二次創作小説(紙ほか)
- 舞い降りた花(その1) ( No.543 )
- 日時: 2018/06/22 20:33
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723
今回はあおいとぽぽかの恋の進展のお話です!ガスパさんに関する短編と裸族講座の短編とトップバッターは何にするか散々迷いましたが、このお話にしました。
あおい「ぽぽか!お待たせしました。待ってました?」
ぽぽか「ううん。僕も今来たところです」
あおい「それでは行きましょう」
ぽぽか「はい」
神戸の街での出来事。その光景はまさしくデート。しかし、二人は付き合ってはないことから心配になった人達は陰ながらついてきた。その心配になった人達とは・・・
ツースト(おい!俺を上に乗せろよ!)
クルーク(先に上に乗った奴が勝つもんねー)
ゼオ(次俺もツースト馬に乗せろー)
クロ(クロード)(やめよ貴殿は身軽だが服のせいで重いだろう!)
アイオーン(ヴッ!(自分も乗りたいと言っている)
ガスパ(私もツースト馬に二人の様子を望遠鏡で見るために乗ります)
レイト(ちょっと!静かにして下さい!気付かれます!)
何と心配になった人達の男子組は二人の様子を追跡していました(爆弾投下)一方、心配になった人達の女子組はこの様子を王ドラに借りたモニターで見ていた。
サン「みんな頑張って尾行するアル〜」
あいり「やっぱりこれはやりすぎでは・・・;」
ショコラーナ「いいじゃない?ロゼさん、今日は所属するバンドのライブだし」
ラビ「頑張るがいい」
なぜこんなことになったのかと言うと・・・
ツースト「るんる〜ん♪」
その昨日、ツーストは二日後にあいりとのデートで張り切っていた。ツーストはある紙を取ろうとするが・・・
ツースト「あいりとの神戸〜♪神戸にできた豪華客船!・・・あれ?チケットがない」
クルーク「いいなー。この豪華客船、めっちゃ有名な奴じゃん」
ゼオ「豪華客船での食べ物は?」
アイオーン「そんな船に乗らずともおばあさまの豪華客船で・・・」
ツースト「取るなよチケット!それにあいりと俺のデートなんだから、お前らまで付いてくるなよ!」
クルーク「ケチー」
すると、ゼオはあおいを見かけた。ゼオはあおいに近づく。
ゼオ「あおいー!ツーストが神戸の豪華客船であいりとデートだってさ!連れて行け!」
ツースト「ちょっ、おい!!?」
あおいはその言葉にツーストを軽蔑な目で見ながらもそれを断る。
あおい「情報源として連れて行きたいですけど無理ですよ」
クルーク「えーっ!!?なんで!?」
あおい「僕、明日からイギリスの大学の研修なんです」
アイオーン「それにしてはあおいは英国の有名大学の留学生であったな」
クルーク「イギリスの有名大学ってどこ?」
アイオーン「ケンブリッジとか言うものであったな」
クルーク「ケンブリッジ!!?イギリスの大学のトップじゃん!!」
あおい「そういうわけなんで、ツーストは殺したいですけど、あなた達を連れて行くのは無理です。じゃ」
あおいが立ち去る中でクルークは羨ましがる。
クルーク「あーっ!!!ツーストはあいりとの神戸の豪華客船デートだし、あおいはケンブリッジ大学の授業の研修だしー!!!」
ツースト「ふん、ざまあみろー!」
いつもの光景の中ですると、ある人物が現れた。魔界の怪盗のクロことクロードだ。
クロ(クロード)「ああ、あおい殿の件は大丈夫だ」
クルーク「何が大丈夫だよ;」
クロ(クロード)「あれ、絶対嘘だから」
ツースト「えっ、マジで!!?」
すると、クロードがロゼに調べさせたあおいのケンブリッジ大学の授業の研修とされた日程の書類を見せる。
クロ(クロード)「書類を見ろ。あいり殿とツースト殿の豪華客船デートは二日後だ。しかし、その前日は・・・」
ツースト「あおいはぽぽかと豪華客船デート・・・!!?」
なんとまさかの姉弟の日程がズラリと並び。まさかの日程にクルークは張り切る。
クルーク「じゃあ、僕達も二人を付けに豪華客船に行こうよ!アイオーン、ガスパさんやレイトを含めた男子組の分の明日のチケットを買ってきて!」
アイオーン「ヴッ!」
ツースト「ちょっと待て!!明後日はあいりとの神戸の豪華客船デートが・・・!!」
ーーーで、今に至る。
ツースト「ふふ、いいんだ。どうせ俺なんて・・・OTL」
レイト「ツーストさん・・・;」
すると、あいりがモニター越しでイヤホンを着けている男子組全員に伝える。
あいり「じゃあ、絶対にバレませんようにね!さすがにあおいに見つかると台無しになりますので」
ツースト(えっ?あいりがあおいを注意するように話すなんて・・・そうか!ついにあいりも俺との結婚を考えるようになったんだ・・・!)←レジェンド・オブ・色ボケ&バカ
あいり(よかったー、ツーストとあおい、よっぽど仲良くなったんですのね!)
