二次創作小説(紙ほか)

オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その1) ( No.640 )
日時: 2018/11/30 12:26
名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)

今回はあのオリキャラの従姉が登場!従兄弟は私には縁がないから憧れが強いんですよね・・・。






ある日の昼。リハビリで無事に回復し、タクトとともに近々退院することになった芯の強いトロンボニストは誰かに電話をかけていた。金城の家はエリート音楽一家であるため恐らくは外国で音楽を専攻している従姉だろう。


金城「もしもし、すぐりか?ああ、リハビリで回復してタクトと一緒に退院が決まった。年末年始、俺達がそっちに行ってレッスンを頼みたいんだが・・・」


すると、金城がすぐりからあることを聞いて驚く!


金城「ーーーえっ?違う楽器同士の12人ほど、そっちに向かうのか!?」


一方、スマブラ屋敷にいたテキサスが生んだロックパンダはあまりに平和なために退屈気味になっていた。


ジャガー「だあああああーーーーー!!!なんで最近面白いことがねーんだよー!!」
ゼオ「しょうがないだろう。今週はこっちは仕事に追われてたんだから」
ププル「ボク単独での取材もあったしね・・・;」
クルーク「まあ、ボクには関係ないけどね(嘘)ステラ、ポッキー食べるかい?」
ステラ「食べる!」
リスト「俺は焼きおにぎりがいい」
クルーク「はいはい」
アイオーン「神への供物は・・・」
クルーク「アイオーンの分も残してやる」


すると、誰かが現れた。吟遊月華の龍笛の弟だ。


シグレ「しばらく平和で拍子抜けしてるんですか?」
リデル「あ、シグレさん、こんにちは」
ラフィーナ「今日はなんのご用で?」
シグレ「金城の・・・(ふとジャガーを見る)なんですか、この小さいパンダ」
ジャガー「お前、情報に疎いと言われてるだろ」
アイオーン「こやつはジャガー・B。テキサス州が生んだ可愛いパンダ「バシッ(ジャガーのパンダパンチがクリーンヒット」ロックパンダのギタリストだ(頭にはたんこぶ」
シグレ「こんな小さなパンダがギターが弾けるなんてありえないことはないよな・・・;あ、そうだった。金城、タクトさんと一緒に退院が決まったよ」
アミティ「へー!よかったじゃん!」
シグ「うん」
あやクル「でも、お前の目には何か頼み事がある様子だな。どうした?」
シグレ「実は・・・」


シグレはその頼み事の内容を話した。それは・・・


クルーク「フランスに住んでる金城の従姉さんが金城が退院した翌日に日本に来るって!?」
シグレ「その金城の従姉さんが俺の話を聞いて興味が出始めて、それで違う楽器同士の従姉さんを含めた12人ほど日本に来るそうだ」
ゼオ「違う楽器同士って、吹奏楽部で言う全パートのことか」
ププル「よくわかったねゼオ;」
シグレ「それで俺に日本を案内してもらうよう金城に頼まれたんだ。でも、日本のことは俺もまだよく知らないから、アイオーン達に手伝ってもらおうと思って」
ジャガー「オレの日本案内は!?金城って言う奴の従姉よりもオレが大事だろ!?」
クルーク「わかった」


すると、クルークはシグレの手を取りながら言う。


クルーク「キミの正直な熱意に感動したよ。ジャガーの日本案内にもなるし、それがいいよ」
ジャガー「ちょっと!?」
クルーク「ジャガー、金城の従姉さん達と一緒に日本のことを知ったらアイオーンのカードでキミの好きなバーボンを大量に買わせてやる」
アイオーン「ヴッ!?」←嬉しいらしい(可愛いもの限定のドM)
ジャガー「・・・ホントか?」
クルーク「ああ、天に誓っても本当だよ」
ジャガー「わかった」
あやクル(またかなりの費用を使うのか・・・;)


そして金城がタクトとともに退院した日の翌日に金城達とともに彼らは金城の従姉達を迎えに行くために航空に向かっていた。


金城「お前ら!こっちだ!」
まほろ「今日はなっちゃんも帰って来てるからどこでもドアを提供してくれた王ちゃんには感謝しないとね!」
夏目「みなさん、はじめまして、シグレには大変お世話になっています、黄田夏目です」
クルーク「ああ。キミが噂の・・・」
雨季「あら。あなたはあの時のパンダ!」
ジャガー「また出くわしやがった;」
宮島「こないだの件はうちの学校の奴が迷惑をかけたな;」


金城はすると、航空内にあったコンビニを見ながら言う。


金城「ちょっと清史郎達とジュースを買いに行くからシグレ達はそこのベンチで待っててくれ」
ラフィーナ「はいですわ!」


シグレ達がジュースを買いに行った金城達を待つ中ですると、ふと前に目をやるとそこにはギャングに囲まれている金城らしき人物がいた。


クルーク「あれ、金城?ジュースを買いに行ったんじゃなかったの?」
シグレ「すぐ行こう」


一方、金城らしき人物がギャングに囲まれながら断っていた。


金城らしき人物?「困ります!友達が待ってるので・・・!」
アニキ「お前ほどこんなに美しいものはない。わしは美しいものが大好きなんだ!」
子分「ヒュー!美しいものを求める愛の狩人のアニキー!」


すると、その場に居合わせたクルークが子分の首を死なない程度に掴んだ!


