二次創作小説(紙ほか)

解き放たれた恋愛のもつれ(その1) ( No.558 )
日時: 2018/07/10 23:27
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

今回はツースト×あいりメイン+その周囲を取り巻く人々の騒動。ちょっと危ない要素が入ってるのでRー15かもしれません。やってはありませんが15歳未満の方は見てはいけませんよ?






サタン「そんな悩んでるお前に面白いものがあるぞ」


その一言が後に起こる大騒動の始まりだった。






王ドラ「うーん・・・;」


その数分前のスマブラ屋敷、王ドラは悩んでいた。あいりをストーカーするガスパのことだ。


王ドラ「今となってはストーカー規制法もありますが、奴は周囲からの信望が厚いですからね・・・;なんとか奴を大人しくさせる方法ってないんですかね?」


王ドラが歩いていた瞬間、闇の貴公子サタンが現れた!


サタン「そんなお前に朗報だ!」
王ドラ「!サタン!今日はなんなんですか!?」
サタン「そんなお前に少し楽させてやろう」


サタンはその後に冒頭の言葉を言った後に王ドラにあるものを渡す。ある薬だ。


王ドラ「薬・・・ですか?」
サタン「この薬を今大人しくさせたい奴にかければまんまと大人しくなるぞ。まあ、使うのはお前次第だがな。じゃあ、さらばだ」


サタンはそう言って立ち去った後に王ドラはその薬がなんなのか匂いを確かめるが、微かに匂いがするだけで害はなさそうだった。


王ドラ「どうやら無害みたいですね。これをかければガスパさんは少しは大人しくなるみたいですねえ・・・」


王ドラはそう言ってニヤリと意地悪な笑みをした後にガスパのところに向かう。一方、ガスパはいつものようにあいりにちょっかいをかけてツーストを怒らせていた。


ツースト「だから、なんでお前はあいりにちょっかいをかける!?このことをシェゾに言っても信じてくれないように仕向けただろ!?」
ガスパ「みなさまの情報を巧みに利用するのが執事の務めでございます」
ツースト「そんな務め執事としてはありえねーから!!!」
レイト「でも、ちょっとはわかるなー。手に入れるためなら人を利用して周りを固めるもんね」
クロ(クロード)「それはそれで・・・いいかもな」
ツースト「こら!!」






クルーク「何回見ても飽きないなあ」
ゼオ「そだねー」
アイオーン(あいりを守っておけとあの悪魔(ツースト)に言われたが・・・三人とも+シマリスのクロス、サンダースのキャラメルで天国・・・!)
シグレ「あー、この紅茶、美味しいなー」
エニシ「ロゼが買ってきてくれた茶の葉はいい味だ・・・」
ヤマト「つか、あの人、紅茶を淹れるのが上手い人っすよねv」
ナルカミ「このクッキー下さい」
あいり(つか、なんで私はクルーク達と紅茶を飲んでますの・・・?)←気付いてない
クロス&キャラメル&ステラ&リスト&チョコ「もっしゃもっしゃもっしゃもっしゃ(チンゲン菜を食べている」


もう恒例化した日常に王ドラがドアをバンと開けた!


王ドラ「あなたの野望はここまでですよガスパさん!」
クルーク「王ドラ!」
ガスパ「どういうことですか?」
王ドラ「あなたの野望はこの薬で挫きますよ!」


王ドラはその薬をガスパに見せつける中で彼はふっと笑う。


王ドラ「?何がおかしいんですか?」
ガスパ「だってそれは・・・」






ガスパ「オ・ト・ナのクスリですよ?」
王ドラ「」←ようやくサタンが自分に渡した理由がわかりフリーズ






なんとこの薬、オトナの薬だった(爆弾投下)
ガスパは王ドラを煽るかのように言う。


ガスパ「そのクスリの意味も分からなかったのですか?オレンジの悪魔と言っても所詮は恋愛に関してウブすぎるDTですねえ」
アイオーン「そうだったのか?なら、ロムかヤイバに連絡して・・・」
エニシ「どさくさに紛れて非DTのメンバーに連絡するなあああああー!!!」
クルーク「えっ!?ロムはともかくヤイバ、非DTだったの!?」
ヤマト「そういうクルークはDTなんすね」
クルーク「黙れ(□ω□#)」