ラビ(前から思ったんだが、あいりはクロードと言いレイトと言いガスパと言い絶対に分かってないよな;)
そして神戸の豪華客船に乗る中、あおいとぽぽかは談笑する。
- 舞い降りた花(その2) ( No.544 )
- 日時: 2018/06/22 20:36
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723
ぽぽか「わー、ここから景色が見えるんですねっ。すごーい!キレーイ!」
あおい「こら、ぽぽか、そんな大声でっ。危ないでしょう」
ツースト「あのチビ、俺がはしゃいだ時は軽蔑の目で見たくせにぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!」
クロ(クロード)「あやつら、お母さんと子供の会話をしてるなぁ;」
すると、大半の男子組の見た目のビジュアルの良さにつられた女性四人組が逆ナンしにくる。
女性A「そこのあなた達〜」
女性B「私達とちょっと付き合わない?」
女性C「つか、ミラクル☆4のツーストさんとcantabileのゼオきゅんとシンガンクリムゾンズのアイオーン様ですよね!?」
女性D「他にもカッコいい人がいるしなんでですかー!?」
ゼオ「あー、ちょっと休暇(撮影を無理に終わらせてまで来たもんな」
女性A「なら、一人ぐらい私と遊んでよ・・・うぉっ!?」
すると、クルークの姿を見た女性Aは見惚れる。クルークはちゃんとオシャレをすればイケているため女性Bはクルークの素材を生かそうと手を掴む。
女性B「何よこの子、ちゃんと磨けばこの人達よりもイケるタイプじゃない!ねえねえ、あたしがオシャレを教えてあげるから行こうよっ」
クルーク「!?」
クロ(クロード)「ふざけるな!私の方がイケてるだろーーーーー!!?」
アイオーン「ヴッ、ヴッ(ヤバいクルークが連れ出される。助けなくちゃ・・・!」
すると、誰かがクルークを助けた。青い髪を一つに束ねてメガネをかけたけだるく妖しい色気溢れる青年。そう、高瀬拓人もといタクトだ。
タクト「無理矢理オシャレさせるのはよくないで」
女性C「あ、あなたは月宮学院高校の管弦楽部の副部長で「チームムーンライト」の副リーダーのロックジャズヴァイオリニストのタクトさん!!?」
女性D「なぜこんなところに・・・」
タクト「女の子が無理矢理男の子をリードしてはあかんよ」
女性達全員「ズッキューンvvv!!!はい、すみませんでした退散します!!」
逆ナンしに来た女性達全員がタクトの色気に感服し、退散する中でクルークは聞く。
クルーク「タクトさん、どうしてここに?」
タクト「ここにはよう来るんや。おや?そちらの方は?」
ツースト「ツーストだ」
クロ(クロード)「クロである」
レイト「レイトです」
ガスパ「ガスパと申します」
タクト「俺は高瀬拓人。タクト。金城景吾の従兄やねん。以後よろしゅう」
クロ(クロード)(こ、こやつ・・・できる・・・!!!)
