二次創作小説(紙ほか)

大量の楽器紛失事件(その1) ( No.425 )
日時: 2017/12/11 23:16
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は名探偵コナンとチェリーワールドのコラボ!久々に名探偵タママ登場でコナンと対決(になってるのかな;)しちゃいます!






それはある日のこと・・・。


ロム「うーむ;」
ヤイバ「社長が隠してた仕事書類の手かがりの暗号の答えはなんだろうか;故に;」


シンガンクリムゾンズが暗号の答えに悩む中、タママと王ドラ(+王ドラのポケモンの弱視であるイーブイ♂のドルチェ)がいつものBRRのカフェにやってきた。


王ドラ「どうしたんですか?」
クロウ「ああ、タママ、王ドラ。実はうちの社長がまた暗号を作って仕事書類を隠してな。その居場所となる暗号の謎を解くのに悩んでいるんだ;」
ドルチェ「よく見えないけど、これが暗号かー」
タママ「へー・・・!」


すると、タママがロムが持っていた暗号の紙を見る。


タママ「これ、ヒントはしっぽですよね?」
ロム「ああ、そうだが」
タママ「しっぽは形なんですぅ。その暗号の言葉の部分と言わせればしっぽと形が共通するものは・・・」
ロム「うむ・・・!」


すると、ガウガストライクスのベースのデーヤンが来ていた。角にあるシュシュを付けられて。


デーヤン「うう・・・;俺の角に社長にシュシュをつけられた・・・;」
アイオーン「外すからシュシュを貸せ」


すると、アイオーンはそのシュシュの膨らまない部分をハサミで切って中から紙を出す。すると、シンガンクリムゾンズの仕事書類を見つけた!


クロウ「俺達の仕事書類だ!また下らねえやつだけど・・・;」
ロム「すげーなタママ!こんな暗号がわかるなんてな!」
タママ「いえ、そんな・・・」
王ドラ「タママさんは名探偵ですからねぇ」
タママ「ちょっと王ドラさん・・・!」


すると、あいりが来ておりあいりはタママのことを代弁する。


あいり「タママは名探偵として観月音楽アカデミーのガラコンサート事件も解決したこともありましたのよ」
デーヤン「マジで!?観月音楽アカデミーって・・・あの有名なところだろ!?」
王ドラ「その観月音楽アカデミー理事長と私は知り合いですけどね(実はクルミちゃんは観月音楽アカデミーに通っている設定で制服も取り寄せたことは内緒!」
ヤイバ「タママ、名探偵事務所に入ればどうだ?故に」
タママ「ちょっとみなさんやめてほしいですぅ〜!!!」


この会話を聞いていたクロことクロードとツーストはクロードが名探偵タママのことで興味深そうに聞いていた。


クロ(クロード)「ふむ、名探偵タママか・・・」
ツースト「まあ、あいつの推理力はみんな頼りにしてるよ」
クロ(クロード)「タママ殿とあの名探偵を推理対決させれば面白いのではないか?それに私が探偵とやらになればあいり殿は振り向いてくれるからな」
ツースト「ふーん・・・!!!まさか、お前は!!」
クロ(クロード)「その名探偵に会いに行くのだ。貴殿も付き合え!(いつの間にか出来た異空間にツーストを連れ出す」
ツースト「ちょっ!!?」


一方、異空間の先である米花町の毛利探偵事務所前では少年探偵団の食いしん坊の小嶋元太、好奇心旺盛の吉田歩美、物知りな円谷光彦、謎多き少女の灰原哀が映画を一緒に見るために遅れていた江戸川コナンを待っていた。


歩美「コナン君、遅いなー」
光彦「映画を見に行くって言ったのに・・・」
元太「見たいヒーロー映画があったんだよなー!」
灰原「江戸川君のことだから多分また推理小説を読んで寝坊したんじゃないかしら?」


すると、クロことクロードとツーストが少年探偵団と灰原の前に現れた。


クロ(クロード)「ふふふ、貴殿らよ・・・この辺りに名探偵とやらがいるようだな?」
歩美「わぁ!肩にリス(クロス)を乗せたアラビアン風のお兄さんとモノクルをかけたお兄さん!」
元太「お兄さん、ちょっとどことなくあの怪盗に似てるよなー」
クロ(クロード)「怪盗・・・?」
灰原「あなた達、この人達から離れなさい・・・きっとロクな大人じゃないわ」
ツースト「なんだとこのガキ・・・(クロードに制される」
クロ(クロード)「この私達にそんな口を叩くとは・・・大したものだ」


すると、あるメガネの少年が二人に声をかける。名探偵コナンの主人公江戸川コナンだ。


コナン「ねえ、お兄さん達・・・ボクの友達に何をしてるの?」
クロ(クロード)「ほう・・・私の推理だとわかったぞ。貴殿が名探偵だな?」
コナン「(げっ・・・こいつら、なんで気付いたんだ!?)なっ、なんのことかなー・・・?お兄さん達は誰?」
クロ(クロード)「見た目はモノクル、頭脳もモノクル!我が名は名探偵クロだ!そしてこっちのアラビアンのツースト殿は俺の助手に当たる」
ツースト「誰がお前の・・・(少年探偵団の純粋な眼差しを見る)うん、そうだ;」
光彦「ちょっと待って下さい!ボク達だって少年探偵団なんですよ!」
元太「怪盗キッドから宝石を守ったこともあるしよ!」
ツースト「怪盗キッド・・・?」
クロ(クロード)「俺に解けない謎はない!名探偵の貴殿らが解決できない謎はこの名探偵に任せたまえ!」
歩美「本当?」
コナン「おい行くぞお前ら・・・映画の時間に遅れるし、ごちゃごちゃ言ってる暇はないんだ」
歩美「それもそうだね!」
元太「ごちゃごちゃしてると映画に遅れるしな」
光彦「じゃあ、行きましょう!」
灰原「じゃあ、あなた達、さよならね」
ツースト「おいちょい待ち!俺達を置いてくなー!!!」


コナンや灰原も含めて少年探偵団が去ってしまう中、クロードはいいことを聞いたみたいな顔をして言う。


クロ(クロード)「だが、なるほど・・・怪盗キッドという良いことを聞いたぞ。それさえ利用すれば・・・ふふふふ、ハーハッハッハッ!」


そしてその翌日の早朝、シアンは目をさましながら鳴らしていた目覚まし時計のボタンを押していた。


シアン「にゃ〜・・・今日も練習にゃ・・・いちごちゃ・・・にゃ!!?いちごちゃん(ストロベリーハート)がにゃい!!!」


ゴウ「あああああーっ!!!俺のドラムがねえええええー!!!」
フォルト「こっちもないよー!!!」


レガ「俺のサックス達全部ない・・・;」
マルス「これは事件ですね!」


チェリーワールド中から楽器一つもなくなったことにチェリーワールド中の音楽家やバンドなどが大騒ぎしていた。事態を受けたタママと王ドラとドルチェは事件の真相解明に急ぐが、犯人は見つからずじまいだった。


王ドラ「なかなかの収穫がなしですね・・・」
タママ「なんでこんな事件にボクが駆り出されたのか分からないんですけどね(^ω^#)」
ドルチェ「いいじゃん別にー」
あいり「ちょっとー!二人ともー!」


すると、あいりと彼女のポケモンのイーブイ♂のキャラメルがよっぽど走ったのか息切れをしながら二人の前にやってきた。王ドラは聞く。


王ドラ「どうしたんですか、あいりさん、キャラメル」
あいり「実は散歩をしていたら何かのドアを見つけましたの!」
キャラメル「変な形のドア!」
タママ「えっ!?」


すると、三人(+ドルチェ&キャラメル)はその変な形で開いたドアを見つけた。タママは言う。


タママ「開いてるってことは・・・犯人がドアを開けたままドアの先に逃げたってことですよね?」
あいり「今はそれしか考えられませんわ・・・」
王ドラ「・・・。ちょっと二人に提案がありますが」