ガスパの挑発に王ドラは業を煮やしながら言う。


王ドラ「今まで耐えてきたんですが、もう我慢なりませんよ・・・要するにあんたにこれをかければいいだけですよね?私の知り合いの欲にまみれた男達の輪の中に放り込んで思いっきりマワさせてあげますよ!」
ツースト「待て!王ドラ!」


すると、ツーストが王ドラからオトナのクスリを奪い、慌てながら叱る。


ツースト「こんな一方的な陥れ方はよくねーぞ!!」
王ドラ「あなたはさっきまでの光景を見てないんですか!!?それとどっちかって言うとこっちがストレス溜めてたんですよ!!」
ゼオ「・・・」


すると、ゼオはツーストに聞く。


ゼオ「ツースト、それ使ってあいりをいじめるの?」
ツースト「はあああああーーーーー!!!?(顔真っ赤」
あいり「そうだったんですの!!?(同じく顔真っ赤」
ヤマト「ヒューヒュー!熱いっすねお二人さん!」
エニシ「ヤマト、はやすな!!」
ヤマト「じゃあ、エニシは?」
エニシ「ツーストからの返答が聞きたい(きっぱり」


大半の人一同からの白けた目と純粋な瞳にツーストは答える。


ツースト「もし使うとなればお前らがいない時にあいりに使いたいなー!つまり俺が」
クロ(クロード)「私に使いたいなあ」
ツースト(^言^#)ピキッ


そしてツーストはクロードに曲刀で攻撃する!






今回は下ネタありのややギャグ

解き放たれた恋愛のもつれ(その2) ( No.559 )
日時: 2018/07/10 23:31
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

ツースト「砂嵐いいいいいー!!!」
クロ(クロード)「まだまだぁ!ブルーイリュージョン!」


あいりに関する恋愛のもつれからの乱闘騒ぎに大半の全員が身を守るために隠れる。クルークは隠れながら止めようとするが・・・


クルーク「やめてよ二人ともおおおおおー!!!スマブラ屋敷壊したらルイージやウルフに殺される!!」
ツースト「せいや!(曲刀をクロードの後ろに投げる」
クロ(クロード)「む!」


すると、ツーストはクロードの後ろに曲刀を突き刺して技を解放しようとするが・・・


ツースト「グランドダッ・・・」
クロ(クロード)「ヘルズドア!」
ツースト「ぎゃあっ!!!」


すると、レイトが二人を叱責しながら止めようとする。


レイト「いい加減にやめてよスマブラ屋敷が壊れるよ!!」
ツースト「なんだと!?」
クロ(クロード)「文句があるなら実力で止めてみよ!」
レイト「やるか・・・」


すると、アスパラを模した短剣がツーストとクロードの方に飛んできた!彼らはそれを辛うじて避ける。


レイト「ガスパさん!」
ガスパ「何をしているんですか?あいりサマに関する乱闘なら私も混ぜてください」
レイト「ええ・・・いいですけど・・・その短剣はどこから・・・」
ガスパ「あいりサマと野菜王国王家を守るために訓練した時に持っていた短剣です」
レイト「ああ・・・ガスパさんなりにこの空気を察して備えてたんですね」
ツースト「んな備えいらねー!!!俺はガスパから片付ける!!お前、レイトな!」
クロ(クロード)「あんな美男子の顔に傷つけるようなことはしたくないのでな」
ツースト「俺は美男子じゃねーのかよ!!!」