子分A「いでででで!!!」
クルーク「お前ら何してんだよ!」
アイオーン「そこの頭丸めた者。その手を離せ。そいつは貴様には関係ない」
アニキ「・・・」


すると、アニキは超絶美形なアイオーンを見てときめいた!


アイオーン「ヴッ?」
アニキ「おお・・・なんていう美しさだ・・・わしはこんなに気高く孤高な奴は見たことがないぜ・・・誘拐して家に持って帰るうううううー!!!」
子分「ヒュー!アーニキイイイイイーvvv!!!」
ゼオ(^言^)ブチッ←可愛いがアイオーンみたいな美しいに該当されなかった


バキッ!ドカッ!ベキッ!ドゴッ!チュドーン!


クルーク達が金城らしき人物を助けた後にシグレはギャングの意外な一面に驚いていた。


シグレ「まさかあのギャング、アイオーンがタイプだったなんてなあ;」
リデル「アイオーンさんは超絶美形ですからね;」
金城らしき人物?「あの!助けてくれてありがとう!」
ププル「えっ?金城、何言ってるの?そんなの金城じゃ・・・」


すると、その金城達が戻って来た!


金城「おい、なんか騒ぎがあったがどうした?」
アミティ「え?」


すると、シグレ達は金城と金城らしき人物が二人いることに気付く!雨季は金城らしき人物に声をかける。


雨季「すぐり師匠!?」
あやクル「えっ!?」
すぐり「あっ、ケイ、まほ、なつ、雨季、セイ、久しぶりー!他のみんなももう来てるよ!」
ジャガー「ええっ!!?」


金城と同じ顔をした人物が金城の従姉だとわかり、一同は休みの日の星ノ宮学園に集まった。雨季を筆頭に吹奏楽部員全員やシグレ達は正座しながらかしこまる。


すぐり「ちょっと何かしこまってんだよ。足崩しなさい足ー」
雨季「いえ!このままで!」
すぐり「あんただけだよいいの?」
ゼオ「12人の各パートの奴が来るとは・・・暇なのか?」
すぐり「違うよー!」
シグレ「おい、雨季さんがあんなに畏るなんて・・・」
金城「ああ、シグレには言ってなかったな。俺達吹奏楽部や音楽科の生徒は冬にフランスで音楽の理解を深めるため合宿するんだ。すぐりは親の仕事の都合でフランスに住んでから12歳でエコールノルマルにオーボエの首席で合格したんだ」
クルーク「12歳でエコールノルマルに!?今すぐりさん、何歳!?レベルとかは!?」
金城「俺の一つ上だが・・・準備段階のレベル1の時の一年生の時は将来性を見込まれて飛ばさなかったが14歳でプロコースのレベル5に飛ばしたんだ。今プロコースのレベル6かな」
ププル「すぐりさん、フランスの飛び級制度とそれに見合った実力を利用して!?」
金城「まあそうなるな。他にもすぐりほどの実力はないが、プロコースの奴らばかりだし、すぐりを越えたいと思うからこそすぐりもお互い切磋琢磨している。それにすぐりは学問でも天才だ。すぐりの行動力には頭が下がるよ」


金城の話から察するに彼を含めて吹奏楽部員全員、いやあるいは音楽科の生徒全員がすぐり達を尊敬していることをシグレ達は見抜いていた。


すぐり「雨季、ちゃんとオーボエをこなしてる?あんたのオーボエは私の指導の賜物なんだから難しく考えずにこなしなさい!」
雨季「はい!」
すぐり「それからセイ、相変わらずでかいわね!あんたが打楽器は関東有数だからね!打楽器の腕前も身長もランドマークになりなさいよ!」
宮島「それ違くないすか;」
すぐり「それからなつ、ドイツでの活躍は聞いたよ!あんたはこれからの人なんだからね、焦らなくてもいいよ!」
夏目「えっ、はい!」
すぐり「まほ、今日もオーボエの練習してる?あんたのオーボエは天才タイプだからね!」
まほろ「はーい!」
すぐり「ケイ、あんたも相変わらず無表情?あんたの無表情から得た意味、あたしにはわかるんだからね」
金城「・・・」
すぐり「まあ、ケイも表情が少し柔らかくなったってこともわかるからね。でも、ケイだけじゃないか。トップクラスのあんた達が、結構いい顔してる。タクトが言った通りこの半年ちょっとで何かあったみたいね」


すると、金城はすぐりの言葉から生まれた意味を察して彼は言う。


金城「12月に行われ始めるアンサンブルコンテストの前に指導と審査をしてもらおうと思ってな」
まほろ「景ちゃん、どういうこと?12月はみんなで合宿なんじゃ・・・」
すぐり「それは今はなしにしたわ。あんた達の顔つきを変えた何かを探ろうと思ってね」


すると、すぐり達はシグレをじっと見る!彼は気付く。


すぐり「シグレ君の話を聞いてどんな奴か知りたくてね」


すると、ポーランド人の女子のフルート奏者のコンスタンツェやイギリス人の男性のトロンボーン奏者のナナギが言う。


コンスタンツェ「まあ・・・タクトから聞いた話だから半信半疑だけどね」
ナナギ「この目で確かめないとな」
ジャガー(すげっ、日本語ペラペラ!!)


