二次創作小説(紙ほか)

秋のポケモンコンテスト!(後編)(その1) ( No.405 )
日時: 2017/10/14 00:57
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

後編はますますヒートアップしたり、いろんな伏線を散りばめたりします。いろんな意味で・・・。






ミナトのアブソルがシグレに匂いを嗅ごうとしている!シグレはかなり驚いていた。


シグレ「えっ・・・おいっ、えっ!?」
ビビアン「これはアクシデント!演技中にパートナーのアブソルが審査員席に乗ってしまった!」
ミナト「アブソル!!」


これをゼオは多少驚きながら見ていた。ミナトがアブソルを止めようとしている。


ビビアン「演技を大幅に中断させます、ミナト&アブソルペア!」


ツカマエル「あれま、どうしたのかね?」


クルーク「ちょっとどういうことだよあやクル!よりによってアブソルがなんであんなことに・・・」
あやクル「恐らく「赤紫色の雲のエフェクト」に反応してしまったんだ。本来は元々はアブソルは砂丘で暮らし、曇れば雷から身を守るポケモンとして一説があるんだ。たとえそれが人によっては迷信と思うことでもな。だからミナトのアブソルは人慣れした性格でも、思わぬ形でそれを思い出したのかもしれない・・・シグレの雲のエフェクトのおかげでな」
クルーク「でも大変だよシグレに怪我をさせたらアイオーンの立場も・・・」
あやクル「いや、大丈夫だ危険じゃないと分かれば我に返る」


そして我に返ったアブソルは審査員席から降りる。ビビアンが進行する。


ビビアン「ミナトのアブソル、審査員席から降りました」


他の出場者A「あー、ダメだねこのペアは」
他の出場者B「ラッキー、一人減った」
他の出場者C「よりによって演技中に中断するなんてさ・・・」
ゼオ(・・・頑張れよ、色黒の奴)


そしてミナトとアブソルのダンス演技が終わり、会場は大きな歓声を湧いていた。


ビビアン「圧倒的なダイナミックと正確さで会場を湧かせたミナト&アブソルペア!得点は・・・」


そしてミナトとアブソルペアの得点は48.25だった!これは現時点ではミナトとアブソルはトップだということだ。


ビビアン「48.25!途中でアクシデントはありましたが、かなりの高得点。現時点ではかっこよさ部門でダントツのトップですし、三次審査通過です」
ミナト「さっきは悪かったな」
シグレ「いや、謝ってくれたならそれでいいよ」←他のメンバーとともに雲のエフェクトを消している


ププル「もし、しくじってなかったらゼオが不利だったかも・・・;ミナトさんには悪いと思うけどさ;」
アイオーン「そうだな、我もそれを感じたことで罪悪を覚えている・・・;」


一方、ゼオとリストも準備をする中、ミナトとアブソルが歩いてきていた。ゼオは言う。


ゼオ「あっ。あんた、ダンスすごかったんだな。ちょっと中断してたけど、でもそれでもダンスはすごかった「ウィグルゥ」
ミナト「俺が落とされても、かわいさ部門ではまだすごい女がいるから。目が見えなくても演技ができる奴」
ゼオ「えっ・・・(あの子のこと?)それはポケモンダンサーとしての忠告か?」
ミナト「いや、ただの希望だ。まあせいぜい頑張ってくれ。失敗を祈る!あ、ポケモンダンサーとしての精神が汚れるから俺は妨害はしないからな」


ミナトとアブソルが去る中、リストはゼオをフォローする。


リスト「あの人、他の出場者から中断したことで嫌味言われて焦ってるんだ。多分根は悪い奴ではないと思うんだけど・・・気にしない方がいいよ」
ゼオ「気にしてないよ。だって、それは色黒の奴のダンスに嫉妬してるんだろう?さて、そろそろ時間だ。行こう」
リスト「ああ」


