二次創作小説(紙ほか)

それぞれの動向と彼女から手を引いて(その1) ( No.597 )
日時: 2018/08/24 21:56
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

今回はファイナル前でのお話です!いろんな視点を掛け合わせながら書きました。






とある日の星ノ宮学園。セミファイナルでは星ノ宮学園が黒音学園を下した翌日で堀本から星ノ宮学園アンサンブルメンバーに賛辞の言葉をかけていた。


堀本「やあ、お前ら。ファイナル進出、おめでとう」


堀本からの言葉に金城は彼なりの感謝の言葉で返す。


金城「まあ、あんたにもウィグルゥにもクルーク達にも感謝しています。ファイナルでは必ず銀のトロフィーを勝ち取りますので見ていて下さい」
堀本「いや、これはお前らがちゃんとやることだ。俺は銀のトロフィーをお前らが勝ち取る手伝いを最後までするつもりだ」
金城「ありがとうございます」


ファイナルで演奏することにシグレがあわあわとなっていることが雨季は気付く。


雨季「シグレ、そんなに焦らなくても大丈夫だから。セミファイナルの時よりもいい演奏をするわよ」
シグレ「ああ!」
雨季「あと、これ」


雨季はシグレに何かを手渡す。雨季は言う。


雨季「それ、あげる」
シグレ「えっ、いいのか?つか、楽譜ですかこれ」
雨季「じゃあ、私はオーボエの個人練があるから」


シグレはそれを持っていた瞬間に空と勇飛がやってきた。


空「シグレ君、金城先輩達、どうしたの?」
勇飛「練習は?」
シグレ「あー、なんか雨季さんがこれをくれて・・・(箱を開ける)あ、開いた」


すると、箱、というよりも袋の中身は・・・






雨季の美味しそうな手作り弁当でした☆(爆弾投下)






シグレ「えっ、弁当?」
空「へぇー(ニヤニヤ」
シグレ「雨季さん、今日は俺の弁当を寮に忘れてきたことに気付いたのか!すごい気遣いだな」
勇飛「!?シグレ、お前パネェな!あと、何泣いてんだ黄田先輩、宮島先輩!金城先輩も無表情ながらジーンってなってるし!」
シグレ「えっ?」
まほろ「よかった・・・!うーちゃんにいい人が見つかって。私はとっても嬉しいんだ!小学校からの親友として心配だったの、モテるのにあの性格だから」
シグレ「???」
金城&宮島「朝倉を(末永く)よろしく(土下座しながら頼む」
シグレ「えっ?なんのことだ?」←他人から好意を向けられたことに関して鈍感


その翌日、スマブラ屋敷ではメタナイトがカービィの隣で起床していた。メタナイトはカービィの頭を撫でた後に寝ぼけ眼ながら部屋の外に出る。


メタナイト「朝の鍛錬をしなくては・・・つか、ソファーが新品に見え・・・って、新品!?」


ソファーが新品になっていることに気付いたメタナイトは大広間などの部屋を次々と探索する!そこにはどう見てもかなり豪華かつ新品の椅子などが置いてあった!


メタナイト「これはどういう・・・」
???「おい、パタパタ走るな。ホコリが立つだろう」


すると、メタナイトが振り向いたのはみくるとタクトを筆頭したチームムーンライトの姿だった!メタナイトは突然来た彼らに戸惑う。


メタナイト「誰だお前らは!」
美雨「みくる部長に向かって無礼ですねえ」
みくる「よせ。私達は客なのだから、怒ることはない」


すると、カービィが慌てながら大広間に来た!


カービィ「メター!これ、どういうことー!?」
タクト「おや。随分と可愛い一頭身やなあ。ほんまにかわええなあ(カービィを抱っこ」
カービィ「!?(顔真っ赤」
メタナイト「カービィに何してる貴様あああああー!!!(大激怒」
みくる「少し黙れ。こいつは女と見ると見境なく優しいからな」
楽我(そういえば、タクトの幼馴染のみくるは例外として美雨もタクトの被害者だった・・・;)


すると、どこか見覚えある足音がした。ゼオだ。


ゼオ「来たか、みくる」
メタナイト「知り合いか?」
ゼオ「こいつらは金城達率いる星ノ宮学園のファイナルの相手だ」
カービィ「そういえば、全国学生音楽コンクールの・・・」
みくる「そしてもうすぐ全国大会の覇者だ」
ゼオ「そうはならない。優勝するのは金城達率いる星ノ宮学園だ」
みくる「なぜそう言い切れる?あいにく私には所詮奴らには眼中がないのでな」