すると、金城は言う。


金城「まずは今度星ノ宮学園の講堂で行われる吹奏楽部やオーケストラ部の演奏会に、すぐり達にもアンサンブルで入ってもらう」
ラフィーナ「えっ、そんなこと許されますの?」
金城「理事長も面白そうだからと許可してくれたんだ。ただし一つ条件を付けた上でな」






金城「シグレ、ウィグルゥ、リデルはその演奏会限りすぐり達のアンサンブルに入れ」
シグレ&ゼオ&リデル「!!」






オンレン兄妹のおばあちゃんの付けた条件に呼ばれた三人は驚愕する!すぐりは言う。


すぐり「曲目はカービィメドレーのオーケストラ大編成版、吹奏楽大編成版、アンサンブル小編成版よ!あたしはカービィメドレーが好きだから、同じ曲で観客にどう思ってもらうかよね!」
ゼオ「・・・」


すぐりはふとあることを思いついたように言う。


すぐり「そうだ、クルーク君達がスマブラ屋敷を案内してくれる?日本案内の前に行きたいの」
クルーク「えっ!?は、はい!(金城と同じ顔の美形・・・なんて羨ましい遺伝子!!」


すぐりがクルーク達にスマブラ屋敷を案内される道中でジャガーはヒソヒソとゼオに聞く。


ジャガー「おい、アイオーンんとこのおばあさん、今回の条件に何か目的があるんじゃねーのか?」
ゼオ「さあな。とりあえず練習をすれば何かが分かるだろう」


すると、すぐりがゲーセンを見つけた!


すぐり「わー、ゲーセン!懐かしいー!みんなもやろうよ!」
金城「久々にやるか」
アイオーン「神は見てるだけで良い・・・」←これでも文武両道だがゲームだけは大の苦手
あやクル「行くか」


そのゲーセンに入るとまだ昼の時間であるため幸いにも不良はおらず、安心して存分に遊べる状態だった。


ラフィーナ「格ゲーありますかしら?」
アミティ「あたし、QMAがやりたい!」
リデル「じゃあ、私はiubeatやりますか」
シグ「シグも見てるだけでいい」


すると、シグレ達はDDRで遊んでいる雨季を見かけた。


シグレ「雨季さんだ。DDRで遊んでるのかな?」
クルーク「よほど難しい曲じゃない気が・・・って、え゛っ!!?」
シグレ「どうしたんだ?」
クルーク「今クリアした曲、DDRでは難しすぎるツーストのサイバーアラビアンじゃん!ダンスが得意なボクもそれで犠牲になったんだ!」
シグレ「えっ!?雨季さん、すごいですね!」
雨季「別にすごくないわ。鏡音双子姉弟のロードローラーと一緒よ」
クルーク「こっわーーーーー!!!」
雨季「冗談よ」
シグレ「雨季さんが言うと笑えない!」


すると、クルークとシグレは太鼓の達人でオニの難易度で挑戦している宮島がいた。曲は太鼓の達人でも難しいとされる難曲だ。


シグレ「すげっ!宮島さん、太鼓の達人どころか大名人だよ!」
宮島「まあ久々だからちょっと外れたとこもあるけどな」
クルーク「流石関東有数の打楽器の実力者;」


クルークとシグレは再び歩きながら今度は金城とゼオがポップンのバトルモードで対決しているところを見る。二人とも互角の勝負だ。


シグレ「すげー!互角だ!」
クルーク「でも、スコアはゼオの方がちょっと勝ってるね・・・」


すると、その曲のバトルモードは終わり、勝負は互角の末にゼオが勝った。


金城「くっ・・・;」
ゼオ「スコアの方は俺が勝ったな」
クルーク「ゼオもすごいけど金城、なんでそんなにポップン上手いんだ?」
金城「ああ、昔にすぐりにポップンの仕方を教えてもらった」
シグレ「じゃあ、雨季さんも宮島さんもすぐりさんの影響か!」
金城「ああ、ちなみにまほろと夏目はギタドラの仕方を教えてもらったらしい。あんな飲み込みが早いからすぐに上達した(ギタドラで遊んでいるまほろと夏目を指す」
クルーク「すぐりさんはいい指導者になれるよ・・・」