そしてゼオとリストの番になる中、ビビアンは司会を進行する。


ビビアン「次は一次審査で観客を湧かせたゼオ&色違いブラッキーのリストペアです!」


ゼオとリストがある箱を持ちながら中央位置に立つ中、ゼオはリストを見ながら思う。


ゼオ(リストがちゃんと待ってくれてる・・・イーブイで出会った時はすぐにはステラと仲良くなれなかったのに、ここまでステラの兄貴分としてちゃんとついてきてくれたーーー・・・)


ゼオがリストをひと撫でする。


ゼオ「リスト。楽しくやろうな」
リスト「ああ」
ビビアン「曲は「アイのシナリオ」です!」


そして最初のキーボードから流れ、二人が目を瞑る中、そのキーボードが終わると、二人は目を開ける。そしてゼオとリストは曲に合わせて踊りだす!まずはAメロから軽快なテンポで息ぴったりなダンスを披露し、ちゃんと同じような振り付けではない。ミナトのようなダイナミックさはないもののテクニックと細かい振り付けの性格さはゼオの方が上だ。


ツースト「うわっ、ダンスうまっ。腹立つ;」
あいり「まあまあ;」
ガスパ「ーーーしかし、ウィグルゥ殿、ちょっと笑顔が強張ってますね・・・もうちょっと笑えばいいのに」


ゼオ(えーと、これはとにかく笑顔で掴めと言われたな・・・)


すると、ゼオは笑顔を見せるが、他の審査員達は真剣な眼差しでそれを見ていた。これにゼオはちょっと空回りしかけた。


ゼオ(おや?ここらへんの振り付けはどうするんだっけ?え?真っ白っ!)


クロ(クロード)「あやつ、振り付け忘れたな!?」


シグ「ゼオもこうなるのか」


そしてリストはそれをフォローするかのようにゼオを見る。ゼオは多少驚きながらもリストの意図に気付く。そしてゼオは頭をかなり速く下げながらリストはゼオの足の間をぐぐったり、手の上をジャンプしたりした!


ビビアン「おーっと、ダイナミック!ゼオ&リストペア、大胆な振り付けを見せつけました!」
ゼオ(リスト・・・やっぱりすげーな。やっぱり俺の最高の息子だよ!)


タイマー「やるじゃないか、リスト君」
ミニッツ「アドリブで切り抜けたね!ミニッツもクッキーがブラッキーみたいに進化すればいいのに・・・」
クッキー「?」


そしてフィニッシュに入る中、ゼオはある言葉を言う。


ゼオ「おにぎり!」


ぽぽか「おにぎり、ですか?」
エニシ「あっ、あんなところにそれっぽいのが・・・!」


そしてリストはおにぎりのおもちゃを掴み、その箱から・・・






「Ivリスト&ステラ」とそれぞれ一文字が書かれた旗が出てきてリストはゼオに抱きついた・・・!






ビビアン「Ivリスト&ステラ!ゼオ君のクールさの内に秘めた熱い想いをリストが噛み締めて駆け込みました!」


ツースト「よっしゃ、もらったぁ!」


フィーバー五人組&ププル「イェーイ!」
アイオーン「ヴッ!」


ビビアン「今までのダンスももちろんですが、大事な人への熱い想いが伝わるダンスを披露してくれました」


アブソル「これ、色々とヤバいんじゃないか?ミナト」
ミナト「ふん。結果はまだわからんからな」


ビビアン「さて、得点は!」


すると、ゼオの得点は・・・






48.30点とミナトとごく僅差という結果だった・・・!






ビビアン「出ましたーーーーー!ゼオ&リストペア、ミナト&アブソルペアを僅差で抜いてトップ&三次審査通過です!」


ゼオ「嘘だろ?」


観客が歓喜に湧く中、ミナトは僅差で自分を抜いたゼオに悔しさと少しの闘争本能が芽生えた。ゼオとリストがステージから退席する中、そこにある作者がいた。アークサイドの作者アークとロアノークとフロンタルだ。


ゼオ「アークさん!」
アーク「よぉ。トップおめでとう」
ロアノーク「あのミナトとアブソルを僅差で抜いたというのは聞いたことがない・・・これじゃあ、私達がダンスで三次審査を通過させるしかないな」
フロンタル「現にさっきのはアドリブだけど、フィニッシュは・・・楽しくて、面白かったぞ!」
リスト「ありがとう」
ゼオ「リスト・・・あの色黒の奴を僅差でも抜いたのはお前のおかげだ。ありがとう」
リスト「いや、いい。失敗したら困るしな」
ゼオ「クスッ」


