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なんでだろうね、不思議だね。あの子って…




私の宝物〜後編？〜




あの子って…神様みたい…

「そうだよ」
「！？」
「わたし、神様だよ」
「！？」
「私、あなたのこと好きなんだ！」
「！！ひっ！」

首筋をそっと撫でている…私の…

「ねえ、私と一緒に逝こう」
「！！やだ！絶対ヤダ！」
「なんで？遊ぼう」
「嫌だ！死にたくない！」
「そうね。まだ死にたくないよね」
「…！！」
「でも…さびしいよ、天国」
「…！」
「面倒だし。ね？だから遊ぼう！」
「嫌！あなたは私のなんなの！？」
「…兄妹」
「！！」
「私、長女」
「…」
「あなた、三女」
「！！」
「あなたと遊びたい…あなたとだけ遊べなかった」
「！！！」
「私の宝物…」
「！！」
「驚いてばっかだけど、なんかしゃべって…お人形じゃないのよ」
「知ってる！わかってる！私、怖い！」
「なんで…？」
「お姉ちゃん、そんな…そんな…神様なんて祀らない！」
「！！」
「私のお姉ちゃんはこんな人、祀らない！」
「！！」
「お姉ちゃん、こんな人、きっとキライ！」
「…！」
「私…お姉ちゃんだけ見て歩いてるの！消えてよ！私には、関係ない！」
「…ごめんね」
「！！」
「また、来てあげる。そのときは、ちゃんとお話ししよう」
「…はい」



このお姉ちゃんは、私の心の宝物


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＥＮＤ