二次創作小説(紙ほか)
- Re: 探偵チームkz事件ノート * クリスマス編 * ( No.81 )
- 日時: 2016/12/24 16:55
- 名前: みさ ◆vcEFZb20jc (ID: 98AXyywb)
参照1400行きました!!
あと100で、1500です(o^—^o)ニコ
*うさぎさん*
そうですね、アーヤはすごい子なので<(`^´)>
小塚君の方が、アーヤがいてくれて…って感じじゃないでしょうかねぇ。
更新頑張らせていただきます!!
*立山桜さん*
いつも読んでくれてありがとうございます。
私は、またここにきていろいろなカキコをしてくれる日を待っているので(´;ω;`)
完結できるよう、進めます!!
* * * * * * * * * * * * * * *
【クリスマス特別編】
明日はもう25。
この一週間私は、帰っては小塚君とのピアノレッスン、その後の秀明で大変だったんだ。
そのおかげで、楽譜を見ながらだけど、全部弾けるようになったけどね。
でも、本当にすごいのは小塚君だよね…。
もらった日に楽譜を見ながらすらすらと演奏。翌日はもう暗譜…。
きっとこういう脳の違いが、勉強にかかわってくるのかな…。
今日は、土曜日で一日全体が開いてる日。
だから、最後に詰めるつもり!
「アーヤ、だいぶ上手になったよ」
「ホント?小塚君のおかげだよ」
嬉しくて、つい笑顔で言葉をかけるとポッと顔を赤くしてうつむいた。
どうしたのかな?
それを聞く前に当の本人が口を開いた。
「あのさ、僕これ連弾じゃなくていいかな、って思ってるんだけど…」
え?それってつまり、私一人で弾くってこと?!
む、無理!
「い、いや。一緒に弾こう?」
「…//」
小塚君の顔が一気に赤くなった。
そこで、私が袖をつかんでいた。
小塚君顔赤い!怒ってるのかも…。
そっと手を外し、思いっきり俯いていた。
「ごめんね小塚君。迷惑かけないようにしようと思ったんだけど…」
「へ、平気だよ。そうだね、やっぱりまだ初めてだし一緒に連弾しよう」
よかった、怒ってないみたい。
そのあと、「じゃあ、アーヤ一回合わせてみる?」と聞かれたけど、あともう少し練習することにしたの。
小塚君にできるだけ迷惑をかけたくないしね。
どうしよう、そろそろ小塚君に声をかけようかな。
早く合わせておきたいし…。
「小塚君、合わせてもらっていい?」
「うん、いいよ」
そう答えて椅子を持ってくる。
でも、ピアノの前には、連弾をする人のための少し長い椅子が置かれている。
どうしたのかな?小塚君と私が引くところの高さってそんなに違うのかな?
あ、私が座る椅子の隣だ…。
「小塚君、この椅子長いし一緒に座った方が良くない?」
小塚君がさっと赤い顔をして、もじもじした。
どうしたんだろう…。あ、やっぱり私下手だから嫌、なのかな?
「い、いいの?」
恐る恐る聞く小塚君を見て、どうしたんだろう、と思いながらも頷いて見せる。
すると、少しほっと息をなでおろしたのが分かった。
「じゃあ、僕は難しい方をやるからアーヤは…」
こんな感じで、一回一回弾き終わるたびにアドバイスをもらっていった。
最後の修正を済ませ、帰路につく。
「アーヤ、うまくなったね」
「ほんと?小塚君のおかげだよ」
小塚君が笑ってくれてうれしかったのと、自分も上達してることが分かって嬉しかった。
やっぱり、本番もこんな感じでいくといいなー。