王ドラ「ドアの中に入ってみませんか?」
タママ&あいり「えっ!?」






王ドラ「もし犯人が逃げたとタママさんの推理が当たったならば、ドアの先に行って追うのも手・・・行ってみませんか?」


王ドラの提案に二人が頷く。


タママ「行ってみるですぅ・・・犯人がドアの先にいるなら!」
あいり「私も行きますわ!」
キャラメル「オレも行く!」
ドルチェ「ボクも!」
あいり「キャラメルとドルチェは今回はお留守番!ドアの前にいて怪しい人がいないか見張ってて下さいまし!」
タママ「ドルチェ、キャラメル、お留守番お願いするですぅ」
ドルチェ「うん、頑張る!」
キャラメル「ちぇー」
王ドラ「それではダイブ!」


三人はドアの向こうの世界に行く!一方、米花町では用事があっていない灰原を除いて少年探偵団が怪盗キッドからの暗号を解いている最中だった。


元太「なあなあ、コナン!今度は何の隠し場所が書いてあるんだよ!?」
コナン「ちょっと待ってろ・・・この暗号の答えとは別に何か意味が・・・」
光彦「まさか昨日、「黒と銀と金の宝石」を盗んだ怪盗キッドから暗号が届くなんて!きっとこれは怪盗キッドからの挑戦状ですね!つまりボク達探偵団の実力を認めたってことですよ!」
テレビのニュース「ーーー昨晩全ての「黒と銀と金の宝石」を怪盗キッドに盗まれた美術館関係者から証言が寄せられました。「まるで怪盗キッドが影に飲み込まれたかのように誰もいなかった」と」
光彦「テレビのニュースやインターネットでも怪盗キッドの話題ばかりですね・・・」
歩美「ん?」


すると、歩がドラえもんズそっくりの猫達の足を踏んでしまう!


猫A「にゃにゃー!!?」←ドラえもんそっくりな猫
歩美「わあっ!?ごめんね猫さん大丈夫!?」
コナン「猫も許してやれ悪気はなかったんだからさ・・・」
猫B「にゃにゃにゃー!!」←キッドそっくりな猫
猫C「にゃにゃあーん!!!」←マタドーラそっくりな猫
コナン「うわっ!?怒り出した!?」


すると、ようやくたどり着いたチェリーワールドの三人は偶然この光景を目にする。


あいり「大変ですわ!猫達が子供達をいじめてま・・・って・・・」
タママ「あはははは!この猫達、ドラえもんズにそっくりですぅ〜!!(大爆笑」
王ドラ「るさいですねぇ・・・とっとと助けますよ」


そして三人は子供達を守るために猫達の前に立つ!ドラえもんズそっくりな怒りの猫達は三人を傷つけようとするが・・・


タママ「青龍拳!」
猫D「にゃー!!!」←ドラリーニョそっくりな猫
あいり「回し蹴り!」
猫E「にゃにゃーん!!!」←ドラメッドそっくりな猫
王ドラ「アチョー!!」
猫F「にゃにゃー!!!」←ドラニコフそっくりな猫


ようやく大半の猫達を倒し終える中、王ドラそっくりなボス猫が三人の前に立ちはだかった!


ボス猫「にゃにゃ〜ん?(よくも私の仲間に傷を付けましたね」
タママ「うわっ、腹黒い時の凶悪面で鬼畜で暴慢なところもそっくりですぅ!!!」
王ドラ「私はあんなデブ猫では・・・「にゃにゃー!(王ドラの顔を引っ掻く」(^ω^#)」


すると、王ドラは予想以上な気迫でボス猫に立ちはだかった!


王ドラ「よくも私の可愛い顔に傷を付けやがったな?ええ?(ドスの利いた声」
ボス猫「にゃっ!?・・・にゃにゃ〜ん!!(泣きながら他の猫達と一緒に逃走」
王ドラ「全く・・・」


すると、あいりが少年探偵団に声をかける。


あいり「あなた達、大丈夫でしたか!?引っかかれたりしてません?」
歩美「うん、大丈夫だよ!お姉さん達が怖い猫さん達から守ってくれたから!」
元太「兄ちゃんや姉ちゃん達も怪盗キッドが盗んだ黒と銀と金の宝石に興味があるのか!?」
タママ「黒・・・銀・・・金・・・宝石・・・怪盗キッド・・・?」
王ドラ「ちょっとそれ詳しくお願いできませんか?」
光彦「ふふん・・・実は怪盗キッドから予告状が届いてるんです!」


すると、コナンが制する。


コナン「おいおい・・・知らない人達にあんまり話すなよ・・・(それに予告状が怪盗キッドだとしても・・・納得いかないところがあるんだよな・・・」
あいり「!!」


すると、あいりがコナンの姿に驚く。


あいり「あ、あなたは・・・怪盗キッドキラーでどんな謎でも解ける・・・」
タママ「どうしたんですか?」
あいり「この子は警察の切り札で警察からも一目置いていてどんな謎でも解ける・・・名探偵の江戸川コナン君ですのよ!」
コナン「・・・な、何のことかなー?ボク、あんまり難しい話は分からないなー(まさか気付いていたとは・・・;こいつらもこないだの奴らと同じじゃねーよな?」
あいり「コナン君、この色紙にサイン下さい!(色紙所持」
王ドラ「何だ名探偵ならここにもいるじゃないですか!」
タママ「ちょっと王ドラさん・・・!キミ達、ボク達の住むところにフルートやピアノなど全種類の楽器がなくなってしまったんですが、知りませんか?」
歩美「うーん・・・でも、歩美達がちゃんと探せばわかると思うよ!」


すると、コナンが言う。


コナン「おい、お前らごちゃごちゃしてないでとっとと行くぞ・・・暗号ならとっくに解けてんだからよ!」
光彦「本当ですか!?流石コナン君です!行きましょう!」
王ドラ「えっ、待って下さい!カムバーーーーーック!!!」


すると、コナンが思う。


コナン(あの探偵、なぜかただの探偵じゃない気が・・・)
歩美「ねえねえ、コナン君・・・あの探偵のお兄さんとお姉さん達も連れて行ってあげようよ!」
元太「どうやらあの探偵のお兄さん、ただ者じゃないような気がするしな!」
コナン「・・・そうだな」
タママ「えっ、いいんですか!?ありがとうございますですぅ!ボクは探偵のタママですぅ!こっちの女顔のカンフーは王ドラさん、こっちはピンクの腰までのロングのロリの月島あいりさん!通称アイルーですぅ!」
王ドラ「ちなみに私は男です」
光彦「えっ!?」
コナン「・・・うん、よろしくねタママ兄ちゃん、王ドラ兄ちゃん、あいり姉ちゃん!」


三人が飛ばされた先の世界の米花町で少年探偵団と合流する!王ドラは少年探偵団から話を聞く。


王ドラ「へー・・・あなた達はその「怪盗キッド」から暗号が書かれた予告状が届いていて、その暗号が解ければ次に行く場所、次の予告状が置いてある場所が書かれてあるんですね!」
光彦「そうなんです!全部の暗号が解ければキッドもボク達の推理力を認めてくれるかもしれません!」
コナン「さっき解いた予告状の場所・・・つまり、りんご。もしやと思って近くの商店街の八百屋に寄ってみたら・・・」
元太「りんごは果物の種類だから当たったな!」


すると、突然ある人物が現れ、三人は思わず隠れる。名探偵コナンのヒロイン毛利蘭だ。


蘭「コナン君!みんな!ここで何をしてるの?」
歩美「あっ!蘭お姉さんだー!」
光彦「ボク達怪盗キッドからの予告状に書かれた暗号を解いてるんです!」
蘭「そう・・・あっ、そろそろ空手の練習の時間!コナン君、くれぐれも危ないことしちゃダメよ!」
コナン「はーい、蘭姉ちゃん」


ようやく再び姿を現した三人のうちタママは聞く。


タママ「それで?次の暗号は何ですぅ?」
コナン「えーと・・・「かあだあかいあかがかあぐ」・・・?」
あいり「えーと・・・ヒントは・・・「あかぬけろ」ですわね」
歩美「あかっていうことは・・・色の赤だから美術館のことかなぁ?」
元太「コナン、早速美術館に行こーぜ!」
???「ほう、なかなか斬新だな・・・」
コナン(!?今視線を感じるような・・・)
王ドラ「美術館に行って怪盗キッドからの予告状があるか確かめましょう!」
タママ「ちょっ!?ちょっと待って下さいですぅ!それってなんか違うような・・・(そういえば、ゼオさん達大人しくしてます?楽器がなくなって暴れすぎて物を壊さないといいですけど・・・」


一方、チェリーワールドの西部では相棒の楽器のスターフルートをなくしたゼオはバーでワインに似たぶどうジュースを淹れていた。






今回は名探偵コナンとのコラボです!