ツーストとクロードの言い合いにレイトは内心で業を煮やしながら言う。


レイト「来ないのなら・・・こっちから行くよ!ガスパさん、GO!!!」
ガスパ「かしこまりました!(短剣を二人の方に投げる」
ツースト「ぎゃあああああー!!!短剣が舞い降りたーーーーー!!!」
クロ(クロード)「逃げるぞ!!」


このままではスマブラ屋敷を破壊しかねない乱闘騒ぎにクロスは改めて恋愛の怖さを思い知る。


クロス「ああ・・・どうしよう・・・;」
王ドラ「なんとかはこの薬を守り抜いて後で処分しないと・・・;」
あいり「このままでは行けませんわね・・・;ちょっとー!」
リスト「あ!」


すると、リストがガスパの短剣が王ドラの方に向かっていることに気付く!


リスト「王ドラ、危ない!」
王ドラ「えっ!!?」


すると、王ドラは思わず身を守ろうとしてオトナのクスリが壊れ、近くにいたあいりに直撃しそうになる!


あいり「えっ!!?」


すると、あいりはすぐに避けオトナのクスリは破損し、音に気付いたツースト達が駆け寄る!


ツースト「お前ら大丈夫か!あいり、大丈夫か!?何か変なもんでも・・・あいり・・・?」






夏美「・・・!?」


同時刻、日向夏美は何かしらの悪寒を感じた。その時にあいりのことを思い浮かべた。


夏美(あいりちゃんに何かあったの・・・?)


夏美は早足で歩くと、何かしらもめている声がした。夏美がそのドアを開ける。


夏美「入るわよ・・・?」


すると、夏美が入った瞬間に部屋にいたツースト達大半の一同が唖然となった。彼らの後ろにいたのは・・・


あいり「な・・・つみ・・・?」
夏美「!!!?あいりちゃん!!?」


あいりが狼に襲われそうになった羊のように泣いている。その原因は王ドラの持っていたオトナのクスリの破片にあった。


夏美「・・・!!!!!」


一瞬の静寂、それを破ったのは夏美の擬態変身の音だった。

解き放たれた恋愛のもつれ(その3) ( No.560 )
日時: 2018/07/10 23:39
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

サゴ「王ドラがここ最近ピリピリしてるからせめてカルシウムになる食べ物を買っておいたんだが・・・」


サゴは王ドラの機嫌を直すためにカルシウムになる食べ物を買ってスマブラ屋敷に来ていたが、すると、何かしらの音がする。


サゴ「あっちが何か騒がしいな・・・」
大半の一同全員「ぎゃあああああーーーーー!!!!」


すると、大半の一同全員がサゴのところに逃げて来た!サゴは動じずに聞く。


サゴ「どうしたんだ?」
王ドラ「助けて下さい!!私が殺される!!」
サゴ「泣いたりピリピリしたり元気な奴だな。それにお前を殺すことができる奴なんか誰も・・・」


すると、サゴの後ろの壁に銃弾が降り注ぐ。


サゴ「あ。随分とヤバいみたいだな」
大半の一同「ぎゃあああああー!!!!」
サゴ「一体誰が・・・」


すると、サゴの目には鬼の形相をしたいつもの戦闘モードのモビルスーツに擬態した夏美が映っていた。サゴは微かに驚く。


サゴ「夏美・・・!?これは・・・?」
夏美「・・・今まで耐えて従って来たけどもう我慢ならないわ。王ドラ、その首をもらうわ!!!!!」


夏美はビームソードを使い、王ドラを斬ろうとするが、王ドラは持ち前のスピードでそれを辛うじて避ける。


王ドラ「ぎゃあああああーーーーー!!!!!」
夏美「チッ!」


すると、その騒ぎにスマブラ屋敷にいた一同が駆けつけ、夏美の手を掴む。


ロム「やめろよ夏美!!!」
シュウ☆ゾー「女の子がこんな暴力しちゃいけないよっ☆」
夏美「うるさあああああーい!!!(両手を掴んだ二人を蹴る」


危機を感じたロムとシュウ☆ゾーがその蹴りを辛うじて避ける中でルルーが自分の従者であるミノタウロスことミノに命令する!


