二次創作小説(紙ほか)

Re: ハリー・ポッターと本の外の少女 ( No.2 )
日時: 2016/01/05 23:01
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: aW5Ed34M)

▼私が……本の中に入った?!

「あ〜あ、宿題やりたくないなー」
机の上に勉強道具を広げて呟く少女の名前は、小村 恵。
ふと本棚を見ると、一冊の本が目にとまった。その本の題名は……『ハリー・ポッターと賢者の石』。
恵は最近読んでいなかった事に気付いた。そして、思い出していた。
______________
小学5年生か6年生の時。
金曜ロード○ョーでハリー・ポッターを見て、一気にその世界観にハマってしまった。
ブック○フで母親が原作を買って来てくれて、暇な時間はずっと読んでいた。呪文をノートに書き写して遊んでいた時もあった。

中学に入ってからはその機会は減ったが、ハリポタは大好きなままだった。
中1の冬にUS○に行ってミネルバ・マクゴナガルの杖を買ったのも思い出した。
_______________
「……『賢者の石』か。久しぶりに読んでみようかな?」

本の表紙を開ける。すると、本が光って恵は本の中に入っていった……
まるで、2巻でハリーがリドルの日記帳に入っていったように……

【作者から】
『賢者の石』なのに2巻(秘密の部屋)の内容を出してしまいすいませんでした。
私自身3~4回読んでいるのでこういった内容が出てきてしまいます。これからもそうなるかも知れませんが、あまり気にしないで読んで頂けると嬉しいです。

Re: ハリー・ポッターと本の外の少女 ( No.3 )
日時: 2016/01/06 22:08
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: eOcocrd4)

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!」
本の中に引きずり込まれる恵。
村みたいなものが見えて、着地。全く痛く無かった。

「ここ、どこ?見た感じは〈ホグズミード村〉みたいだけど……」
「そうじゃ。ここは君が思った通りホグズミード村じゃ」

そこには背の高い、長い白髪のおじいさんが立っていた。
恵にはすぐ分かった。彼がアルバス・ダンブルドアであることが。
(ダンブルドアだ……)
「ほほほ。君がメグミ・コムラか。待っていたぞ」
「待っていた」とはどういう意味なのか?考えているとダンブルドアは話し始めた。

「もう分かっているだろうがわしはアルバス・ダンブルドアじゃ。さっき言った通りここはホグズミード村。つまりハリー・ポッターの世界じゃ。なに、心配せんでも大丈夫じゃ!〈向こう〉の事は考えなくても良い!
さて本題に入ろう。君はアルカネブ・ドットローズ__10歳じゃが__になってもらう。ドットローズ家は子供がいないからのう。もう話はつけてある。
明日アルカネブ・ドットローズは11歳になる予定じゃ。ホグワーツに来るまでは時間があるがゆっくりしていると良い。待っておるぞ!」

長めの話が終わった……と思ったがダンブルドアは思い出したように話す。

「すまんのぉ。もう少しいいかの?
君はたくさんの事を知っているであろう。例えば……何じゃろうな……この世界の未来かの?でもその事をホグワーツで言ってはならん。絶対じゃぞ。
後は呪文じゃな。ハーマイオニー・グレンジャーよりも知っているかもしれん。そこで、『色々知っている』という理由でハーマイオニー・グレンジャーと仲良くなって欲しい。できればハリー・ポッターやロナルド・ウィーズリーともな」

でもそれはグリフィンドールに入らないと__と言おうとしたがダンブルドアは分かったように続ける。

「もちろんそれはグリフィンドールに入れればの話じゃ!無理なら大丈夫じゃ!
そして最後にもう一つ。このノートはきっと役に立つはずじゃ」

そう言って渡したのは「呪文ノート」だった。

Re: ハリー・ポッターと本の外の少女 ( No.4 )
日時: 2016/01/08 18:47
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: eOcocrd4)

「ダンブルドア先生何で私のノートを持っているんですか?!まぁ無かったから困ってましたけど……」

「それなら良かった。持ってきて正解だったのぉ。さあ行くぞ!ドットローズ家はオッタリー・セント・キャッチポール村じゃ。わしの腕につかまれ!」

ダンブルドアはそう言うと、「付き添い姿くらまし」した。細い管のような所を移動している感じがした……

◆序章・私が本の中に入った?! 終わり