大量の楽器紛失事件(その2) ( No.426 )
日時: 2017/12/11 23:22
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ゼオ「今日は大切な相棒をなくしちまったな・・・(黒リボンに白シャツと黒スーツ姿」


ゼオはそのぶどうジュースをゼオと同じようにウエスタンの格好をしていたアイオーンに渡す。彼は皿を拭きながら言う。


ゼオ「なぜこうなってしまったのだ・・・」


そしてゼオは言う。






ゼオ「相棒のフルートと共に過ごした俺は・・・その名もハードボイルド・フルート「そこのバカは何バーのセットを立てながら混乱してるんじゃあああああー!!!」グハァッ!!」






アイオーン「クルーク、これぶどうジュース・・・「お前も乗るな!!」ヴッ!!」


相棒の楽器をなくして特に混乱中の二人(ちなみによく見れば西部とバーは西部劇映画のセットでした)をクルークが鉄拳制裁する中で言う。


クルーク「何このハードボイルドごっこ!!?リデルやププルだって相棒のスターホルンやスターヴァイオリンやその他のヴァイオリン達をなくして困ってるんだぞー!!」
ラフィーナ「とにかくこれはただ事ではありませんわね・・・」
ププル「謎のドアに、開いた跡・・・ボクの見立てによると・・・」






ププル「黒い影が犯人じゃない?」
アイオーン「黒い・・・影?」






大量楽器紛失事件の犯人の手かがりは黒い影・・・あやクルは言う。


あやクル「あっ、それ私も見たことがあるぞ!」
アミティ「あたしも!」
シグ「シグは虫とりしてた時に見てた」
ゼオ「黒い影かぁ〜・・・どんなんかなぁ〜・・・」


すると、ププルの後ろに黒い影の一つのナスグレイブが現れた。


ゼオ「そうそう、ププルの後ろにあんな感じの・・・」
ププル「うわぁっ!?動くナスの魔物!?」
ナスグレイブ「魔物だなんて失礼だなぁ〜す!」
リデル「すみません聞きますけど・・・犯人ですか・・・?」
ナスグレイブ「まさか疑っているのかなぁ〜す!?身の潔白を晴らすなぁ〜す!(スキルで攻撃する」
リスト「うわっ!?動いた!?」


ナスグレイブが攻撃する中、アイオーンは自分の武器でもあるホーリーアークをなくしたことに無力感を感じた。


アイオーン「ヴ・・・;」
ゼオ「アイオーン!これ、使え!」
アイオーン「ヴッ!?」


すると、何かを手にした瞬間アイオーンはホワイトデーUR姿の白夜の獅子の姿に変身とそれに合わせてギター型の杖を持っていた。


アイオーン「ヴッ!?」
ゼオ「それはギター型のチャーム!演奏はできんが、一応戦えるまでにした!呪文はなんでもいいからあのナスに攻撃しろ!」
アイオーン「ヴッ!?(あんな可愛いのに攻撃する・・・?」


一同はなんとかスキルを使ってナスグレイブのHPを削るが、ナスグレイブのちょこまかな炎に苦戦をしていた。


あやクル「いかん・・・このナスはちょこまかと火を使ってる!」
リデル「私達、負けるんじゃ・・・」
アイオーン「!!そ、そんなの・・・そんなの嫌であるーーーーー!!!」


すると、アイオーンの杖が光り出し・・・






大きな雷でナスグレイブに攻撃した・・・!






敗北したナスグレイブは泣きながら言う。


ナスグレイブ「うわぁ〜ん!!!オレを雷で焼きナスにするなんて許さないなぁ〜す!!!(泣きながら立ち去る」
アミティ「去っていったね・・・」
ステラ「焼きナス・・・(じゅるり」
くぅちゃん「くー・・・(じゅるり」
ププル「こら;でも、犯人はあれじゃなかったね」
クルーク「すごいよアイオーン!まだコントロールが効かないとはいえたくさんの雷を出すなんて!」
アイオーン「ヴッ!」
あやクル「犯人だと思う奴を探しながら次のところに向かうぞ。とにかく犯人探しだ!」
大半の一同「おぉぉぉぉぉー!!!」


一方、米花町では美術館に行った少年探偵団と三人だったが、目的の怪盗キッドからの予告状が見つからなかった。


あいり「モロのボーナス、民衆を導く太陽の女神、ゴッホのひまわり・・・どれもパワーを感じますわ!」
歩美「画家の人達はあんなに頑張って絵を描いたんだね〜!」
元太「博士に車で送ってもらったついでに腹一杯飯が食えたしよ!」
光彦「でも・・・肝心の怪盗キッドからの予告状が見つからなかったですね・・・」
王ドラ「これ、あかぬけろですよね?色の赤じゃないってことはー・・・」
コナン(ったく・・・しゃーねーな・・・)


すると、コナンはタママにお願いする。


コナン「ねえ、タママ兄ちゃん。ボクだけだとわからないこともあるから解いてくれない?」
タママ「えっ!?いいんですかね・・・怪盗キッドはあかぬけろって言ってましたよね?」
歩美「うん」
タママ「あかぬけろということは・・・あかの文字を抜けろということじゃないですか?」
あいり「・・・あっ!じゃあ、「あか」の文字を抜けて読めば・・・」
タママ「「だいがく」・・・つまりこれは大学ですぅ!」
歩美「すごーい!タママお兄さん、これが解けるの!?」
光彦「まあ、うちのコナン君には及びませんがね!」
王ドラ「とにかく大学はいくつかあると思いますが、まずは手分けして予告状を探しましょう。あいりさんはコナン君以外の少年探偵団のことを見ながら予告状を探しなさい!」
あいり「はい!」
元太「それで予告状を見つけたら合流だ!」
タママ「はーい!」


手分けして大学を探す中、王ドラ、タママ、コナンはようやく毛利探偵事務所の近くの帝丹大学に到着し一緒に予告状を探していた。


王ドラ「大学施設が多すぎて探しようがありますね!」
コナン「まずは近くの帝丹大学の施設から・・・」
???「あっ、王ドラさん、タママさん!」


すると、ある人物が現れた。吟遊月華の龍笛担当のシグレだ。


王ドラ「シグレさん!?」
シグレ「よかったやっと会えた!」
タママ「どうしてこんなところに・・・」
シグレ「犯人から龍笛を守るために逃げてきたらここにたどり着いたんだ。それでこんな紙があって・・・(手には怪盗キッドからの次の予告状」
タママ「あっ、怪盗キッドからの次の予告状!」
シグレ「それであんたらが来たら何かアイオーン達同様の面白そうなことが起きそうな気がして会ってきたんだ。俺も・・・今回はお前らについていく」
コナン(げっ・・・;マジかよ;)


すると、シグレが気付く。


シグレ「?そっちの子は?」
コナン「ボク、江戸川コナン!普通の小学生だよ!ところで、あいり姉ちゃん達といいシグレ兄ちゃんも王ドラ兄ちゃんもタママ兄ちゃんも漫画に出てくるようなカラフルな格好をしてるね!最近流行ってるのかな?」
王ドラ「いえ、そんなことよりっ;」
タママ「シグレさんも仲間に加わりましたし、少年探偵団とアイルーに合流するですぅ!」


そして三人が少年探偵団とあいりに合流する中、あいりはシグレに気付く。


あいり「シグレ君!シグレ君も来てたんですの?」
シグレ「ああ、黒い影から逃げてきたら気付いたらな」
歩美「わー!和服の紫色の長い髪が綺麗なお兄さん!このお兄さん、タママお兄さん達の仲間なの?」
タママ「うん、そうですぅ」