すると、タクトはゼオ達に聞く。
タクト「ところであんたらはなぜこんな客船に来たんや?」
ゼオ「実はかくがくしかじかで・・・」
ツースト「おい、ギャグ漫画じゃないんだから・・・」
タクト「ツースト君の彼女ちゃんの双子の弟君が好きな子とデートやって?」
ツースト「よくわかったなおい!!?」
すると、タクトは楽しむものを見つけたかのような笑顔で言う。
タクト「じゃあ、なんなら俺も混ぜてや。なんか楽しそうやし」
レイト「えっ、いや、迷惑なんじゃ・・・」
タクト「俺の父親がこの船のオーナーも兼ねてんねん。それで何度も行ったから退屈してたんや」
ガスパ「いや、でも・・・」
ゼオ「退屈ならいていいよ。正し気付かれないようにな」
ガスパ「ちょっ!?」
タクト「ありがとう。よろしゅう」
すると、二人が船内のレストランに行く様子をタクトが見かけた。
タクト「そういえば、あの二人、船内のレストランに行くみたいやで」
クルーク「えっ、マジ?」
ツースト「すぐに追うぞ!」
一方、これを見た女子組は何やらタクトについて話していた。
あいり「あのタクトって人、クロードに似たようなものですわね」
ショコラーナ「でも、大人っぽかったわねーv!」
サン「私は可愛い女の子が大好きだからあんまり興味ないアル」
ラビ「そんなこと本人の前で言うなよ;」
一方、レストランではぽぽかが小腹が空いていたのであおいと食事を取っていた。
ぽぽか「美味しいです!」
あおい「少々食べ過ぎてしまいましたけどね」
一方、レストランの前にいた男子組はその会話をギリギリで覗き込んでいた。
クロ(クロード)「なあ・・・これって私達不審者なのでは・・・?」
アイオーン(ノリで覗き込んでしまったがどうしようこれ)
タクト「いっそのこと怪しまれたら俺が奢るからレストランに入るで」
すると、クルークの頭に銃口が突きつけられた。何かしら黒い帽子と黒いスーツとサングラスをかけた三人組だった。
???「そこで何してる」
クルーク「ひぃっ!!!」
???「来い。そうしたら遺言は伝えてやる」
男子組が怪しい三人組に連れ出される中でツーストは聞く。
ツースト「あの・・・何するつもりですか・・・;」
???「こうするのだ」
???「ここにいる男子組、命もらったあああああー!!!」
パンパンパンパンパン(銃の音が鳴る)
大半の男子組「ぎゃあああああー!!!!」
あまりにも衝撃的な出来事に大半の男子組が逃げ惑う中でタクトは少し気付いたような顔をしながら言う。
タクト「あんたら。いくら声だけ変えて変装したってバレバレやで」
クルーク「えっ?」
ゼオ「冷静に見てみろ。こいつらは・・・」
???「・・・」
その三人組の正体は・・・
王ドラ「中国4000年究極のカンフー、王ドラ!」
タママ「ケロロ小隊の突撃兵、タママ!」
キッド「Mr.アメリカンドリーム西部のガンマン、ドラ・ザ・キッド!」
三人「ただいま見参!!!」
大半の男子組&これを見ていた女子組「」
なんと襲撃犯の正体は他の仲間と一緒に来ていた三人でした。動じなかったゼオとタクトを含めて五人はあるセリフを歌う!
五人「ぱーぱぱーはぱぱぱーぱぱーはぱぱーぱーぱーぱぱぱぱぱぱーぱーぱぱーはぱぱーぱーぱーぱぱぱぱぱぱー」
ゼオ「ご一緒に!」
ツースト「ぱーぱぱー・・・なんでだよ!!ご一緒にってぼっちじゃねーか!!」
クロードが襲撃犯の正体である王ドラに聞く。
クロ(クロード)「なんなのだそれ?」
王ドラ「あなた達がいたから抜きうち避難訓練ですよ。まさかガスパさんも付いてるなんて気に食いませんけど」
キッド「えっ?なんでガスパが気にくわないんだ?」
タママ「何かあったんですか?」
王ドラ「いや、なんでもありませんよ」
すると、王ドラが聞く。
王ドラ「ところでなんであなた達がここに?」
クルーク「実はかくがくしかじかで・・・」
王ドラ「なるほど。あおい君とぽぽかさんのデートねえ・・・じゃあ、私達も他の仲間を呼んで付いて行かせればその行方を見ることができますよね?」
キッド(やる気だ!!?「いいこと聞いた」みたいな顔してる!!)
タママ(流石にゼオさんも断ると・・・)
ゼオ「できるよ!」
キッド&タママ(勇者おったあああああー!!!)
