二次創作小説(紙ほか)

フルートの約束(その1) ( No.276 )
日時: 2017/06/14 18:02
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回のタイトルの意味は読めば分かると思います。このお話でぷよクエの青の精霊使い(兼)が登場!やってるうちに気に入ってしまったんだ・・・。






ある日のあるドラマの収録後。ゼオはそのドラマのゲスト役として出演し、その監督から「完璧。短期間でやったとは思えない役の感情を出してた」という理由でOKをもらい、ロボット運転手が運転するリムジンに乗っていた。同席していた城戸ことキッドは言う。


城戸(キッド)「ゼオ。社長(王ドラ)が呼んでるから事務所寄るぞ」
ゼオ「なんだ?ドラマなら端役でやるのが好きだからゲスト役はもうやらない」
城戸(キッド)「本気で音楽一筋で生きるつもりかよ;せっかく一応芸能界なんだからいろんな仕事をやらんと王ドラが怒るぜ;」
ゼオ「構わん。それよりも王ドラはそんなに嫌ならやらなくていいと言われるだろうからな」
城戸(キッド)「それが王ドラでも断れない仕事が来たんだよ」


キッドの発言にゼオが気づく中、彼は言う。


城戸(キッド)「“この映画は絶対ゼオで撮りたい”って。原作はロングセラーだし、まあ題材はお前の大好きなフルートで音楽映画だぜ」
ゼオ「・・・。原作と監督誰だ?ロングセラーって?」
城戸(キッド)「音楽で認められてえか」
ゼオ「!」
城戸(キッド)「オレは今でも大人気とはいえもっと世間にcantabileの実力を認めさせてやりてえよ。王ドラは多分自分がプロデューサーをするという条件でピアニッシモの女社長に変装したんだ」
ゼオ「・・・。よっく言うな。「私を信じて牛車牛のように働け」とか言ってたくせに」
城戸(キッド)「まあ、オレは最初は王ドラのやり方に反感を持ってたがな。cantabileは他のその辺のアイドルとは違ったからな。普段はちゃんぽんらんになりながらもステージや現場では一切手を抜かずに本気の仕事するじゃねえか。オレや王ドラ達はずっとそれを見てきたんだ。せっかくのチャンスを棒に振るなよ」


一方、白薔薇女学園ではラン達も学校が終わり、ランは歌手の仕事、紗智は舞台役者の仕事に向かおうとしていた。


ふわちゃん「ランー、紗智ー。今から仕事?」
ラン「うん、仕事に向かう合間にベストセラーの小説「フルートの約束」を読むから」
しほみ「ラン、ふわのお父さんが勧めた本にすっかり夢中だねー」
紗智「うん、私もそう思う」


一方、それをある人物が見ていた・・・。その翌日、ランは仕事に向かうために靴を履きに下駄箱に向かうが、すると、ある手紙があった。


ラン(?手紙?女子校でラブレターじゃないし・・・)






「今すぐ体育館裏に来て下さい。ラビスケより」






ラン(ブタのヒヅメの刺客かもしれないし、行くだけ行ってみよう)


ランは体育館裏に向かうが、そこにふわちゃん、紗智、しほみがいた。


ラン「みんな!?」
紗智「ラン?そっちも?」
ラン「ということはみんなも?」
ふわちゃん「うん」
しほみ「でも、お嬢様の女子校で警備が厳しいから流石に敵は来ないね」


すると、ある人物が現れた。個性的な制服の着こなしをした中等部2年生の少女だ。


紗智「えっと、この手紙をくれたラビスケさん・・・?」
???「うん。こんなところでごめんッス、目立ちたくなくて。はいっ(ある紙を渡す」
しほみ「?」
ふわちゃん「なにこれ」






???「あたし、ベストセラーのフルート小説「フルートの約束」の作者マーベットッス」






四人「!!?」
ラン「マーベットって今期待の新人小説家の・・・?」
マーベット「はいッス」
紗智「フルートの約束って大人気の音楽小説の・・・?」
マーベット「はいッス」
ふわちゃん「来月からその小説が週間少年漫画雑誌「週間少年スペード」で原作付きでの連載スタートしたり、映画化したりする・・・?」
マーベット「はいッス。短期連載っスけどね」
しほみ「えっ、マジで!?これ、原稿!!?ギャーッ!!ウマー!!」
紗智「すごい・・・」
マーベット「信じてもらえないかと思って持ってきたッス」
ラン(これがあのマーベットさんの生原稿!すごい熱いフルート部の日常を描く人だから、意外と本人はマイペース!)
マーベット「その映画で頼みたいことがあるンスけど・・・」