そしてアークとロアノークがメガシンカを使って見事なダンスを披露して三次審査に勝ち進み、たくましさ部門の二次審査が始まる中、先に行った王ドラとドラリーニョ以外のドラケロ防衛隊とドラミとみさえとひろしとひまわりがポケモングレイトフェスティバルに遅れて到着する中、みさえはいう。


みさえ「もう!あなたが準備に遅れてなかったら、早く着いてたんだからね!」
ひろし「お前が目覚まし時計を静かなものにするからだ!」
キッド&ドラミ「まあまあ;」


すると、あるポケモンコンテスト以外のプログラムがマタドーラの耳に届いた。それは・・・


アナウンス「ポケモンコンテスト観覧で疲れた人はアイドルバンドの「fatas」やポケモンアイドルユニットの「アローラ」のイベントの観覧やCDを買えば握手会ができますよー!」
マタドーラ「なんだと!?あの新人だけど、みんな兼ね備えた実力と可愛すぎて人気のバンドとユニット!?」


すると、マタドーラがキョロキョロと周りを見渡しながらドラえもんに言う。


マタドーラ「おい、ドラえもん。オレ、別行動してきていいか?」
ドラえもん「いいよ」
ひろし「おいおい、マタドーラ君、それはないだろ;とにかくみんなで・・・」
マタドーラ「ひろし、今日は人気の女子バンドとユニットが来てるぜ(ボソッ」
ひろし「なんだと!?・・・。オレ、トイレ大だから行ってくるよ」
みさえ「わかった、私達は会場内のポケモン喫茶店にいるわ」
ギロロ「しんのすけ、単独行動は・・・っていないな;」
みさえ「えっ!?」
ドロロ「心配しないで、通信機は持たせたし、すぐ戻って来るでござる」


マタドーラがそのイベントを見に行く中、なんと2グループの生インタビューをやっていたらしい。


マタドーラ「うひょーvやってるやってるv」


遅れてやってきたひろしもマタドーラと離れた場所でその様子を見てうっとりしていた。インタビューはファンも大歓喜で終わる中、マタドーラはCDの値段を見て呆然としていた(理由:マタドーラが公式で金欠なため)


マタドーラ「なんだよこれ・・・;握手できねーじゃねーか・・・;」
パトリ「それ、一つずつ下さい」
スタッフA「はーい」
マタドーラ「!?」


すると、パトリがそのCDを買って握手券をもらっていた!マタドーラはパトリに気付く。


マタドーラ「パトリ!?お前、あの2バンドのファンだったのか!?」
パトリ「えっ?・・・ああ。あげます」
マタドーラ「え?」
パトリ「CDはミイとの曲練に必要なものだったんです。つまり、握手券はいりません。握手券、誰かに渡そうと思ったんですよー」
マタドーラ「あ・・・ありがとう!!ありがとう!!」
パトリ「???」


パトリがフェスティバルから出る中、しんのすけがフェスティバルの食べ物を見に行っていた。


しんのすけ「ポケモンフードってどんな味なんだ?」


一方、メアに変装した王ドラ&ドルチェがかしこさ部門で見事なダンスでセレン&クレールとともに三次審査に進んでいた。


セレン「すごいよメアちゃん!初出場で三次審査に進むなんて!」
メア(王ドラ)(カツラ取れないように必死なんですよ・・・;)
クレール「目が見えないのにすごいわね」
ドルチェ「うん」


そして三次審査が開幕される中、かわいさ部門ではゼオ&ステラは早くから出場だったため出番が早かった。そのためにゼオとステラは緊張どころかワクワクしていた。


リスト「ワクワクだな」
ゼオ「だろ?」
ステラ「頑張っちゃうよー!」


そしてゼオとステラの番になる!三次審査は持っているわざで演技をするので事前に二人は決めていた。


ビビアン「さて、ゼオ&ステラペアは一体どんな演技を見せてくれるでしょうか!」


そしてゼオはパチンと指を鳴らし、ステラはバブルこうせんで煙を作る!


