二次創作小説(紙ほか)

事件の波乱(その1) ( No.221 )
日時: 2017/04/21 19:02
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回からはパトリ編です!パトリ編の内容はニナ編やレガ編とは少し違う手法の波乱となっていますので見ていただければ幸い!
音大受験のためにしばらくは小説も少しずつ合間に書くことになります。音大受験が終わったらまた必ずペースを戻して行きますんでよろしくお願いします!






ミイ「あっ、パトリ君!それにアビス君も」


パトリとアビスはミイのところに行っていた。アビスとしてはなんかパトリが面白そうな様子だったのでついて行くことにした。ミイは聞く。


ミイ「ヴァイオリン職人の伯父さんにもらった古いヴァイオリンの試奏はどう?」
パトリ「古いせいかいい弾き心地でしたよ」
アビス(えっ?ヴァイオリンって古ければ古いほど価値があるのか?)


「ヴァイオリンの価値」
新しいヴァイオリン→新しく作ったばかりなので少し弾き心地が悪い。最低相場10万円以下
少し古いヴァイオリン→古くなってきたので少し弾き心地が良くなってきた。相場20〜50万
古いヴァイオリン→いい音色の作りや個性的な1800年代の楽器。相場50〜100万円
古すぎるヴァイオリン(ストラディバリウスなど)→過去の名工が作ったヴァイオリン。最高相場100万円以上


アビス「わかるかんなもん!!確かにヴァイオリンはボクだって弾いてるがな!?」
パトリ「何してるんですかアビスさん、ミイさんの伯父さんに手続きしに行きますよー」
アビス「ああ、分かっている!」


楽しそうな日常の中でチームクロードとツーストとクロスはシンガンクリムゾンズにファンからのプレゼントが届いたためにそれを彼らに渡すためにメンバーの仕分けをしていた。クロことクロードは言う。


クロ(クロード)「まさかシンガンクリムゾンズがプラズマジカに続き人気になってるとはなー」
ヒショウ「俺達には及ばんがな」
ツースト「そういえば、杏とあいりとあおいとエマとサンは?」
氷「今エマちゃんの練習に付き合ったり、遊んだりしてるよ」
アクセス「これ、どうするのー?」
クロス「これはアイオーンにだな。ん?ヤイバへのプレゼントか。面白そうな柄をしている」
ロゼ「それ、ボーダー柄;」
クロ(クロード)「どうせ中身をチェックして開封するから私が開けてやろう。クロス殿はカラフルなものは分からんしな」
クロス「ムカッ(相変わらずいけ好かないバ怪盗め!」


怒りに満ちた顔になったクロスをツーストがなだめる中、クロードはようやくその箱を開けた。


クロ(クロード)「お。開いたな」






カッ


クロ(クロード)「!!!」






ロゼ「クロード!!!」


クロードは小さな爆竹の爆発に巻き込まれるも命に別状はなかった。一方、アイオーンは鏡音姉弟からある話を聞いてかなりショックを受けていた。






リン『シュウ☆ゾーくんとMEIKO姉、親しげに話してたの見ちゃったの!』
レン『もしかしてそういう仲だったりして』






アイオーン「ヴッ・・・(シュウとMEIKOさんが付き合ってる!?」


アイオーンがかなり落ち込む中、すると、ある人物がアイオーンに忠言する。


MEIKO「シュウとは付き合ってないわよ」
アイオーン「!MEIKOさん・・・!?」
MEIKO「私はロムの家畜だからね。その様子だとアイオーンも知ってるみたいね」
アイオーン「ヴ?何を・・・」
MEIKO「アマテラスト」
アイオーン(バレている・・・!!)
MEIKO「あなたの写ってる写真を見たからまさかだと思ったわ。見る?(アマテラスト時代のアルバムを出す」
アイオーン「見る」


すると、アイオーンはMEIKOの伝手でようやくアマテラスト時代のアルバムを見ることができた。アイオーンはワクワクしながらページをめくる。


アイオーン「(ヴ・・・感動だ・・・!)・・・」
MEIKO「もうその頃はロムとシュウは仲が良くて、今はライバルになっちゃったけど」


すると、アイオーンはあるページからトイプー族の幼い少女がロムとシュウと写ってるのに気付く。アイオーンはその少女にどこか会ったかのような気持ちになる。


アイオーン「・・・?」
MEIKO「どうしたの?その子は気に入らなかった?」
アイオーン「違う。なんだか誰かと同じような雰囲気がしていたのだ。まるでロゼのような・・・」
MEIKO「あれ?知らないの?その女の子は、ーーー」


MEIKOから告げられた衝撃の真実にアイオーンは驚愕する。一方、目を覚ましたクロことクロードは入院先の病院でロゼに愚痴っていた。


クロ(クロード)「いやー、まさかなー、ヤイバ殿へのプレゼントに小さいとはいえあんな爆竹が入ってたなんてなー(^ω◯#)」
ロゼ「とりあえず無事でよかったな」
クロ(クロード)「それにしても顔に傷が付いたらさすがに怖かったな」
ロゼ「え・・・」
クロ(クロード)「商売道具が傷つけられては困るからな」
ロゼ「ああ、そういう心配・・・」
クロ(クロード)「・・・本当に、怖かったからな。ロゼが、助けてくれなかったら・・・」


すると、クロードはそう言いながら寝落ちした。ロゼは言う。


ロゼ「・・・クロの悪い癖だ。不安を口にすると、いつも寝落ちする。・・・」


すると、ロゼは見えないところで眠るクロードにキスをした。その時間帯にアイオーンはMEIKOが言っていたことを思い出す。


MEIKO『知らないの?』






MEIKO『ロゼ。小さい頃から男として生きてきたそのトイプー族の女の子なのよ』






アイオーン『・・・女、って・・・?つまり執事として生きたミューモンの女なのか!?』
MEIKO『あっ;またロムに怒られるわね;私もロムもシュウもロゼちゃんが小さい頃に交流があったし』
アイオーン『クロードは・・・知ってるのか?』
MEIKO「知ってるんじゃない?もう子供じゃないんだし」
アイオーン『なら・・・なぜ・・・ロゼはそんなことを・・・』
MEIKO『私もあの二人も詳しくは知らないわ。ロゼ、名門執事一家の第1子だったし。だから、ロゼが主人のクロードを選ぶかロムを選ぶか、まだ若いから分からないのよ』


MEIKOがそう言って去る後、アイオーンは未だにこの事実に驚愕していた。


アイオーン「・・・」


しかし、二人の気持ちもロゼのクロードへの想いも知っていたために当人達の問題に口出しすることはできない・・・。
その数日後、ヒロは有名実況者通称黒王子としてぷよクエの新バトル動画撮影をヒロの秘密を知っており同じぷよクエ仲間であるヤイバとレトリーに手伝ってもらっていた。


ヒロ「新バトルの撮影が終わったら次はマルチの撮影だから」
ヤイバ「わかったぞ。お主の実況者としての人気も故に計り知れないな」
レトリー「あーあ、ボクも実況を始めようかなー」
ヒロ「・・・」


すると、ヒロはヤイバにあることを聞く。


ヒロ「・・・クロードの奴、元気か?」
ヤイバ「えっ?さっき、ツーストに聞いたところ故に風邪だったみたいだぞ」
ヒロ「風邪とかどうでもいい!この俺が珍しく・・・!!お前ら、まさか・・・何も聞いてないのか!?」
ヤイバ「ゆえっ!!?」
ヒロ「呆れた!ヤイバは少しは人を疑えよ!世の中いい人ばっかじゃないんだから・・!」
シュウ☆ゾー「はい、そこまで☆」


すると、シュウ☆ゾーが三人の間に割って入る。ヒロはシュウ☆ゾーに気付く。


ヒロ「お前、トラクロの・・・」
シュウ☆ゾー「ギターボーカルのシュウ☆ゾーだよっ☆ヒロ君。こんな風に年上にも敬わないから、先輩のアイドルさんに悪口言われるんだよ」
ヒロ「知ってる!!」
シュウ☆ゾー「実力よりしがらみを大事にしたら?可愛げないよ」
ヒロ「!・・・ヤイバ、レトリー、マルチの撮影は明日でいいから」
レトリー「うん、わかった」


ヒロが立ち去る中、シュウ☆ゾーは言う。


シュウ☆ゾー「サインズ、さらに人気になってるみたいだけど、彼らを嫉妬してる先輩アイドルさんに嫌味言われてるんだ。気にしない方がいいよ」
ヤイバ「拙者は気にせんが・・・シュウ☆ゾー。今日の春のB級グルメ祭りでクロードも行くと言っていたな」
シュウ☆ゾー「?」
ヤイバ「クロードを、探さなくては・・・!」


一方、昨日退院したクロードは春のB級グルメ祭りにワクワクしていた。あいりがいるからだけではない。フルコースばかりでまだB級グルメを食べたことがなかったからだ。






今回はそれぞれの他視点で進めていきます。

事件の波乱(その2) ( No.222 )
日時: 2017/04/21 19:06
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ヒショウ「クロード、ワクワクしてんな」
クロ(クロード)「なぜなら楽しみだったからな。それまで退院できるかわからんほどだし、怪我はまだ治ってないが後遺症がないくらいだからな」
アクセス「B級グルメのパワーすごいね」
クロ(クロード)「夏祭りや運動会の件はロゼが怒ってたからな」
ツースト「えっ?お前、祭り系のイベントにあまり行ったことがないのか?」
クロ(クロード)「まあな。なぜかロゼに禁止されたのだよ。それに前の夏祭りでは台風、春祭りでは怪盗の仕事、秋祭りでは社交界、冬祭りでは習い事で・・・」
ツースト「社交界は腹立つわ(^ω^#)」
クロ(クロード)「本当にそうだが」


すると、クロードは突然かつて何らかの理由で号泣していた幼い自分を一瞬だが頭が過ぎった。クロードはこれに戸惑う。


クロ(クロード)(?私は何を・・・?)
クロス「クロード。私がヒーリングで顔の怪我を癒すぞ。流石に怪我したままはまずいだろう」
クロ(クロード)「ああ、ありがとう」


すると、ロゼが入ってきた。これにクロードは気付く。


クロ(クロード)「ロゼ!今日は身体の調子が悪いのでは・・・」
ロゼ「心配だから私も行く。何が起こるか分からんしな」
ヒショウ「ロゼさん!クロードのことは俺達が見とくから!ずっとクロードに付いて回されて疲れてたんだろ?」
ロゼ「でも・・・」
ツースト「心配するな。クロードのことは見張っておくし」
クロ(クロード)「見張るって何なのだ;」


その会話を夢銀河アイドルに連れられたヤイバとレトリーが聞いた。シュウ☆ゾーは言う。


シュウ☆ゾー「シンガンクリムゾンズへのプレゼントの箱の中に小さいけど爆竹みたいなのが入ってて・・・クロード君が開けたんだ」
ヤイバ「・・・」
シュウ☆ゾー「今日、ヤイバ君が外に出た時からキミを見てる人がいた。犯人かもしれない」






シュウ☆ゾー「わかったら・・・パトリ君達のことを考えた方がいい・・・!!」






シュウ☆ゾーに言い放たれたヤイバはB級グルメ祭りの直前に部屋で泣いていた。彼のそばにいたレトリーは言う。


レトリー「・・・ヤイバ。あんまり泣くと余計ウザいよ」
ヤイバ「いい。クロードが笑ってくれたから、拙者が泣く・・・」


どうして・・・。
一方、B級グルメ祭りが開幕し、クロードは初めて見るB級グルメに感銘を覚えた。


クロ(クロード)「・・・!!・・・!!(あまりの感銘に口パクパク」
ツースト(いるよなあ、こういう世間知らずな奴)
あいり「クスッ。クロ、この焼きそばを買っていいですわよ」
クロ(クロード)「ああ!」


クロードの初めて食べた焼きそばの美味しさに感動する中、すると、見回り中のアビスがやってきた。


アビス「おっ。例の三人じゃないか」
ツースト「「例の」って何だよ;お前、一応聞くけど、何で闇天使であるはずのパトリとニナはほっといてるんだ?特にパトリは闇天使らしくないほどミイを気にかけてるのに」


すると、ヤイバを探していたパトリがその会話を飛ぶ中で聞いていた。それに気付かないアビスは言う。


アビス「パトリは・・・ミイに好意を持っているのだから。仕事を遂行しないのも、全部ミイは気を引きたいからで・・・だから敵対することはしない」
パトリ「!(かあっ)〜〜〜〜〜っ(立ち去る」
ツースト「つまり、初めて会った時ほどヤイバの魂を執着してないということか・・・」
アビス「そうだな。人の顔を見ればわかるものだ」


一方、アイオーンはゼオ達と行動を共にしていたが、ロゼの秘密を知ってからは元気がなかった。


アイオーン「・・・」
ゼオ「アイオーン、どうした?」
アイオーン「・・・」
ゼオ「シュウ☆ゾーとロム関連のことで元気をなくしただろう?」
アイオーン「!合宿の時にあの話を気にかけてくれたのか!」
ゼオ「一応はな」
アイオーン「クロードに確かめたいことがあるのでな、だが、そのことは俺は知らん。あの怪盗は欺くことは上手いからな。俺なんてごまかされだけだな」
ゼオ「それでも確かめるしかないんじゃないか?」
アイオーン「だが・・・」
ゼオ「今聞かないときっと後悔するぞ」
アイオーン「・・・わかっている」


すると、アイオーンはハンバーガーを食べた後に歩もうとする。


アイオーン「・・・行ってくる」
ゼオ「行ってらっしゃい」


一方、ツーストとあいり達はハンバーガーを食べる中、クロードはハンバーガーの食べ方を知らず、二人をじーっと見ていた。


あいり「?何ですの、クロ」
ツースト(こいつ、またあいりにちょっかい出す気だな!?)
クロ(クロード)「・・・。・・・手で・・・」
あいり「?」
クロ(クロード)「食べる・・・のか?」
ツースト「?そうだが」
クロ(クロード)「そうだったのか!!」
あいり(何する気なんでしょう?)
ツースト(そういえば、ゼオもハンバーガーの食べ方を知らなかったな)
クロ(クロード)(試練だ;)


クロードはハンバーガーのパンを二つに分け、それを一つに分け、優雅に食べた。これにツーストやあいりやクロス、ヒショウ達は笑いを堪える。


クロ(クロード)「何だ!」
あいり「いえ!お見事ですわ!」


クロードも少しずつ知っていく中、すると、アイオーンが現れた。


アイオーン「クロード」
クロ(クロード)「アイオーン殿。どうした?」
アイオーン「ちょっといいか?話があるのだ」
クロ(クロード)「ああ、いいが」
ヒショウ「じゃあ、俺も行くよ。もしクロードが傷つけら「別に傷つけたりはしないから、ヒショウは来なくて良い」ガーン!!」
クロ(クロード)「・・・」


アイオーンはクロードをグルメ祭りの少し近いところに連れ出す。クロードは聞く。


クロ(クロード)「話って・・・何だ?」
アイオーン「・・・あの・・・お前はロゼのことを・・・どう思っているのだ?」
クロ(クロード)「?はぁ?ただの過保護な口煩い男だと思っているが?」
アイオーン「はい?」
クロ(クロード)「過保護だし主人の私のことは呼び捨てで呼ぶからな」
アイオーン「呼び捨て・・・」
クロ(クロード)「だがな。悲しいことはちゃんと共有できるし、なんだかんだ言ってちゃんと気付いてくれるし、腐れ縁の幼なじみのような関係だな」
アイオーン「・・・」
クロ(クロード)「私は自力で戻るし、一人で大丈夫だ。ゼオ達が待っているだろうし先に戻れ」
アイオーン「ヴ」


アイオーンが先に戻る中、クロードは影に潜んで自力で戻ろうとするが、気付いたら道に迷ってしまった。


クロ(クロード)「・・・おや?(迷ってしまったな。ひとまず来た道に影に潜んで戻って・・・」


すると、クロードが何者かに身体を押されて落ちる!
一方、大半の人達がグルメ祭りからスマブラ屋敷に帰って来た。先に帰って来た王ドラとロゼが出迎える。


王ドラ「おかえりなさーい。楽しかったですかー?」
クルーク「楽しかったよ」
ロゼ「・・・あれ?そういえば、クロードは?」
ツースト「アイオーンが話したいことがあるって」
あいり「って、アイオーン、クロードはどうしましたの!?」
アイオーン「ヴッ!?先に戻れとクロードに言われて・・・」
ロゼ「ーーーえ?」