ルルー「ミノ!私に牛肉にされたくなければ夏美を何としてでも止めなさい!」
ミノタウロス「ルルー様、了解しました!」
アルル「ボク、ぞう大魔王を呼ぶよ!」
シェゾ「ぞう大魔王なら何とかしてくれるかもな!」


力が強いミノタウロスが夏美と戦う中でギロロが彼女を心配する。


ギロロ「夏美・・・」
キッド「行くぞギロロ!今の夏美はお前の言葉は届かねーよ!」


夏美の暴走を止める役割をミノタウロスと後からやってきたぞう大魔王に任せ、今回の騒動の発端の一つである王ドラ達を含めた一同がスマブラ屋敷の地下に隠れる中でカレンは王ドラに尋問する。


カレン「ねえ、王ドラ・・・あなた、夏美に何したの?」
シェゾ「そうだぞ。何したんだ?」
クリオラ「夏美を怒らせたのあんたしかいないでしょ;」


王ドラは彼らからの尋問に答えを拒否する。


王ドラ「関係ないあなた達に答える権利はありませんよ」
ロム「言わなければ夏美の前に引っ立てるが?(▼益▼###)」
王ドラ「うう・・・;」


すると、ガスパはみんなに見つからないように短剣を王ドラの長い尻尾の近くに構える。


ガスパ(なるべく私は関係ないように脚色して下さいね?)
王ドラ(わかってますよ・・・;)


王ドラは多少の脚色を含めて真相を話した。


王ドラ「サタンにオトナのクスリをもらってからなんです・・・」


王ドラの脚色を含めた証言は「イライラしていたところをサタンにオトナのクスリをもらってそれをツースト達にあげようとしたところを目撃者のゼオやクルーク、アイオーンや吟遊月華以外の彼らがあいりのことでもめ、ガスパがやめさせようと短剣を投げつけたところをあいりは直撃しそうになったところで辛うじて避け、オトナのクスリが破損してしまい、あいりはオトナのクスリでツースト、クロード、レイトにマワすのは避けて欲しいと王ドラに懇願しながら泣いた」らしい。実際の真実には「あいりの自称下僕のガスパのことでイライラしていたところをサタンにオトナのクスリを渡され、ガスパをそれで大人しくさせようと彼によればオトナのクスリだと判明し、オトナのクスリの所有権とあいりを巡ってツーストとクロード、レイトとガスパがもめてガスパの誤爆の短剣でオトナのクスリが破損し、バレないように掃除しなければならなくなり、近くには掃除用具がなく、誰が掃除用具を取りに行くと上記の四人がもめてクルークがついいっそのことあいりをマワせと発言してしまい、四人を怒らせてクルークを袋叩きにしようとしたところをあいりが泣きながら止めた」ことであるが、どちらにせよ王ドラがツースト達を使ってオトナのクスリであいりを大人しくさせようとしたこと(これも多少は脚色を含んでる)それだけであいりの大切な友達である夏美は怒りで我を忘れた。


ププル「っ!!!なんて酷い!!あいりはツーストさんが好きなんだよ!!酷すぎる!!」
サゴ「王ドラ、夏美の怒りはもっともだ。それは人として最低だぞ」
王ドラ「っうるっさーい!!!私は悪くありませんよ!!私もサタンの被害者ですよーーーーー!!!」


ププルとサゴに責められ、王ドラはついに逆上紛いで怒りが爆発した。だが、二人はおろか事件の本当の真相を知っているキャラ以外の人達からの視線は相変わらず冷めたままでツーストは空気の悪さを察知し、なんとかフォローする。


ツースト「と、とにかく夏美を止める方法を考えるぞ!なんとか夏美を止めれるほどの実力者を・・・」
ギガディス「そういえば、そなたも王ドラの被害者であるな」
王ドラ「なんとか弱点を知ってて・・・感情を隠す人・・・あ!」