すると、シグレはクルークに聞く。


シグレ「クルークさんは何か遊ばないのか?」
クルーク「遊び・・・」


その数分後、クルークはノスタルジアで難曲を軽くこなしていた!シグレは驚愕する。


シグレ「上手っ!!クルークさん、ノスタルジア、上手っ!!」
ゼオ「まるでノスタルジアのプロだな」
クルーク「レトリー達ゲーマー組ほどじゃないけどね」
金城「レトリー達でも難しいぞそれ」


一方、すぐりはUFOキャッチャーで景品を取りまくっていた。これにププルは驚く。


ププル「すぐりさん、UFOキャッチャー上手いね!上手すぎる!」
すぐり「ありがと。景品を取りすぎて誰かに同伴してもらえなかったら入店禁止にされたぐらいだよ」
ププル「UFOキャッチャーの他のゲームも上手すぎだもんね;次、あれ取ってよ!」
すぐり「わかった、取ってあげる!」


すると、誰かがププルと金城と同じ顔をしたすぐりを見かけた。クロウとヤイバだ。


クロウ「あれ?あれ、ププルと・・・金城?」
ヤイバ「何か金城、女物の服を着ているな。故に」
クロウ「まさか金城に女装癖があるとか!!?」
ヤイバ「故にあり得る!」


すぐにヤイバは写メってそれをツイッターに投稿した。そのツイッターは大反響を及んだそうだ。一部を見てみよう。


王ドラのツイッター:金城さん、私と同じ女装癖があったんですね!
ドロッチェのツイッター:いや、金城はイケメンだけど可愛い顔立ちをしてるから俺は男でも行けるな
タイマーのツイッター:でも、それにしては似合いすぎてちょっとショックだね;
夏美のツイッター:マジで似合いすぎ・・・負けた・・・OTL
みさえのツイッター:ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい


みんなその人はすぐりなのに知らないところで誤解してるな;一方、そのツイッターを見たスマイルはユーリに言う。


スマイル「ユーリ、なんか金城君が女装してるって噂だけどいいノ?」
ユーリ「どれ。・・・ああ、顔はよく似ているが別人だな」
アッシュ「えっ!?そんな結論でいいンスか!?現に鏡王君もランリ君もハウルさんも誤解してるッスよ!?」
ユーリ「いいのだ。どうせすぐにわかるだろう」


一方、ロムのアパートに密かに遊びに来ていたシュウ☆ゾーは例のツイッターをロムに言う。


シュウ☆ゾー「ロム、なんかヤイバ君が金城君が女装してるってツイートを流したらしいんだけど」
ロム「放っておけ。よく似ているが、実は別人だということは俺もわかるからな。お前もそれは経験していただろ」
シュウ「そうだな」


ユーリとロムには金城と同じ顔をした人間であることを即座に見抜いたらしい;やっぱり年齢はおじいちゃんと職業は社会人は違うな;(殴)

オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その2) ( No.641 )
日時: 2018/11/30 12:31
名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)

すぐり「おー!めっちゃ広めな洋館らしいじゃん!」


一方、スマブラ屋敷にたどり着いた一同はすぐりが初めて入ったスマブラ屋敷の見たことない内装に興奮していた。


あやクル「おい、あんまりはしゃぐなよー」
金城「とはいえ俺達も初めて入ったな」
まほろ「広ーい!」


すると、すぐりが忽然といなくなったことにラフィーナは気づく。


ラフィーナ「すぐりさんは?」
雨季「すぐり師匠ならここの風呂に入ってるって言ってたわよ」
宮島「風呂も広いのか?」
ププル「結構広いよー」
ジャガー「おいっ、男と女が風呂の話題出すなよ!」


一方、ツーストとあいりはヤイバの例のツイートを見ながら盛り上がっていた。


ツースト「いやー、しかし、まさか金城に女装癖があったなんてなー」
あいり「でも、顔はイケメンですが結構可愛めに入ってますわ」
ツースト「確かに;今キャラメルに抱きしめられて電気バリバリしてるクロスと同じようなものだな」
クロス「あだだだだだ(ry」


すると、クロことクロードが彼らに声をかけた!


クロ(クロード)「ふん!その程度で女装が似合うなどたかが知れている!この私の方が女装が似合うだろうっ」
あいり「あー、確かに・・・」
ツースト「またてめぇはあいりにちょっかいをかけてんのか?(▼皿▼#)」
クロ(クロード)「ふん、私はあいり殿と同じ学校だから、ラブシチュエーション率は高いのだ」
ツースト「年齢ごまかしてあいりと同じくクラスにいるなよこのポンコツモノクル怪盗」
クロ(クロード)「なんだと色ボケアラビアン」
あいり「二人とも喧嘩はやめなさい!」


すると、クロスから離してキャラメルを抱えるエージェントとアリシアがそれを遠巻きに見ていた。


エージェント「あっちはあっちで平和だなー」
アリシア「ポンコツ二人か・・・」
キャラメル「離してー!もっとクロス兄ちゃんに甘えたーい!」


すると、エージェントの近くの大浴場からタオルを巻いた風呂上がりのすぐりが出てきた。


すぐり「ごめんー、そっちにイチゴミルクはない?」
エージェント「ああ、金城か。あっちの自販機にある」
すぐり「ありがとう!」


すぐりが立ち去った後にここで彼らは何かに気付く。金城とそっくりの顔立ちのすぐりがタオルをスレンダーな胸まで巻いていたこと、さらに・・・






女湯に入っていたことを!!(爆弾投下)






大半の人達全員「えええええーーーーー!!!!????」
あいり「金城さんって女の子だったんですの!!?」
エージェント「でも、今女湯にはさっきの金城以外はいなかったぞ!!?」
アリシア「まさか!どうせタオルを腰まで・・・」


すると、すぐりがイチゴミルクを持ちながら戻ってきた!


