二次創作小説(紙ほか)

愛と涙のサッカーバトル!(前編)(その1) ( No.533 )
日時: 2018/06/14 18:38
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

今回の前後編は今年のW杯記念作!日本が勝てるといいな!






シェゾ「おー、なんとか勝ててる!」


とある日のスマブラ屋敷、シェゾは未来のトーキョーで行われているサッカー大会の記事を見ていた。そのサッカー大会にはドラえもんズとクルル以外のケロロ小隊のチームが出場していたが、彼らは準決勝に進んだのだ。


シェゾ「最初は準決勝にも進めないと思っていたが、まさか予想以上にいい結果を残すとは・・・こうなったからにはこのまま優勝まで行けばいいが・・・」


すると、走る音が聞こえた。その音によってある人物が飛びかかる!


マサオ「シェゾさーん!!!」
シェゾ「うわあああああーーーーー!!!?」


シェゾはマサオの飛びつきを間一髪で避ける!彼は心臓がバクバク鳴りながら聞く。


シェゾ「どうしたんだよマサオ!?そんな泣いて・・・」
マサオ「実はドラえもんズとクルルさん以外のケロロ小隊が所属してるチーム「キャットケロッツ」の大半の人達が倒れたんですー!!!」
シェゾ「は!!?」


シェゾは医務室に駆けつける中で倒れた原因を聞く。


シェゾ「で、原因は?」
ドクター「実はキャットケロッツが快勝祝いとして誰かから取り寄せたペリメニを食べたせいで・・・」






ドクター「大半の全員が食中毒に・・・」
シェゾ「タヌキとカエルがそんな今年のW杯の開催地のロシア料理食うんじゃねえええええー!!!!」






すると、食中毒を免れた一人である王ドラが彼らに呆れながら言う。


王ドラ「しっかりして下さいよー」
シェゾ「お前は無事なんかい!!!」
王ドラ「私達は先に寝てましてね。ドラリーニョやタママさんも同様に先に寝てましたよ」
ドラリーニョ「ドラメッド、大丈夫ー?」
タママ「まさか食中毒を知らない間に免れるとは・・・;」
シェゾ「お前らも無事か!だが・・・」


食中毒を免れ残されたのは王ドラとドラリーニョとタママ二等兵の三人。サッカーチームの最低人数は11人。とても試合には出られない。


ドラリーニョ「無事なのが三人だけじゃサッカーできなーい」
王ドラ「春我部防衛隊にも大人に変身できるとはいえまだ子供ですので頼むことはできませんし・・・」
シェゾ「・・・。俺、いい適任の奴知ってるぞ!」
王ドラ「変な予感がするのは気のせいですか?」


シェゾはその人物にキャットケロッツのチームヘ引き入れるために会いに行く。その人物は・・・


カービィ「サッカー大会!?」
シェゾ「ああ。キャットケロッツの大半が倒れて残り三人だけでは出られないんだ。それでどうだ?断るなら他探すから・・・」
カービィ「ボク、出るー!」
グリル「ボクちんもー!なんか面白そー!」
マルク「擬人化してもOKなんだろ?じゃあ、ボクも出るのサ」
マホロア「ボクもー!」
タランザ「タランザも必要だったら行くのね〜」
シェゾ「あ、メタナイトも出るよな?」


すると、メタナイトがシェゾの申し出に断る!


メタナイト「断る!あと、カービィ達を王ドラのサッカーチームに引き入れないでほしい」
マルク「は!?なんでサ!?」
メタナイト「しょうがないだろう、こっちはカービィとのデートや修行があるんだぞ?ギャラクも修行があるし、スージーも仕事があるだろう?」


すると、ギャラクとスージーが王ドラのサッカーチームに興味津々で目を輝かす!


ギャラク「面白い!私も出てみよう!」
スージー「私も出たいです!ちょうどサッカーに関する開発をしてますし!」
メタナイト「えっ!!?」
シェゾ「メタナイトが出ないんだったら、他探してみようと思うんだが・・・」
メタナイト「・・・っ」


すると、とうとうメタナイトが折れた!