すると、シグレはコナンから聞く。


シグレ「それで?コナン、次はどんなことが書かれてるんだ?」
コナン「えーと・・・「やありょりいりたう」・・・「67523841の順に読め」・・・だって」
光彦「うーん・・・この順に行くと・・・」
元太「やは1・・・あは2・・・なんか挨拶みたいだな!」
王ドラ「た、多分解き方が間違ってるんですよ!タママさんもなんとか解きなさい!手柄を立てれば探偵事務所入りですよ!」
タママ「無茶を言うなですぅ!(あ〜・・・そういえば、ゼオさん達どうしてるかな・・・暴れた末に楽器を探して無茶をしなければいいんですけど・・・」


一方、チェリーワールドではゼオはある提案をする。


ゼオ「いいか?まずは黒い影について聞き込みだ。黒い影の条件に合う奴を見つけなければ・・・」
クルーク「でも、本当に黒い影という手かがりだけで見つかるのかい?」
ゼオ「俺を信じろ!なぜなら俺は小学校高学年の頃はかくれんぼのオニの魔王と言われていたからな!」
アイオーン「ヴッ!?そこは天使だろう!?」
あやクル「お前は黙っとけややこしくなる;」


そして一同はあるものを見つける。包帯を巻いているミイラのモンスター、マミーだ。


マミー「うーん!包帯が長すぎて巻けないのよさ〜!」
ラフィーナ「包帯の魔物!?」
アイオーン(あのナスに続いて可愛い魔物だな・・・(カメラパシャー)
ププル「ねえねえ、キミ、中身は黒い影じゃないの?ということは・・・」
マミー「キーっ!!!包帯ならぬ濡れ衣を着せられたのよさ!!勝負で濡れ衣を晴らすだわさー!!!」
リデル「しょ、勝負を仕掛けられました!!」


一同はミイラのモンスターと戦う!攻撃に大きな差はないが、スタミナでは一同の方が優勢だ・・・。恐るべしぷよクエのたいりょくタイプ!


アミティ「うわーん!包帯で巻きつこうとしてるよー!」
シグ「包帯の中身、なに?」
マミー「うるさいだわさ!!こうなれば・・・ミイラの大行進だわさ!」


すると、マミーは全体攻撃の技を用意する!ププルは驚く。


ププル「全体攻撃・・・!?」
ゼオ「あれまともに受けたらただじゃすまねーぞ・・・(実際にマミーはうちのぷよクエのベストールの挑戦状の超極辛に貢献した伝説があります」
マミー「ふん!これを受けてみるがよいのよさ!」






マミー「ぐるぐるま「可愛い・・・」ゑ?」






アイオーン「可愛い!包帯と大きな目・・・きっと中身は小さなぬいぐるみに違いない!」
マミー「え?え?」
アイオーン「お前、神の愛玩用にならないか?もちろんそれ相応の暮らしを・・・」


すると、危機を感じたマミーは顔を青ざめながら逃げ出す!


マミー「超絶イケメンだけどあのヘンタイ魔導師以上の変態なのさーーーーー!!!」
アイオーン「ヴッ!待ってくれ神の愛玩!」
リスト(こいつの超絶キモさで助かった!)


マミーの表情から犯人の黒い影ではないことを察した一同は話し合いをする。


クルーク「結局あのミイラが犯人じゃなかったみたいだね」
ステラ「今回はアイオーンのおかげで助かったけどププルがあのミイラさんを犯人だと決めつけるからだよ〜」
ププル「ごめんって〜;」
あやクル「あのミイラが犯人ではないことはわかったし、聞き込みの範囲を広げるぞ。次は・・・」
ラフィーナ「次は?」
あやクル「プププランドのホワイトウェハースだ!」


一方、米花町ではコナン以外の少年探偵団と五人が今回の暗号の解き方に悩んでいた。


元太「この暗号、なんだか挨拶みたいだぜ・・・」
光彦「きっと外国人が挨拶してくるんでしょうか?」
王ドラ「もうちょっと考えましょう!でも、数字だと・・・」


すると、コナンがあることを言う。


コナン「あのさー・・・ここは数字だから・・・つまり順の方から読めってことじゃない?つまり3の文字から読めってこと」
タママ「順?少しやってみるですぅ。えーと、3はい・・・4はた・・・」
王ドラ「2はり・・・あは7・・・ここまで「いたりあ」と繋げました!」
あいり「つまり最後まで読むと・・・」






コナン「いたりありょうりや・・・つまり答えは「イタリア料理屋」だよ!」






あいり「さ、流石ですわコナン君!この暗号が解けるとは・・・」
光彦「なんだ〜・・・外国人が挨拶しに来るのかと思いました・・・;」
歩美「ねえねえ、早く行こうよ!」
タママ「そうですね。行くですぅ!」


そしてイタリア料理屋の前に向かう中、すると、あいりはある人物の姿を見て驚愕する!


あいり「あそこにいるのは・・・美少女ですわー!!!」
???「江戸川君、この騒がしい人は誰かしら?」
コナン「灰原!?お前、どうしてここに・・・」
灰原「ここら辺に謎の怪しい狼男がいるって噂なんだけど・・・どうやら大した収穫もなさそうだし・・・だから、あなた達の遊びの様子を見に来たわけ」


すると、狼男のライカーが灰原の後ろにいた!


ライカー「王ちゃーん!遊びに来たぞ!」
王ドラ「げっ!!」
灰原「ちょっと・・・誰なのあなた!?」
コナン「見るからに怪しい狼男だな・・・」
王ドラ「ち、違いますよ!ライカーさんは喧嘩で私とタイマンで引き分けましたが、今はそのようなトラブルは起こさないはずです!多分・・・;」
コナン「王ドラ兄ちゃんの知り合いって個性的な人達ばかりだね・・・;」
ライカー「そうだ。俺は喧嘩が強くても子供や女には手を出さない・・・ごく普通の一般人の狼男だ!」
あいり(どこが・・・;街中で見られてますし・・・;)
灰原「どうやら私が見た狼男はこの人だったようね・・・」


すると、ライカーはあるものを渡す。


ライカー「王ちゃん、さっきこんな紙が落ちてたぞ。やる」
王ドラ「これはご丁寧に・・・って、次の暗号が書かれた予告状じゃないですか!!」
ライカー「さっき見つけたんだ。どうやらまた面白いことやってるな〜」
コナン「・・・タママ兄ちゃん、王ドラ兄ちゃんって結構変わった人だね;」
タママ「タマ・・・;」


その数分後、毛利探偵事務所前に戻ると、ライカーはある証言をする。


ライカー「ところでさっき見たんだが、謎のドアと俺が目撃した黒い影と・・・何か関係があるんだ」
王ドラ「!ライカーさん、犯人を知ってるんですか!?私に教えなさい!!」
ライカー「教えたいんだけど無理だよ。だって知ったって追いかけっこは終わらねえ。だってこんなに早く暗号を解いちゃうんだもんなー。・・・それにそれだと黒い影の出番はなくなるんだもんな。じゃあ、俺は行くな。バイバーイ」


すると、ライカーは立ち去った!


