二次創作小説(紙ほか)
- Re: マリオとマジカル*マスターズ【白と黒の訪問者】 ( No.62 )
- 日時: 2016/02/12 17:05
- 名前: シロマルJr. (ID: .DwXlVdY)
どうも、お久しぶりです。
テストの関係で、投稿が遅くなってしまってすいませんでしたm(_ _)m
↓では、本編入ります。
7.
マリオ達は今、とある理由でアイテム探しに出ていた。
その理由とは、前回でヨッシーがアイテムを全部食べてしまったからである。
その証拠に、ヨッシーの体は一回り大きくなり、七色に眩く輝いていた。
「アイテム探し?何でこんなメンドくさいことしなきゃいけないの?」
「な・ん・で・だ・ろ・う・な?」
だが当の本人は、完全にすっとぼけている。いや、食べすぎて記憶がすっ飛んだと言う方が正しいだろうか?
「とにかく、早くアイテムを探そうよ。キノピオの意識もまだ戻らないし…」
焼キノコと化したキノピオの背負い手は、マリオからルイージに交代した。
このままマリオが背負っていたら、イライラで彼を食べてしまいかねないと、ルイージが判断したからである。
「ボクはアイテムなんて食べてないよぉ?」
この中では明らかに一番目立っているヨッシーが、まだすっとぼけている。
「嘘つけ!!その輝く光は絶対スターを食べたからだろ!?」
「すたー…?何それ美味しいの?」
「だからお前がさっき食ったんだよ!!あとお前何か大きいし!」
「あ、ホントだ!やったね、ボクったら急成長しちゃったよ」
「お前がキノコ食ったんだよ!」
さっきから何分間続いてるだろうか、この2人の口喧嘩は一向に収まる気配は無い。
「あのさ、くだらないケンカしてるヒマがあったら、さっさとアイテム探してよ。いい加減飽きた」
そんなルイージの仲裁の言葉なんて、2人の耳には全く入っていないだろう。分かっていても、無言では
いられなかった。
ーーあれから数分。
いよいよクッパの部屋前に来たが、結局アイテムは1個も見つからなかった。
「とりあえず、2人は仲直りしたみたいですね。よかったよかった」
焼キノコ状態だったキノピオも、とっくに意識が戻っていた。
マリオとヨッシーの口喧嘩も、いつの間にか終わっていた。多分飽きたんだろう。
「結局キノコ一つ見つからなかったけど?」
「それくらいが丁度いいんじゃないか?また誰かさんに食われても困るし」
「はて?誰だろうねぇ?」
「あ、ヨッシーさんなんですね…」
なんだかんだ言いながらも、クッパの前に来ている。もう戻れない。
「よし、行くぞお前ら」
「…うん!」
ーーギィィィィ………
重い扉を開け、マリオ達はその向こう側に飛び出した。
ク「・・・さて、そろそろ出番かな」
クj「おとうさん、マリオなんかやっつけちゃえ!」
ク「うむ、行ってくるぞ。息子よ」
ピ「・・・・・・頑張れ、マリオ」