すぐり「ありがとー、キミ達!」
アリシア「!!?」


すると、王ドラが偶然その場に居合わせた!


王ドラ「ちょっとー。タママさんがトイレに閉じ込められたからクロードさん、杖を貸してくれませんかー?」


すると、王ドラはすぐりを見る!


王ドラ「あ、金城さん、こんにちは・・・って、えええええーーーーー!!!!?金城さんが女の子の身体になってるうううううーーーーー!!!!!!!?」


あまりの衝撃的な出来事に思春期もとい恋愛運だけがない王ドラは顔を真っ赤にしながら気絶する!これにツーストとエージェントが駆け寄る!


ツースト「王ドラーーーーー!!!しっかりしろおおおおおーーーーー!!!!」
クロ(クロード)「ふっ、あいり殿の心への最終障害物ははねのけたな。あいり殿、今夜は私と二人でオトナなことでも・・・」
あいり「???」←鈍感なためわかってない
エージェント「言ってる場合かこのバ怪盗ーーーーー!!!!」
アリシア「うさぎボンバー!」
クロ(クロード)「いだっ!!!」


王ドラが医務室に運ばれた後のその数分後、事情を聞いて駆けつけた金城達一同はすぐりとともにツースト達に土下座で謝る。


金城「うちの従姉がとんでもないことを・・・本当にすまなかった」
あいり「いえ、全然大丈夫ですわ」
クルーク「お詫びにツーストみたいに頭丸めとくね」
ツースト「俺がハゲみたいに言うな!!」
クルーク「冗談だって」


すると、エージェントは今回の用件を聞く。


エージェント「で、金城の従姉ちゃんがなんで金城達と一緒にスマブラ屋敷に・・・?」
宮島「それがすぐりさんの方がシグレに興味を持ち始めて、それですぐりさんが通ってる今ホテルに泊まってるエコールノルマルの仲間達と一緒に・・・」
アリシア「エコールノルマルって・・・あの有名なフランスの音楽学校!?なんで女関係で問題を度々起こす奴にそこまで・・・」


すると、フラウトが現れ、アリシアからシグレを守るように彼女にブロックしながら可愛い顔して睨みつける。


理人(フラウト)(・ω・#)
アリシア「やだー、冗談よ!」
クロス「ところで王ドラは倒れる前に何を言おうとしていたんだ?」
クロ(クロード)「確か私の杖のことで・・・あ;」←察した


一方、自分の不注意でトイレに閉じ込められたケロロ小隊のマスコットは未だに王ドラが助けの一報をくれないことに焦っていた。


タママ「あー;なんで王ドラさん、来ないんですか・・・;」


すると、開くことはないドアにノックがなった。タママは気付く。


タママ「王ドラさん!?」
ゼオ「俺だけど。気に障ったか?」
タママ「え?王ドラさんは?」
ゼオ「金城の従姉のタオルを巻いた上の裸を見て倒れた」
タママ「」←察した


すると、タママが絶望感になったぐらいに沈黙していることをププルが気付く。


ププル「タマちゃん、今出してあげるからね;」
クルーク「クロード、杖貸せ」
クロ(クロード)「全力で断る」
クルーク「えーっ!!?なんで!?」
クロ(クロード)「この杖は宝石の宝飾も施されているんだ!割ったら怪盗業ができなくなる!」
クルーク「いいじゃん、キミに盗まれるはずの宝石もその方が幸せだよ!」
クロ(クロード)「なんだとこの七三メガネ!!」
クルーク「つべこべ言うなスケコマシモノクル!!」
エージェント「やめとけって!!余計にタママが沈黙しちまっただろ!!」


すると、金城が何かを思いつく。


金城「タママはオタマジャクシだからとりあえずトイレの部屋の中に水をかけてタママを浮かせてやれば良いのではないか?」
アイオーン「良い案だな」
ラフィーナ「とりあえず食堂の水の蛇口をホースで繋げますわよ!」


一同は食堂の水の蛇口をホースでタママが閉じ込められトイレの部屋までつなぎ、スタンバイ完了となった。


ツースト「じゃあ、蛇口を開けとくぞ」
アリシア「上手くいけばいいんだけどね」


すると、蛇口を開けると最初こそは順調に流していたが、何かがおかしかった。


クロス「む?この蛇口、なんか大きくなってないか?」
雨季「え・・・なんか破裂しそうに大きくなって・・・」


すると、蛇口がパリーンと割れ、大量の水が流れ出した!!