王ドラ「こらっ!!待ちなさーい!!ったく、相変わらず話聞かないんですから・・・!」


その様子を見ていた灰原はようやく口を開いた。


灰原「・・・どうやらあちらの話は終わったみたいね。逃げ足の速い狼男さんね」
歩美「それでねっ!これが今までの予告状なんだよ哀ちゃん!」
灰原「ふーん・・・確かにそうね。じゃあ、私はもう行くわ。江戸川君、みんなのことよろしくね」


灰原がそう言って立ち去った中、コナンは言う。


コナン「・・・ったく、心配なら灰原も一緒に行けばいいじゃねーか」
あいり「それで?次はどんなことが書かれてるんですの?」
光彦「これなんですが・・・「えこれけにかぞす」・・・なんですかこの暗号?」
王ドラ「こっちの暗号に続きがありますね。「だたがそいんくい」・・・なんですかこれ!?」
歩美「これは今までの予告状とは違うね・・・;」
王ドラ「どうしたらいいんでしょう・・・;」


一方、チェリーワールドでは一同がホワイトウェハース内のある館に迷い込んでいた。


ゼオ「館に入ってみたんだが・・・どうやらここに怪しい黒い影がいるという情報が入ったな」
クルーク「ホワイトウェハースにしては立派な館だねー・・・早く見つけないと・・・」
アイオーン「ヴッ?」


すると、一同はモップで掃除をしている人物を見つける!キキーモラだ。


キキーモラ「あら?お客さん?」
アミティ「キキーモラさん!どうしてこんなところに・・・」
あやクル「ちょっと待て!なんで貴様がここにいるんだ?」


すると、キキーモラはあやクルの問いに答える。


キキーモラ「実は正門が閉じ込めてしまって・・・それで連絡を取ろうとしたら電話線の糸が切れたの・・・」
ププル「えっ・・・電話線!!?」
キキーモラ「糸電話の糸が切れてしまったの〜;」
ププル「ああ、なるほどそっちか・・・;」
ステラ「?」


すると、ステラはあるものを見つける。


リスト「どうしたんだステラ」
ステラ「この糸電話の糸のそばにキキーモラさんのモップの糸があるよ!」
キキーモラ「ギクッ!!!」
あやクル「・・・ということはお前・・・」
キキーモラ「全て知ったんなら仕方ないわ・・・こうなったらあなた達を生かしておけないわ!」
クルーク「うわっ!勝負を挑んできた!」


一同とキキーモラが対峙する中、キキーモラがモップで攻撃する!

大量の楽器紛失事件(その3) ( No.427 )
日時: 2017/12/11 23:30
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

キキーモラ「お掃除しちゃうぞ!」
ラフィーナ「きゃあっ!!モップの威力やべー!!ですわ!!」
アミティ「しかもツルツル・・・うわぁっ!!」
シグ「大変だー」


すると、ゼオが何かに思いつく。そしてそれをステラに指示する!


ゼオ「ステラ!」
ステラ「うん!」
ゼオ「空上にハイドロンプだ!」
ステラ「オッケー!ハイドロンプ!」
キキーモラ「ハイドロンプ?普通まだ子供のポケモンにいきなりこんなことさせるかしら?」


すると、ステラが攻撃したのは天井。そしてその天井を大破し、外が見えた!


ゼオ「バカだな。ステラはスターフルートの魔力を半分受け継いで生まれたから普通のルリリよりはるかに強いんだよ」
キキーモラ「!!そ、そんな・・・!!」


すると、キキーモラの頭上に大破した天井の破片が落ちた!キキーモラは気絶し、ステラは勝利に喜ぶ。


ステラ「やったー!」
ゼオ「ステラ、喜ぶのはまだ早い。それよりも先にこのツルツルに滑ってる奴らをどうにかしないとな・・・(ステラとともにキキーモラが掃除したツルツルの床を滑りまくる大半の一同を見る」
ステラ「アイススケートみたい!もうちょっと範囲が広ければなー」
リスト「そういう問題じゃないだろ;」


一方、米花町では大半の人達が暗号に苦戦していた。


元太「一体この暗号の答えはなんなんだよー・・・;」
光彦「ボク達ももうお手上げです・・・;」
王ドラ「そういえば、あなた達が解いた今までの答えはなんですか?何かヒントになるかもしれないんです」


すると、今までの予告状の答えで歩美から答える。


歩美「えっとねー、最初の答えはアイスクリーム屋なんだ!アイスクリーム屋の前に予告状があったんだ!」
元太「予告状にアイスの絵があったから簡単すぎて解けたぜ!」
光彦「次の答えはスマホのカメラに画像を写すと、なんとイカの名前があったんです!それで魚屋の前に行ったら予告状があったんですよ!」
王ドラ「うーん・・・これだとヒントにはなりませんね・・・」


その様子を見たタママはコナンの株を上げさせようとコナンを呼ぶ。


タママ「コナン君。キミならわかるんじゃないかと思って・・・って、コナン君!?大丈夫ですか!?」
コナン「うん、ボクお腹が痛くなっちゃってー・・・悪いんだけどタママ兄ちゃんが解いてくれないかな?」
タママ「え゛っ!!?・・・;」


すると、タママは言う。


タママ「あのですね、これは縦に読むんじゃないですか?ほら右から行って・・・」
王ドラ「どれ・・・って、あっ!」
タママ「「えこれけにかぞす」
    「だたがそいんくい」・・・つまり・・・」






タママ「すいぞくかん・・・答えは水族館ですぅ!」






元太「つまり水族館に行けばキッドの予告状が見つかるってことだな!」
タママ「それよりコナン君をなんとかして下さい・・・;」
歩美「!?コナン君、大丈夫!?」
シグレ「タママさん、先に推理はともかくどうしてこんなこと早く言わないんだ!」
タママ「だって・・・;」


すると、コナンは言う。


コナン「だ、大丈夫だよ・・・ボクはあいり姉ちゃんと一緒に待ってるから・・・」
あいり「ええっ!?私!?」
王ドラ「じゃあ、私達は水族館に行きますんで・・・あいりさん、私達が戻ってきた時に何かあったら言うんですよ!」
歩美「コナン君、絶対に予告状を見つけるからね!」


コナンとあいり以外の一同が水族館に行く中、あいりは聞く。


あいり「コナン君、大丈夫ですの?何か温かい飲み物を・・・」
コナン「あいり姉ちゃん・・・あいり姉ちゃんのことをとっても好きな人って誰なの?」
あいり「えっ?・・・。って、ええ゛っ!!?」


あいりは顔真っ赤にして驚いた後にあいりは言う。


あいり「えっと・・・私の好きな人は今は遠くにいるかもしれませんし・・・私のことが友達として好きな友達も今は遠くにいますし・・・」
コナン「でも、あいり姉ちゃんの好きな人とその友達はこの街に来てるかもしれないんだ」
あいり「ええっ!?あの人が何も知らないかもしれないし、かと言って・・・」
コナン(そうか・・・わかったぞこの暗号の真の意味が!)
あいり「ちょっと聞いてますの〜!!?」


そして少年探偵団からの連絡が入る中、コナンは言う。


コナン「あいり姉ちゃん!少年探偵団のみんなが最後の予告状を見つけたみたい!」
あいり「わ・・・わ・・・私の好きな人がこの街に来てるって・・・えっと・・・」
コナン(おいおい聞いちゃいねーな・・・;)


すると、コナンは言う。


コナン「みんな、聞こえるか?最後の予告状はどんなんだった?」
歩美「えっとね、今から説明するね!」
元太「「ゆきうっかさいぽのあうろ」「ゆうかいのうたがいちがい」だったぜ!」
コナン「やっぱりな・・・じゃあ、すぐに持ってきてくれ!」


コナンが連絡を切る中、あいりはようやく我に返る。


あいり「はっ!私のしたことがつい我を忘れてましたわ・・・コナン君、最後の予告状ってどういうことですの?」
コナン「えっとね」


あいりからの問いにコナンは答える。


コナン「よく考えてみれば普通怪盗キッドがボク達に予告状は送ってくることはある?キッドは盗む時しか予告状は出さないし、ボク達の住所を知ってるのもありえない。そんなキッドがボク達に暗号を解かせて逃げ回っている・・・そう考えたら少し不思議じゃない?」
あいり「確かに不思議ですわね・・・あなた、何者なんですの?」


一方、チェリーワールドにいた一同はキキーモラは単に糸が切れたと判明した後に館を出て吹雪の中で犯人についての聞き込みをしようとしていた。


クルーク「うわっ、寒い・・・;」
ゼオ「俺とステラとリストは寒くないぞ」←ゼオは雪国育ち
ププル「ずるいよね自分だけ・・・ここに幽霊がいたりして」
ラフィーナ「ちょっと!怖いこと言わないで下さる!?」


すると、紺色の球体のおばけが現れた!


???「わぁっ!!?」
ラフィーナ「きゃあああああー!!!出たあああああー!!!(クルークに抱きつく」
クルーク「あれ?この人な〜んか見たことあるような・・・?」


すると、クルークが雪をどかすとそこには素顔のメタナイトがいた!