すると、また見覚えある足音がなった。あいりの双子の弟であるあおいだ。


あおい「みくる?」
みくる「やあ、あおいもスマブラ屋敷に来てたのか。随分と偶然だな」
あおい「朝来てみたらいつもと違うと思えばやっぱりキミがやったんですね・・・」
みくる「ご名答だ。スマブラ屋敷に滞在する以上このくらいは当然だろう?」
あおい「どう考えてもやりすぎですよ;」


すると、美雨が言う。


美雨「みくる部長、そろそろ時間です」
みくる「そうだったな。それでは私は一旦はお暇する。この私の演奏技術を観客席の方から目に焼き付けるがいい」


タクト以外のチームムーンライトメンバーが立ち去る中でタクトは言う。


タクト「景吾を通じてゼオ君にはほんと気が利くから助かるわ」
ゼオ「俺はあんたみたいに色気を振りまいてないんでね。滞在する場所ぐらい気を利かせてやったまでだ」


すると、他のスマブラファイターやスマブラ屋敷で仕事などで泊まっていたメンバーがちらほらと現れた。その中にはみさえもいたが・・・


みさえ「何の騒ぎ・・・(タクトの姿を見る)ズッキューン!!!」
タクト「なんか熱い視線を感じるなあ・・・」
みさえ「ス、ストライク・・・!!」
夏美「えっ;」
ルルー「ちょっと;」
タクト「おや?(ウインク」
みさえ「きゃあっ!!」
夏美「みさえさん!!!」
タクト「美しい人妻やなあ。どうや、俺の愛人やったらええよ」
みさえ「マジ・・・「聞きなさい!!!(風神脚」ぎゃんっ!!!何するの!!」
ルルー「何あんなのにちょっかいかけられてんのよ!!!」
タクト「“あんなの”・・・?(目が笑ってない」
クルーク「ほら、タクトさん、みくるさん達に置いてかれるよ!」
タクト「そうやったな。カービィちゃん。タクトって呼んでくれてええよ。しばらくの間はお世話になります。では俺は一旦失礼するわ」


タクトも立ち去る中でゼオはあおいに言う。


ゼオ「みくると面識があるなんて知らなかった」
あおい「僕と姉さんと美貴の父親とみくるの父親が大学の同期で、小さい頃から何度か会ったんです。・・・本当にすみません、こんな勝手な真似をして。すぐに元に戻させますから」
王ドラ「いえ、元の騒動による壊された跡に戻されるのは困ります!むしろこんなことは嬉しいですし、あおいさんが謝ることはないんです。みくるさんの態度だけは気に食わないですが・・・」


すると、ポップンのユーリが何かしら怒りに交えて叫んでいた。


ユーリ「私の大事な棺桶を勝手に私の趣味じゃない棺桶に変えたの誰だあああああー!!!」
王ドラ「あ、ユーリさんの棺桶は返してもらわないとダメですねOTL」←鬼畜で暴慢のサディストだがユーリが弱点
メタナイト「うわ・・・;」


ユーリが王ドラとメタナイトをユーリのお気に入りの棺桶を返してもらいに行かせる中でユーリ達は会議室である議題で話していた。それは・・・


カレン「青の吸血鬼一族?」
ユーリ「ああ。かつて私達赤の吸血鬼一族と同盟を組んでいた吸血鬼一族だ。今はその一族のリーダーのククラが一方的に縁を切られてしまったがな。その青の吸血鬼一族の一人がどこかの国に紛れ込んでる情報が入ったんだ」
シェゾ「そのどこかの国は詳細はわかるのか?」
ユーリ「私もその国はどこにあるのかは分からん。だが、調べていくもう一つの情報が入ったんだ。それは・・・こいつらだ」


ユーリがある五枚の写真をテーブルの上に置くと、そこには呪われた五英雄のエルドゥール達それぞれの写真だった!