夏目「ぎゃあああああー!!!蛇口が壊れたあああああー!!!」
あやクル「誰だ水を大量に出させたやつうううううー!!!」
すぐり「あたしがなるべくタマちゃんを浮かすべく大量に出させましたー!(挙手」
アミティ「なんてことするのおおおおおー!!!!」


食堂が水浸しになった後に彼らがバレないように逃げ出した後にまほろが言う。


まほろ「作者かマスハンさん達を呼ぼうよー」
シグ「そうだー」


すると、ゼオが思いついたかのように言う。


ゼオ「あいつを呼べ」
ジャガー「あ・・・あいつってもしかしてー!!?」
ゼオ「今電話で呼び出すから」
シグレ「危険すぎるぞそんなことー!!」


すると、その数分後にゼオに電話で呼ばれた人物が現れた!


ゼオ「おー、来た来た!タママ、喜べー、助けが来たぞ!」
タママ「ホントですか!?」


その人物とは・・・






マルク(・ω・)じーっ←ゼオが助けを呼んだ人物






タママ「うあああああー!!!!マルクうううううー!!!!!(絶望のあまり大号泣」
ゼオ「大丈夫だ今出してやるからな!」
タママ「ボクを殺す気ですかー!!!」


ゼオの発案した作戦はこうだ。タママをトイレの部屋からマルクがブラックホールで吸い出す作戦だ。


ゼオ「マルクのブラックホールだったらタママもトイレの部屋から出るんじゃなないか?」
クルーク「ブラックホールで脱出させる作戦だということだね」
ゼオ「頼んだぞマルク」
マルク「そう言うなら少し離れるのサ。今日のブラックホールは少し危険かもしれないのサ」
あいり「みんな、避難の準備をしなさーーーーーい!!」
キャラメル「あいあいさー!!」


マルク以外の一同が避難のためにトイレから少し離れた場所に行った後にマルクはブラックホールを発動しようとする!タママは彼に助けを呼ぶよう懇願するが・・・


タママ「マルク、ブラックホールを発動しないでキッドさん達に助けを呼びに行ってもらえないですか・・・?」
マルク「ブラックホーーーーール!!」






ドン!!!






理人(フラウト)「うわっ!」
ゼオ「よっしゃ、出たか」
ププル「でも、なんかおかしくない・・・?」


すると、マルクは気絶したタママを助け出した直後にブラックホールが暴走して・・・






チュドゴーーーーーーン!!!






はい、スマブラ屋敷を爆破させましたOTLこれにその時にスマブラ屋敷にいた人々にも被害が及び・・・


ファルコ「おい!!スマブラ屋敷が爆破したんだけどどうしたー!!!?」
フォックス「ぎゃああああー!!!貯金箱が流れたあああああー!!!」
デデデ「ちょっ、おい!!ワシを置いていくなゾオオオオオーイ!!!」


サムス「きゃあああああー!!!ピカチュウを助けてえええええー!!!」
ピカチュウ「いだいいだいいだい!!板が挟んでるー!!!」
ルフコ「危ないわそこはもう火の手が回ってるわ!!」
ドロシア「カービィを呼んでウォーターに変身させてもらってえええええー!!!」


マック「ぎゃあああああー!!!トレーニング器具が破壊されたあああああー!!!」
リュウ「とりあえずみんな避難しろ!話はそれからだ!」
王ドラ「いったー・・・;なんかさっきは金城さんのバカな夢を見たような気がしますね・・・(そのまま破壊された岩が自身の頭に落とされる」


ルイージ「つか、誰!!?食堂も水浸しにしたのはー!!!(ブチギレ」
ワルイージ「ぎゃあああああー!!!ルイージが切れたあああああー!!!」
マリオ「裸族会議をしていたら急に爆破が起きたぞ!?何があっ(そのままルイージに殴られる」


空「た、祟りだ・・・!昨日金城先輩をからかった祟りだ・・・!(gkbr」
琴「空、落ち着いて!!それは後で謝っとけばいいから!!」
プニィ「フォローになってない、かも」


ミニッツ「うえええええーん!!!みんな、助けてえええええー!!!」
タイマー「ミニッツー!!!」
ラン「待ってて!!ミニッツ、今助け出すからね!!って、きゃあっ!!(軽い火傷をする」
ドラリーニョ「ランちゃん、大丈夫!!?」


ギロロ「」←みんなで卓球をしていたら爆破によって卓球台の下敷きに
夏美「きゃあああああー!!!ギロロがスマブラ屋敷の爆破で卓球台の下敷きにいいいいいー!!!」
メタナイト「おい!大丈夫か!今口うつしで回復させるからな!!」
カービィ「ギロロ、今メタが口うつしするから目を覚ましてー!!!」


トイレの中に閉じ込められたタママを案じたゼオの発案でまさかの大被害と化す中でゼオ達一同はようやく板の中から奇跡的に生存して出てきた。


ゼオ「あー・・・危うく死ぬかと思った;」
ツースト「言ってる場合かよ!!元々はこの金城の従姉が悪いんだからな!!(金城を指す」
金城「俺、金城景吾の方だが?(^ω^#)」


三人の言い争いと化す中ですると、スマブラ屋敷に土産を持って行こうと爆破直前にやってきたロムをアイオーンは気付く。


アイオーン「ロム。ふっ、可愛いオタマジャクシの天使を出そうとしたら何故か爆破してしまったのだ・・・ゼオの発案で「そんならなんでその中で一番年長のてめぇが止めないんじゃこのコミュ障ニートもどきがあああああー!!!死に晒せえええええー!!!」






バキッ!ドカッ!ドゴッ!ベキッ!チュドーン!






