二次創作小説(紙ほか)

Re: マリオとマジカル*マスターズ【魔力と5つのギア】 ( No.53 )
日時: 2016/02/10 23:25
名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)

4.
クッパJr.を倒し(?)、マリオ達はクッパ城への突入に成功した。
「ピーチ姫!今行くからな!!」
ダッシュしながら、マリオが口に手を当てて叫んだ。声が城内にこだまする。
「でも兄さん、この下かなり溶岩が流れてるよ。迂闊に落ちたりなんかしたら…」
「その辺は心配すんな。その為にこれだけ準備してきたんだからな!」
ルイージに言われ、マリオはどこから取り出したのか、キノコやらスターやら、大量のアイテムが包まれた風呂敷を取り出した。
「これでザコどもはもちろん、クッパの一発で倒してやるぜ!!」
「…でも、油断は禁物だよ?今も若干ついてこれてないし」
くるっと振り返るとヨッシーが、その後に、バタバタぜえぜえ息を切らしながらキノピオが必死で追いかけていた。
「おい、キノピオもっと体力つけろよ!!焼キノコになっちゃうぞ!」
「うるさいです!ヨッシーさんだって、汗びっしょりじゃないですかっ!」
「そりゃ溶岩地帯だもん。汗くらいかかなきゃ以上者だよ!?」
「そうだ、ヨッシーさん乗せてくださいよ。走ってばかりで疲れました…」
「わがまま言うな自力で走れ!!」
この2人、仲が良いのか悪いのか、さっきからグダグダ言い争いながらも、何とか付いてこうと努力はしていた。
「お前ら文句言うな!ピーチ姫を助けるまでの辛抱だ!!」
「マリオ達が速すぎなんだよ。ちょっとはボク達のことも考えてほしいな…」
マリオの一喝に対し、ヨッシーがまた文句を言っている。
「あーもう、早くピーチ姫を助けたいんじゃないの!?早く行こうよ!!」
今度はルイージが大声を上げる。このままだと永遠にこの2人の口論が続く気がしたので、止めざるを得なかったのだ。
「そうですよ、みなさんしっかりしてください!」
その後に、キノピオもそう言った。
ーーお前が一番わがままなんだよ!!!
おそらく全員がそう思っていたが、口には出さない。 理由は分かるはず、いい加減学習しなければ。
「…そうだな、色々悪かった。行こうぜ」
マリオが切り出したところで、その時のその場は、和やかな雰囲気になって終わり、再び出発することにした。
「…っていうか兄さん、それどこから持ってきたの?」
「え、何が?」
「その風呂敷に入ってるアイテムのことだと思うけど…」
「ああコレか。その辺の家からもらってきたんだよ!」
「ドロボーじゃないですか!!」
「立派な犯罪だよ、窃盗罪だよ、逮捕だよ!」
「ヨッシー君…バレなきゃ犯罪じゃないんですよww」
「どこかで聞いた事あるんですけど!?」
「…よし、今度はゆっくり行こうぜ!あ、でもなるべく速くな」
「どっちだよ!?」












ーーちょうどその時…

ク「さてキサマ、なぜここに呼ばれたか分かるか?」
シ「え、いや…全く心当たりが無いんですが…」
ク「そうか、じゃあ教えてやろう。最近本編より茶番の方が、投稿頻度が多いのは…どういう事だ!!」
シ「え!?そんな事知りませんよ!思いついた時に書いてるだけなんですから!」
ク「だから、ワガハイがキサマに、お仕置きする為に呼んだのだ!!」
シ「いやちょまって、僕はーー」
ク「さらに、この本編と前の話が、かなり間が空いているようだが…」
シ「いや、ですからわたくしはーー」
ク「くらえ!!怒りのクッパドローーーーーーーップ!!」

ーーーーーどっ、ドカッ! バキッ!グシャ!!

ーーーーーヒュ〜〜〜〜〜ン

シ「あ〜れ〜!」
ク「ふう、これで満足じゃ。ではみなさん、またお会いしましょう!」
クッパJr.(以下クJ)「おとうさん…ひどい」
ピ「シロマル…ドンマイ、そして頑張れw」