アミティ「メタナイト!!」
メタナイト「あーっ!!!とうとう知られてしまったー!!!実は冬場は仮面のスペアが凍っているという事実を!!」
あやクル「そんな事実知りたくもないぞ!!アイオーンもカメラ撮るな!!」
リデル「それで?メタナイトさん、どうしたんですか?」
メタナイト「実は・・・」


メタナイトに山荘に案内される中、そこにはホワイトウェハースでスキーで楽しんでいたカービィ一頭身組が寒さで毛布をかぶっていた。


シグ「一頭身だらけー」
アイオーン(ここは可愛いの楽園か・・・!!!(ジーン&複数のカメラパシャー)
ゼオ「で?なんで素顔ので吹雪の中にいたんだ?」
メタナイト「実は・・・」






カービィ『メタ・・・』
メタナイト『どうしたカービィ?』
カービィ『ボク、吹雪が止んだらかまくら作りたい・・・でも、こんな調子じゃ・・・』
メタナイト『じゃあ、私に任せろ!かまくらの雪範囲を調べて来る!』






メタナイト「というわけだ」


メタナイトの行動に大半の一同がそれぞれ唖然や賞賛の拍手を送る。クルークは言う。


クルーク「いや、かまくらくらいカービィが作ればよかったんじゃ・・・」←正論&悪気ない
メタナイト「クルーク、貴様、カービィを侮辱しているのか!!」
クルーク「そういう意味で言ったんじゃ・・・!!」
メタナイト「叩き切ってやる!!」


みんなが温かい暖炉のそばで爆睡中の中、一同とメタナイトが戦っていた。メタナイトは戦闘スキルは優秀でありその強さは一同は全く歯が立たなかった。


シグ「攻撃が足りなーい」
アイオーン「こうなれば我が神の・・・ファイア・ステッキ!」


すると、アイオーンに火事にならない程度小さな火を出す!それにメタナイトはマッハトルネイドで抵抗する!


クルーク「アイオーン!なんとかならないの!?」
アイオーン「ここは木造住宅である!さらに火を強くすれば勝てるが、それどころでは・・・」


すると、メタナイトの竜巻がアイオーンの火に勝ち、クルークとアイオーンは吹き飛ばされる!


ププル「クルーク!!」
クルーク「痛い・・・せめて雪がクッションになって助かった・・・「その通り」げっ!!メタナイト!!」
メタナイト「つくづくも私の攻撃を避け切るなんて運のいい奴だ。だが、これで最後だ。死ね!」


メタナイトの剣にソードビームの波動を集めるが、クルークは恐怖のあまり逃げ出せない。絶体絶命の大ピンチの中・・・






カービィ「メタ!!」






すると、目を覚ましたカービィがメタナイトの前に現れて彼を止めるかのように抱きつく。


カービィ「メタ。クルークに攻撃するのはやめて・・・」
メタナイト「し、しかし・・・このバカメガネはカービィをぶ・・・じょく・・・」


すると、カービィはメタナイトの手を握りながら言う。


カービィ「それ以上は言っちゃダメ。ボクは大丈夫だから」
メタナイト「だが・・・」
カービィ「お願い・・・」
メタナイト「・・・お、お前がそう望むなら・・・」


メタナイトは剣を鞘に収める。一同はクルークに駆け寄る。


アミティ「クルーク、大丈夫?」
クルーク「大丈夫・・・取り入る隙もないね;」
ゼオ「あ。おい仮面」
メタナイト「な「ピラッ(紙を渡される」!」
ゼオ「じゃあ、俺達は事件解決のために行ってくる」


そして一同が立ち去る中、メタナイトはその紙の内容を見る。それはゼオが作ったかまくらの内容を細かく書かれた設計図・・・!メタナイトは言う。


メタナイト「・・・今回はカービィとこれに免じて許してやる」


一方、水族館から帰ってきた少年探偵団と三人に合流したコナンとあいりだが、歩美が予告状をコナンに渡す。


歩美「コナン君、ただいまー!予告状を持ってきたよー!」
コナン「おう!ありがとな!助かったぜ!」
シグレ「あれ?コナン、お腹が痛かったんじゃ・・・?」
コナン「も、もう大丈夫だよ!休んだら治っちゃった!」
元太「そんなら早く解いて次の予告状の場所を早く探そうぜ!」


すると、コナンが言う。


コナン「その必要はなさそうだぜ・・・最後の場所はここだ!(毛利探偵事務所前を見る」
歩美「えっ!?毛利探偵事務所前!?」
王ドラ「怪盗キッドからの予告状のヒントは「ゆうかいのうたがいちがい」ですよね?つまりキッドは「自分は犯人じゃない!」と言いたいのでしょうか?」
光彦「つまり、キッドは黒と銀と金の宝石を盗んだんじゃないと言いたいんですね!」
コナン「おいおい・・・違うぜ;予告状にはたがいちがいと書いてたんだよな?」
歩美「たがいちがいって・・・じゅんばんこっていう意味だよね?」
タママ「わかったですぅ!つまりちゃんと読めば「ゆうかいのう」の文字を消せばちゃんとわかるはずですから・・・」
あいり「残った文字を読めば・・・」






コナン「そう、答えは「きっさぽあろ」・・・つまり、喫茶ポアロだ!」






シグレ「おお・・・!つまりこの喫茶店に犯人がいるってことだな?」
コナン「そういうことみたいだね」


すると、喫茶ポアロのドアが開く。そこにいたのは・・・


アクセス「騒々しいなと思えば・・・あれ?みんな?」
あいり「アクセス!?どうしてここに?」
アクセス「この喫茶店でお水を飲んでたんだ」
あいり「いつからですの?」
アクセス「あ・・・朝からずっとだよ」
タママ「朝からずっとお水を飲んでたなんて・・・傍迷惑な客ですぅ;」
アクセス「むっ。失礼だな。ここで乱闘を起こしてやる・・・」
あいり「待ちなさい!ここは喫茶ポアロの前ですし、子供達の前ですから!って、アクセスが持っている紙はもしかして・・・」


すると、アクセスはその紙をあいりに渡す。


アクセス「ああ、怪盗キッドよりと書かれた紙?キミ達にだったんだ」
王ドラ「どうしてあなたがその紙を持ってたんですか?」
アクセス「実は・・・ある人がこの同様の紙をいろんな場所に置き回ってたんだ。その紙の一つを見つけて・・・もしかしてある人から俺への試練じゃないかと思ったけど・・・やっぱりここで待つのは傍迷惑だし・・・そろそろ帰ろうかな。あの人・・・そんなことしなくても俺は強い・・・それに・・・」


アクセスがぶつぶつと言う中でその場から立ち去る中、タママは言う。


タママ「すみませんが・・・犯人が誰なのかわかった気がするですぅ・・・;」
王ドラ「奇遇ですね;私もピカーッと犯人に目星がつきました・・・;」


すると、コナンが聞く。


コナン「あいり姉ちゃん、予告状には一体どんなことが書かれてあるの?」
あいり「えっと・・・何も書かれてませんわ・・・;」
王ドラ「「怪盗キッドより」だけですね;」
タママ「ちょっと待つですぅ!さっきライカーさんが言った通りに・・・暗号を早く解くと犯人は見つからないってことじゃ・・・;」
あいり「えっ!?じゃあ、暗号を解いちゃいけないってことですの!?どうすれば・・・!」
コナン「(この予告状、みかんの香りがするな・・・ということは・・・)・・・!」


すると、コナンが何か思いつく!


コナン「あいり姉ちゃん、タママ兄ちゃん、ボクにいい方法があるんだ」
あいり&タママ「えっ?」
コナン「ごにょごにょ・・・」
タママ「えっ!?・・・まあ、一か八かの賭けですぅ;」
あいり「わかりましたわ・・・コナン君を信じますわ!」
コナン「うん!じゃあ・・・」


すると、コナンとタママは騒ぐ!


コナン「あ〜っ!!!暗号が難しすぎて名探偵のボク達でも全然解けないや〜!!!」
タママ「誰か助けてくれないですか〜!!?」
???「ハーハッハッハッ!」
あいり「この声は・・・!」


すると、クロことクロードとツースト、お付きのロゼと人間形態のクロスが飛んできた!