一方、BRRのカフェではアイオーンもフルートの約束の小説を真剣に読んでいた。セレンが勧めたフルートの約束が気に入ったからだろう。


クロウ「おい、真剣に読んでやがるぜ;ヘタレオンなりに気に入ったんだな;」
ロム「ったく、あんな小説のどこが気に入ったんだか・・・」
メイプル「ロムくーん。ちょっと話がありますぞ」
ロム「ああ、はい」


ロムが退席する中、すると、ププルがゼオの同伴で急ぎながら入ってきた!


ププル「アイオーン!大変だよ!」
アイオーン「ヴッ!?なんだ!?まさか・・・」
ププル「違うよ!実は・・・」


ププルが話した内容は・・・






アイオーン「ヴッ!!?「フルートの約束」が映画化!!?」






アイオーン「やめるがいい。萎えた・・・フルートの約束の主人公の「三杉勇気」は俺の中では・・・」
ププル「その勇気役の主演がゼオでも!?」
アイオーン「!」
ゼオ「・・・(無表情ながら照」
アイオーン「ぴったりだ!」
クロウ「えっ!?映画化の話マジか!俺は今週の少年スペードでそのフルートの約束の短期連載の話の予告は知ってるが」
ププル「クロウも漫画見ようとしてんじゃん!」
クロウ「まあ、作画の漫画家はアイオーンもファンの可愛い絵柄の大人気少女漫画「音楽クエスト!」を連載中として描いている松乃いのり先生だからな」
アイオーン「!!!そ、それは本当か!?」
クロウ「シアン経由で松乃先生のツイッターを気まぐれでみたらそうなってたっぽい」
ゼオ「アイオーン、その漫画家のファンなんだ・・・;」←よくわからない嫌な感じがした
ププル「アイオーン、嬉しいことだらけでしょ?マーベット先生もその映画の相沢監督も松乃先生も勇気役はゼオ以外は考えられないってさ。今は吹き替えができるけど、監督がたまには本人の吹き替えなしの演奏の腕前を見せてもらいたいって」
アイオーン「フルートの約束はマーベット先生なりの本気だからな。だから、ベストセラーに・・・」


すると、ロムがドアを殴りながら出てきた!これに大半の全員はビクッとなり、ロムは椅子に座る。


ロム「あ〜;なんで俺があの映画の出演なんか・・・;しかも、重要な役だし・・・;」
ププル「あの映画?」
ゼオ「ロム、もしかしてフルートの約束の顧問の先生役のオファーが来たりしてー」
ロム「どうして分かったんだよ!!?」
ゼオ「えっ、冗談のつもりだったんだが」
クロウ「うわーお!ピッタリ!」
ププル「どうしたの?」
クロウ「ウーノも出るんだよ!あの映画の副顧問として!しかも、俺が知ってる奴らも出てる!」
ププル「ウーノ!」
アイオーン「ウーノ!」
ゼオ「ウーノ!」
ロム「いぎゃあああああー!!!あの映画の出演を決められるし、ウーノもゼオも出演するし、最悪だー!!!」
アイオーン「すごいな・・・ウーノの方がツーストよりもなんとかはできるそうだ」
ププル「すごいよね」
ゼオ「うんうん」
クロウ「違うロムの場合はそうじゃない」