ロムがアイオーンに殴る蹴るの事態にも発展し、他の大半の一同も喧嘩している両グループを止めようとする中ですぐりは言う。


すぐり「あたし、このスマブラ屋敷の人達気に入ったわ!」
ジャガー「今この時に言うセリフじゃないがな・・・;」


そしてスマブラ屋敷は復元光線で見事に修理された中でゼオ達からすぐりのことを聞いたルルーが金城女装癖疑惑のツイートを書いたヤイバを叱る。

オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その3) ( No.642 )
日時: 2018/11/30 12:37
名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)

ルルー「どうしてそんなツイートを流すのよ!危うく金城の名誉が台無しになるところだったじゃない!」
ヤイバ「すみませんでした・・・;故に;」
ゼオ「じゃあ、ルルーさんはサタンが何人もいたらどうするんすか?」
ルルー「サタン様はお一人しかいないのよ!本物がいいって決まってるじゃないの!(ゼオの質問で目がキラキラ」
金城「目が口とは違う答えをしているな」
ルルー「なんでわかっちゃうのよ;」


すると、すぐりがチラシをスマブラ屋敷にいた人々に渡す。


すぐり「今度の演奏会のチラシ見に来てくれない?あたし達もアンサンブルで出演するわよ」
シェゾ「へー、演奏会・・・黒木達も誘えば面白いことにはなるかな・・・(ボソッ」
クルーク「なんか言った?」
シェゾ「別に」


そしてその翌日にその演奏会に向けての練習が行われるが、リデルとシグレ、ゼオが演奏するすぐり達とのアンサンブルは音色が派手ではあるものの基礎を徹底的にしたのかどこか地味ながらも芸術の域に達していた。


ゼオ(このアンサンブル、地味だな)
シグレ(でも、みんな上手いな・・・)
リデル(それにーーーーー)


すると、シグレの音がかすかに揺れていたことをユーフォニアム奏者のロシア人女性のメラーナが見抜いていた。


メラーナ「シグレくーん。音が微かに揺れていたわよ」
シグレ「すみません・・・」
ライリー「ユーフォも音が揺れてたよ」←ファゴット奏者の中国人男性
メラーナ「あら、そう?」
マキラ「それ、反省してもう一回やろう!」←チューバ奏者のスペイン人男性
シグレ(ーーーこのアンサンブル、反省点を指摘してまた最初からやり直してるのか・・・でもーーーーー)


そして演奏会の日当日、金城は言う。


金城「今日は演奏を一切観客に見せないブラインド方式で行う」
大半の演奏会出演者全員「!!」
金城「じゃあ、まずはオーケストラ部から!」


オーケストラ部の演奏は派手だが、緻密なテクニックと音色の美しさを感じる演奏だった。そして大拍手が鳴り響く中で自分達吹奏楽部の出番が来たことを金城は気付いた。


金城「じゃあ、行くか」
大半の吹奏楽部部員全員「はい!」


金城達吹奏楽部の演奏はそれぞれに個性がぶつかっておりかつどのパートも息ピッタリ合っていた正にアンサンブル感覚が素晴らしい演奏だった。大拍手が鳴り響く中で他の仲間達とともに観客として来ていたシェゾは黒木に声をかける。


シェゾ「黒木、今日はちょっと面白い奴がいる予感がするぞ」
黒木「なんでわかるの?」
シェゾ「さあな」


そしてすぐり達が率いるアンサンブルの演奏が始まるが、黒木はこの演奏に衝撃を受けた。アンサンブル感覚が素晴らしかっただけじゃない。自分とは違うそのオーボエの音色にーーーーー。そして大拍手が鳴り響く中でその夜に金城は事前に取っていたアンケートの集計を終えていた。


金城「アンケートの集計、終わったぞ。誰の演奏が一番良かったのかアンケートしてもらったからな。オーケストラ部がA、吹奏楽部がB、すぐり達のアンサンブルがCな」


ミイ(手応えはあったし、多分大丈夫だと思う)←オーケストラ部部員


宮島(指揮なしでもよかったと思うな)