ミヤビ「バブルこうせん?」
ヤマト「なんであんな煙を作る必要があるんすか?」
ナルカミ「あっ、あんなところに・・・!」


すると、いつの間にか飛んでいたステラは伊達ではあるが、小さな天使の翼が生えていた。


アルフォンス「えっ、小さな翼!?」
ニンア「あっ、降り立っていく・・・」


そして煙が消えた先には天使の王子様衣装で登場したゼオがいた!ステラはゼオの元に降り立ち、ゼオはフランス語で言う。


ゼオ「Volons ensemble!(さぁ、一緒に飛ぼう!」


そして二人が伊達で飛ぶ中、会場は大きな歓喜の歓声に包まれる!そしてゼオ&ステラの点数が高くなり、現時点でダントツのトップだ。すると、舞台裏でアークサイドのポワンとスターが言う。


ポワン「ゼオ、ステラ、よかったですよ」
スター「よかったー!」
ゼオ「ありがとう」
ステラ「ありがとー!」
ポワン「では私とスターも行ってきますね!」
ゼオ「ああ」


そしてポワンとスターもゼオとステラの点数には届かなかったが、悔いのない演技で終わる中、ビビアンは言う。


ビビアン「これは難しいですねー。しかし、このペアに限ってはどうでしょうか?チセ&ドレディアです!二次審査の様子から既にお気付きの方もいますが、チセは視力に障害を持っています。しかしながら、ポケモンコンテストに出る上で何も支障はないとのことです。なぜならパートナーであるドレディアがほとんどの時間をチセとともに暮らしてきたからです。ちなみにドレディアはポケモンペットからもらったのではなく、野生ポケモンだった時に捕まえたとのことです」
ゼオ(あっ、そうなんだ)
ビビアン「ではそんな二人の絆を見せつけた演技を披露してもらいましょう。どうぞ!」


そしてチセがパチンと指を鳴らす中、ドレディアは演技のためにハリボテの本格的な雨の中にいた。ドレディアが走る中、そこにある少女がいた。チセだ。チセはハリボテの木に登っており、助けを求める中でドレディアはつるでチセを助ける。その光景は本当は見えてるんじゃないのほどに自然だった。


あやクル「この演技を目が見えない状態でやるっていうのはすごいな・・・」


クルスト「おや・・・思わぬところに強敵だな・・・」


そして演技で泣いているチセにドレディアがはなびらのまいでチセに花を見せる。ドレディアはチセにその中を四つ葉のクローバーを渡し、その演技が終わる中、チセとドレディアの演技を見ていたゼオに衝撃が走っていた。そして会場はゼオ以上の大きな歓喜の歓声を湧いていた・・・。一方、フェスティバル内のポケモン喫茶店ではみさえ達がそれを中継で見ていた。


みさえ「あらー、チセという子が完全に場の流れを掴んじゃったわね」
風間「この演技、しかもわざのコンボを目が見えない状態でやるというのはすごいですね・・・」
女子ポケモントレーナー「チセという子もすごいけど、それよりもかしこさ部門を見た!?」
ドラメッド「?」
ひまわり「たい?」


ドラケロ防衛隊とみさえとひまわりは思わずその話を聞いていた。かしこさ部門でのことを・・・


新人女子ポケモンコーディネーター「見た見た!あのメアという男みたいに貧乳だけど可愛いメガネっ娘、まだ初心者なのにイーブイと一緒に三次審査に勝ち進んだって!?」
ミニスカート「あの強豪のポケモンコーディネーターを落とさせたって・・・!」
ポケモンガールスカウト少女「マジで!?あの人、前回のかしこさ部門での優勝者でしょ!?」
女子ポケモントレーナー「なんか可愛いメガネっ娘にしてはボーイッシュに見えなくもないけどね・・・「ちょっと」