王ドラ「じゃあ、他の仲間も呼びますね。ところで関西弁のあなたは・・・」
タクト「俺は高瀬拓人。月宮学院高校の管弦楽部のトップのチームムーンライトのタクト。以後よろしゅう」
キッド(タクトって・・・!!)
タママ(あの新進気鋭のロックジャズヴァイオリニストのタクトさん!?)
一方、女子組はあいりがこの光景を見てため息を吐く。
あいり「王ドラが快く貸したのはこのためなんですのね・・・;」
ショコラーナ「タクトさんって王ドラさんのこと男性だと見抜いてるんじゃ・・・」
サン「えっ、マジアルか!?ロムやシュウ☆ゾーや千秋以外は最初は気付かないのに!!?」
ラビ「タクトはそう考えればそれぐらいの大物だと見受けられるな」
一方、船内のサマーコンサートではあおいとぽぽかがその出演者達の音楽を聴いていた。
- 舞い降りた花(その3) ( No.545 )
- 日時: 2018/06/22 20:39
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
- プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723
ぽぽか「綺麗な音楽ですねー!」
あおい「そうですね・・・(あっ、あのチェロ奏者、上手いな・・・ここにゼオがいなくてよかった」
一方、肝心のゼオは上手いチェロ奏者に興奮しそうになったところを関係者に押さえられていた。
ツースト(しーっしーっ!あおいにバレたらどうする!)
ギロロ(ところでそこのメガネの男は誰だ?)
タクト(高瀬拓人、タクト。以後よろしゅう)
マタドーラ(あのタクトって奴、いい色気だな;)
ドラえもん(えっ?マタドーラって裸族な上にホモだったの?)
すると、しんのすけに誰かがぶつかった。
しんのすけ「あっ、ごめんくさい」
ネネ「ごめんなさいでしょ;」
男「いや、いいえ、俺、拾いますので・・・」
風間「いや、ボクも拾います。って、あれ・・・?」
すると、風間は何かに気付く。なんと財布が複数あったのだ。
風間「これ・・・」
ドラメッド「なんで財布が複数あったであーるか?」
女性客A「そこ、どうしたの・・・って、これ、私の財布じゃない!」
クルーク「えっ!?」
女性客B「私の財布まである!!」
ツースト「えっ・・・ってことは・・・」
大半の全員(#^ω^)バッ(王ドラの方に向く)
王ドラΣ(・ω・ )
王ドラ「なんで私の方に向くんですか?」
ツースト「黙れ!お前がまた抜きうち避難訓練のためにこいつに指示したんだろ!?」
王ドラ「私じゃありませんよ!じゃなきゃこんな時に抜きうちなんかしません!」
男「そうだそうだ!俺が計画したんだ!あっ;」
大半の全員「え?」
そして男があっさりボロを出したことにタクトは言う。
タクト「あんたまさか船上荒らしか?なら、ちょっと事務所にーーーー」
男「くそっ!!」
すると、男がぽぽかの方に駆け込んで彼女を連れ出して人質に取った!
ぽぽか「きゃあっ!!!」
あおい「ぽぽか!?」
男「逃走用の船を出せ。さもなければこいつ殺すぞ!!」
王ドラ「バカな真似はやめなさい!我々はCOMです!」
あおい「えっ、みんな!?」
男「COMが何人来ようが同じだ!」
キッド「バカな真似はやめろ!オレは警察関係者だ!」
タクト「あんた、警察関係者だったんか!」
男「警察が来ようが同じだ!」
ツースト「(ああもう!)バカな真似はやめろ!俺達もCOMだ!」←ヤケクソ
あおい「一体何なんですか!!?」
男「警察やCOMが来ようが同じだ!こいつを殺してやる!」
あおい「待ちなさい!」
すると、あおいが果敢に船上荒らしの男に立ち向かう!
あおい「その人は僕の大事な人なんです。だから、人質を取るなら僕を殺して下さい!」
男「よし、まずはお前から殺してやる!」
すると、タクトが唱える。
タクト「バカな真似はやめとき!」
クルーク「えっ、あんたの親族、警察関係者なのかい!?」
タクト「俺、スマホを持ってるくせに未だにガラケー持ってんねん」
ドンガラガッシャーン!!!(大半の人達がずっこける音)
この時点で船上荒らしの男も倒れ、船上荒らしの男はキッドに確保される。
キッド「よーし、確保!」
王ドラ「こいつ、船上警察に突き出しますんであとはごゆっくり〜」
ドラケロ防衛隊が船上荒らしの男を船上警察に突き出しに行った中でぽぽかはあおいにお礼を言う。
ぽぽか「あおい君、助けてくれてありがとうございます・・・」
あおい「いざという時にはちゃんと身体が動いてましたね。ところで・・・」
すると、あおいは逃げようとする男子組を捕まえて睨む!
