二次創作小説(紙ほか)

疑惑のラブレター(その1) ( No.203 )
日時: 2017/03/27 19:29
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はある人物が主役のラブレターネタでギャグ。男女逆のクレしんのパロディ。






みさえ「ほら、起きなさい!」


ある休日。みさえはこの日はしんのすけ達が通うふたば幼稚園が休園だったためにスマブラ屋敷で寝ていた一同を起こしていた。寝ぼけ眼になりながらも起床する一同だが、みさえはそれでもハキハキと喋る。


みさえ「ほら、悶怒さんが作った朝食!残さずに食べなさいよー」
クロウ「・・・(じーっ」
みさえ「?(クロウ君、何かしら?」


そして朝食を食べた一同はそれぞれ出かける中、みさえは朝休みを取ろうとしていた。


みさえ「はぁ・・・今日も朝から疲れたわぁ・・・ん?」


クロウからのLINE:スマブラ屋敷の裏庭に来い


みさえ「?(なんなのかしら?」


みさえはその裏庭に行く。すると、そこにはクロウがいた。


みさえ「クロウ君、なんなのかしら?」
クロウ「あの・・・これ読め!」
みさえ「えっ!?」
クロウ「じゃっ!」


クロウがみさえに手紙を渡した後、彼はその場から去る。みさえはこの時何かを感じ取った。


みさえ「えっ!?えっ!?これは・・・」






みさえ「ラブレター!!!?」






みさえは誰もいないことを確認してその手紙を読む。そこには・・・


「突然この手紙を渡したことを許してくれ。俺はあんたを見た時に驚いたんだ。だから、俺の魂を受け取れ」


みさえε-(*°∀°*)にぱーっ


すると、みさえは我に返り、これまで夫一筋で生きてきたことを思い出す。


みさえ「いけないわ不倫はいけないわ;」


しかし、みさえはこの手紙を捨てることはできなかった。その夕食前、みさえは誰もいないことを確認してその手紙を読む。


みさえ「えーっと、と」
ゼオ「つぜん?(黒チワワの姿で間近で見る」
みさえ「この手紙を・・・きゃあっ!!!?」
ゼオ「!?」


すると、みさえの背後に黒チワワ姿のゼオがおり、みさえはゼオに聞く。


みさえ「ゼオ君、どうしてここに?」
ゼオ「悶怒が夕食の後仕上げ、あんたに手伝って欲しいって」
みさえ「今すぐ行くわ;」


そして夕食中、ゼオはみさえに聞く。


ゼオ「ねー、みさえー」
みさえ「?さん付けで呼びなさい」
ゼオ「見たってどういう意味?」
みさえ「ぶっ!!!」
ルルー「汚いわねもー;」


すると、みさえが顔を赤くなりながら弁解する。


みさえ「み、見たって言うのはシンガンクリムゾンズのライブを見たって話よ!」


すると、ゼオはシンガンクリムゾンズの姿を思い浮かべながら言う。


ゼオ「みさえ、シンガンの家畜になったの?」
みさえ「いや、たまたまシンガンのライブを生放送で聴いていいなーって思っただけよ!ねー、クリオラちゃん!」
クリオラ「?そうねー?」


その夕食後、みさえはゼオにバレてるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。


みさえ(もし、このことがシアンちゃんにバレたら・・・;)






シアン『ラブレターを渡した!?みさえさん、冗談じゃ済まないにゃ!?みさえさんなんかを信頼したあたしがバカだったにゃ!!クロウちゃんを返して!!返してよ!!』
みさえ「Noooooooooo!!!」






みさえは最悪の事態を回避するため、ゼオを呼び寄せた。ゼオは聞く。


ゼオ「なにー?みさえ」
みさえ「ゼオ君・・・あれはね・・・あれは国家機密に関する事項が書かれた秘密の手紙なの!」
ゼオ「えーっ!?」


※もちろん国家機密に関する事項は嘘です
みさえはなんとかごまかしをかけ、ゼオに言う。


みさえ「だから、あなたしか秘密を共有できないの!わかった?」
ゼオ「ああ、わかった!俺は秘密を守る!」
みさえ(よかったー;なんとかごまかせた;)
ゼオ「あっ、サウンドワールドのカレー屋おごれよな」
みさえ「はいはい、承知しました;(ちっ、ちょっと見られた;」


