二次創作小説(紙ほか)

Re: マリオとマジカル*マスターズ【白と黒の訪問者】 ( No.70 )
日時: 2016/02/12 17:10
名前: シロマルJr. ◆o7yfqsGiiE (ID: .DwXlVdY)

・お久しぶりデス。
今回から、トリップをつけていきたいと思います。
↓では、本編入ります。


第3章、白と黒の訪問者

1.
ピーチ姫の救出に失敗して、約1週間。
マリオ達はというと、家でとにかくうだうだしていたw
「…ねぇ兄さん?ピーチ姫救出にはまた行くんだよね?」
「は?当たり前じゃねぇか。こないだは惜しくも失敗したけど、次こそはーー」
「失敗っていうか、普通に自分から諦めたよね…?」
「細かいことは良いんだよ!!」
「全然細かくないよ!!」
2人の兄弟ゲンカも、いつも以上に長く続いていた。ルイージは、まだあの事を根に持っているらしい。
「よっしゃルイージ、今日は雪合戦をしようか」
あまりにも唐突すぎるマリオの発言に、ルイージは思わずツッコミを入れる。
「今日"は"っていうか、今日"も"じゃない?最近ほぼ毎日やってるじゃん。あと何で今?」
「いや、このモヤっとした気持ちを晴らすには、やっぱり雪合戦しかないんじゃね?」
「……僕はもっと他の晴らし方があると思う…」
そう言いながらも、ルイージは無責任な兄に従う事にしたようだ。
「そうと決まったらさっさと行くぜ!!」
「はぁ…何で僕はいつもこうなんだろう?」
マリオは元気よくドアを開け、ルイージは呆れた様子で、その後ろ姿のあとをついて行った。
外では相変わらず雪が降っていて、だいたい10センチほどの積雪がある。
「…で?今日は誰を誘うつもりなの?」
「まぁ、いつものヨッシーとキノピオだろ?」
「え、いつもそのメンバーじゃん。もっと他に誰か誘わない?」
ルイージは凍えながら、マリオに質問を投げかけた。
「なるほどな…じゃ、前に一回来たワリオとワルイージはどうだ?」
「うん、良いんじゃない?」
「ちょうど今、イライラしてるからな。ワリオを殴ってストレス解消だ!」
「……理不尽の極みだ」

ーーそのあと、キノピオとヨッシーを誘って、なぜか再び雪合戦をする事になったのであった。