二次創作小説(紙ほか)
- Re: マリオとマジカル*マスターズ【魔力と5つのギア】 ( No.59 )
- 日時: 2016/02/12 17:04
- 名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)
6.
現在マリオ達は、クッパ城の4階(?)の位置にいる。
もう少しで、クッパのいる部屋に辿り着くという状況だった。
ーーしかし、ここからが長かった…。
実は、小説内には書かれていないが、彼らは色々苦労を強いられているのだ。
しばらく、ここまでのダイジェストを見ていただこう。
まずはクッパ城の前にて、
クッパの実の息子、クッパJr.と一戦交えた。
結果は、相手(クッパJr.)の無様な自滅により、マリオ達の圧勝。
マリオ達は城内へと足を踏み入れた。
1階にて、
マリオ達が城内で会った初めての敵、キノコもどきことクリボーとの一戦。
ザコ呼ばわりされて、怒り狂っていた状態のクリボーだったが、
「帰りな。ここはお前みたいなザコが存在していい場所じゃないんだよ」
マリオのその一言で、一瞬にして返り討ち。
弟のルイージはじめ、仲間がクリボーに同情を入れるほどの、まさに外道な勝負だった…。
ーーさて、ここからが彼らの未公開の戦いである。
2階にて、
なぜかクリボー同様、空中から落ちてきて登場したのは、どこからかどう見てもカメ……ノコノコ軍団だった。
数は、軽く10匹を越えていた。
「ノコノコ達、ごめん!先に謝っておくよ…」
ルイージが、最初にノコノコに謝ってからの戦いスタートとなった。
結果は、マリオが1体を踏みつけて倒し、そのノコノコをボーリングの球のようにスーッと転がし、
残りの数匹もまとめて倒したのであった。
3階にて、
ここからは、特に大変だったフロアだ。
理由は、特に敵は出なかったが、マリオ達に何かしら異変が出てきたから。
まずマリオ。
「帰りな。ここはお前みたいなザコが存在していい場所じゃないんだよ」
そのセリフがえらく気に入ったのか、近くの突起に足をかけ、ずっとそれを繰り返していた。
続いてルイージ。
普通にジャンプしたら、跳びすぎてクッパ城の天井に激突してしまった。
高さが約10メートルある天井。そこまでジャンプが届くのだから、大したジャンプだw
キノピオはというと、
「お、おいマリオブラザース!!キノピオが焼キノコになってるよ!?」
「あ、本当だ。おいルイージ、ナイフとフォーク持ってこい!」
「食べちゃダメだよ!?」
そう、完全に焼キノコと化していた。
マリオが、食物と化したキノピオを抱えて移動した。
一番食べないか心配だったヨッシーは、意外にもそこは耐えた。"そこは"。
最後にヨッシー。
それは、いざ次のフロアへ進もー!!って時に起きたアクシデント。
「よし、行くぞみんな!…ってあれ?背中がやけに軽いぞ?」
「兄さん!!」
マリオが振り返ると、ヨッシーが必死に何かを食べていた。
まさか焼キノピオじゃないかと思ったが、それは背中に寝ているので違った。
ヨッシーが食べていたのは、マリオが背負っていたアイテム全てだ。
「おいヨッシー!お前俺のアイテム食ってんじゃねーよ!!」
「"俺達の"だろ?ボクは食いしん坊なんだ。少しでも食べなきゃ死んじゃうよ」
「…」
その様子を、マリオ達は唖然と見守るしか出来なかった。
ーーというわけで、彼らは今必死にアイテム探しに追われていたのだった。
次回、アイテム探しで敵探し!?(仮題)
ーーその頃……
ピ「何か今回、随分手抜きじゃない?」
シ「てて手抜き?そそそそそそそんなわけないじゃないか」
ピ「動揺しまくってるじゃない…」
シ「時間がなかったんだよ!明日から学校だし、今日は早く寝ようと思って」
ピ「…で、ダイジェスト的な何かにしたわけ?」
シ「僕だって忙しいんだ!一応受験生だぞ!?」
ピ「受験生がクッパ城なんか来てんじゃないわよ…」
ク「何!?お前今回手抜きしたのか!?許さん、お仕置きしてくれる〜!!」
シ「やべ、聞こえてた!?逃げろー!」
ク「逃がさ〜ん!」
ピ「……それじゃ皆さん、今回はこの辺で。さよなら〜」