すると、王ドラはクロードの部下の忍者である東雲兄弟を思いつく!王ドラは彼らに言う。


王ドラ「東雲兄弟!あなた達なら夏美さんを止めれますよ!」
クロ(クロード)「杏と氷は貴殿の従者ではない!私の大事な部下だ!」
王ドラ「東雲兄弟は小雪さんの忍者仲間ですから、私のしもべでもあるんです!ほら、行きなさい!」


王ドラは命令するが、東雲兄弟は動かない。王ドラは怒る。


王ドラ「ちょっと!なんで行かないんですか!」
杏「・・・あなたはクロード様を使おうとしましたわよね?私達はご主人様のクロード様の危機には駆けつけますが、あなたのしもべではありません」
氷「それにあなたはクロード様を陥れてあいり様を傷つけようとして夏美の心も傷つけました。できることならーーー」


すると、杏と氷が忍者の刀で王ドラに向かって構えながら言う。


杏&氷「あなたをこの手で捕まえて夏美の前に差し出すつもりでした」
ゼオ「すっげー!やっぱ双子だ!息ぴったり!」
エニシ「ゼオは黙ってろ;」
ロゼ(ミカエル)「おい!大変なことが起きてるぞ!」
ヤイバ「どういうことだ?」


ロゼに案内され、すぐに行くとそこにはケチャップまみれになっているミノタウロスとぞう大魔王の姿だった。命こそは助かったもののその光景を見てルルーはミノタウロスを介抱する!


ルルー「ミノ!大丈夫!?」
みさえ「これ、全部夏美ちゃんが・・・!?」
王ドラ「・・・こうなれば!」


すると、王ドラはあるところに駆けようとするが、キッドは聞く。


キッド「おい!どこに行く気だ!」
王ドラ「サタンに頼んで夏美さんに対抗できるような強力な魔物を出してもらいます!」
ドラえもん「!?無茶だよそれ!!」
ドラにコフ「ガウガウガウ!ガウ!(ただでさえ王ドラが発端の一つで夏美ちゃんだけでもヤバいのに害のある魔物を出したら害を呼ぶよ!」
王ドラ「うるさい!もうこうなったら害を呼ぶしかないでしょう!?」


そして王ドラはサタンのところに駆け出し、そこにサタンがいた。


サタン「おー。上手くいったか?」
王ドラ「オトナのクスリのおかげで私は散々でしたよ!!今すぐ慰謝料として強力な魔物を呼びなさい!!」
サタン「?そんなクスリではなかったはずだが?」
王ドラ「あれで夏美さんが大暴れしたんですよ!!」
サタン「ほう、夏美が・・・」


サタンはその言葉に頬が緩む。どうやら遊びでやったことが思ったより上手くいったらしい。サタンはすぐに尊厳のある態度に戻す。


サタン「よかろう。気が変わった。アニカビの魔獣でいいんだな?」
王ドラ「ぜひお願いします!!!」


サタンはアニカビに出てきたオクタコンを始めとした超強力な複数の魔獣を呼び出す。サタンはそれを出した後にアルル達にバレないように逃げ出す。


サタン「じゃあ、ゆっくりなー(飛びながら逃走」
王ドラ「ふふふ、これで・・・(悪そうにニカッ」
メタナイト「王ドラ、お前いい加減にしろ!!って、うわっ!!」
デデデ「ゾーーーーーイ!!!王ドラ、これ、全部・・・!!」


すると、ドアがバンと開く音がした。最早女性殺人鬼のように暗い目をした夏美が現れた。ルカリオは気付く。


ルカリオ「夏美!!」
王ドラ「よく来ましたねえ夏美さん!あなたの怒りはこの魔獣達で挫きますよ!魔獣による大処刑ですよーーーーー!!!」


王ドラは夏美を複数の超強力な魔獣で襲わせようとしたが、夏美は武器の擬態を変えてその武器は大砲に変身する。


グリル「夏美ちん、武器を大砲に変えれるんだ!」
フォックス「あの今の夏美のモビルスーツの擬態は夏美の怒りに反応して強くなったんだ。つまり、あの大砲が放たれたら・・・魔獣は助からんな」


BGM:銀河に願いをED






チュドゴーーーーーーーーーン!!!!!