一方、四人はマーベットの仕事場に特別に招かれた。ある頼みのためだ。


ラン「仕事場だー!」
紗智「それで頼みはなんですか?」
マーベット「タメ口でも構わないッス。実は紗智とランに主人公の三杉勇気の妹の双子役を演じてほしいッス」
ふわちゃん「えっ!?なんで!?」
しほみ「妹の双子役の候補はいるんでしょ?」
マーベット「実は一番の双子の候補の子が有名中学受験の勉強するらしくて・・・代わりに誰か立ててと言われたッス;ラビスケさんはそれは嘘ではないと見抜いてるッス」
ラン「ラビスケさん?」
マーベット「あたしの担当の精霊ッス。今は精霊姿ッスけど、場合によっては人間に変身するッス。って、こんな話信じなさそうッスけど」
ラン「信じるよ」
マーベット「えっ?」
紗智「まあ、知り合いにもそういう人はいますから、信じるしかありません」
ふわちゃん「それに人ではなくてもイケメンばかりだしねv」
しほみ「マホちゃん(マホロア)だって可愛いじゃん」


マーベットはその話を聞いて彼女達に微笑む。ランと紗智はその頼みで答えを出す。


紗智「そういうことなら双子役やります」
ラン「空きが出たんじゃまあやるしかないよね」
マーベット「ホントッスか!?ありがとうッスー!」


一方、ゼオはフルートの約束の台本を見ていた。ここからはフルートの約束のストーリーを割り出してみよう。

フルートの約束(その2) ( No.277 )
日時: 2017/06/14 18:06
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

「フルートの約束のストーリー」
これはとある男子高校生の物語。三杉勇気の家は貧しく、両親を亡くして自分一人で妹の双子の面倒を見ていた。そんな彼の心の拠り所は一つのフルート。これは勇気が小さい時に彼の両親に買ってもらった唯一の宝物で守り抜いた宝物だった。そして勇気が奨学金を受けて「星宮高校」に入学し、彼のフルートの才能を見抜いた「フルート部」の部長の七峰航の勧誘を受けたことから彼の運命を変える。廃部寸前のフルート部に入部した勇気と七峰を含めた四人と敏腕顧問と副顧問は全国音楽コンクールの出場を目指すことに!仲間割れ、部員の悩み、そして音楽に関する悩みを乗り越えながら彼らの音楽は友情とともに育まれる!






ゼオ(勇気ってビンボーだったんだな;俺にできるのか?とりあえずセリフを読もう)


ゼオは「勇気」の最初のセリフを読む。


ゼオ「「今日から俺も高校生かぁ。バイトをしながら頑張らなきゃな」。・・・(なんだこれ・・・これ・・・俺が言うのか・・・?」


ゼオはとりあえずセリフを読んで暗記をすることにする。その数日後、シーン1〜5のために星宮高校の舞台のモデルである星ノ宮学園に向かうことになった。


ゼオ(もぐもぐ(ホットドッグを食べる)
城戸(キッド)「おい、ゼオ、食べきれるか?今日から本番なんだからな」
ゼオ「はへひへる(訳:食べきれる」


そしてたどり着いた時、そこにはナルカミやシグレ、カナカやウーノ、そして魔法によりヒョウの耳と尻尾を一時的に焼失したロムがいた。


ナルカミ「あっ、ゼオさん!」
ゼオ「ナルカミとシグレ、カナカも出演すんのか」
カナカ「そりゃあ・・・」
シグレ「・・・今日はよろしく」
ゼオ「よろしくー」
ウーノ「おーい、小童共。仲良くはいいが撮影はちゃんとしろよ?」
ゼオ「はーい」
ロム(ある日から事務所に来ないヤイバはどうしたんだろう・・・?)←ヤイバは前回のミラクル☆4の巻き添えで謹慎中


そして撮影の本番のシーン4。リハーサルを終えた勇気役のゼオは屋上でフルートを持ちながら本番の撮影の準備をしていた。


AD「フルートを吹くシーン、行きます!」
相沢「よーいスタッ!」


そしてゼオはフルートで監督が選んだ曲であるハトと少年を吹く!これにウーノとロムは驚く。


ウーノ(何!?本番に入った途端に一瞬で色気と男らしさを醸し出している・・・だと!!?)
ロム(セリフも完璧に暗記してやがるし・・・これがゼオの真の姿だと言うのかーーーーー!!!?)
相沢「うん、いいよー!本番に入った途端に年不相応の色気、ほんのちょっとの寂しさ、そして男らしさ・・・とてもシーン4が初めてとは思えない!完璧!」
シグレ(男らしさは一応俺担当・・・;)
カナカ(年不相応の色気は私担当・・・)
相沢「ナルカミ君、次のシーンで出てくれないかな?」
ナルカミ「はい!」