すると、ドラケロ防衛隊とみさえがメアに変装した王ドラの話について彼女達に問い質そうとしていた。


タママ「その話、詳しくお願いできますか?」
女子ポケモントレーナー「!?」


一方、かしこさ部門の三次審査ではメアに変装した王ドラが三次審査での演技について驚愕していた。


メア(王ドラ)「三次審査で、即席!?」
セレン「言ったでしょキミならそのくらいはやれるよ。大丈夫、即席でもちゃんとわざを覚えれば優勝してる子はいくらでもいるから!」
メア(王ドラ)「ちょっ、ま・・・!!」


すると、王ドラの出番の時間がなり、ビビアンが王ドラの姿を見たことで司会を進行する。

秋のポケモンコンテスト!(後編)(その2) ( No.406 )
日時: 2017/10/14 03:11
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ビビアン「次は一次審査、二次審査で見事なダークホースを見せてくれたメアさんとイーブイのドルチェです!」
王ドラ(!!!ど、どーしましょー!!!!)


セレン「大丈夫、大丈夫♪まあ、メアちゃんが失敗したら僕が優勝を掻っ攫ってあげるからさ・・・「おい」!?」
???「よくもぼく達の仲間を唆してこんな仕打ちを・・・これからキミが行くのは優勝じゃなく・・・」


すると、乱入で現れたのは・・・






メア(王ドラ)&ドラリーニョ&マタドーラ&しんのすけ以外のドラケロ防衛隊&ドラミ&みさえ「地獄だ(^ω^#)」
ひまわり「たいやー!」
大半の観客席にいる全員&吟遊月華「ドラケロ防衛隊いいいいいー!!!?」
マルク「どうしてみさえさんとひまわりがここにいるのサアアアアアー!!!?」






なんと、ドラケロ防衛隊とドラミとみさえ(+ひまわり)が鉄で作られたボールを持ちながら乱入してきました(爆弾投下)ビビアンが突然のアドリブだと思って司会を進行する。


ビビアン「おおーっと、乱入だー!飛び入り参加者かー!」
ぽぽか「飛び入り参加もいいですね!ただ度を超えない限りは」


ルイ(げっ、ドラケロ防衛隊とその関係者・・・;)←アミーの件もあって一部以外のドラケロ防衛隊が苦手である
ニンア「誰だあいつらは!追い出すか!?」
夜神「私に言われても・・・;まあ、いいや武力行使であっても追い出すか・・・」






バッ(怒りの形相のギロロとドロロとネネがそれぞれ銃と刀となぐられウサギのぬいぐるみを夜神に構えて飛ぶ音)


夜神「ゑ?」






バキッ!ドカッ!バキュン!バキュン!ドゴッ!ベキッ!パン!パンパン!パンパンパン!ドカドカッ!バキバキッ!バキュバキュン!ドゴドゴッ!ベキベキッ!ガシャン!ガシャガシャン!ガッシャーン!ドカン!ドッカーン!ザシュ!ザシュザシュ!ザシュザシュザシュ!チュドーン!チュチュドーン!チュチュチュドーン!ギャー!


突然起こった乱闘に大半の観客や大半の出場者が大混乱に、ヴィラリン軍もアークサイドも王ドラを唆したセレンに対する憤怒を感じている大半のドラケロ防衛隊やみさえ(+ひまわり)に歯が立たなかったという・・・;アルカレのベーシストが一人の猫型ロボットを唆したことから始まったこの大事件は後にポケモンコンテストで史上最強の武勇伝として後世にまで語り継がれたという・・・。


メア(王ドラ)(今のうちに着替えましょうか;)


一方、それを知らないしんのすけはポケモンフードの試食をさせてもらって満足する中、ひろしを見つけた。


しんのすけ「おっ、父ちゃん!」
ひろし(もうすぐ2バンドとの握手会だ・・・彼女達が汚れないように握手会の事前にティッシュで拭こう)


すると、ひろしがティッシュを取ろうとした瞬間に握手券を落とす!不幸にもその握手券がしんのすけの方に届いていたため・・・


しんのすけ「?なんだこれ?捨てちゃおーっと」


ひろし(さて、行くか。確認のために・・・って、握手券がない!!?)


