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今回はバレンタイン後編。途中であるサイドが襲撃しますが、果たして・・・？






残りの一同はすぐさまレイトがいるパティスリーにたどり着く。すると、すぐさまレイトが出てきた。


レイト「みなさん？どうしました？」
サン「レイト、あんたにはちょっと気絶してもらうアル。書道拳！」
レイト「ぐふっ！」


レイトが気絶する中、残りの一同はレイトのパティスリーを探索する。ツーストは言う。


ツースト「流石パティスリー。ちょっとオシャレな店だなー」
クロ（クロード）「むっ？あれはなんだ？」


すると、クロードはあるものを見つける。ある冷蔵庫だ。


クロ（クロード）「なんだ？この冷蔵庫は」


クロードが開けるとそこには・・・






テンパリングしている最中のできかけのチョコだった（爆弾投下）


ツースト＆クロ（クロード）＆あおいΣ（；°Д°）Σ（；°Д◯）Σ（；°Д°）






はい、疑惑が立ちましたよ。すると、ロゼはあるものを見つける。


ロゼ「これは・・・型抜き？」


その型抜きの型は・・・






ハート型と星型だった（爆弾投下）


ツースト＆クロ（クロード）＆あおい（脳内ＢＧＭ：プリンプに降臨！サタンさま）






はい、疑惑決定しました。まだ確定したわけではありませんが、クロスは証拠となるものを探すが、どこにも見当たらなかった。


クロス「おい、証拠となるものが見つからないんだが」
サン「じゃあ・・・」






サン「レイトは犯人じゃない・・・！？」






そう、レイトはシロだった・・・！


サン「うわー；後で謝りに行くアル・・・；」
ヒショウ「恋愛面で決めつけるのは本当に困ったもんだ；」


すると、何者かが残りの一同を見つける。残りの一同はそれに気付かずにレイトに謝りに向かう。


ロゼ「おい、いつまで落ち込んでいる」
クロ（クロード）「なぜ・・・」






？？？＆？？？２＆？？？３「うわあああああーん！！！桜さんのキャラあああああー！！！」
ツースト「ぶっ！！！（ぶつかる」






あおい「あなた、きらりさんのところのトワイライトとスターライトとシャイニング！？どうしたんですか！？」
トワイライト「よく聞け！実は・・・！」


すると、バサバサと音がした。


アクセス「何？」
サン「あれは・・・きらりさんのところの悪のドラゴンアル！？」
ヒショウ「こっちに向かってきやがるぞー！！！」
ツースト「みんな武器とスキルを使えー！！！戦えー！！！」


残りの一同はきらりサイドの味方も交えて戦う。一方、あいりは忘れ物を取りにレイトのパティスリーのキッチンに向かっていた。


あいり「いけませんわ！みんなのために「作っておいた物」のラッピングが・・・」


すると、あいりはある声が聞こえた。彼女はその声の主がわかる。


あいり「・・・はい？」


一方、味方のきらりサイドを含めた残りの一同は敵側であるきらりサイドの一部のキャラと遠近戦で戦っていた。クロスは天羽々斬を変化させたスナイパーで敵側を撃とうとする。


クロス「これなら撃てるな・・・！？」


ヒュッ、ドンッ


クロス「（私のスナイパーに火尻を付けた・・・だと！？）行かん！流れ弾が・・・！」
クロード「マジシャンズ・チョイス！」


クロードはマジシャンズ・チョイスでクロスの流れ弾を撃ち、さらにクロードは・・・


クロード「ーーーその洗脳、盗ませてもらうぞ」
？？？＆？？？２＆？？？３「！！？」


そしてクロードは杖で洗脳されていたセレスティアとルナとトリクシーの洗脳を盗んだ・・・！三人は倒れ、トワイライトが駆けつける。


トワイライト「みな！」
クロード「大丈夫だ三人は洗脳から解放され、元の状態に戻った。どうやら貴殿らも世界崩壊の危機に陥っているが、そっちはそっちでやってくれ」
あいり「みなさん！」


すると、あいりが駆けつける。あいりは言う。


あいり「今幻聴の正体が分かりましたわ！」
ツースト「えっ、ホントか！？」
あいり「ーーーさっき、悪のドラゴンの鳴き声を聞いて気付きましたの。言葉は嘘を付いていてもーーー」


あいりはその幻聴の正体を明かす。その翌日の夜、きらりサイドの協力（洗脳から元に戻った人達も含めて）もあり、レイトやショコラーナやジャクリーヌ達両方の家族がチームクロードやアリス団からの予告状を受け取っていた。


ヒラリー「二人の怪盗から予告状？」
ユスティナ「なんなんだい一体？」
レイト（みなさん、何を突き止めたか知りませんけど、上手くやって下さいよ）


すると、二輪のバラが落ちてきて、そこにチームクロードとアリス団と執事に変装したツーストとサンとクロスが食事をしながら現れる。その後ろにはきらりサイドがフルートを吹いていた。