その翌日、みさえはクロウにあの手紙の件で断ろうとサウンドワールドに行き着いていた。ちなみにサウンドワールドでのみさえさんはカマキリ族です。


みさえ(なんでこんなカマキリなのかしら;とにかくクロウ君にはちゃんと断らないと;)


すると、みさえはカバンの中身を探したが、そこにあの手紙はなかった。ということは・・・


みさえ「あーっ!!!ヤバイ!!スマブラ屋敷に忘れてきちゃった!!!」


一方、ステラはその手紙を読んでいたが、難しい字は読めないために拙く読んでいた。


ステラ「この・・・したことを・・・?」
ゼオ「こーら、ステラ!これは国家機密の事項が書かれてるんだぞ!」
ステラ「はーい」


すると、クリオラがその手紙をゼオから奪う。クリオラは言う。


クリオラ「ちょっと!そういうことは早く言いなさいよ;」
ゼオ「あっ!これ、国家機密が!」
クリオラ「はいはい、おやつはあげるから。・・・。・・・!!!(その直後に怒りがこみ上げる」
ゼオ「ク、クリオラ?」


一方、ようやくクロウを見つけたみさえは手紙の件で断ろうとしていた。だが・・・


みさえ「クロウ君。あの手紙のことなんだけど・・・」
クロウ「みさえさん!これ、着けてくれ!(手には手製のマフラー」
みさえ「いや、だから・・・」
クロウ「これ、手製だから」
みさえ「クロウ君!人の話はちゃんと聞きなさい!」
クロウ「ちゃんと着けないとごはんやらねーぞ」
みさえ「はいv」


みさえはクロウからの手紙を断ることができないまま帰路に着いていた。マフラーをカバンの中に隠しながら。


みさえ(参ったわね、どんどんクロウ君のペースにはまってく;とにかくスマブラ屋敷の倉庫に隠さないと;)


すると、みさえがドアを開けると、そこにはエプロン姿のクリオラが立っていた。


クリオラ「みさえさん、今は帰り?」
みさえ「え、ええ(よかったバレてない)私、しんのすけ達を迎えに行くわ」


すると、クリオラがガチャンとドアを閉める。これは・・・;






クリオラ(^ω^#)迎えに行く前にちょっと・・・
みさえΣ(III°Д°)さっきと顔つきが違う






一方、自分が悪かったことに気付いたクロウはシアンとともにスマブラ屋敷に立ち寄っていた。


クロウ「みさえさん、いるか「ぎゃあああああー!!!」!?」
シアン「この声は・・・?」


一方、みさえの戦闘スキルを封印したクリオラはみさえをボコボコにしていた!


クリオラ「みさえ!!クロウちゃんに何したの!!」
みさえ「何もしてないわよ!!」
ゼオ「浮気だってことをひろしに言いつけようかな」
みさえ「ゼオ君あんたー!!!」
クリオラ「これ、クロウちゃんからの贈り物なんでしょ遠慮しないで着れば!!?(みさえにマフラーを着けさせゼオとともに彼女を蹴る)出てけー!!!」
クロウ「!?」


すると、その場に居合わせたクロウは感激して彼女に抱きつく!


