二次創作小説(紙ほか)
- 恋したサックス ( No.212 )
- 日時: 2017/04/05 21:20
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回はレガさんことレガムントの桜オリジナルの過去です。・・・前回に引き続き結構好き放題に書いているので苦手な方はバック;
ハルトマン「もしかして「あの人」のこととツキノちゃんを同一視してない?」
ハルトマンの問いにレガは言葉を詰まらせながら言う。
レガ「・・・何を言ってるのか、分からんな」
ハルトマン「・・・レガムントって、何考えてるの?」
レガ「お前だってあるだろう。人に言えない秘密ぐらいは」
レガはそう言って先に飛ぶ。一方、ツキノはレガのことを待っていた。
ツキノ「レガさん、まだなのかな?」
すると、ツキノはレガの姿を見かけ、彼に喋りかける。
ツキノ「!レガさん!おかえりなの・・・」
レガ「・・・(スッとツキノを通り過ぎる」
ツキノ「!?レガさん、どうしたの!?」
レガ「来るな。もう・・・今は少しほっといてくれ・・・」
レガの言葉にツキノは自分が悪いのかと悩む。そんな様子を見たヤイバはサックスの練習中であるレガを尋ねる。
ヤイバ「レガ。開けるぞ」
レガ「・・・」
ヤイバ「お主、ツキノに恋していたはずなのに何故に避ける?見ての通り、お主の想いは故にみなにバレバレである。それでツキノに気遣って・・・」
レガ「違う!・・・。・・・違う。ツキノは悪くない。悪いのは全部俺なんだ。もうずっと俺が悪いと思っているから」
ヤイバ「えっ・・・?」
レガ「・・・今はサックスの練習中なんだ。飯はいらないと、アンゼリカに伝えてくれ」
ヤイバはそう言われ門前払いをされる。一方、ツキノはレガのためにサックスの短い練習曲を書いていた。もうすぐ完成するところだ。
ツキノ「えーっと、これはこうして、なの・・・」
ゼオ「ツキノ?お前も今から作曲?」
ツキノ「ゼオさん。これ、クリクリの曲じゃないの。実はレガさんにこの曲作ろうとしたら、本人にちょっといろいろあって・・・」
ゼオ「あー、レガも忙しいから疲れてるんじゃないか?」←恋愛に関して鈍感
ツキノ「そうなの?後でちゃんと謝るの!」
レガのことでゼオに相談する一方、レガは流石に言い方がきつ過ぎたと思い、ツキノに謝ろうとしていた。
レガ(・・・流石に言い方がきつ過ぎた;ヤイバにもツキノにもちゃんと謝らないと・・・ハルトマンのせいだな;)
エミリア「レガムントちゃんっ」
ゾフィス「レ〜ガム〜ント〜♪」
レガ「珍しい組み合わせだな」
エミリア「ニナちゃんからゾフィスちゃんを預かれって言われたのよ。ツキノちゃん、迎えに来たの?」
レガ「心を読むな」←図星
エミリア「読まなくても漏れてるわよ;」
ゾフィス「?」
エミリア「ゾフィスちゃん、どうしたの?」
ゾフィス「今は見ない方がいいかも〜♪」
レガ「えっ?」
レガが見ると、そこにはツキノがゼオに相談している姿だった。ツキノはただ相談しているだけだが、レガはバンとドアを開ける!
ツキノ「レガさん!」
レガ「・・・何してたんだ?」
ゼオ「いや?ツキノが相談乗れって言うから・・・ついでに」
ツキノ「ゼオさん!レガさんには言わないで欲しいの!」
すると、ゾフィスがレガにそっと耳打ちする。
ゾフィス「・・・レーダーちゃんの言う通り互いにそんな感情はなくてもツキノちゃんとゼオ君、すごく仲がいいんだね」
エミリア「ゾフィスちゃ・・・!」
レガ「・・・っツキノ、行くぞ!」
ツキノ「えっ?引っ張らないでなのレガさん!」
嫉妬したレガがツキノを連れて出て行った後、ゼオは言う。
ゼオ「・・・ゾフィス。今レガになんか言ったか?」
ゾフィス「え〜♪思ったこと言っただけだよ〜♪」
エミリア「・・・」
一方、レガはツキノを連れてある部屋に向かう。向かう途中にツキノは聞く。
ツキノ「レガさん?なんで怒るの?ゼオさん、優しいのに・・・」
レガ「・・・」
ツキノが無意識のうちにゼオを庇おうとすることにレガはツキノに壁ドンをする!レガは言う。
レガ「・・・他の男と仲良くできて嬉しいか?」
ツキノ「えっ?ゼオさんとはそんなんじゃないの。ゼオさんはププルさんと付き合ってるの」
レガ「・・・じゃあ、なぜあんな男と・・・」
ツキノ「えっ?何かあったの?」
ツキノの無意識の上目遣いにレガはもう何もできなかった。レガはツキノから離して言う。
レガ「・・・やめた。出直す」
ツキノ「えっ?」
レガ「大体勝つ要素がどこにもないことに薄々気付いてる。だが、絶対に越えてやる」
ツキノ「何がなの!?教えて!」
レガ「ツキノに近づく男達」
レガの言葉にツキノは驚く。そしてツキノは後にその言葉の意味を知り、顔を赤らめる。ぷよクエのユーリがツキノに話しかける。
ユーリ「・・・レガムントを心配してるんですか?」
ツキノ「あっ、ユーリちゃん(ポップンのユーリと同じさん付けは紛らわしいのでちゃん付け)!さっき、レガさんが・・・」
ユーリ「・・・あの、あなた達に何があったのかは聞きませんが、これは話していいかもと思いまして」
ツキノ「?」
一方、レガはあるビルの屋上で一人ツキノとのことで悩んでいた。ツキノへの恋愛感情のことだ。
レガ(あーあ、あそこで退いてどうするのだ。だが、ツキノを傷つけるわけにも行かん)
ハルトマン「レガムントー」
レガ「ハルトマン」
ハルトマン「どう?ツキノちゃんとは同一視してないこと」
レガ「・・・同一視はしていない。だから、怖いんだ」
ユーリ「ツキノさんの前世の女の子とレガムントの過去のことです」
続く・・・!
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