あおい「なんであんたらがここにいるんですか?まあ、王ドラはどうせなら仕方ないですし、またクロードかガスパが見抜いたんてますか?」
そして大半の全員がクロードを指差しながら教える中でクロードは慌てる。
クロ(クロード)「あっ、汚いだろう!・・・そうだ。何かおかしいなと思ってロゼに調べさせてもらったのだ」
あおい「そういうことでしたか・・・」
すると、今回の意趣返しとしてあおいはクロードに鉄拳制裁する!これに大半の全員が怯える。
あおい「さて、次はツーストですかね・・・」
ツースト「えっ!?俺も殴られるの!?」
クルーク「行けよお前!ボク達はその隙に逃げるから!」
あおい「あ、今船は帰る最中のまっしぐらですよ?」
クルークΣ(;□Д□)
あおいが大半の男子組全員を殴ろうとして詰め寄る中ですると、ぽぽかはこの仲良い光景(?)に微笑む。
あおい「何がおかしいんですか?」
ぽぽか「いえ、みんな仲良くて羨ましいですね」
ぽぽかの笑顔にあおいが顔真っ赤になる。すると、あいりがモニター越しでぽぽかに話しかける。
あいり「ぽぽかちゃん、ごめんなさいね;ちょっとあおいが心配になっちゃって・・・」
ぽぽか「いいんです。おかげで双子の姉弟仲良いってことはよくわかりました」
サン「ごめんアル。今度、あいりとあおいが出席するパーティに出席してもらうように上に促すから・・・」
タクト「!」
すると、タクトは何かに気付いたかのように言う。
タクト「あんたが月島あいりちゃん?ということはこの男の娘があんたの双子の弟の月島あおい君か?」
あいり「ええ、そうですけど・・・?」
タクト「うちの管弦楽部の部長のチームムーンライトのリーダーの雫石みくるが小さい時から世話になったらしいな」
あいり「その子、もしかして・・・みくる?」
ツースト「えっ?」
月宮学院高校の管弦楽部の部長で学園のトップに立つチームムーンライトのリーダーの雫石みくるとあいりが面識あることに大半の全員が驚く中でタクトは言う。
タクト「みくる、あんたのことえらい楽しそうに語ってたで。よほど大切な人だったみたいやな。今度の俺らが出場する全国音楽コンクールの室内楽部門、あんたに見てもらいたいんやってさ。それを見ない限り、あんたをずっと待っとるわ」
ツースト「ちょっと待て!あんたのところのリーダーで部長とあいりはどういう関係なんだ!?」
タクト「今はあんたに言うべきではないみたいやな。あおい君も流石に黙っとったみたいやし」
ツースト「はあ!?」
ゼオ「おい、ツースト、仕方ないよ。恋人にも言えない事情があるんだから」
そのことを経験したゼオの言葉にツーストはようやく黙る。すると、クルークは言う。
クルーク「あっ。客船、もうすぐ神戸港に帰るみたいだね」
あおいとぽぽかの仲も深まった一方、月宮学院高校の管弦楽部の部室ではエレキヴァイオリンで弾いていた少女がいた。そう、彼女が管弦楽部の部長でチームムーンライトのリーダーの三年生の雫石みくるだ。
みくる「・・・この時を待っていたよ・・・」
みくる「私のあいり・・・室内楽部門で優勝したらすぐ迎えに行くからな・・・」
今年の全国音楽コンクールでは一波乱を起こしそうな年になりそうだ・・・。
FIN
「後書き」
今回はあおいとぽぽかに関するお話でした。ラストではちょいと伏線を張ってたり。多分大半の伏線回収は全国音楽コンクールと今回の黒幕との決戦になりますかね。
あおいとぽぽかの仲は深まりましたが、あおいとぽぽかの仲が深まるのを楽しみにしていた方もいましたのにラストではこんな伏線張って申し訳ない;
感想OK