夏美の大砲により魔獣達は消し炭に、スマブラ屋敷は大☆爆☆破した。瓦礫となったスマブラ屋敷の中から王ドラが出てきた。


王ドラ「あー;危うく死ぬかと思いましたよ・・・;」
夏美「その通りだわ」
王ドラ「げっ!!!」


すると、王ドラの上から夏美が見下しながら出てきた。彼女は言う。


夏美「わざわざあの大砲から生き延びるなんてどこまでも悪運が強い奴なのね。だけど、これで終わりよ。死ね!!!」
ギロロ「夏美!!!」


ギロロが止めようとするが、王ドラは激怒の夏美に怯え思わず身動きが取れない。絶体絶命になるが・・・






???「夏美!」






誰かが夏美に抱きつくことで夏美は我に帰る。そう、夏美の大切な仲間であり友達でもある小さな女の子・・・


夏美「あいりちゃん・・・?」
あいり「夏美・・・こんなことはやめましょう・・・」
夏美「復讐はやめろって言いたいの?」
あいり「ええ」
夏美「だけど!!!」


すると、夏美は王ドラを睨みつける。王ドラは蛙が蛇に睨まれたかのように一瞬動けなくなってしまう。


夏美「あいりちゃんをこんなに傷つけようとした奴を私は許すことなんて・・・」
あいり「私のことなら気にしないで。これは私の問題でもありますわ。だから・・・」


あいりはガスパも王ドラも許しても許さなくてもどうでもよかった。ただ復讐をやめさせたいのではなく、大切な仲間であり友達でもある夏美が自分に関する問題を知って悲しませるようなことはさせたくなかったのだ。


あいり「だから、もうこんなことはやめて下さい」
夏美「・・・あいりちゃんが、そう望むなら・・・」


夏美はモビルスーツが解け、あいりを病院に連れて行く。怒りはもう少女により鎮められたのである・・・。

解き放たれた恋愛のもつれ(その4) ( No.561 )
日時: 2018/07/10 23:47
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

王ドラ「た・・・助かった・・・?」
ヤマト「今回はあいりちゃんに助けられたっすね、王ドラさん」
クルーク「あいりがいなかったら今頃は王ドラは消し炭どころかスクラップだったよ;」
ルイージ「今回の騒ぎは王ドラも一つの発端、鎮静させたのは王ドラじゃないから・・・」
ファルコ「この件はなかったことにして穏便に解決してくれ」


ルイージとファルコは一見すると優しい口調だったが、裏を返せば「夏美をオシオキ部屋に入れるなら王ドラがやらかしたこと全て最強天皇のユーリ(ポップン)の下に晒す」という意味合いも含まれていた。すると、ガスパは何かを持ちながら言う。


ガスパ「この像だけは無事みたいですねえ。「王ドラ殿が作った自身の銅像」!」
王ドラ&ガスパの本性を知る大半の全員「えっ;(まさか・・・;」
風間「あんた、自分で自分の銅像を作ったのか・・・」
ガスパ「じゃあ、私は坊っちゃまを迎えに行かねばなりませんのでご機嫌麗しゅう」


ガスパがクルストを迎えに行く中でロムが王ドラの頭を掴む!