メタナイト「他の奴やカービィがそう言うんだったら、私も出てみてやる!!」
シェゾ「えっ、ほんとか?」←確信犯
カービィ「サッカー、早く練習したーい!」


一方、ドクターは例のペリメニについて食中毒の成分がないか調べていた。


ドクター「おかしいなー;完全に腐るまで放置した形跡もないし・・・;」
王ドラ「・・・」


王ドラはその言葉にある確信を抱く。そう、これは準決勝で当たることになっているあるチームの仕業であることを・・・。






一方、東京にある街のある場所ではタクトが例の如く神戸から金城の家に遊びに来ていたのだ。彼と一緒に出かけている金城は言う。


金城「なんで俺達がこいつに観光案内しなきゃならないんだ・・・;」
まほろ「いいじゃん!タクトさんが気にかけてるみたいだし」
雨季「タクトさんも忙しいから私達ができる範囲でしかできないけど・・・」
宮島「でも、ファンに見つかりそうになってるけど大丈夫か?」
タクト「平気や。ここに来るまでファンには金で撒いたし」
夏目「そういえば、景吾の実家、ジャズの音楽一家の上に爺さんが大作曲家でセレブリティだもんな・・・」


一方、シグレはフラウトとゼオとププルとアイオーンとあやクルとフィーバー五人組とアイスを食べに行っていた。シグレはゼオのアイスのかなりの量に驚く。


シグレ「もうそんなに頼んだんですか!?」
理人(フラウト)「よく食べますねえ」
ゼオ「うんv暑いから」
ププル「ゼオってば、またアイスを多く頼んで・・・」
アイオーン「いいではないか(リデルやゼオ達可愛い・・・」
リデル「アイオーンさん、アイスがほっぺに付いてますよ」
クルーク「これから猛暑か〜・・・;」
ラフィーナ「私は水着が着れるのが楽しみですわ!」
アミティ「女の子の憧れだもんね〜!」
あやクル「ほら、シグ、アイスが口に付いてるぞ!(水で濡らしたハンカチで拭き拭き」
シグ「うーへー」


すると、2組は互いに遭遇する!


大半の一同「あ」
シグレ「金城、お前らもアイスを食べに来たのか?」
金城「いや、シグレ、アイスを食べに来たんじゃなくて・・・」
タクト「・・・」


タクトは金城とシグレの様子に少し驚いた様子を見せながらいつもの妖しい色気を纏った表情に戻す。


タクト「あんたがシグレ君?初めましてやな」
シグレ「あ、はい」
ラフィーナ「えっ!?この人って・・・あなた、イケメンロックジャズヴァイオリニストで神戸にある月宮学院高校の音楽科3年生の管弦楽部の副部長の高瀬タクトさん!?お会いしたかったですわ!」
タクト「なんや、話のわかる子やね。そんな話の分かるあんたには白いバラをあげるわ」


すると、タクトは手品を使い、白いバラをラフィーナに優しく授ける。ラフィーナは顔真っ赤になりながら言う。


ラフィーナ「あ、ありがとうございますわ・・・」
タクト「おおきに。そこの二人はcantabileのヴァイオリニストとフルーティストやろ?」
ププル「は、はい」
ゼオ「?」
タクト「二人は恋人同士やろ?経験豊富な俺がいざという時の恋愛相談したるからよろしくな」
ププル「は、はい!」
ゼオ「・・・」
金城(なんかウィグルゥ、嫌な顔してるしタクトから妖しい匂いがする!!!)
タクト「そういえば、クルミちゃんは?」
アミティ「クルミちゃんは神出鬼没ですので」
タクト「そうか。嬢ちゃん、ありがとうな(アミティの頭を撫でる」
アミティ「えへへー」
タクト「リデルちゃんとライオン君も何かあったら俺のところにきいや。俺が恋愛相談に乗ったるで」
リデル「ありがとうございます」
アイオーン「ヴッ」
あやクル「すまないが」


すると、あやクルがシグ達を後ろにやり、タクトに言う。


あやクル「こいつらへの軽率な態度・・・どうか慎んでもらいたいな」
タクト「おっと、あんたらの噂は知ってるで。赤き魔物とその子孫とそしてたくさんの人達が一目置くメガネ君・・・」
クルーク「ボクですか?」
タクト「そうや。あんたみたいなのは月宮学院にいなかったタイプやで。理人君も女の子みたいですかわええなあ」
理人(フラウト)「・・・ありがとうございます」


すると、タクトがシグレに握手を求める。


タクト「俺はあんたらとは仲良くなりたいんや。景吾と仲良うなったあんたらと。だから、握手な♪」
シグレ「あ、ああ、よろしくお願いします・・・」


金城がタクトの態度には彼の従弟であるために変な予感に包まれる中で一方、人数の補充を完了したキャットケロッツは擬人化姿で練習スタジアムでサッカーの練習に励んでいた。

愛と涙のサッカーバトル!(前編)(その2) ( No.534 )
日時: 2018/06/14 18:42
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

ドラリーニョ「ほら!まだまだ練習が足りないよ!」
タランザ「うへー;」
マルク「ボク流の蹴り方があるのサ〜!玉乗り!(器用に玉乗りをする」
タママ「それはサッカーでは通用しないですぅ!!!(汗」
スージー「私が開発したキックシューズでシュートもイチコロですわ!」
王ドラ「不正したって疑われるでしょう!!?」


キャットケロッツに選手として参加した大半の一頭身組の自由すぎる態度に王ドラは喝を入れる!