クロ(クロード)「名探偵でも解けないのだろう?見た目はモノクル、頭脳もモノクル!我が名は名探偵クロだ!」
あいり「ク・・・クロ!?ツースト!?」
ツースト「えっ、あいり!?なぜここに・・・!?」
あいり「なぜって・・・つか、なんでクロが名探偵と名乗っているんですか?」
クロ(クロード)「?名探偵がどんな謎でも解けるのだろう?あの透明人間の名探偵もそうだからな・・・!」
王ドラ「明らかに致命的な間違いがあると思いますが・・・;」


すると、クロは王ドラを見る!


クロ(クロード)「むっ!?俺の推理によると・・・貴殿が怪盗キッドだな!?」
王ドラ「はぁっ!!?勝手に決めつけないで下さいよ!!推理がポンコツ過ぎませんか!!?」
クロ(クロード)「うーむ、違ったか・・・では貴殿が怪盗キッドだな!?(シグレを見る」
シグレ「えっ・・・俺か!?」
クロ(クロード)「むむむ、違ったか・・・」
あいり「つか、みんなを手当たり次第犯人扱いしてるだけじゃありませんの!!」
クロ(クロード)「違うな。ちゃんと暗号の答えは聞いたぞ」
王ドラ「ストーカーですかあんたらは!!」
ツースト「俺は違うから!!」


クロは答える。


クロ(クロード)「失礼な!たまたま通りかかったところを聞いただけなのだ!暗号の答えはアイスクリーム屋・・・イカのある場所・・・りんごのある場所・・・大学・・・イタリア料理屋・・・水族館・・・最後は喫茶ポアロだ!」
コナン「?ちょっと待って?」


すると、コナンはある推理を出す。


コナン「おかしいなぁ・・・二つ目の答えが魚のイカだよね?」
クロ(クロード)「そうだ。ちゃんとそれを売っているところに怪盗キッドは・・・」
コナン「それだけじゃおかしいところもあるんだ。イカは・・・魚屋にあるって言ってたんだよ?魚屋ということは・・・つまりイカの他に魚の種類はいろいろあるって思ったんだ。つまりその一つのイカの場所の魚屋を知っているのはボク達と犯人だけ・・・」






コナン「・・・そうでしょ?怪盗キッドのニセモノ・・・犯人の怪盗クロードさん?」

大量の楽器紛失事件(その4) ( No.428 )
日時: 2017/12/11 23:35
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

クロ(クロード)「・・・ふふふ。子供だと侮っていたがなかなかやるではないか」
コナン「あはは・・・;ボク、喫茶ポアロでトイレを借りてくるねー;」


コナンが喫茶ポアロのトイレに行く中、あいりは言う。


あいり「クロード・・・今のは本当ですの?」
クロ(クロード)「・・・あっ!」
ツースト「ちっ、違う!俺はただこいつに手伝えって言われただけで・・・!」
あいり「じゃあ、みんなの楽器を盗んだのも・・・ここの黒と銀と金の宝石を盗んだのも・・・」






あいり「ぜーんぶ二人の仕業だったというわけですのね!!?(二人に鉄拳」
クロ(クロード)&ツースト「ぎゃーす!!!」






ツースト「おい!いひゃいひゃい!頬を引っ張るな!!」
クロ(クロード)「あいり殿・・・そんなに怒ってたら可愛らしい顔が台無しだぞ?」
あいり「うっるさーいですわ!!みんなの大切なものを盗むなんて許しませんわよ!!?」


ツーストとクロードがあいりに鉄拳制裁される中、少年探偵団の三人の目を隠していた一人の王ドラは言う。


王ドラ「・・・クロスさん、いいんですかあれ」
クロス「いや、私とロゼは呼ばれてない。あとで向こうで私達もお灸を食らってくる」
ロゼ(ミカエル)「あのバカにはちゃんと好きな相手からきついお灸を据えた方がいい。私達もちゃんと受ける」
タママ&シグレ「・・・;」
元太&歩美&光彦「???」


そして鉄拳制裁を終える中、クロードは言う。


クロ(クロード)「あ、あいり殿・・・ますます格闘の腕を上げたな・・・;」
あいり「それで?なぜ二人してこんなことしたんですか?」
クロ(クロード)「ふ、ふーんだ!別にあいり殿にいいところを見せたかったのではない!」
ツースト「おい!」
あいり(あーあ、クロードがすねちゃった・・・;)


すると、タママは言う。


タママ「その理由を推理しながら答えるですぅ!たまたまボク達の住むところになんとなく話したアイルーのボクへの賞賛・・・つまり!たまたまクロードさんがその会話を聞いてそれで名探偵になればアイルーが自分にカッコいいと言ってくれる・・・ところですぅ!」


すると、コナンが喫茶ポアロから出てきた。


コナン「つまり、自作自演だったところをたまたま失言してバレちゃった・・・というところだね;」
あいり「そ、そんな下らない理由でこんなこと・・・;」
クロ(クロード)「下らなくなどなーい!私はただあいり殿にただカッコいいと言ってあいり殿にチヤホヤしてもらいたかっただけだ!・・・ところでこのメガネ、貴殿はただの子供ではないな。本当はいくつなのだ?」
コナン(げっ・・・;そこまで気付いてんのかよ!?)


すると、歩美は言う。


歩美「コナン君はすごいんだよ!小学一年生なのにいろんな謎を解けちゃうんだもん!」
光彦「まあ、それも・・・ボク達探偵団の力があってこそですけどね!」
元太「コナンが怪盗キッドから宝石を守ったこともあるしよ!」
コナン「ははは・・・;まあ、そうだよな・・・;」


すると、シグレはクロードに聞く。


シグレ「あの・・・あんたはどうして怪盗キッドと名乗ったんだ?」
クロ(クロード)「怪盗キッド・・・つまりはいずれ私にとってライバルとなる存在・・・つまり、名探偵の時の私にとってもライバルに相応しい存在だと考えたのだ!」


すると、あいりは言う。


あいり「・・・つか、さっきからクロードの自分勝手な理由じゃないですの!!私の友達として盗んだみんなのものを返しなさい!!」
王ドラ(うっわ、気付いてなーい)
クロ(クロード)「ぐぅ・・・;分かった・・・;」


全てが解決しそうになる中、王ドラは謝る。


王ドラ「・・・というわけでうちのバカ達がご迷惑をおかけしました。宝石はお返しします。怪盗キッドにも・・・ご迷惑をおかけしましたね・・・せめて記念に見る日が来れば・・・」
コナン「いや?怪盗キッドはボク達の動向を見守ってるかもしれないよ?」
王ドラ「えっ?コナン君、怪盗キッドと知り合いなんですか?」
コナン「そうじゃないけど・・・怪盗キッドが近くにいたのをボクも気付いたけど一人だけボクよりも早く気付いた人がいるんだ」


すると、コナンはタママを見て意を決したタママは聞く。






タママ「・・・そうですよね?怪盗キッドさん!!」






王ドラ「・・・って、えええええー!!!?」


これに驚く王ドラは聞く。


王ドラ「か、怪盗キッドが近くにいるってどういうことですか!?」
タママ「なんかの本で見ましたが、キッドは変装の達人なんですぅ。つまりこの中に誰かに変装している怪盗キッドがいるということですぅ」
王ドラ「な、なんと疑わしい!友までも疑わなければならないとは・・・!」
タママ「キッドは前から暗号を解いていたコナン君や少年探偵団が変装するなんて考え難いですぅ。ボク達もコナン君達に出会うまで一緒にいたわけですし・・・」
王ドラ「じゃ、じゃあ、ツーストさんかクロードさん、クロスさんかロゼさんのどちらかが怪盗キッドってことですか!?」
タママ「いいえ・・・さっきアイルーがクロードさんとツーストさんのほっぺと髪を引っ張っていたでしょう?」
王ドラ「ええ、そうですが・・・」
タママ「キッドはマスクを付けるはずですぅ。つまりもしアイルーが引っ張ればどちらかがマスクが破れるはず・・・クロスさんとロゼさんは二人と一緒にいるはずですから、正体を見抜かないはずないですぅ」
王ドラ「・・・ということは消去法をすれば・・・」
タママ「そう・・・そいつが怪盗キッドですぅ!」