ナルカミはシーン5で勇気を勧誘する航がやってくるシーンのために彼は上手い演技をするもゼオほど相沢にほめられなかった。今日のシーンは終わったが、時間が空いたためにシーン6〜10をやることになった。しかし、ゼオを除く出演者全員は・・・


相沢「ロム君、ウーノ君、緊張しなくていいよー!力を抜いて!」
ロム&ウーノ「はい!すいません!」


相沢「シグレ君、そこはもうちょっと色気が欲しいなー」
シグレ「はい!」


相沢「カナカちゃん、もっとゼオ君の方を見て!」
カナカ「は、はい。すいません・・・」


相沢「ナルカミ君、そこはもうちょっとチャラそうな感じが欲しい!もう一回!」
ナルカミ「はい!」


大半の出演者全員「つ、疲れた・・・;」


大半の出演者全員は相沢の的確かつスピーディな指摘に疲れていた。ナルカミは言う。


ナルカミ「ゼオさんは注意が少なかったのに・・・;」
シグレ「まるで演劇の天才だな」
ゼオ「ありがとー」
カナカ「否定しないんかい」
ウーノ「こ、こんな空色のアホ毛のガキに負けるなんて・・・;」
ロム「ウーノ、冷静に・・・」
ゼオ「でも、相沢監督はちゃんと俺達ができることわかってるんじゃないか?だって、それが演技の世界だからな」
シグレ「あんた、本番に強いんだもんな・・・;(こっちはOKのハードルが非常に高いフランツさんによるフルートレッスンだぞ;」






フランツ「シグレ君、シランクスの13小節目の半音階、少しリズムが取りにくいかな?」
シグレ「ああ、はい・・・」
フランツ「そこ、難しいよね」
シグレ「はい・・・」
フランツ「じゃあ、できるまで一緒に頑張ろうね」






シグレ(兄貴はOKが出されたのに、こっちは昨日までエンドレス状態だったんだぞ;)
ナルカミ(いえいえ、私はまだまだです。フルートの約束はシグレが演る七峰嵐と勇気の友情がありますから、それだけ期待されてるんじゃないですか?)
シグレ「・・・」


その翌日、ランと紗智はマーベットとともに撮影でフルートの約束の現場に来ていた。ゼオの姿を探す。


紗智「ゼオさん、どこに行ったんだろう?(キョロキョロ」
相沢「あっ、マーベット先生、代役は・・・って、えぇっ!!?本物ぉ!!?」
ラン「本物です」
マーベット「あたしが代役を立てろとプロデューサーさんに言われたんでランと紗智にお願いしたンスよ!大丈夫ッス、ちゃんとOKもらいましたから!」
相沢「マーベット先生、自らが出す功績はすごいなぁ・・・;」


すると、ゼオがランと紗智の姿を見かける。ゼオはこれに顔が喜び、ブンブンと手を振る。


ラン「ゼオさん!」
ゼオ「おーいおーい!代役立てたって聞いたが、まさかお前らだったなんて・・・」
紗智「私のお母さん(ブラウ梅)にもちゃんと許可は取ったんで」
ゼオ「ん?」


すると、ゼオはマーベットを見る。ゼオは聞く。


ゼオ「一つ聞こう。お前がマーベット先生?」
マーベット「はい、そうッス」
ゼオ「ベストセラー作家の割になんかイメージと違うなぁ」
マーベット「よく言われるッス」
ゼオ「ま、いいや、マーベット先生。俺の本気の演技をよく見とけよ!」


そして本番の時、ゼオとランと紗智は演技の世界に入る。そのシーンは厳しい練習で疲れていた勇気を妹の双子の心と円が励ますシーン。三人ともそのたぐいまれなる演技力で見事マーベットを顔には出さないものの感嘆する。


マーベット「ほう、すごい演技力ッスねー。あたしの勇気のイメージ通りッス」
AD(感嘆してるんだなー)
マーベット(あっ、そうッス、監督。ちょっとフルート部が全国に行けた後の全国音楽コンクールのシーンに関して頼みがあるンスけど・・・)
相沢(それはいいかもしれないね!ただし、ちょっとアドリブを利かせることになるけど、それでもいいかい?)
マーベット(はい、お願いするッス!)