王ドラ「あなた達、本当にやる気があるんですか!?」
カービィ「だってこんなにキツいなんて思わなかったんだもん;」
メタナイト「私が代わりに怒られるからどうかカービィだけは・・・」
マルク「あーっ!!!テメーだけボクのカービィをかばうなんてずるいのサー!!!」
マホロア「年寄りは引っ込んでろヨォ!!!」
タランザ「ジジイのくせにー!!!」
ギャラク「年寄り、ジジイとは私も含まれてるのか!!?私のカービィの前で失礼だな!!」
メタナイト「お前が一番年寄りだろうが!!」


メタナイトとキャットケロッツに参加したカービィ大好き組の愛しのカービィに関するもみ合いにとうとう王ドラがブチ切れた!


王ドラ「ドラリーニョ。ゴー!!」
ドラリーニョ「はーい!(悪意なきままに複数のサッカーボールを蹴りながら攻撃する」
キャットケロッツに参加した大半のカービィ組全員「ぎゃあああああーーーーー!!!!!」


練習スタジアムがサッカーボールによって破壊寸前にされる中で王ドラは再度喝を入れる!


王ドラ「あなた達!!これぐらいのこともできないとサッカー大会の準決勝での相手にも勝てませんよ!!ドラリーニョなんてこれ以上のキツい練習を楽しみながらこなしてるんですよー!!!!(号泣しながら大激怒」
タママ「リニョりん、サッカー選手がキミに一番向いてる天職の仕事ですぅ;」
ドラリーニョ「ほんと?ありがとう!」
タママ「いや、褒めてるんじゃなくて;」


すると、グリルは言う。


グリル「でも、ボクちん達はサッカー初心者なんだ。準決勝と決勝まであと10日。流石に短期間では・・・」
王ドラ「そんなことわかってますよ!だけど、それでもあと10日あるんです短期間でこれぐらい上達しなきゃ意味ないんです!」
ドラリーニョ「そうだもん!ぼくだってドラメッド達が食中毒になって出られなくなったから、みんなと一緒にサッカーがやりたいなー・・・」
マルク「ドラリーニョ・・・」


ドラリーニョの良くも悪くも純粋な言葉にキャットケロッツに参加した大半のカービィ組もようやく反省する中ですると、ある声がした。


???「あれ?ようやく代わりを見つけたのかい?」
王ドラ「!!」


その声の人物に一同は気付く。そのサッカー選手のユニフォームを着た14歳ぐらいの男の子に王ドラは名前を呼ぶ。


王ドラ「マレフィさん!!」
マレフィ「食中毒で大半の仲間が倒れたって聞いたけどようやく人数集めは解決したみたいだね」
王ドラ「あんたらが食中毒になりそうなものを混ぜ込んだんでしょう!?何しらばくってんですか!!」
マレフィ「僕達は何もしてないよ。そんなことする暇があったらサッカーしてるし。今日は隣の練習スタジアムで練習があるからじゃあね」


マレフィが嫌味な物言いを言ったまま立ち去る中、メタナイトはマレフィのことで聞く。


メタナイト「誰ださっきの奴は?」
ドラリーニョ「マレフィだよ。有名サッカー選手のマラシアの息子で本人も少年サッカー選手のFWでぼく達が準決勝で対する相手の「トワイライト」のエース!」
グリル「えっ、あの優秀リーグで有名なサッカーチーム!?そんな強豪サッカーチームとボクちん達のチームが対戦するの!?めっちゃヤバい奴じゃん!」
ドラリーニョ「とにかくサッカープレーは反則してないけどすごいんだ。マレフィがぼくにライバル心むき出しなのを他のみんなは良く思ってないみたいだよ」


あのスーパーストライカーのドラリーニョを優秀リーグのチームのエースがライバル視しているのを考えれば・・・たかがサッカー大会だと侮っていた一頭身のカービィ組はようやく自分達の甘さとサッカー大会の厳しさを知る。


メタナイト「・・・れ、練習するか;」
マホロア「ソウダヨォ!時間ないヨ!」
スージー「頑張りましょう!」


大半の全員がようやく真面目に練習する中、グリルは聞く。


グリル「待って。そのサッカー大会ってどんなシステム?」
王ドラ「よくぞ聞きましたね。トーキョーのサッカー大会はアマチュアでもリーグの上下でも関係ないプロアマ大会なんです。でも、トーキョーのプロアマ大会は他のサッカー大会とは一味違うんですよ」
グリル「どんなの?」
王ドラ「優勝したらただ一つなんでも願いを叶えるシステムです」
グリル「えっ!?なんでも!?」
王ドラ「なんでもですよ」
グリル「じゃあ、ボクちんも練習頑張るね!」


BGM:とべとべおねいさん


キャットケロッツはサッカーの猛練習に励む中でサッカーの厳しさと楽しさを知る。そしてサッカー大会の準決勝と決勝の1日前になる中でなんとかは人並み以上のサッカースキルを身につけた一頭身のカービィ組は三人に聞く。


カービィ「どう?これで文句ない?」
王ドラ「・・・ふ、あはははは!」
カービィ「何がおかしいのー?」
王ドラ「あなた達、泥だらけですよー!まあ食中毒を免れた私達もですけどー!」


王ドラの笑いにつられてキャットケロッツも温かい笑い声に包まれた。それを仲間達と見ていたゼオは言う。


ゼオ「シェゾさんが言ってる通り本当に頑張ってるみたいだな」
タクト「無理やで。あんな短期間で高いレベルに上達なんてできるわけないで」←いろんな才能があり、なんでもすぐに上達するが努力が嫌い
金城「「努力に勝る天才はなし」という言葉を知ってるかタクト;」
シグレ「・・・!」


すると、シグレが何かを思いつく!


シグレ「なあ、金城!はっぴとかハチマキとかは持ってないか!?」
金城「持ってるけど・・・なんで?」
シグレ「ーーーーー」
金城「・・・わかった。それでいいんだな?」


すると、タクトが何かに気付く。


タクト「そういえば、まほろちゃんは?」
クルーク「今キャットケロッツに差し入れに行ってるシェゾと会ってます。よほど好きみたいですね;」
ラフィーナ「えっ?シェゾさん、かのむぐっ!!」


察したププルがラフィーナの口を塞ぐ中でシグレはテレパシーを使って謝る。


シグレ(俺の頼みでこんなことさせて・・・すみません;)
ププル(いいんだよ。金城君には嫌われたくないんでしょ?)
クルーク(せっかくの信頼を壊されたくないもんなー;)
ゼオ(とりあえず俺達に任せろ)
アイオーン(ヴッ)
シグレ(ありがとうございます・・・)


そのテレパシーを微かに察したタクトはシグレを何かで興味深そうに見ていた・・・。






司会「ではこれよりトーキョーのプロアマサッカー大会準決勝と決勝を開催します!」


そして迎えるトーキョーのサッカー大会!準決勝に参加するキャットケロッツを含めた4チームは開会式で(一部以外は)堂々とした振る舞いをし、キャットケロッツの応援に来た一人のデデデが聞く。


デデデ「本当にメタナイト達は大丈夫ゾイ!?」
王ドラ「大丈夫ですよ短期間でこれだけ上達したんですから」


すると、マレフィ率いる優秀リーグのサッカーチームトワイライトがキャットケロッツに会う。


マレフィ「今日の2時間後の準決勝、よろしくお願いするね。まあ、ドラリーニョ以外は当然無理だろうけど」
王ドラ「ムカつきますね(^ω^#)」


すると、ドラリーニョは王ドラを後ろに立たせて言う。


ドラリーニョ「マレフィ、今日はよろしくね。お互いベストを尽くそうね」
マレフィ「・・・せいぜい頑張れば」


トワイライトが立ち去る中でカービィは言う。


カービィ「今日はドラえもん達の分まで絶対に優勝しようね!」
王ドラ「そうですね。勝ちましょう!」


一方、他の仲間達もキャットケロッツの応援に来る中でゼオ達が来てないことを感じていた。


ツースト「あいつら肝心な時に来てねーな;」
あいり「なんか金城さん達との用事が済んだら来ますって」
クロ(クロード)「そんなこと言って逃げたのでは?」
あおい「ちょっと!そういうことは言わないで下さいよ!」
レイト「ボク、本当にサッカー観戦に来るなんて初めて!」
クルスト「ボクもサッカー観戦というものに来るなんてこれ以外になかなか機会がないな」
ガスパ「なら良かった。生で見るのはみんな楽しそうですよ」
ロゼ(ミカエル)「クロ達にサッカー観戦をさせるなんて・・・」
ヒショウ「いいじゃん好きにさせようよ!」
アクセス「ロゼはちょっと保護者すぎ」
杏「そうですん、サッカー観戦は悪いことではありませんよ!」
氷(兄さんの女装がよっぽど悪いけどね。女装でも美人だけど)
ラビ「あいつら、こんな場所でプレーすることはできるだろうか?」
サン「できるアル!短期間でかなり上達したアルから!」
ショコラーナ「観戦でチョコを食べようかしら?」
ぽぽか「それなら売店で・・・ん?」