ロム「テメェ、今やらかしたことだけでなく、銅像まで作らせたのか・・・(^ω^#)」
王ドラ「ちっ、違います!!銅像を作らせたのも私ではなくて・・・!!(パニックでわけがわからなくなってる」
ロム「言い訳なら聞きたくない。5!4!3!(王ドラを殴る準備に入る」
王ドラ「ひっ!!」






マルク「待つのサ、ロム!」


BGM:名探偵コナンのメインテーマ






すると、ガスパの噂について知っていたマルクとシアンとクロウが駆けつけて異を唱える!ロムはぴたっと止める。


ロム「お前ら・・・なんだよ;」
レトリー「シアン!?」
シアン「ロムちゃん達はとんでもない間違いを犯してるにゃ!王ちゃんは確かに発端の一つだけど、今回の原因じゃないにゃ!」
クロウ「ヤイバ、その王ドラの銅像をこの金槌で叩き割れ」
ヤイバ「こうか?」


ヤイバが銅像を叩き割った瞬間、王ドラの銅像は仮であり、本当の像が現れた!それは・・・






裸エプロン姿で料理用具のおたまを持つあいりの銅像だった(爆弾投下)






大半の全員「」←唖然
マルク「これはそれだけの額ならたかが知れてるし、ツースト、クロード、レイトが作らせたのは考えにくいのサ。つまり、よく考えれば簡単なその消去法で行くと・・・」






マルク「事の発端は数年前に幼いあいりを誘拐していたガスパなのサ!」






三人が話した内容は非常にショッキングな内容だった。まさか完璧な執事がこんなことしていたのは夢にも思わなかったのだろう・・・。ロムは王ドラの身体を離しながら言う。


ロム「そうだったのか・・・ありがとう」
クロウ「ああ」
ルカリオ「そういえば、私も奴から微かに赤い波動を感じ取っていたな・・・;」
シグレ「あーっ!!!・・・ガスパさん、クルスト王子を迎えに行くのは名目で・・・本当はサタンさんにオトナのクスリをもらおうとしていたんじゃ・・・;」
ツースト&クロ(クロード)&レイト「!!!」


すると、シェゾがツーストの肩を叩きながら言う。


シェゾ「安心しろ。俺が夏美を呼んで奴をぶちのめすから(真っ黒な笑顔」
ツースト「あ、ああ・・・;」


一方、ガスパはサタンから渡されたオトナのクスリを持ってあいりのところまで歩いていた。つか、どんだけサタン様はオトナのクスリ持ってんだよ。


ガスパ「サタン様に渡されたオトナのクスリであいりサマをさらいましょうかvまずは・・・」


すると、ガスパの近くにあった場所で爆発が起き、ガスパは川に飛ばされた!ガスパは助かったが、オトナのクスリが入った瓶は割れた。


ガスパ「あー!オトナのクスリがー!一体こんな爆発、誰の仕業・・・」


BGM:翼を下さい






夏美&シェゾ&ロム(▼益▼#####)
ガスパ「です・・・か・・・」






再度川での爆発によりガスパは飛ばされ、サタンが持っていた城の中のオトナのクスリは彼らの手により全部没収された・・・。


ガスパ「ジャ・・・ジャスタウェイク(顔パンパン」


終わりの野菜王国






「おまけ」今回の騒動に関係のあった人達


クルーク「あーあ、説教部屋で反省文10枚書かされるなんて・・・;」
エニシ「反省文10枚は軽い方だから頑張れ;少なくともガスパよりもまだマシだろ;」
ゼオ「プリン食べたーい」
アイオーン「ヴッ・・・」
シグレ「反省文書いて下さいよ;」
ナルカミ「まさか私達も煽った時点で関係していたとは・・・」
ヤマト「ホントっすね;」


すると、私語をした彼らはウルフにおたまで頭を叩かれる!ウルフは彼らを叱る。


ウルフ「自由になりたいんなら、私語は慎んで反省文を書け。話はそれからだ!」
反省文を書いている人達全員「はーい・・・;」


その後、彼らは真面目に反省文を書き、説教部屋から解放されたという・・・。







「後書き」


今回はちょいと危ない要素を含めた話でした。まさかラストにまさかのどんでん返しがあったことは誰も気付かなかったことでしょう。
前に言ってた短編3編は終わりましたが、多分これからが前の前後編のラストで言っていた話を作ると思います。その時までお楽しみに!






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