノピオのお雑煮の恐ろしさを理解することになる…。
マ「うがっ!!」
キ「…どうしました?」
マ「何か妙に甘くないか?キノピオ、お前何入れたんだよ!?」
ル「あ、本当だ。お雑煮っていうよりぜんざいみたいな…」
キ「あー…それは砂糖をたっぷり入れて、そこに餅を入れて、仕上げにビーフジャーキーを刻んで入れました!」
ヨ「仕上げどうした!?!?」
シ「あ、ビーフジャーキー出てきた…」
ピ「まあまあ、シロマルは甘い物好きなんでしょ?よかったじゃない」
シ「限度ってもんがあるでしょ!ビーフジャーキーって何!」
マ「ビーフジャーキーまで甘くなってるし…」
キ「いや〜、お褒めにあずかり光栄です〜」
みんな「褒めてねえから!!」
ル「ハァ……何かピーチ姫のお雑煮が食べたくなってきたよ…」
ヨ「さすがにひどいな…」
キ「頑張って作ったのに…グスッ…」
ピ「まあまあ、初めてにしては上出来よ、元気出して」
シ「どこがだよ!!」
ピ「わかったわ、私が飛びっきり美味しいお雑煮作ってあげるから、全員キノピオに謝っておきなさい」
マ「やったーーーーー!!」
ヨ「ゴメンねキノピオ。ボクが悪かったよ」
ル・ シ「僕達もちょっと言い過ぎたよ。ゴメンなキノピオ」
マ「…悪かったよ」
キ「いえいえ、ボクももっと練習します!皆さんに美味しいお雑煮が出せるように!」
シ「…よかったなぁ、一件落着」
キ「じゃあ、お詫びとして何か買ってください。代表でシロマルさん!」
シ「え!?いやいや、僕はクリスマスのプレゼントに使って、もうお金が無いんだよ!無理矢理買わされて!!」
キ「お年玉出るから良いじゃないですか」
シ「いや、それとこれとは話がべt」
キ「決定ですね」
シ「……」
マ「キノピオって…意外とやるよな…」
ヨ「うん…もしかしたらボク以上の毒を持ってるかも」
マ「自覚あるのかよ!!」
ピ「ハイハイみんな〜!ピーチ姫特製お雑煮の完成よ!」
ル「おっ、やっと来た!」
シ「よし、見た目は普通のお雑煮だな」
ヨ「見た目は?」
シ「あ、もちろん味も普通のお雑煮であります…ハイ」
ピ「みんな遠慮せずに食べて。お代わりもたくさんあるからね〜!」
みんな「いただきま〜す!」
ーーパクッ!
マ「うがっ!!」
ピ「…どうしたの?」
マ「何か妙に甘くないか?ピーチ姫、何入れたんだよ?」
ヨ「何かデジャブw」
ピ「決まってるじゃない、桃よ桃!ピーチスペシャルなんだから、入れる物もピーチに決まってるでしょ!」
ヨ「ウギャァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ル「お雑煮に入れる物じゃないでしょ…」
マ「あぁぁぁんまりだぁぁぁぁぁ!!」
ピ「何よぉ、そんなに拒絶しちゃって…キノピオを見なさい!」
みんな「え?」
キ「ガツガツガツガツガツガツガツ!!」
マ「キ、キノピオ?」
キ「皆さんも食べてみてください!この桃の甘みが癖になる味ですよ!」
シ「…絶対ヤダ…」
マ「シロマル、今回だけはお前に同感だ…」
ピ「もうっ!何なのよみんな…お代わりもたくさんあるのに…」
ヨ「食べたくないものは食べたくないもん…」
シ「ヨッシーって、何でもストレートに言うよね…」
ピ「良いわよ。何かプレゼント買ってもらうから!代表でシロマル!」
シ「何で僕に来るの!?」
マ「ドンマイ、お前はそういう奴なんだ…」
シ「どういう奴だよ!?あと慰めになってないんだけど!!」
ル「分かった、それじゃお正月のあのゲームで負けた人が、ピーチ姫にプレゼントを買うって事で」
マ「なるほど、お前考えたな!」
ヨ「そういう事なら負けないよ!」
シ「お金のためにも、絶対に負けられないぞ!!」
ル「僕も手加減無しでやるよ!」
みんな「絶対に負けられない戦いが、そこにある!!」
ピ「…何か面白そうね」
ーー結局、ピーチ姫特製お雑煮は、キノピオが一人でお代わりまで全部平らげてしまったのであった…
ーー結果、
キ「うっ……ちょっと食べ過ぎた…お腹痛い」