二次創作小説(紙ほか)

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.7 )
日時: 2016/10/03 20:35
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

翔「・・・ん」

気が付くと、俺はソファーに寝かされていた。
おそらく、さっき?くらったレーザーが原因だろう。
生きてることが不思議なくらい、体はボロボロになっていた。
とりあえず起きて周りを確認しようとすると・・・

魔理沙「お、目が覚めたみたいだな」

魔理沙に声をかけられた。

翔「目が覚めなくてもおかしくなかったがな」

魔理沙「悪かったって。まさかあんなに貧弱だとは思わなかったんだ」

翔「俺は普通の人間だからな。ところで、霊夢は?」

さっきから霊夢の姿が見えないので、気になって聞いてみた。

魔理沙「ここは私の家だ。霊夢なら今頃神社の修復をしているんじゃないか?」

翔「なるほど。なぁ、魔理沙」

魔理沙「なんだ?」

翔「唐突だが、この幻想郷っていうのは今どういう状況なんだ?」

魔理沙「そうだな・・・妖怪が人間を襲ったっていうのは霊夢から聞いたか?」

翔「ああ」

魔理沙「実際は、各地に住んでいる有力な妖怪達が下っ端妖怪を引き連れて
人間の里を襲ったんだ」

翔「なるほど。それから?」

魔理沙「人間を滅ぼし幻想郷を変えるとかいってな。
しかし、それだけならまだ良かったんだが、問題はその後だ」

翔「?」

魔理沙「本来、度が過ぎる異変を妖怪達が起こした場合、
【八雲 紫】(やくも ゆかり)という幻想郷の管理者と、
その式達が止めに入るんだが」

翔「・・・まさか?」

魔理沙「そう、そのまさかだ。その妖怪達は異様なまでに力を身につけていて、
止めるどころか、逆に【八雲 紫】が殺されてしまったんだ。
さすがのあいつも、あれだけの数相手には・・・」

翔「・・・」

魔理沙「そして、その穴埋めにお前が抜擢された訳だ」

翔「・・・わかった。色々ありがとう」

魔理沙「いいさ、それよりもう神社も修復が完了しているだろうし、行こうか」

翔「わかった」


第5話 >>06

第6話 >>08