すると、ぽぽかはある人物を見かける。先ほどまでエレキヴァイオリンで弾いて女性に囲まれているタクトだ。


あおい「うっわ、あんな色気のある奴が・・・」
ぽぽか「でも、エレキヴァイオリンで女性の注目を集めるってことはかなりの実力派ヴァイオリニストですね」
あおい「!?ぽぽかってああいう色気がある人が好きなんですか?」
ぽぽか「えっ、違いますよ!・・・まあ嫌いではありませんけど」
あおい「ガンッ!!!」


一方、魔導ARSSとギガディスとクリオラとエターニャとプニィは観客席入り口前でトーキョーのプロアマサッカー大会のプログラムを見ながら観客席まで歩いていた。


サタン「決勝は5時間ぐらい後か・・・」
ギガディス「キャットケロッツが準決勝で勝てたら決勝ってところだな」
ルルー「まあ、あの子達ならなんとか勝てますわよ」
クリオラ「そうですわよギガディス様!」
プニィ「ププル、結局遅れた・・・」
エターニャ「しょうがないだろう用事なんだから;」
シェゾ「あいつら、ちゃんとやれるかな怪我なんてしないかな;」
アルル「大丈夫だよ!上達も早かったみたいだしちゃんと・・・「ドンッ」あっ!すみません!」


すると、アルルがぶつかった紳士風の男性はキャットケロッツやトワイライトとは別の強豪サッカーチーム「ベンガルロード」の監督のアランだ。


アラン「いや、僕もごめんね」
クリオラ「あなた、もしかしてあの強豪サッカーチームのベンガルロードの監督のアランさん!?」
アラン「僕のことも知ってるなんてキミ詳しいね」
ルルー「そりゃあサッカー中継番組をドラリーニョがずっと見ていたら詳しくなるわよ;」
アラン「今日の準決勝でキャットケロッツが勝ちあがれたらいいね。僕もずっと目をかけてきたんだ」
シェゾ「あ、ありがとうございます!」
サタン「キャットケロッツがこんな風に強豪サッカーチームの監督にも目をかけてもらえると嬉しいな」
アラン「そうだよね!じゃあ、また会おうね!」


一方、とある場所が先ほどの開会式の司会の女性のリリルがオレンジジュースを飲みながら窓の方からスタジアムの景色を見渡していた。彼女は怪しい笑みをしながら言う。


リリル「ふふふ・・・そんなに必死にならなくても優勝するのはあなたのチームよ?」


その言われた相手は顔は隠れて見えないが、マレフィに似た影の中でオレンジジュースを注いだコップを持ちながら乾杯していた・・・。

愛と涙のサッカーバトル!(前編)(その3) ( No.535 )
日時: 2018/06/14 18:48
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

一方、ドラリーニョはキャットケロッツの他の大半のチームメイトが飲み物を買いに行ったり腹ごしらえをしたりして練習スタジアムで一人でサッカーの練習をしていた。すると、マレフィが一人で来た。


マレフィ「ドラリーニョも一人でサッカーの練習か。流石に緩いねぇ〜」
ドラリーニョ「えっ?練習の時はキツいよ?」
マレフィ「・・・そう;」


すると、ドラリーニョが何かを思い出した!


ドラリーニョ「あっ!そういえば、マレフィが来る前に誰かにぶどうジュースを置かれてたんだった!飲も飲もう!」
マレフィ「えっ?ぶどうジュース?」


すると、マレフィはふと目をやると怪しい男がドラリーニョがぶどうジュースを飲むのを待っている姿があった。その男は微かにニヤリと笑ったのをマレフィが見抜く!


ドラリーニョ「あったぁ!このぶどうジュース美味しそうだから、BRR組やカレンちゃん達と一緒に来るランちゃんにもオススメしなきゃー!」






マレフィ「そのぶどうジュース飲んじゃダメだよ!!!」






ドラリーニョ「えっ?なんで?」
マレフィ「さっきなんか怪しい男がキミを見てたんだっ。きっとぶどうジュースに毒を入れたんだよ!」
襲撃犯「なっ!?俺が入れたのは下剤だ・・・あ!!」


すると、ドラリーニョに渡したぶどうジュースに下剤を入れたことがバレた襲撃犯は逃げ出す!ドラリーニョとマレフィは追う!