サタン「シェゾの双子の弟か・・・」
シェゾ「俺にこんな目つきの悪い弟いねーよ!!こいつらがどうかしたのか?」
ユーリ「こいつらがその青の吸血鬼一族の一人の部下として王ドラとエターニャを追っている情報が入ったんだ。なぜそんなことをしているのか分からんがな」
アッシュ「いや、俺には王ドラ君とエターニャさんが何かしらやらかしたように見えるンスがね・・・;」


すると、その写真のうちの一枚を持ち上げた人物がいた。勝手に会議室に入ってきたタクトだ。


タクト「へー、この人らが王ドラ君とエターニャちゃんを追ってるんやなあ」
ルイージ「タクト!いつの間に会議室に入ってきたの!?」
タクト「あれ、そういえば、この人・・・うちの学校の管弦楽部の副顧問に似ておったなあ」
スマイル「えっ!?」
タクト「なんて嘘やで」
ユーリ(^ω^#)


すると、ユーリに半ば強制的に会議室から追い出されたタクトは歩きながらその写真について思う。


タクト「でも、さっきの写真の人、管弦楽部の副顧問によく似ておった気がするんやけどなあ・・・まあ気のせいやな」


一方、星ノ宮学園ではシグレ達がゼオからその話を聞いて驚いていた。


金城「タクト達、俺が言ってたこと本当に実行してたのか!」
ゼオ「ああ。金城の従兄、人妻のみさえを口説こうとしてたぜ。ルルーさんはサタン一筋だから「あんなの」呼ばわりしてたけど」
金城「あのバカ・・・;」
雨季「さて、練習しないと・・・」


すると、女生徒達が黄色い声を上げているのを聞こえた!金城は気付く。


金城「なんだ?あっ」


すると、校舎の階段の下にはチームムーンライトが女生徒達に囲まれて求められたサインを書いている姿だった!クルークは言う。


クルーク「タクトさん達だ!モテてるねえ」
宮島「そういえば、高等部に他校から研修生が来るって聞いたけど、あいつらのことか」
ラフィーナ「それにしてもなんでモテるのか知りませんわ。タクトさんは私が好む筋肉美の持ち主ですが」


すると、タクトが彼らに気付く!タクトは手を振る。


タクト「景吾ー!みんなー!そんなところにいたんかー!」
金城「げっ;」


すると、彼らが階段から降りる中で囲んだ女生徒達はタクトが金城の従兄であることを「やっぱり美形のDNAが受け継いでいるのねv」「なんて羨ましい遺伝子v」と受け取っていた。


タクト「景吾が来てくれるなんて思ってもみなかったわ」
金城「お前が呼んだんだろう」
アイオーン「金城、お前の従兄だろう。もっと礼儀を知らぬか」
金城「こんな奴、男に対しての礼儀は元から知らんから人を翻弄して振り回す性格だ」


すると、美雨が水を持ってきた。


美雨「暑かったみたいですから、水を持って来ましたよ」
リデル「ありがとうございます。こんな時にごめ・・・」


すると、美雨がリデルに水をかけた!美雨は見ていないうちに後ろからコップを割る。


リデル「!?」
アイオーン「ヴッ!?」
美雨「私ったらなんてことを!ごめんなさい、リデルちゃん!今私が代わりの服を用意しますので階段から降りて来た彼らと行動させて下さい!」
アミティ「ちょっ!?」
忠臣「わかりました、行ってくださいっ」


美雨がシグレ達をオーボエパートの練習場所の教室に連れて行った後に金城を始め怒声を上げる。


金城「お前、自分よりも年下になんてことをするんだ!」
あやクル「何が目的だ!」
美雨「いいから全員これに着替えて下さい!」


美雨が全員に投げたのは月宮学院中等部と高等部の制服だった!これにまほろは戸惑う。


まほろ「えっ、何・・・」
美雨「その他校の制服ではバレます。鳩宮先生は星ノ宮学園の学生寮に向かってるって連絡がありました。こんなこと、敵である以上最悪なことかもしれませんが・・・」






美雨「お願いします!みくる部長がああなった原因を調べて下さい!」

それぞれの動向と彼女から手を引いて(その2) ( No.598 )
日時: 2018/08/24 22:01
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
プロフ: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

そして美雨に案内され、月宮学院の制服を着たシグレ達は神戸にある月宮学院に向かった。美雨は言う。


美雨「月宮学院はイベント重視で、警備はそんなに厳重してないんです。だから、月宮学院の生徒に似た服を着れば必ずバレないはずです」
金城「おい。なんで鳩宮先生がいるとダメなんだ?」
美雨「・・・」


すると、美雨はその理由を言う。


美雨「・・・私の勝手な推論に過ぎませんが、鳩宮先生がみくる部長がああなった原因に深く関与していると思ったからです・・・」
シグレ「!」
美雨「この月宮学院は大学もありますのでその大学のコンサートホールに向かえばすぐにわかるはずです」