クロード「まあ、手荒な真似はせん。全員座れ」


クロードはその屋敷にいた全員を食事の席に座らせる。ハンスは聞く。


ハンス「これはなんなんだ一体？」
ツースト「ハンス、二度は言わないからよく聞け。実はあんたの再婚相手の家族が音楽嫌いであんたの娘のジャクリーヌやその音楽家達をいじめていたんだ」
ジャクリーヌ「！？」


ツーストの発言にハンスはヒラリーに聞く。


ハンス「ヒラリー、それは本当か？」
ヒラリー「何を仰ってるの？盗みをやりすぎて頭がおかしくなったんじゃないかしら？」
クロード「次に言う。このプラチナのフルートは誰かからの贈り物なのだ。そう、これはハンスがコツコツ貯めた給金を使って買ったジャクリーヌへの贈り物、な。そうやってプラチナのフルートが共鳴してしまったのだろうな・・・」


クロードの発言にロベルトとクララはこう反論する。


ロベルト「ちょっと待て！それじゃあ、ジャクリーヌが原因じゃねーか！」
クララ「きっとジャクリーヌ達が何かカラクリを使って・・・！」
クロード「いや、彼女は何もしていない。だが、音は嘘を付かないのだ。もしこれで悲しみの感情が共感覚によって作用したのなら・・・」


クロード達はそう言ってフォークを礼儀正しく置く・・・。






クロード「それが幻聴の正体なのだよ・・・」






そしてきらりサイドがフルートを吹き終えた後、幻聴、さらには共感覚で幻覚が現れる！ということは・・・！

ユスティナの秘書「ぎゃあああああー！！！笑う悪魔があああああー！！！」
ヒラリーの秘書「何よこれ！？鳴いている蟲の軍団があああああー！！！」
メイド「苦しく鳴いている豚の大群は夢よ・・・！こんなの悪夢よ・・・！」
警官「ゆっくりと動く屍兵が・・・！！うわあああああー！！！」


悲しみの音の共感覚による幻覚、幻聴はその場にいた全員に大パニックを起こしていた。一方、ロベルトとクララも・・・


ロベルト「ぎゃあああああー！！！貞子があああああー！！！」
クララ「死神・・・！！？いや、死にたくない・・・！！！」


ヒラリーの子供達も大パニックになる中、ユスティナとヒラリーが助けを求めていた。


ヒラリー「ハンス、助けてえええええー！！！」
ユスティナ「ジャクリーヌ、お前が原因だろ！？なんとかしろ！」
ジャクリーヌ「私・・・！？これ、私が・・・！？」
ハンス「ジャクリーヌ、お前は私の再婚で得た妻やその子供達やお義母さんにいじめられてるって本当か！？それにヒラリー達が音楽嫌いってことも・・・！！」
ジャクリーヌ「お母さんやおばあちゃん、兄さんや姉さんを恨んでなんかありません・・・こんなの嘘です・・・！」


ジャクリーヌは気絶し、レイトとショコラーナがジャクリーヌの身体を受け止める。
その悲しみの感情の音は憎しみ、憤怒、恨み、嫉み、苦しみによるもの・・・。
ヒラリーはアリスに助けを求める。


ヒラリー「あっ、あなた！私を助けなさい！もちろんあなたを捕まえることは・・・！」
アリス（あいり）「・・・自分がまいた種でしょう？元はと言えばあなた達がいじめていたからじゃないですか。でも、私は人を見殺しにするほど悪魔でもないし・・・ですが、その前にやるべきことがあるんじゃないですの？」
ヒラリー＆ユスティナ「！？」


アリスはヒラリーの誘いを一蹴し、ヒラリーとユスティナは躊躇うもののもう後はない。クロードは言う。


クロード（音に悲しみがあったなら、いっそのこと音に吐き出してしまえば良いではないか？）
ツースト（音楽は嘘を付かねーからな）


そう、音楽は嘘を付かないのだ・・・。


ユスティナ「ジャクリーヌー！許しておくれー！お前のオーディションに介入して不合格にさせたことは悪かった！」
ヒラリー「ハンスからのプレゼントを横取りにしたりしてごめんなさい！二度とうちの子供とあなたを比べたりしないから！」
ロベルト「お前の論文や写真、食べ物を盗んだり、殴ったりして悪かった！」
クララ「あなたの悪口を言ったり、ごはんで犬のエサをあげたりしてごめんなさい！二度とハサミで殴ったりしないからあああああー！！！」
ハンス「貴様ら・・・！！」
クロス「ハンス、わかったか？これがこの四人の本性なのだよ・・・」


クロスはタイミングを見計らい、魔法を詠唱する。すると、幻覚も幻聴も消え、残ったのは少し新しくなった一つのプラチナのフルートだった・・・。






クロ（クロード）「プラチナのフルートにある悲しみの音は盗んだし、これで事件は解決したとは言っても過言ではないが、たった一人の女子の悲しみの音でここまでこうなるとは思わなかった・・・；」
ショコラーナ「ジャクリーヌの音楽はこれを無意識に伝えようとしていたのね・・・；」


