二次創作小説(紙ほか)

Re: ワールドトリガー hello,new world. ( No.8 )
日時: 2016/03/19 20:44
名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: b/D5tvZu)

花凛 短編Ⅱ

attention
・創作です
・昼ドラ並みとは言いませんが前半軽くドロドロしてます(ドロドロとい
えるのだろうか)
・花凛ちゃん語り手です
・女友達役として鵺ちゃんが出ます

ここ、三門市では市民の安全を守るボーダー隊員が芸能人並みに人気らしい。時々同級生が彼氏にしたいだとか、付き合いたいだとか。
それを同じ高校に通うボーダーの女友達と本部で偶然会い会話をした。それ耳にした時、私は珍しく頭にきて「こっちは必死で市民守ってるのにふざけんな、アイビスで脳天ぶち抜く」って言って太刀川さんに「速水、ハウス」って犬扱いされたのを覚えている。

「何が媚売ってるっての!あぁクソッ、腹立つ!!弧月でぶった斬ってやろうか!いや、ぶった斬る」

ボーダー内にある休憩所の前で女友達がデジャヴ感のある言葉を放った。いや、私の時より残虐になってないか?

「‥‥鵺、ハウス。アンタらしくないよ」

「うぅ、確かにそうだけど‥‥そうだけど‥‥」

頭を抱え込んで唸る女友達、鵺。どうやらよそのクラスの女子に2バカ(弾バカ槍バカコンビ)にボーダーだからって媚を売るなと根も葉もないことを言われたらしい。被害妄想か何かなのだろうか、私達ボーダー女子隊員は男目的で近づいてるわけじゃないってのに。

「まぁ、そういうのは無視しておけばいいの。どう見たって頭おかしいのはその女子でしょ」

「花凛‥‥」

あぁ、ホントいやになる。これだから頭の中で常にそういう事考えてる人は嫌い。

「おい、速水‥‥お前変な物でも食ったのか?」

「よし。そこのデリカシーのない弾バカ、今からアンタを模擬戦で満身創痍にする」

——————
うちの弾バカはちょっとデリカシーない。
模擬戦の結果は想像にお任せします。