そしてしんのすけは知らず知らずのうちに握手会会場にたどり着く!スタッフが声をかける。


スタッフA「あ、坊や、握手券だね、並び口はこっちだよ」
しんのすけ「?(たかがゴミ箱に行くだけで必要なのか?この行列・・・;」


すると、しんのすけが並ぶ中、彼にとって思わぬ幸運が舞い降りた!それは可愛い&綺麗なお姉さん達がそれぞれ2アイドルバンドかつアイドルユニットとして握手会を行っていたからだ!


しんのすけ「おおっ、可愛い!そして綺麗!」


すると、しんのすけの番になると、アローラの一人であるミヅキが幼稚園児であるしんのすけが来てくれたことでその場で気に入って握手をしながら頭を撫でていた。


ミヅキ「うわっ!幼稚園児だ!可愛いー!」
しんのすけ(^∀^***)デレーッ←綺麗&可愛いお姉さん好き
マタドーラ「うおーっ!メイリィちゃん、マイスイートハニー!!」←こいつの番になってた
メイリィ「・・・;」
ユエ「ねえねえ、この子をしばらく触らせて」


しんのすけを気に入ったfataとアローラはしばらくしんのすけの頭やほっぺを触ったり撫でたりいじったりしていた。


シャンファ「あら!可愛い!」
リン(ぷ)「可愛いです・・・!」
フェイ「幼稚園児が来るなんて珍しいね!」
リーリエ「可愛いですわ・・・!」
しんのすけ「幸せーv(^∀^*****)」


一方、危険を感じてニンアに言われた通りポケモンコンテスト会場から逃げてきて無傷だったフラウトはフードの屋台で食べ物を買いながら歩いていた。


フラウト「長い時間警備してると、お腹空くんだよねー(ゼオ・ウィグルゥのフルートを聞いたりダンスを見たりミナトのダンスを見ても全く魅力を感じない。みんなそれぞれレベルは高いと思うんだけど・・・多分、もしかしたらボクには類い稀な数々の才能に恵まれてるから、それと引き換えに自分の感情も捨ててしまったのかもしれない」


フラウトが半ば諦めのような気持ちになる中、すると、ある音が聞こえた。龍笛の音だ。その音を聞いた瞬間にフラウトは初めて驚愕し、その音の方向まで走る。


フラウト(何、この龍笛!?誰が吹いてるの!?上手いとか下手とかじゃない。上手いとかレベルが高いというレベルを超えた夕立のような演奏をした雅楽師はいなかった!誰!?)


すると、フラウトが隠れて見たのは・・・






フラウトと同じく危険を感じて逃げてきたシグレの龍笛を吹く姿だった・・・!






この曲は龍笛版ハトと少年。その音を聞いたハト達がシグレの方に寄る。その光景はフラウトの中にある捨ててきたはずの感情を少し呼び覚ましたものだった・・・!すると、シグレが気付く。


シグレ「誰だ?」
フラウト「っ!」


気付いたフラウトが思わず逃げる中、シグレは気のせいかと思う。


シグレ「俺を追ってきたストーカーだと思ってたら・・・しかもここら辺ストーカーが出現するからな;」


一方、フラウトは事前に撮ったシグレの演奏した姿やその演奏を聞いたハトに囲まれる姿をスマホの写メで撮った写真を見ながら自分が少しでも感情を呼び覚まされたことにワクワクしていた。


フラウト(あの演奏・・・本当に夕立のようだった。そして・・・なんとかあいつに近づきたい。ヴィラリンに帰ったらあいつに会うために長期休暇を取ろう!)