クロウ「嬉しい!着てくれたんだな!」
クリオラ「クロウちゃん!!?」
シアン「あっ、大丈夫にゃ。だって・・・」






クロウ「ああ・・・「大吉」・・・」
みさえ「大吉・・・!?」






ゼオ「みさえ、おみくじで大吉引いたのか」←違う


すると、クロウは涙を流しながらその大吉について説明する。


クロウ「大吉は俺が小さい時から飼っていたジャーマンシェパードのメス犬の酪農犬だ。ジャーマンシェパードだったが、とても優しくて賢くてみんな大好きだったんだ。だが、その大吉が俺がバンド入りして今飼っているジャーマンシェパードのメス犬「中吉」を産んだ後にすぐに死んでしまったんだ。心のどこかで悲しみが癒えないままクラウン戦の時にみさえさんを見かけて驚いたんだ。大吉にそっくりで生き返ったのかと思ったんだ」
みさえ「」←写真に映った大吉にそっくりなことに唖然
クリオラ「プ(笑いを堪えた」
ゼオ「それはご愁傷様だな。あっ、確かにこのマフラーにも大吉の英文字のフォントがある」
クロウ「それは大吉のために俺がバンド入りする前から編んだマフラーなんだけど、とうとう間に合わなかったんだ。シアンはこのことは知ってる」
シアン「本当にみさえさんを見かけた時、大吉ちゃんにそっくりだったにゃん」
みさえ「じゃあ、あれはラブレターじゃないのね・・・;」
クリオラ「何がっかりしてるんですか」


すると、クロウはクリオラに頼み事をする。


クロウ「クリオラ、これからみさえさんのこと「大吉」って呼んでもいいことをひろしさんに許可させてくれないか?」
クリオラ「いいわよー。ひろしさんにもそう伝えとくから、好きなだけ呼んで」
ゼオ「だ・い・き・ち」
みさえ「るさいわね!!!」


みさえ、二度目の勘違い(一度目はクレしんのあの話)すると、満月からは大吉が「ワン」と鳴いているように見えた・・・。


おわり

疑惑のラブレター(その2) ( No.204 )
日時: 2017/03/27 19:31
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

「おまけ」アクセスの動物形態


クロウ「こいつ、中吉。まあ、母犬に似て賢いから噛んだりしねーよ」
カービィ「仲良くしてねー(パピヨン3兄弟に言う」


スマブラ屋敷の飼い犬パピヨン3兄弟とゼオのポケモンステラと空の現在の飼い犬グレードピレニーズモコとププルのお供くぅちゃんとアルルのお供カーバンクルとランの飼い犬トイプープリンスとアイオーンの飼い猫のスコティッシュフォールドチョコとそしてクロウの現在の飼い犬のジャーマンシェパード中吉が一緒に遊んでいた。中吉はどんな動物にもポケモンにも順応するためにすぐに打ち解けたようだ。


空「すっかり打ち解けちゃって」
ラン「そうですね(クロウさん、こんな一面があるんだ・・・」
アルル「クロスとシャンソンは行かないの?」
クロウ「私達は式神だからな」
シャンソン「うんうん」
ププル「そういえば」


すると、ププルが疑問に思ったことを言う。


ププル「アクセスって普段はどんな動物に変身してるんだろう?」
アイオーン「そう言われれば」
クロ(クロード)「みな、ごきげんよう」
メタナイト「あっ、クロード、いいところに!」


すると、ランがクロードに聞く。


ラン「アクセスさんって普段はどんな動物に変身してるんですか!?」
クロ(クロード)「あやつは群青色と青色のオッドアイだから・・・」






クロ(クロード)「時々だが、変身する時はシベリアンハスキーなのではないか?」
クロス&シャンソン(大型犬・・・!?)






それ以来、アクセスに優しくなりました。


クロス「あっ、アクセス、肩もみしてやろうか?」
シャンソン「肩叩きもします!」
アクセス「?ありがとう・・・?(占いの効果?」


ツースト(・・・あいつら何してんだろ・・・?)


ツースト君は聞かないであげて;






「後書き」


今回はみさえさん主役のお話でした。みさえさんは性格的には書きやすくて楽しいです。とにかく今回得た教訓は「誤解を生むな思うな」ということですね;
さて、次からは闇天使主体のお話です!天騎士も出てきます!全7話予定ですのでその時までお楽しみに!






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