マレフィ「待てよおっさん!!」
ドラリーニョ「あっ!」


すると、襲撃犯が行く先には観客席にいるBRR組と他の人達とは別々で観客席前で話していた子孫五人組がいた!


勇飛「ドラリーニョ、どうした!?」
ドラリーニョ「その人捕まえてー!さっき下剤が入ったぶどうジュースをぼくに飲ませようとしたんだー!」
空「・・・」


すると、勇飛と太陽がその襲撃犯に鉄拳を繰り出し、空がその襲撃犯の身体を掴んで居合投げをする!これを見ていた会場スタッフ達や警備員は拍手する。


警備員「ありがとうございました!最近このサッカー大会を開催してから嫌がらせが多くて・・・」
太陽「いや、大したことはしてないんで!」
空「気をつけて襲撃犯を連行願います!」
勇飛「ドラリーニョとマレフィ・・・だよな、大丈夫だったか?」
ドラリーニョ「ぼく、大丈夫!マレフィが助けてくれたんだ!」


すると、騒ぎを聞きつけた王ドラ達全員が駆けつけた!


王ドラ「ドラリーニョ!なんか騒ぎがあったみたいですけど大丈夫でしたか!?変なことを・・・」


すると、マレフィが王ドラの胸ぐらを掴む!


マレフィ「親友なら一緒に勝つことができたり、放っておいて身の心配をする前にまず大事なことがあるんじゃないのか!」
王ドラ「!!」
カービィ「やめて!」


カービィが止める中で彼女は王ドラを心配する。


カービィ「王ドラ、大丈夫?」
メタナイト「首痛んでないか?」
琴「首を冷やそうか?」
樹「なんか飲み物でも・・・」
王ドラ「私は大丈夫です・・・;」
マレフィ「・・・」


すると、マレフィはキャットケロッツにある警告をする。


マレフィ「この大会、なんか不穏な空気がするよ。気をつけなよ」


マレフィはそう言ってチームメイトのところに戻る。王ドラはその言葉に自分の中にある疑いがどこか疑問に思えた。


王ドラ「あいつがあんなこと言えるなんて・・・珍しいですね」
グリル「でも、準決勝頑張ろうよ!話はそれからだよ!」
マルク「そうだな」


そして2組目の準決勝の幕が上がる中でキャットケロッツとトワイライトが試合会場へ出てきた。両チームは試合前にお辞儀をする。


マレフィ「この時を待ってたよ。コテンパンにしてあげる」
王ドラ「ふん、言ってなさい!」
キャットケロッツ&トワイライト(絶対勝ってやる・・・!!)


そして審判が笛を鳴らす!


審判「キックオフ!」


そして試合が行われる中でトワイライトが先にボールを奪う!


メタナイト「相手は手強いぞ;」
王ドラ「うちのGKを信じなさい!」
トワイライトのチームメイトA「へへっ!ゴールだ!」


トワイライトが先に得点を奪おうとするが・・・






ギャラク「白い羽の守護神をなめるな!!」


シュバッ(GKのギャラクが飛んでボールをキャッチ)


トワイライトのチームメイトA「なっ!!?」






このギャラクの飛行能力にトワイライトの大半のチームメイト全員は驚く。ちなみにこのサッカー大会は攻撃系スキル・防御スキルを使わなければスキルの使用はある程度はOKだ。


トワイライトのチームメイトB「あんなのありかよ!?」
マレフィ「このサッカー大会は攻撃系スキルや防御スキルを使わなければOKだ。それにあえて乗ってやるさ!」


そしてこの白熱した試合は得点を互いに奪わせないままに前半の終わりまで続いた。その間に観客の反応はやはりトワイライト寄りだがだんだんとキャットケロッツの奮闘にも応援の声が聞こえ始めた。


チュチュ「もうキャットケロッツへの応援の声が聞こえ始めてますわ!」
ラン「頑張れみんなーーーーー!!!」
ロム「お前ら、このまま粘れーーーーー!!!(ウズウズ」
クロウ(ロム、スポーツ好きだから参加したがってるな;)


一方、食中毒で辞退した他のドラえもんズメンバーとケロロ小隊メンバーと見舞いに来た春我部防衛隊と同じ町内四人組とドラミとパワえもんはスマブラ屋敷の医務室のTVでその試合を見ていた。


