二次創作小説(紙ほか)

Re: 【東方二次創作】幻想復興録 ( No.8 )
日時: 2016/10/04 21:31
名前: 孤独人 (ID: .Vo2i2Gg)

魔理沙「おーい!霊夢〜?」

俺達が帰ってくると、そこに霊夢の姿はなかった。
呼びかけても返事はないし、一体どこへ・・・?

魔理沙「おい翔!ちょっとこっちへこい!」

霊夢を探していると、居間の方から俺を呼ぶ声がした。
居間の方へ走っていくと、紙の様な物を持った魔理沙が、
俺の方に振り向いた。

魔理沙「翔。これを見てくれ」

翔「これは・・・」

魔理沙に渡されたのは、おそらく霊夢が書いたであろう置き手紙だった。
内容は・・・

「神社の修復が完了し、縁側であなた達を待っていると、
空から【池の近くに生き残った人間がいる】と書かれた
手紙が降ってきました。
おそらく罠でしょうが、見過ごすことはできません。
場所は多分、河童が住む池の近くです。できれば早急に駆けつけてください」

と書かれていた。

魔理沙「なぁ、翔」

翔「ああ」

今すぐ向かお・・・

魔理沙「手紙だと誰だかわかんないぐらい丁寧口調だな、あいつ」

翔「そっちかよ!」

魔理沙「冗談だよ、さぁいこうぜ!」

翔「ああ!」


〜一方、とある山中にて〜

???「あやや、やっぱり引っ掛かりましたか」

大勢の妖怪が一人の巫女を取り囲んでいた。

霊夢「どうせこんなことだろうと思ったわよ」

???「そうですか・・・覚悟はよろしいですか?」

霊夢「貴女もとも返り討ちにしてやるわ!」

???「そう簡単にはやらせませんよ?」

そう言って、両者は懐からカードの様な物を取り出し・・・

霊夢・???「スペルカード発動!」

???「風符【風神一扇】!」

霊夢「霊符【夢想封印】!」

カラフルな弾幕が空中に入り乱れ、勝負の始まりを告げた。


第5話 >>07

第7話 >>09