あの後、ショコラパ王国でいじめやパワハラ、論文や自作曲の楽譜の盗作、さらには賄賂までも発覚した。再婚相手やその家族がこんな最悪なことをしでかしたことを一同や音楽家達に土下座するようなことする騒ぎとなった。もちろんレイトのパティスリーやショコランのみならずショコラパ王国中が騒がしくなったことは言うまでもない。


レイト「こっちは罪が軽かったから大丈夫・・・；あの後、ユスティナさんは政治生命が絶たれて、ヒラリーさんはハンスから離婚されて大赤字で二人とも追放。ロベルトとクララはお金持ちの学校に単位を全て取り消されたり、推薦文や賞状を返上されたりした。多くの政治家や財界人が消えたけど、同時に音楽家の大家や音楽評論家が消えることは間違いないだろうね・・・」
ルナ「だが、ジャクリーヌやお主らはコンクールやオーディション出場が認められるようになったのだろうな・・・つまり、あの悲しみの音の裏にあるのは不屈・・・！」


プロオケのオーディションの合格やコンクール出場、さらに音楽学校までもでき、ジャクリーヌにとって嬉しいことがたくさん舞い込み、ずっと屈さなかった努力が報われたのだ・・・！


あいり「じゃあ、私達は帰りますわね。またチョコの基本を教えて下さいねー！」
レイト「うん！待ってるよ！」


クロード達が機関車で元の場所に帰る中、ショコラーナは何かに気付く。


ショコラーナ「・・・何か様子が変だなぁとは思うけど、あいりさんのことが好きなの？向こうは深い意味はなさそうだけど」
レイト「・・・」


一方、ツーストとクロードとあおいはあいりからチョコをもらえないことに落ち込んでいた。ロゼは言う。


ロゼ「一体いつまで落ち込んでいるつもりだ；」
あいり「あっ！はいっ（三人それぞれに何かを渡す」
三人「？・・・！？」
ツースト「俺にはハート型のチョコ・・・？」
クロ（クロード）＆あおい「星型のチョコ・・・？」
あいり「だって、バレンタインデーで渡してないなと思いまして。一日遅れのバレンタインチョコですけど。ツーストのは本命チョコですわよ」
ツースト「！（あいり・・・）ポロっ」
サン「泣くなアル！本当に良かったアルなー」
クロ（クロード）（ぎ、義理でも嬉しい。愛を返されないことには慣れている）


ちなみに他のチームクロードのメンバー（杏は幻聴が事件解決のために治りました）やサンにもあいりから星型のチョコを渡されたことは言うまでもない。


おしまい






「おまけ」アイオーンの場合


アイオーン「何か音楽の鍛錬相手がこの神の欲をそそる（訳：音楽の鍛錬相手が欲しい」
クルーク「じゃあ、ボクが頼むから呼ぼうか？」
アイオーン「本当か？」


数分後、クルークに呼ばれて現れたのは・・・






あおい「クルーク、鍛錬相手って・・・」
アイオーン「！！！」






アイオーン「ふら〜っ・・・」
クルーク「！！！」
あおい「？」
クルーク「待って！アイオーン！確かに顔はあいりとそっくりだけど、あれ、あいりの双子の弟だから！弟にまでも抱きついたら、サンに殺されるからあああああー！！！（歩こうとするアイオーンの手を引っ張る」
あおい「？（恐怖を感じ後ずさる」


結果：小さくて可愛いものにターゲットロックオンを入れたアイオーンが妹と弟キャラ大好きなクリオラよりも危険だということはよく分かりました






「オリキャラ紹介」


・ジャクリーヌ
フルート奏者の有望株の女の子。しかし、父親の再婚相手やその家族により夢を潰えかけられていた。


・ハンス
ジャクリーヌの父親。再婚相手やその家族がジャクリーヌ達音楽家がいじめられていることを知らなかった。


・ヒラリー、ユスティナ、ロベルト、クララ
ヒラリーはハンスの再婚相手で事業家、ユスティナは有名議員。ロベルトとクララはヒラリーと前夫の子供でジャクリーヌとは血が繋がっていない。全員音楽嫌いでジャクリーヌをいじめて夢を潰えかけていた。


「後書き」


今回はバレンタイン前後編でした。いじめ、ダメ、絶対。
レイトとショコラーナはもう少ししたら再登場の予定です。ちなみに今回のオリキャラの名前は実際の音楽史上の有名音楽家やその家族から取ったものです（例：ジャクリーヌ→ジャクリーヌ・デュ・プレ、ヒラリー→ヒラリー・デュ・プレ（実際のジャクリーヌの姉）ロベルト→ロベルト・シューマン、クララ→クララ・シューマン、ユスティナ→ユスティナ・ショパン（ショパンの母親）ハンス→ハンス・フォン・ビューロー）みなさん、オリキャラの名前の元ネタをわかりましたか？きらりさん登場は批判はされるだろうなＯＴＬ
そしてついにフルートカービィ漫画２の予告編を投稿しました！そして第１話は３月中旬に投稿する予定です。みなさん、できればでいいのでぜひフルートカービィ漫画２や前作のフルートカービィ漫画を見て下さいねー！ニコ動で見れます。






感想ＯＫ