二次創作小説(紙ほか)

Re: 紅い吸血鬼の日記~東方 ( No.11 )
日時: 2016/06/12 12:31
名前: 秋林檎 (ID: Ouicm1PF)

<第二話>【レミリア・スカーレット】

フラン:うわぁ・・・・・!!恋愛小説だ!キスしたり胸揉んだりするのかな!?かな!!
レミリア:は?え?恋愛小説ってそんなことするの!?初めて知ったよ!!?

恋愛小説ってただ純粋に恋愛するだけじゃないのか。
へぇ〜そうだったのかぁ〜。
・・・・・・・・・ん?

レミリア:フラン・・・キスなんて言葉、いつ覚えたの?
フラン:え?えっとね〜・・・パチュリーの所に<赤ちゃんの作り方>って言う本があったの!
レミリア:へ、へぇ〜、そうなのかぁ〜・・・・・。

おいあの野郎、親友だろうと後でぶっ飛ばすぞ。
あ、パチェじゃなくてこあが仕入れたのかな?
・・・・これは・・・二人共殴るしか無いわね。

パチュリー:あのねぇ、二人共・・・・・・・うるさ・・・・・。あ、その本・・。
レミリア:ああ、パチェ、お久しぶり。
パチュリー:お久しぶりって言うほど?
レミリア:ん、じゃあ一週間ぶりね、パチェ。

パチェは何かと面倒くさい。
何か変な方向でアクティブだし、結構動く大図書館だ。

フラン:んん・・・?この本がどうしたの?
パチュリー:・・・・・。見た目は恋愛小説だけど、開いたら異変が起きる。
レミリア:成る程意味分からない。

開いたら異変が起きるって何さ。
能力奪われるとか?

パチュリー:意味が分からないのならその本の言い伝えを読み上げるわ。・・・・・・・丁度、白黒の鼠も来たしね。
魔理沙:だから、毎回言うけど、鼠じゃねえ!!魔法使いだっ!
パチュリー:・・・・・・・・・。じゃあ言い伝え。
魔理沙:おいっ!?

パチュリーは魔理沙の言葉を無視し、くしゃくしゃの紙切れを取り出した。
・・・・・?
変な文字だらけね、パチュリーは解読してるのかしら。

``昔、大きな災い降りかかる。
一つは見知らぬ景色が瞳に映り。
二つは飛ぶ力さえも失い。
三つは全ての難を呼び寄せる。,,

パチュリー:どう、意味分かった?
フラン:ううん・・・・開いたら分かる話だよね?

フランはニコッと無邪気な笑みを浮かべ、本を開いた。
その瞬間、眩い光が幻想郷を包み込んだ。

え、あ、ちょま、パチェの冗談オチじゃない!?
ってことは・・・・・。ああああああああ!!!!