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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 探偵チームkz事件ノート * クリスマス編 * ( No.83 )
- 日時: 2016/12/25 17:26
- 名前: みさ (ID: 98AXyywb)
*うさぎさん*
書いてる方も、キュンキュンしてます(≧∇≦)
楽しいですね、実現させたかったことを書くって楽しいですね!
さて、どうなるでしょうか?
でも、最後なのにとても短いですね(笑)
* * * * * * * * * * * * * * *
【クリスマス特別編Ⅳ】
つ、ついに25日!
私は何とかピアノを弾けるようになっていた。
それもやっぱり小塚君のおかげだよね、ありがとう…。
今日、演奏会なんだよね?
どんな服を着ようかな。
本当はクリスマスだから赤とかいいのかも、って思ったけどその色の服がないから薄いピンク色のワンピースにした。
「行ってきます」と声をかけて、若武の家まで向かい、チャイムを鳴らした。
中で島崎さんの「はーい」という声が聞こえる。
「もう皆さんいらしてますよ。ケーキも焼きましたからね」
「ありがとうございます」
廊下に一歩足を踏み入れた瞬間空気が変わったのに気付いた。
荘厳ていうか…今までただの音としてとらえてきたものが違うものに感じたんだ。
扉を開けようか迷ったくらい。
でも、急に中から扉があけられてびっくり!
「アーヤ入れよ」
「う、うん」
中では、チューニングっていう、音程を合わせをしている。
全部違う音でバラバラなのに、一つ一つがいい音でごちゃごちゃしていなかった。
「アーヤ、順調にできたかい?」
「うん!!」
そのあと、上に来ていたコートを脱ぎ一度だけ小塚君と音を合わせる。
若武が「しまった指揮者がいない!」って言ってたけど、私はなくてもいいと思うんだ。
だってとってもワクワクするんだよ。
そして、誰かの合図とともにみんなが一斉に音楽を奏でる。
クリスマスを祝うこの歌は、家中に流れた。
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