そして月宮大学のコンサートホールにたどり着く中で美雨は言う。


美雨「間違いなくこの階段で鳩宮先生が私達の演奏を見たという情報が入ったんですが・・・」
警備員「おーい、キミ達。もう閉館時間だよ」
ゼオ(お前の言う通りにやればいいのか?)
美雨(はい)


すると、ゼオはカメラを持ちながら言う。


ゼオ「俺達は月宮学院の新聞部の部員です。ここで雫石みくるさんが通ったという情報がありましたが」
警備員「ああ、雫石さんが鳩宮先生と初めて会った時だね。わしが見た時は鳩宮先生の方が雫石さんを連れて別の部屋に連れて行かれたよ」
美雨「やっぱりですか・・・彼はその連れて行ったこととみくる部長と戻ってきた時間の間にみくる部長に何かして・・・」
カーン(なあ、なんで新聞部なんだ?)
クルーク(新聞部の方が色々と都合がいいからと実際の新聞部が怖くて美雨さんに断ったからだって)


こうして警備員と別れた後に美雨は言う。


美雨「さて、あなた達に聞きたいことがありますが・・・」
あやクル「なんだ?」
美雨「この写真をご存知ですか?」


すると、美雨が差し出したのは鳩宮ことヴァハトがある女性と写っている写真だった!ゼオは言う。


シグ「うーん、こいつ知らない」
美雨「そうですか・・・」
まほろ「初めて見ても分からないし・・・!」


すると、まほろは思い出した!その女性が黒音学園の室内楽部の副顧問だった昼子ことヒルダであることに。


まほろ「この人・・・やっぱりそうだ!」
美雨「!?」
まほろ「この人、黒音学園の室内楽部の副顧問だったんですよ!」
美雨「本当ですか?」
まほろ「もしこれらが関係していたら真実を知ることができるかもしれません!」
美雨「ーーーもしそれが真実だとしたら、その線で鳩宮先生を追い詰めることができるかもしれない・・・」


そしてシグレ達が星ノ宮学園のある東京に帰る中で帰りの新幹線の中で美雨はまほろにお礼を言う。


美雨「まほろちゃん、ありがとうございました。事実を教えて下さって・・・」
まほろ「ううん、私は思ったことを言っただけですよ。でも、なんでそこまでみくるさんを助けようと思ったんですか?」
美雨「・・・。みくる部長は鳩宮先生と出会うまでそのリーダーシップで私達を引っ張り上げてくれたんです。みくる部長はまだ中等部に入学したばかりの私に声をかけてくれて・・・」


みくる『お前はすごい才能を持っているぞ。そうだ、ピアノだ。うちの管弦楽部に入ってピアノをやらないか?』


美雨「その言葉通り、私は初心者にも関わらずピアノが弾けるようになりました。みくる部長は一人一人の目線に立って落ちこぼれとバカにされた人達の中才能や資質を見抜いて、その才能を伸ばしてくれた理想的な部長なんです。でも、その部長はこの子を最も気にかけていました。今は他校の子ですが、月島あいりという人です」
まほろ「あいりちゃん?」
美雨「知ってるんですか?」
まほろ「クルスト君の友達です」
美雨「そうですか。みくる部長は月島あいりを気にかけてただ気にかけていました。でも、想いが届くことはなくて・・・でも、そのみくる部長がそれを鳩宮先生に付け込まれたんなら、私・・・」
まほろ(美雨さんって・・・)


すると、まほろは気付いたことを言う。


まほろ「みくるさんのこと、好きなんですね」
美雨「えっ?私は決してそんなつもりじゃ・・・」
まほろ「ごまかそうとしたってダメですよ。私も恋をしてるからわかるんです」
美雨「・・・!そうですか・・・」


そして星ノ宮学園に帰った後に堀本からの帰った後の第一声は・・・


堀本「バカアアアアアー!!!練習抜け出してやがってえええええー!!!」


堀本の怒声でした(笑)反省文を書いた後に空が出迎えてくれた。


空「美雨さんとみんなで駆け落ちしたみたいですね」
金城「駆け落ちなぞしとらんわ(月宮学院で調べたことについては今は黙っておこう・・・」


一方、スマブラ屋敷ではツーストは王ドラから話を聞いて驚いていた。


ツースト「はぁっ!?マジかよ!!?」
王ドラ「ユーリさんの大切にしていた棺桶を捨てられそうになったから取り返すだけでも大変でしたよ;みくるさんの尊大な態度だけでも大変なのにタクトさんが軟派な性格してるからもう・・・」