キッド「すげえ!あいつらサッカー始めたばかりなのにあんなに上達したのか!」
ドラミ「ちょっとキッド、まだピーピーなんだから立たないで!」
風間「あーあ、ボクも見たかった〜」
しんのすけ「しょうがないわよトオルちゃんv」
ジャイアン「オネエ言葉になるな」
のび太「まあまあ;」
パワえもん(・・・頑張れよ、王ドラ)


そしてハーフタイムになる中で王ドラは言う。


王ドラ「前半はなんとか粘りましたし、このまま点をギリギリのところまで奪いましょう!」
マホロア「ハーイ!」
スージー「ちょっと待って下さい!何故にギリギリのところまで得点も取っちゃダメなんですの!?」


すると、王ドラはスージーの質問に余裕の笑みで答える。


王ドラ「実は、ーーー」


そしてハーフタイムが終わる中で試合の後半が開始される!


マレフィ「ボールを奪ってあげるよ!」
マルク「あっ!」


マルクがマレフィにボールを奪われる中でマレフィはチームメイトにパスする!


マレフィ「いけ!」
トワイライトのチームメイトC「OK!任しとけ!」


しかし、そのボールをタランザに奪われる!


タランザ「いただくのね!」
トワイライトのチームメイトC「しまった!」


この両チームのDF同士のボールの奪い合いやギャラクがゴールを守りきることが後半42分まで続いたがーーー実はこの奪い合いが王ドラの作戦だったのだ。


スージー『ボールを奪う上手さがトワイライトの弱点!?』
王ドラ『そうですよ。あいつらはオールマイティで特にボールを奪うのが上手いですが、その一瞬の隙があってその隙を見極めるんです』
タママ『でも、どうやって見極めるんですか?もしギリギリでシュートされたらヤバいですし・・・』
王ドラ『そこはGKのギャラクさんとうちのDFの頑張りどころでしょう。カービィさん、タランザさん、マホロアさん、そしてギャラクさん、この大役を頼みますよ!』
カービィ『うん!』
マホロア『わかッタヨォ!』
タランザ『OKなのね!』
ギャラク『ということはギリギリになったらお前らが得点すればいいだけだな?』
王ドラ『・・・そういうことになりますね』


そしてGKやDFが得点を奪われずに頑張り、後半44分になる中でドラリーニョがマレフィからボールを奪う!


ドラリーニョ「じゃあ、得点を奪うね!」
マレフィ「!しまった!」


ドラリーニョは速すぎる足でボールを蹴りながら独走する!トワイライトは懸命にボールを奪おうとするが、誰もドラリーニョの蹴るボールを奪えないままにドラリーニョは飛んだボールを蹴る!


ドラリーニョ「シューーーーート!!!」


そして無回転のシュートでキャットケロッツが先取点を取り、その直後に後半45分になり、試合は終了する!これによりキャットケロッツが決勝に進むことを決めた!


カービィ「やったー!」
スージー「このまま優勝まで一本道ですわー!」
マルク「ボク、あんたの作戦がなければ今頃どうなっていたか・・・」
王ドラ「私の作戦をこれからも信じなさい!」


一方、これを観客席から見ていたタクトは王ドラの作戦で反則なしでキャットケロッツが決勝に進むことが決まったと見抜き、王ドラを見ていた。


タクト(・・・あの女みたいな男の子、俺を凌ぐ頭脳の持ち主やん。あの頭脳だけには勝てる気がせえへんわ)


一方、これをドロシア、ドロッチェ、セクトニアと観客席から見ていたデデデは親のように滝のような涙を流して嬉し泣きをしながら喜んだ。


デデデ「やったー!あいつらが決勝に進んだゾーーーーーイ!!」
ドロッチェ「まだ嬉し泣きするのは早い!これから決勝なんだから!」
ドロシア「でも、あの子達が短期間であんなに上達するなんて・・・ん?」
セクトニア「タランザ・・・!皆の者・・・!よくやってくれおって・・・!(嬉し泣き」
ドロシア「めちゃくちゃ喜んでるー!!?」


一方、負けたマレフィはドラリーニョに声をかけられる。


ドラリーニョ「ぼくの思った通り反則行為しなかったね♪今度はブラジルへのサッカー留学頑張ってね!」
マレフィ「・・・うん。サッカー留学から帰って来た後に、次の試合では負けないから!」


ドラリーニョとマレフィは互いに握手をする。そのマレフィの様子に王ドラはこれまでの出来事を振り返っていた。


王ドラ「・・・そういえば、ドラリーニョが言った通り彼は反則行為をしてませんでしたね・・・」
メタナイト「どうしたんだ?準決勝も終わったし一旦引き上げるぞ」
王ドラ「わかってます」


両チームが退場した後はアルルは言う。


アルル「決勝のキャットケロッツの試合相手誰かなあ?」
シェゾ「えっとなー、あ、アランさんが監督として率いるベンガルロードだ」
エターニャ「じゃあ、アラン殿に実力を知ってもらえるチャンスだな」


すると、サタンのスマホに非通知が鳴る!