そうだ。思い出した。あの時、一人で大丈夫だからと言って道に迷って、泣き虫だった幼い私がわんわんと泣いた中、ロゼが私を見つけてくれて、


ロゼ『クロード!』
幼いクロード『!(ロゼに泣きながら抱きつく)ロゼ、ごめんなさい。ごめんなさいーーー・・・』


そうだ、私はあの頃からちっとも、変わってないーーー・・・。


ロゼ「クロード!!」


クロードは意識を失ったままでロゼに発見された。マホロアとグリルの協力で。


グリル「おーい!いたよー!」
マホロア「ヨカッタァ!」


ローアでクロードをスマブラ屋敷に運ぶ中、クロードは医務室で目を覚ました。そこにいたのはあいりとツーストとアイオーンと彼を看た王ドラがいた。


あいり「・・・クロード、もう大丈夫ですわよ・・・」
クロ(クロード)「!?あいり殿!?私は・・・」
アイオーン「すまん、クロード!俺、こんなつもりでは・・・」
クロ(クロード)「気にするな。アイオーン殿は悪くない。ツースト殿が私を運んでくれたのだな」
ツースト「いや、俺じゃなくて・・・」


すると、プルルに止められながら医務室に入るロゼがいた。よく見ると、ロゼは左腕に軽傷を負っている。


プルル「ロゼさん、ダメよ!あなたも怪我してるのよ!」


すると、ロゼはクロードを抱きしめた・・・。クロードはこれに戸惑う。

事件の波乱(その3) ( No.223 )
日時: 2017/04/21 19:09
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

クロ(クロード)「!?ロゼ、どうした!?」
王ドラ「クロードさん。ロゼさんがここまであなたをおぶってくれたんですよ」
クロ(クロード)「!・・・!・・・ロゼ、私は大丈夫だから、大丈夫だから」


クロードはあの時の幼い自分を見つけた後にロゼと来た道に戻るために歩いたことを思い出す。幼いロゼはクロードの手を握りしめ、クロードは後ろからは見えないが、ロゼの頬に透明な粒が流れていたのを思い出した。


クロ(クロード)「あの時みたいに泣くな」


この時、アイオーンは複雑な気持ちを抱え、クロードはアイオーンの気持ちもロゼの気持ちも気付かないまま今日を終えようとしていた・・・。






その翌日。シンガンクリムゾンズとパトリとニナがテレビを見ていた。シンガンの人気についてだ。


解説「このままシンガンがcantabile並の人気になってくれればいいんですけどねぇ。「私だけのキミでいて」的なファンは面白く思わないんじゃ、ーーー」
パトリ「・・・新しい闇天使だと思います?」
ニナ「ないわね。流石に闇天使でもここまではやらないでしょ」
パトリ(裏)「何でっ;」
ニナ「何でって言われても・・・(エドガー会長から何も聞いてないもん」
ヤイバ「・・・拙者は何かもどかしいな・・・何かあるなら、拙者にぶつければいいのだが・・・」
ロム「気にするなよヤイバ。俺にとっては癪だが今の俺達が売れたのはいいこと何だ。そんなに自分を責めんなよ」
ヤイバ(だが・・・)
アナウンサー「続きましては速報です」






アナウンサー「不動の夢銀河トップアイドルバンド「トライクロニカ」のギターボーカル、シュウ☆ゾーくんが、何者かに刃物で切り付けられました」
全員「!!!」






アナウンサー「シュウ☆ゾーくんは幸いにも軽傷で、今病院で手当てを受けているところです」


すると、ヤイバはシュウ☆ゾーがこの前に言ったことを思い出した。


シュウ☆ゾー『ヤイバ君が外に出た時からキミを見てる人がいた』
ヤイバ「拙者と一緒に・・・いたから・・・?」


アナウンサーはある紙の内容を言う。


アナウンサー「トライクロニカなどが所属している事務所ジューダスにこんな脅迫状が送られました」






脅迫状の内容「シンガンクリムゾンズのヤイバが同バンドから脱退しなければ、次は本人を狙う」






続く・・・!






感想OK