二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方封宝伝〜紅魔編 ( No.16 )
日時: 2016/04/29 20:10
名前: hum (ID: JZOkdH3f)

?「久しぶりだな、レミリア」
レ「ああ、久しぶり。…えっと、幸人…だっけ?」

霊「私達の事を無視しないでちょうだい」
魔「そうだぜ、アリスの元を離れてわざわざ来てやったんだからさ」

というか一気に人が来ると、騒がしさが二倍ね。

…霊夢と魔理沙と幸人は何しに来たんだろう。
特に魔理沙。特に魔理沙が。

わざわざって言うぐらいなら、来なかったら良いのに……、まぁ本人の事情があるんだろう。

小「それよりも、何故霊夢さん達は此処に?」
パ「ま、まさか……私に会いに来たの?」
幸「ちげぇよ。パチュリー本当にいい加減にしろ」

パチェの推測は誰に言っても否定されると思うわ。
とりあえずパチェ、どんまいとしか言い様がない。


咲「で、本当に何しに来たの?」

何も用件が無いとか言いだしたらマジで追い出そう。
ちゃんとした用件があるなら別だけど。

魔「ああ、それはだな…紅魔館を避難場所にしようと思ったんだぜ!」
フ「本当?…なら、お外に出なくても魔理沙達に会えるの?」
魔「ああ、勿論だ。ついでにキノコも食べれるぜ?」

……キノコとか要らないし。
それに、クッキーとかがあるから特にメリットは無いわね…。

レ「キノコは要らないわよ」
魔「なんでだ……!?」
レ「いや驚く方が可笑しいだろ」

つまらない魔理沙のボケにツッコむ。
そんなくだらない茶番に幕を下ろすように霊夢がパンパンと手を叩く。


霊「……と、雑談はそこまでにして。本題に入るわよ」
美「え、さっきのが本題じゃないんですか?」
幸「………え?」
美「え?」

あー、もう。
中々本題に切り出せないじゃない。
全く、苛々するわ………。

紅魔館はそこが悪いのだろう。
無駄話が多いと、悪評を食らってたが、まさか…ここまでとは。



幸「……チッ…、あー、大分時間食った。急ぎ足で説明するぞ」
幸人は時計をチラリと見て、焦ったような顔で話し始めた。