サタン「はい」
アラン「僕だよ!アラン!」
サタン「アラン殿!?どうしたのだ!?」
ギガディス「えっ!!?」
アラン「今14歳ぐらいの男の子達が僕に襲いかかってきて、なんとか逃げれたけどもうダメだ・・・!うわあああああーーーーー!!!」


そして電話が切れる中で魔導ARSSとクリオラとギガディスとエターニャとプニィがアランを心配する!


プニィ「アランさん・・・!」
クリオラ「嘘でしょ・・・!?」
ルルー「そんな・・・!」


そしてサタンはアランを陥れたとされるトワイライトへの怒りでスマホがバキバキと壊す!


サタン「おーのーれー・・・」
ギガディス「サタン・・・!?」


そしてサタンは飛行能力でトワイライトに殴り込みに行く中でトワイライトはいつものように談笑していた。


トワイライトのチームメイトD「ドラリーニョもすごかったけど、あの王ドラさんの考えた作戦もすごかったなー」
トワイライトのチームメイトE「まあ、反則じゃないだけまだマシだよ」
トワイライトのチームメイトF「マレフィ、願いは叶わなかったけど、ブラジルへのサッカー留学頑張れよ!」
マレフィ「・・・ありがとう。それに・・・」


すると、バンとドアが鳴る!鬼の形相で殴り込みに来たサタンだ!


トワイライトのチームメイト全員「!!?」
サタン「うおおおおおーーーーー!!!!!」
マレフィ「何してんだ!サッカーチームに危害を加えたとしてお前が問題になるぞ!」
サタン「お前だけには言われたくないわあああああーーーー!!!いい人すぎるアラン殿の仇いいいいいーーーーー!!!!!アセンショオオオオオーーーーーン!!!」


トワイライトの叫び声とサタンの怒声が聞こえる中でこれを見ていたギガディスは呆れる。


ギガディス「あのバカ・・・;(ため息を吐く」


一方、ゼオとププルとあやクルとアイオーンとフィーバー五人組と金城達星ノ宮学園の吹奏楽部幹部四人組と吟遊月華とdevilとマオとフラウトがある荷物を持ちながらトーキョーのプロアマサッカー大会会場に向かっていた・・・!


金城「急げー!時間がないぞー!」
クルーク「応援は!?合わせたのかい!?」
ラフィーナ「平気ですわ!私達みんな合わせても「アレ」は最強ですわよ!」
宮島「体育会系なめんなよ!「アレ」なら一発勝負でできるぜ!」
雨季「シグレが提案したことよ、大きな声なら出せるわ!」
まほろ「うん!頑張ろうね!」
アミティ「大きな声なら任せてー!」
あやクル「シグ、頑張るぞ!」
シグ「うん」
ゼオ「「アレ」ならほぼ一発勝負で合わせられる可能性はある!」
ププル「後は大きな声を出せれば大丈夫!」
リデル「アイオーンさん、これはつらいことですが、頑張りましょう!」
アイオーン「ヴッ!」
エニシ「まさかゴール場の近くで「アレ」をするなんて思わなかった・・・」
ストルナム「細かいことは気にしないよ!子猫ちゃん達のためだ!」
ヤマト「今日は頑張るっすー!」
コスタ「OK。決して完璧とは言えないが・・・」
ミヤビ「ペルヴィスさん、今日は頑張りましょう!」
ペルヴィス「そっちこそミスんじゃないよ!」
バーテブラ「ヘド、マオ、行けるか?」
ヘド「大丈夫だ!もう何がなんでも行くしかねーよ!」
マオ「あたしもそれに激しく同意!」
ナルカミ「シグレ、理人君、一緒に頑張りましょう!」
シグレ「ああ。理人、行けるか?」
理人(フラウト)「大丈夫!エルフもいるし!」
エルフ「よろしくねー!(いつの間にモンスターボールから出たらしい」


果たして彼らの言う「アレ」とは・・・!?
後編に続く・・・!






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