二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方封宝伝〜紅魔編 ( No.21 )
日時: 2016/04/30 17:42
名前: hum (ID: JZOkdH3f)

【博麗 霊夢】一つ目の異変

ーーー
幸人から『お前から説明しろ』と言われた。
全く、もう、急すぎる………。

先のことを考えずに承知しちゃったけど、どう説明しようかしら……。

霊「あ、そうだ」

そうか、このやり方の方が手っ取り早いわ。
百聞は一見に………ってやつよ。
言葉よりも見せる方が早いわ。

霊「ええと………そうね…フラン、何かスペルカード発動して」

周りの人々を見渡し、強力な技を持ってそうな人を探す。
それなら自分の『夢想封印』を発動しろ、って話なんだけど……どうやら私は特別みたい。

それなら、魔理沙に頼んで『マスタースパーク』を撃ってもらえ、って?
嫌よ、マスタースパークは撃てても撃てなくても魔力を失うし。

フ「え…………私のお家、壊れるんじゃ……?」
レ「そうよ霊夢!幾ら貴女の頼みと言えど、それは聞き入れられないわ!!」

あ〜あ……やっぱり、反対しちゃうわよね………。
まあ、そんなの言う前から分かってたけど。

咲「……何故、スペルカードを発動しなきゃいけないの?」

パ「そうね、この館を壊して弁償するくらいなら大人の玩具を買うことを勧めるわ」
美「勧めないで下さい!パチュリー様!!」
レ「“くらいなら”って何よ!?」
小「喧嘩しないで下さっ……!!いだぁい!うぅ、転びましたぁ…」


なんなのこの館。
ホントにマジで。変態ばっかよね……。
まともなやつってレミリアぐらいしか居ないんじゃないの?
レミリアからアダルト用語聞いたことないし。

ああ、話逸れちゃったわ。
戻しましょう。

幸「えっと……何故スペルカードを発動しなきゃいけないか?……だっけか?」

フ「どうしても、ってなら発動するよ〜?」
レ「フランッ、何を腑抜けた事言ってるの!?」
フ「快楽殺人をする方法♪」
美「そんなの一切聞いてませんよ!?……そうですよね?お嬢様」
レ「興味深い……聞かせて貰おうじゃないか……って何言わせてるのよ!そんな戯れ言言わないで!館壊れるから!ホントに!!」

まぁそりゃそうなるよね……。
壊される可能性100%だもんね…。
なんかレミリアが可哀想になってきた……気がする。
あと長いツッコミお疲れ……。


魔「ぐちぐち煩い!!さっさと発動すれば良いだろ、こんなの!」
幸「どうやら、咲夜の質問に答える時間が省けた様だ……」

幸人がチラッと魔理沙の方を見て、呆れた様に呟いた。


レ「あんたマジでやめなさい!」
魔「止めねぇよ!それに、壊れないから安心しろ!」

あたふたとするレミリアと対照的に魔理沙は落ち着いていた。
……いや、言い換えよう。
魔理沙はニッとしてグッジョブマークを親指で作った。

レ「何一つ安心出来ねぇよ!何そのグッジョブは!」

レミリアが欠かさずツッコむ。
魔理沙は息を吐いて、さも当然の様にこう言った。

魔「万が一壊れたって、大丈夫だろ?お金有るんだからさ」
咲「いいえ、余り無いのよ……」

魔理沙の自信満々の言葉は咲夜によって死んだ。
おい、紅魔館どうしたし。

パ「ええ、私のアダルトグッズと薄い本を買うために……犠牲になったのよ」
咲「お前かあああああああ!!ずっとお金無いなぁ……って思ってたら!」

いい加減脱線ルートから離れましょう?
そろそろ戻らないと文字数が足りなくなるのだけれど………。

パ「レミィの事を想うと……興奮が止まらなくて…」
小「そういうボケ要らないです!この小説消されるから止めて下さい!?」

とてつもなくイライラしてきたのは私だけじゃないだろう。
ネタ三昧じゃねぇかこんちくしょう………………。

霊「そういうの本当……どうでも良いから先進ませろや!!」
皆「メタイよ!」


大分キャラ崩壊したでござる☆←