それぞれが自分達の勝ちを根拠もない確信を抱くが、シグレはその演奏会の意味をわかっていた。


シグレ(ようやくわかった・・・アイオーンのおばあさんが出した条件と、この演奏会の意味)
金城「一番良かったのは」






金城「C」






雨季「なっ・・・!?私達が負けた!?」
金城「静かに。説明を俺がしてもいいと思うが、彼らの言葉の方がいいと思う。そうだろう?まほろ、シグレ」


まほろとシグレは自分達のそれぞれの演奏について説明する。


まほろ「私達が負けた理由は、私達やオーケストラ部の音は派手・・・」
シグレ「すぐりさん達のアンサンブルが地味だったからだと・・思います」
大半の吹奏楽部&オーケストラ部「意味わからん!!」
すぐり「地味ですって!?」
シグレ「ご、ごめんなさ「わかってるわよ」
すぐり「あたし達の演奏は正にそうだよ。シグレ君、続けて」


シグレは演奏について説明する。


シグレ「オーケストラ部と吹奏楽部の音は派手でも上手くて個性がぶつかってていいなとは思う。でも、だんだん飽きてくるというか・・・まるで料理が美味しいのに飽きちゃうみたいな・・・でも、すぐりさん達のアンサンブルの時、地味ではあるがだんだんと惹きつけてくるみたいな感じで、俺達、感動しちゃったんだよ。まるで地味なのに人を感動させる、芸術の域に達してるーーーーーみたいな」


シグレの説明を聞いてププルは質問する。


ププル「じゃあ、すぐりさん達のアンサンブルみたいな音色を目指せばいいってこと?」
シグレ「・・・。多分それだと、吹奏楽部やオーケストラ部が負けるな」
夏目「ちょっと!その言い方、すぐりさん達に失礼だよ!」


シグレがすぐり達のアンサンブルみたいな音色を目指しても吹奏楽部やオーケストラ部が負ける理由を語る。


シグレ「多分似てるんだ・・・四葉宮高校の音色に」
雨季「!!」
シグレ「四葉宮はこれからも進化し続ける音を出して、星ノ宮学園の一歩先を行くと思うんだ。だからと言ってるわけじゃないけど・・・」


すると、シグレはその鍵となる金城を指名する。


シグレ「多分金城が勝つための音色の鍵を握ってる」
ジャガー「みんな金城みたいに上手かったら誰も苦労しねーよ;」
シグレ「すみません;金城は誰にでもセッションをふっかけて問題点を指摘することで最初からそれをやっていたんだ。あんたらの演奏技術を向上させるためにな」


すると、すぐりは言う。


すぐり「あんた達の音色は個性的よ。でも、それでいいじゃない!個性大爆発のあんた達が団結したら最強じゃない?ゼオ君、リデルちゃん、あんた達はお互いのこともちゃんと知ろうとしてんの?アイオーン君もププルちゃんもクルーク君もね。あんた達がお互いを知って団結したら戦いも音色も変わってくるかもね!」






すぐり「あたし達がそれがわかるまでビシバシと鍛えるから覚悟しなさい!」
大半の全員「はい!!!」






その後にすぐりが出ようとするが、そこに黒木とシェゾ、黒木の話を聞いて駆けつけた千秋がいた。


シェゾ「すぐり?よかったよ、今日の演奏。吹奏楽部やオーケストラ部とは違ってあんな風に循環呼吸して音を途切れさせなかった」
すぐり「?循環呼吸って何?」
千秋「えっ?あれ、いつもしてるよな?鼻穴から膨らんで息を入れるやつ。いつもしてないのか?」
すぐり「ああ、そういうこと。面白そうだったから遊びで覚えた。あたしがいつもやってることを千秋さん達のオーケストラはやってないの?」
黒木「遊びで・・・?」
すぐり「うん。あたし、サブカルチャーのことはあまり知らないから今聞いたわ!千秋さん、指揮の勉強はまだまだしてるんだって?だから、親近感を感じてるのよ。千秋さんの指揮とあたしのオーボエがあれば力が100%出せるのに」






すぐり「黒木さん、あんた・・・千秋さんの力をちっとも発揮させてないのよ」
黒木「!!!」






すぐり「でも、循環呼吸を教えてくれてありがとう!ちょっとスッキリしたわ!」


すぐりがそう言って立ち去った後に千秋とシェゾが黒木を気にかける。


千秋「黒木君・・・」
シェゾ「黒木・・・」
黒木「・・・はは、あんな女の子にああいうこと言われるなんて僕もまだまだだな。僕は今日で大きな収穫を得た」






黒木「僕がもっと上手くならなきゃ、世界的に活躍するオーボエ奏者とは言えない!」






シェゾ「黒木・・・」
千秋「そうだな。そのためにお互い頑張ろう」


そして波乱の日が幕を閉じる中でこれからのことが楽しみになりそうだ。


おわり






「後書き」


今回はちょいと長めな話でした。まさかこれだけの文字数だとは・・・;
すぐりさんにはこれから活躍して頂く予定ですので彼女の動向を見守っていただければ幸いです。
ちなみにポップンのカードは私も好きですが、私が一番好きなレアカードはシークレットミッションです。私はこういう闇社会で生きるキャラが大好きです!






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