二次創作小説(紙ほか)
- Re: 探偵チームkz事件ノート * 第一話 * ( No.49 )
- 日時: 2016/11/11 21:41
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
うさぎさん
ええ、1000なんてあっという間ぐらい頑張ります(o^—^o)ニコ
そんな!!神作だなんて(*´∀`*)
読んでくれてありがたいです…。
本編進める!つもりでしたが…特別編!
11月11日と言えば…そう、ポッキーの日!!
てなわけで、ポッキーの日特別編です(笑)
* * * * * * * * * * * * * * *
【ポッキー編】
今日は、なんだかみんな浮かれてたなぁ…。
学校でも、ちらほらカップルがいるんだけど、今日は特にもじもじしてたの…。
今日ってなんかの日だっけ?
「おねーちゃん!」
奈子だ。
奈子も彼氏がいる…もしかしたら何の日か知ってるのかも?!
受話器を取るついでに、聞いてみる。
「今日何の日か知ってる?」
「えっとねぇ、ポッキーの日!」
奈子…そんなお菓子の日なんてないよ。
我ながら恥ずかしい思いをしながら、耳に受話器を寄せた。
「変わりました…」
『アーヤ?僕だよ。なんか急に集合がかかったらしいんだ』
え、今日?
学校があったし、あんまり集まれないよ?
それにしても若武何考えてるんだろう…。
『で、今から若武の家に集合だって。来るときにはポッキー持参だって…』
「何でポッキー持ってくるの?」
さっき奈子も言ってたし…。
受話器の奥で息をのむ気配がした。
『そっか、アーヤは知らないんだね…』
「う、うん」
『とにかく、持ってきてくれたらわかるからさ』
『じゃあね』と電話が切られる。
せっかく、何の日か聞こうと思ったんだけどな。
まさか、ポッキーの日じゃないよね?
外は寒く、帰ってきたばかりだからといって決して制服にコートを羽織るだけじゃだめだと気が付く。
でも、こぐと次第にあったかくなるんだけど、また下りた時が大変。
「うぅ、寒い…」
はぁー、と息で手を温める。でも、この息はまだ白くはなかった。
急に、首元が温かくなる。
首の隙間から入って来ていた風が遮られる。
後ろを振り返ると、上杉君が立っていた。
「そんな服着てるからだ」
「あ、ありがとう」
お礼を言うと、「別に」とそっと顔を赤くした。
もしかして寒いのかな?
詰襟の上にコート羽織ってるだけだし…。
「寒くないの?」
「ああ、でもさっさと入ろうぜ」
そそくさと行く上杉君の後ろ姿を追いかけながらいそいそと入った。
「いいか、諸君!今日は何の日だ」
若武が、私たちが入ってきたときの最初の一言がコレ。
でも、電話貰った時からずっとわかんないんだよなぁ…。
「ポッキーの日、だろう?」
黒木君がそういって、袋からコンビニ袋を取り出し、その中からまたポッキーを取り出す。
皆もそうしているのを見て、私も来る途中のコンビニで買ったポッキーを取り出す。
「で、何するの?」
「いい質問だ小塚…。俺はこう考える…。この世の中にポッキーの日があるのは、ポッキーゲームをするためだと」
ポッキーゲームって何だろう?
周りはなぜか固まっていた。聞いても平気かな?
「だからポッキーゲームをやろう!」
若武はどや顔で言った。黒木君は微笑を浮かべる。
上杉君と小塚君は頬を赤く染めていた。
「ね、ねぇ。あのさ…」
「なんだ、アーヤ?」
「ポッキーゲームって何?」
若武は待ってました!というような表情をして、「いまからやろうか?」という。
その中男子は意思疎通をしていた。
(アーヤわからないっぽいな。あのまま若武はキスでもするつもりか?)
(えぇ?!で、でもアーヤわからないんだよね?じゃあ嘘ついてもばれないってことだよね)
(そうだ。若武とアーヤを近づけるな)
という会話が視線と視線で行われていた。
「ア、アーヤ。まず一本のポッキーを…」
若武がなんか声を震わせて言っていた時だった。
隣にすっと上杉君が立って、思いっきり足を踏む。
うわ、サッカーやってるから余計に痛そう…。
その後に、黒木君が背後からの膝カックン。
身長差もすごいけど、若武の倒れ方に笑っていた。
三人でいろいろワーワー話している。
そういえばポッキーゲームって何だろう。
「ハイアーヤ」
「ありがとう小塚君」
ポッキーを渡してくれた。
その手には、小塚君の一本のポッキー。
「ポッキーゲームはね、こうやって…」
ハムスターのように口を動かして食べていく。
全部食べた後に笑っていった。
「先に食べたほうが勝ちってゲーム」
「そうなんだ…。じゃあ、やってみよ?」
小塚君はもう一本ポッキーを出した。
「スタート」の合図で、ポッキーをかじる。
帰るときには、もう遅くなっていた。
あのあと、みんなでポッキーゲームをやっていた。
私は全然勝てなかったけど、思い切り笑った。
はやく来年の、今日が来ないかな…。
Fin
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何言ってるかわからない(笑)
ごめんなさい、いみふでぇ!