二次創作小説(紙ほか)

Re: 【暗殺教室】二次創作 第3話 ( No.19 )
日時: 2016/08/03 17:41
名前: 暗殺教室大ファン (ID: EBIrcfyl)
プロフ: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

第3話 サービスの時間

「今日は北極の氷でかき氷か。」
「100億円は山分けだ!」
前原と磯貝がそう言って、殺せんせーの方に行く。
「殺せんせー!」
生徒全員が言う。
「おぉ!皆さん!」
(皆さんが心を開いてくれている!こんなにも笑顔で。こんなにも殺気立って!)
「でもね。笑顔が少々わざとらしい。こんな危ないナイフは置いといて、花でも愛でてください。」
いつの間にか生徒の手にはチューリップがあった。
すると矢田はある事に気付く。
「あ、これ私達で大切に育てたチューリップじゃん!ひどい・・・」
「えー!そうなんですか!?今すぐ球根を買ってきます!」
ビュン!
殺せんせーは球根を買いに行ったが、あっという間に帰って来た。
「マッハで植えちゃダメだからね!」
「ゆっくり丁寧に!」
片岡と岡野が怒る。
「地球を滅ぼす怪物のくせにチューリップ植えてんな。」
「お、おう。」
磯貝と前原が喋る。
その時、渚はメモをとっていた。
「渚、何してるの?」
茅野が尋ねる。
「殺せんせーの弱点を書いていこうと思って。」
渚のメモにはこう書かれてあった。

殺せんせーの弱点①
カッコつけるとボロが出る

「そのメモ、役に立つの?」
「さぁ。」
--------次の日--------
「あ、烏間さん、こんにちは!」
茅野が烏間に話しかける。
「こんにちは。明日から俺も教師として働く。」
「あ、じゃぁ烏間先生だ!」
「で、何をしてるんだ?」
烏間が見たのは
木の枝に殺せんせーがロープで縛られてぶら下がっていた。ナイフや銃をかわしながら。
「おーい!棒と紐持って来たぞー!」
岡島が叫ぶ。
「昨日殺せんせーが花壇荒らしちゃってさ。ハンディキャップ暗殺大会をしてるの。」
「・・・」
烏間は何があったのか分からない顔をする。
「お詫びのサービスですよぉ!」
殺せんせーがナメた表情で言う。
「どう渚。殺せそう?」
茅野が渚に声を掛ける。
「ううん。完全にナメられてる。」
渚が汗をかいて言う。
「くそぉ、ヌルヌルかわしやがって!」
前原はムカつく。
「ヌルフフフ私を殺すなど100年早いのです。」
殺せんせーがそんな事を言うと、
バキッ!
木の枝が折れる音がした。
殺せんせーは沢山汗をかく。
「今だ!殺れーーー!」
磯貝が叫ぶ。

殺せんせーの弱点①
カッコつけるとボロが出る

「殺せんせーの弱点メモ、役に立つかも。」
「うん、どんどん書いていこう。」

シュッ!
殺せんせーはロープから抜け出す。
「ここまでは来れないでしょう!基本性能が違うんですよ!バーカバーカ!
 明日出す宿題を二倍にします。」
「ちいせぇ!」
生徒全員でツッコむ。
「どう?渚。殺せそう?」
「・・・殺すよ。」
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「話した通りです。国家機密で、口に出せば記憶を消す治療をします。」
「こっえ!」

第3話終了