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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.6 )
- 日時: 2016/10/03 20:33
- 名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)
魔理沙「どうしたんだよ?その程度なのか!?」
翔「くっ・・・」
勝負が始まった瞬間から、すでに敗色濃厚だった俺と魔理沙と勝負は、
予想通りの展開を迎えていた。
魔理沙は箒にまたがり空中から一方的に攻撃をしかけてくるが、
飛ぶ手段を持たない俺は攻撃を躱し続けるしかなかったのである。
翔「ちょっとは手加減してくれたっていいんじゃないか!?」
魔理沙「手加減?そんな言葉、知らないぜ!」
俺の叫び虚しく、魔理沙の攻撃は激しさを増した。
さっきから絶え間ない魔理沙からの攻撃を避け続けていた俺だが、
とうとうスタミナが底を尽き始めてきた。
魔理沙「動きが鈍くなってるぜ?そろそろ玄関か?」
翔「さぁな?」
魔理沙「見栄をはるのもいいが、周りを見ても同じことが言えるかな?」
翔「は?周り?・・・なっ」
魔理沙に言われ周りを見渡してみると、俺を中心に丸く地面が抉られていた。
俺が疲れて立ち止まった瞬間を見計らったのだろう。
さすが、物騒なこの世界で生きてきただけのことはある。
魔理沙「そろそろ終わりとしようじゃないか」
翔「・・・ちっ」
そう言って魔理沙は懐から、何やら八卦路の様な物を取り出し・・・
魔理沙「【恋符】マスター・・・」
霊夢「!?魔理沙!それはだめ!」
よっぽど危険な技なのか、霊夢が叫んだが遅かった。
魔理沙「スパーク!!」
翔「おいおい・・・」
魔理沙が詠唱した瞬間、あの小さな八卦路からは想像もつかないほどの
極太レーザーが発射された。レーザーが目の前に迫ったと感じたときには
すでに俺の意識は消えていた。
第4話 >>05
第5話 >>07
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