そしてポケモンコンテストがなんとか持ち直して終わる中、王ドラは元の姿で歩きながらみさえから説教を受けていた。


みさえ「この・・・おバカ!!なんであんな愉快犯のような子の言葉なんか聞くのよ!?一応言うけど、ポケモンコンテストで優勝したからって、一番になれるわけじゃないんだからね!!?」
王ドラ「すみませんね;」
マサオ「?あれって・・・」


マサオが見たもの:fataとアローラに握手したがっていることを泣きながらスタッフBに頼むひろし


ひろし「俺、CDを一つずつ買ったんだよだから握手させて!!」
スタッフB「握手券がないとダメです!」
大半のドラケロ防衛隊&ドラミ「・・・;」
みさえ「みっともない後でオシオキ(激怒」
スタッフA「そこがオレンジダヌキさん、関係者の方ですか?この人、握手中に気を失ったんだ;」
マタドーラ「はふーっv」←気を失っている
王ドラ(^ω^#)
しんのすけ「あー、生きててよかった(頬にはキスマーク」
ケロロ「お前、ひろし殿の代わりに握手会に行っていたのでありますか;」


一方、打ち上げに大半の観客も参加する中、ゼオは言う。


ゼオ「かっこよさ部門では俺とリストは優勝だったけど・・・かわいさ部門では俺とステラは準優勝だったな」
クルーク「・・・。いいじゃん、また頑張れば?キミ達はまだ若いし」
ステラ「次もまた頑張ろーねっ」
リスト「うんうん」
ゼオ「・・・。そうだな。ステラ、リスト」


すると、ミナトと彼のアブソルとチセと彼女のドレディアがゼオ達の前にやってきた。


ゼオ「なんだ?」
チセ「・・・今日の演技、よかったよ。かっこよさ部門の二次審査ではミナトを僅差で負かすんだもん」
ドレディア「でも、私達も真剣にやったのよねー」
ミナト「・・・まあ、一応の悔しさを湧いたということを一言置いてやろう」
アブソル(素直じゃないな;)
ゼオ「褒めてくれてありがとう。チセ、ドレディア、次は負けねーぞ?」
チセ&ドレディア「うんっ!」


一方、あおいはぽぽかを探していた。そしてぽぽかを見つける。


あおい「あっ、あのっ!」
ぽぽか「キミは今日の始まる前の・・・」
あおい「別に・・・あなたと今すぐに一緒になりたいとかではありません。だから・・・」






あおい「まずは最初は友達からでよろしいでしょうか!?」






ツースト(おいっ、そこは告白だろうが!!)
サン(あおいはあんたとは違うアル;)
あいり(あの子、かなり驚いてますわね・・・;)
ラビ(あおい、大丈夫か?どもってるが)


すると、ぽぽかがキョトンとした顔をした後、笑顔でそれに応える。


ぽぽか「いいですよっ。確かにキミの言う通り、告白は無理ですけど、最初は友達からでいいですよっ」
あおい「!はい・・・(神様ありがとう!この機会を大事にします・・・」
あいり(よかった!あおい、姉として私はあなたを応援しますわ!)


一方、あいりを向こうの木の上で見ていた人物がいた。水色の先だけ巻いている髪で額には藍色に近い色のバンダナを付けているが、よく見たら見た目は目つきの怖い顔をしている男だ。その男に別の男が声をかける。


???「エルドゥール。声はかけなくていいのか?ピョン★」
エルドゥール「・・・・・・いいんだ、今日は」
???「キミがあの幼馴染の執事に誘拐されていたあの女の子を助けたのに?ピョン★声をかけないでいたら流石に不誠実じゃ・・・ピョン★」
エルドゥール「・・・・・・いい。また出直す」
???「じゃあ、ボクは先に行くピョン★何かあったらこのフリードが手を貸すピョン★」


フリードが先に行く中、エルドゥールはあいりを見ながら言う。


エルドゥール「・・・・・・わかっているさ」


彼らの通称は呪われた五英雄。その中の一人であるエルドゥールは幼い頃に当時10歳のガスパに誘拐された当時6歳のあいりを助けた呪われた斧を持つ騎士である。


Fin






「後書き」


今回は秋のポケモンコンテストのお話でした。後編ではいろんな伏線をところどころに散りばめていて伏線に気付いた方は挙手。
次回はヴィラリン軍人のあの男の娘がようやく、というお話です。お楽しみに!
今フルート上手くなるために基礎練ばかりしている私が言えることではないんですけどね;






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