すると、誰かが花瓶を割った音をした!花瓶を落とした現あいり専属のメイドであるルドヴィカが驚きながら聞く。


ルドヴィカ「みくるって、雫石みくる殿!?」
ツースト「知ってるのか?」
ルドヴィカ「・・・みくる殿は」






ルドヴィカ「あいり様が吉祥学園に転校するまでの友達だったんです」






ルドヴィカ「あいり様はあの性格の割に結構な寂しがり屋でしてね・・・その頃は愛紗様もいませんでしたし、圭一郎様が忙しい代わりにいつもみくる殿があいり様の遊び相手になってくれました」
ツースト「お前は?」
ルドヴィカ「私は使用人というの立場故にただ見守ることしかできなかったんです!あいり様がみくる殿により微笑ってくれたことは嬉しかったですね・・・」
王ドラ「・・・一応言いますがまともなことを言ってるようで危ないような発言をしてるってことはペイペインさんと一緒ですからね;」
ルドヴィカ「私をあのメイドと一緒にしないで下さい!そんなわけで当時のあいり様はみくる殿だけに心を開いて一緒に開いてましたね。でもーーー・・・」


一方、あいりはスマブラ屋敷に来たみくるを訪ねるために彼女の部屋前に来ていた。あいりは入るべきかどうか悩む。


あいり(うーん・・・;入るべきかどうかは・・・)
???「そこで何をしている」
あいり「ひゃっ!えっ!?みくる?」
みくる「・・・久しぶりだな。あいり」


あいりとみくるが話をする中であいりはみくるを全国学生音楽コンクールで褒める。


あいり「聞きましたわよ。全国学生音楽コンクール、ファイナルまで進んだですって?やっぱりみくるの才能は計り知れませんわね!」
みくる「当たり前だ。私がいないとあの管弦楽部はまとまらない」
あいり「みくるはいつもそうでしたわね。自信満々で余裕があって。本当に可愛くな「大人になりたかったんだ」
みくる「あいりのこと好きだから、子供扱いされたくなかったんだ」


みくるはその告白の後に自嘲気味になりながら言う。


みくる「その考え自体が子供だがな。西日本大会の時もセミファイナルの時も見ていなかっただろう」
あいり「!ちゃんとTVで見ましたのよ。客席には行ってなかったですけど。ごめんなさい・・・」
みくる「まあ良い。ファイナルではちゃんと見ていろ。きっといい演奏になるから」
あいり「みくる」


みくるが立ち去る中であいりは自嘲気味になりながら言う。


あいり「・・・ハハッ。私の方が子供ですわね」


一方、ルドヴィカは言う。


ルドヴィカ「みくる殿を慕う人達はあいり様だけに構うのが許せなかったんです。香月美雨はあいり様いじめに加担してはなかったようですけど、あいり様に裏で嫌がらせするようになって、最後には階段から突き落として・・・それがあいり様を月宮学院に来れなくした、吉祥学園に転校した理由です」


その話を聞いた王ドラは女子達の争いにゾワッとした。


王ドラ「うわー;女の子の嫉妬・・・;女の子ってそういうのはネチネチ言いやすいですからね・・・;」
ツースト「いくら女だからって俺のあいりにやっていいことと悪いことがある!俺は今ならあいりのためならいじめた奴らを殺ることはできるぞ!」
王ドラ「やめて下さいよ、女の子相手に〜;」
ツースト「そうでもするのはあいつらの自業自得だ!」
ルドヴィカ(・・・ああ、あいり様。あなた様を思うが故に愛しの人に過去をバラしたことはお許しください・・・)


そしてファイナルの日、星ノ宮学園のアンサンブルメンバーは身を引き締まって金城は言う。


金城「では行くか。運命の日へ」
まほろ「うん!」
雨季「OK」
宮島「おう!」
夏目「よっしゃ!」
シグレ「ああ。会場では空さん達やアイオーン達も待っているから・・・行こう」


そして運命の場所である東日本大会やセミファイナルの開催場所でもある横浜みなとみらいホールへ・・・。
次回の全国学生音楽コンクール編最終回に続く・・・!






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