一方、チェリーワールドでは最後の範囲内の聞き込みの手がかりである雪の城に一同が入っていた。


アミティ「うわ〜、いかにも犯人の根城らしい城・・・」
ゼオ「とにかく犯人を捕まえてジンモンにかけるんだ!」
ステラ「ジンモンジンモン!」
ププル「ゼオ、その言葉の意味わかって言ってる?」


すると、犯人らしき声が聞こえた。


???「ゲロゲロゲロゲロ・・・」
クルーク「!?声!?」
ゼオ「犯人が姿を現したみたいだな。少しでも気を抜くな!」


すると、現れたのは・・・






ケロロ「ゲロゲロリ。我輩が真犯人であります!」←全身真っ黒&赤いマント付き
大半の一同「」






なんとケロロがいつもの緑から真っ黒の姿に登場しました(爆弾投下)あやクルは聞く。


あやクル「ケロロ!?お前、なんでこんなところに・・・」
ケロロ「ゲロゲロリ。我輩が楽器をなくさせた真犯人の裸族だからでありますよ!」
クルーク「それにしてはなんで真っ黒なの?」
ケロロ「そ・・・そりは大人もとい裸族の事情で・・・;」
ゼオ「・・・わかった。お前を捕まえて真実を突き止めてやる!」
ケロロ「ゲロォーーーーーっ!!!」


一同がケロロをボコボコにしながらもケロロを追いかける中、一方、王ドラは聞く。


王ドラ「じゃあ、私達の誰かに成りすました怪盗キッドは・・・」
タママ「そうですぅ」
コナン「その消去法で行くと怪盗キッドは・・・」
タママ&コナン「お前だ!!!」






シグレ「・・・えっ!?」

大量の楽器紛失事件(その5) ( No.429 )
日時: 2017/12/11 23:41
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

怪盗キッドだと疑われたシグレはしおらしくする。


シグレ「どうして俺を疑うんだ?ひどい・・・」
タママ「今更しおらしくしても遅いですぅ。あんたのことはコナン君と一緒に最初から気付いてたんですからね!それに楽器は全部一瞬でなくなったのにシグレさんは龍笛を持ってるなんておかしすぎましたからね。何も知らないシグレさんが・・・手紙を見ただけで怪盗キッドだとは気付きませんからね!コナン君!」
コナン「俺の推理によるとクロードさん達の会話の中でたまたまシグレさんという人を知って俺達の後についてきたことで暗号を解いて・・・自分のニセモノを暴きたかったから・・・じゃねーか?」


すると、正体を勘付かれたシグレは微かに笑った・・・。


シグレ?「・・・1つ助言していいか?世の中には謎のままにしておいた方がいいこともあるんだぜ・・・名探偵、黒の名探偵君・・・」


すると、マスクをはがしそこにはシグレとして成りすましていたのは怪盗キッドだった!


王ドラ「あ、あなたはもしや・・・怪盗キッド!?」
怪盗キッド「ご機嫌らしいな、オレンジの猫の少年・・・私はがっかりしたキミのために参上した・・・」
コナン「けっ、相変わらずキザな野郎だ・・・」
怪盗キッド「では私のニセモノも名探偵達が暴いたし、次に出会う時は月下の中で・・・また会おう」


怪盗キッドが立ち去る中、クロードは気付く。


クロ(クロード)「ま、待てー!!私に負けたからって逃亡は許さんぞー!!」
ツースト「怒るポイントが致命的に違うんじゃ・・・;」


そして全てが解決した後はあいりは言う。


あいり「全てが解決しましたけど・・・あなた達には色々とご迷惑をおかけしましたわ。じゃあ、名残惜しいけど私達はそろそろ帰りますからね・・・」


すると、ある叫びが聞こえた!


ケロロ「ゲロォォォォォーーーーー!!!我輩の裸舞のステージはここでありますうううううー!!!」
クルーク「こらっ!待て!真実を話せー!」
あいり「こ、今度はなんですのー!!?」


すると、一同とケロロが出てきたことにあいりは驚く!


ケロロ「ゲロォ!我輩の裸舞はここであります!」
あいり「って、みんな!?どうしてここに!?」
クロ(クロード)「ええい、遅かったではないか!犯人役は任せた・・・と言ったがちょこまかと・・・」
ケロロ「ゲロゲロリ。我輩の裸舞をちびっ子達に「ゴスッバキッ」
王ドラ「ふー・・・危ないことにならなくてよかったです・・・;」


王ドラがケロロの腹を殴って気絶させる中、すると、留守番中のキャラメルとドルチェが出てきた!


キャラメル「あいりー!」
ドルチェ「王ドラー!」
あいり「キャラメル!?」
王ドラ「ドルチェ、どうしてここに・・・」
キャラメル「待ちくたびれたんだ!」
ドルチェ「早く帰ってバトルの練習をしようよ!」
王ドラ「・・・もう。相変わらずですねぇ」


そして別れ際にタママは言う。


タママ「じゃあ・・・バイバイ、コナン君!ですぅ!」
コナン「・・・うん、バイバイ、タママ兄ちゃん達!」


そしてチェリーワールドの一同が帰る中、歩美は言う。


歩美「ねぇ、コナン君。どうして最後の予告状だと思ったの?」
コナン「つまり暗号の答えだよ」
元太「最初の答えは「ア」イスクリーム屋・・・次の答えは「イ」カのある魚屋・・・三つ目の答えは「り」んごのある八百屋・・・」
光彦「四つ目の答えは「だ」いがく・・・五つ目の答えは「イ」タリア料理屋・・・六つ目の答えは「す」いぞくかん・・・最後の答えは「き」っさポアロだから・・・ああっ!」


すると、灰原がやってきてその答えを言う。


灰原「「あいり大好き」・・・つまりそれが暗号の答えじゃないかしら?随分と可愛い暗号ね・・・」
コナン「灰原!多分俺達には解けないと思って怪盗らしい遊びで作ったんだろうけど・・・その答えからあいりのことが好きな恋人か友達だと勘付いたんだ。さらに・・・この予告状はあぶり出しだ!」


すると、コナンが小五郎から借りてきたライターでその予告状に火であぶる!これに歩美は気付く。


歩美「つまり、さっき小五郎おじちゃんのライターを借りてきたのはこのためだったんだね!」
コナン「それによると・・・「また会おう」と書かれているな」
灰原「どういうことかしら?」
コナン「つまり怪盗キッドは自分のニセモノである怪盗クロードが犯人だと暴いてから逃げ去りたかった・・・んじゃないのか?」


すると、空手の練習から帰ってきた蘭が来た!


蘭「コナン君!まだここにいたの?もう日が暮れちゃうよ?」
光彦「蘭さん!」
蘭「隣町で空手の練習試合があったんだけど・・・コナン君は知ってるわよね?」
コナン(げっ・・・;あんまり聞いてなかった・・・;でも・・・)






コナン「おかえり、蘭姉ちゃん!」
蘭「ただいま、コナン君!」






おしまい






「後書き」


今回はぷよクエの名探偵コナンコラボを模したお話でした。多分犯人の二人は帰ってきた後、自分の楽器(一部はもしくは武器)を取り戻した音楽家やバンド達などに袋叩きです(笑)
え?タママとコナン君の推理対決、どちらが勝ったんだって?タママはちゃんとコナン君よりも怪盗キッド様のシグレの変装を見抜いたし、コナン君は怪盗キッドのニセモノを暴きました。つまりこの推理対決の結果は引き分けです。
名探偵コナンはジャンルに入れときたいんですがねー・・・;私の手で話を進ませたくないし、答えは新しいジャンルとしては却下です;ゲストジャンルとしてならいいんですけどねぇ・・・;すみません;他の作者さんからのリクエストのジャンルのコラボの話もあるし・・・私、死ぬ覚悟はできてますOTL






長かった・・・;感想OK