二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】佐多くんは今日も能天気 / 祭り篇 \ ( No.8 )
日時: 2016/11/09 11:22
名前: 杏子 ◆EZhnkW6cPU (ID: kRzIGuhz)


______祭り当日

町の住民達が祭りの会場へと向かう中、佐多達は平賀のロボット修復を手伝っていた。
カラクリ芸を将軍達に披露するのは夜からのようで、このままのペースならなんとか間に合うかもしれない。


「んー、疲れてきました。少し寝てきますね〜」

「じゃねぇだろォォ!!何自然に抜けようとしてんだてめーはァァ!!」

「僕もう疲れましたよ銀ラッシュ……」

「誰が銀ラッシュだコラ」

「おいもやし坊主ゥ!サボってんじゃねぇぞ!」

「誰がもやし坊主ですか。ていうか見てくださいよ、神楽サマだってドロドロなままごとしてますよ」

「何してんだァァァァァァァ!!!!」




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「なんとか間に合いましたね」


日も暮れてきた頃、ようやく修復作業が終了した。
ところどころ問題はあるようだが、将軍の前でカラクリ芸を披露するにはなんの問題もないらしい。ようやくの解放感に、佐多は大きく息を吐いた。


「いや〜やっと終わりましたね〜」

「お前さっき寝てたダロ。何一番働きましたヅラしてんだヨ」

「ドロドロなままごとしてた人が何言いますか」

「んだとコラァ!!ままごとなめんじゃねーゾこのもやしィ!!」

「ウルセェてめーらァァ!!……ほらよ」


平賀がポイと何かを銀時に投げた。
何かと見れば、それは大きな巾着袋だった。中からはじゃらじゃらと音がしている。


「最後のメンテナンスがあんだよ。邪魔だから祭りでもどこでもいってこい」

「!」

「ありがとう、平賀サン!!」

「銀ちゃん、早く早く!佐多ァ!てめーは私の荷物持ちアル!!」

「平賀さんありがとうございます!!」

「華麗にスルーしてんじゃねェヨ!」


脱兎のごとく走って行く四人の背中を見送り、平賀はやれやれと息をつき、最終のメンテナンスにあたり始めた。

________その背中を見つめる者が、ひとり。



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佐多「⊂((・x・))⊃って顔文字好きですよね」

いや、別に好きではない。⊂((・x・))⊃

佐多「言葉と行動を一致させてください」