そして撮影は進み、いよいよ最後の全国音楽コンクールのシーンでゼオはピアニッシモのスタジオでその曲であるドボルザークのユーモレスクを練習していた。それを星華の姿の王ドラと城戸の姿のキッドが見る。


城戸(キッド)「ゼオの奴、もうこんなに吹けてるなんてすげーなー」
星華(王ドラ)「まあです。でも、マーベットさんは最後のシーンに関してちょっとしたアドリブを思いついたらしいですよ。キッドは気付いてませんか?」
城戸(キッド)「あっ。そっか」
星華(王ドラ)「それは耳の良い本人には言わないことにします。幸いにも彼は練習中でこっちの言葉に耳は入りませんからね」
城戸(キッド)「・・・」


その翌日、最後のシーンのために出演者全員はその現場に向かっていた。落ち込む勇気を勇気づける嵐の役で重要なシーンを任されたシグレは緊張する。

フルートの約束(その3) ( No.278 )
日時: 2017/06/14 18:08
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

シグレ「うわー;手汗がヤバい;」
ナルカミ「大丈夫ですシグレ!」
ゼオ「アイオーンにもちゃんと見てもらいたいんだろ?ならば、緊張はいいけどテンパるなよ」
シグレ「あ、ああ(もうどうにでもなれ!!」


そしてリハーサルを終え、相沢が本番のテイクを開始する!そのシグレの演奏はまさに七峰嵐の演奏だった。そして相沢がOKを出す!


相沢「OK!シグレ君、よく頑張ったね!」
シグレ「あ、ありがとうございます・・・」
相沢「最後のシーンはゼオ君だね。準備はいいかい?」
ゼオ「はい!」
マーベット「待ったッス!」


マーベットは相沢に直談判をする!


マーベット「ゼオさんには別の曲をやってもらうッス!ドップラーのハンガリー田園幻想曲!」
ゼオ「えっ!?」


ザワッ


マーベットの直談判に出演者全員とスタッフ全員はざわめく。マーベットは聞く。


マーベット「ゼオさん、できるッスか?」


マーベットの問いにゼオはこう答える。


ゼオ「できる!」
AD「えー、では曲のアドリブ状態で最後の感動演奏シーン、行きます!」
相沢「よーい、スタッ!」


ゼオはアドリブでハンガリー田園幻想曲を吹く!その曲はアドリブとはいえ正に勇気の演奏にピッタリだった!これにマーベットや出演者全員やスタッフ全員が感嘆する!


マーベット(う、上手いッス!アドリブとはいえちゃんとできてるッス!もうフルートの約束のシーンで言うことはないッス・・・)


そして演奏を終え、相沢があることを告げる!


相沢「はい、OK!撮影終了!」
ロム「お疲れ、ゼオ!」
ウーノ「まあ、小童は小童なりに頑張ったな」
カナカ(いつも一言多いんやから;)
ナルカミ「お疲れ様ですー!」
ラン「良かったですよー!」
紗智「うんうん!」
シグレ「あの演奏はアドリブだったが良かった」
ゼオ「!・・・ありがとう」


すると、ある人物達がやってきた!アイオーンだ。


ロム「アイオーン!!?」
アイオーン「撮影の様子は?マーベット先生は?ゼオの様子を見に来たが・・・」
ロム「・・・もう終わっちゃったよ・・・;」
アイオーン「ヴッ!!?」


アイオーンの天然行動にあたたかな笑い声が包まれる中、それを見ていた人物がおり、その人物はロムを見てニヤッと笑っていた・・・。


おわり






「後書き」


今回は一度はやってみたかった映画制作のお話でした。ゼオ君可愛い。場合によってはもう少しシーンを増やすつもりだったんですけどねぇ・・・話の都合上削らざるを得ませんでした。
さて、次回からはいよいよブタのヒヅメとの戦いもクライマックス寸前になります。果たしてどんなお話になるのかは大体は決まっています。それでは次回からのブタのヒヅメとの決着編をご覧あれ!






感想OK