二次創作小説(紙ほか)

アリシアと魔法のエメラルドの腕輪(その1) ( No.649 )
日時: 2018/12/16 17:23
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はアリシアがうっかり拾ってきた魔法のエメラルドの腕輪のお話です。アリシアの曲、そろそろプレイしたいですね。私にその腕があればの話ですが(´;ω;`)譜面調べたけど今の私には難解すぎて難しいのよ・・・OTL






日本の東京都内にある白金の中でも際立って豪華な大きなお屋敷。その家の主はアリシアで今日も彼女のボディーガードのエージェントとともに暮らしている。エージェントが秘密裏でクロードが追う組織にスパイとして潜り込む度にいなくなるが。


アリシア「今日はエージェントの大切なお仕事だから一人で留守番するの。そんなアリシアはちょっと偉いわ。うさぎ、エージェントが帰って来るまでちょっと遊び相手にーーーん?」


アリシアはエージェントが急用で出かけている間にぬいぐるみのうさぎが何かを持ってきたのを察した。


アリシア「うさぎ、何これ?」
うさぎ「突然拾ったんだ。多分アリシアも気に入ると思うよ」
アリシア「ふーん・・・たしかに綺麗ね。もらっておくわ」


アリシアはそれを持ちながらその少しの汚れの中に凛と澄んだ美しさに惹かれた。


アリシア「・・・確かエメラルドだっけ。今時腕輪として手の込んだ作りをするのね。でも、このままだとさらに汚れちゃうからせめて綺麗に拭ければいいわね」


すると、アリシアはあやクルの細やかな窓拭きを思い出した。それを思い出した彼女はそのエメラルドの腕輪を持ちながらキッチンに向かい、また何かを持って戻ってきた。


アリシア「リセッシュよ。これで綺麗にすればいいんだわ」


アリシアがリセッシュを使って布巾でエメラルドを拭いた後にさらに綺麗な輝きとなった。


アリシア「あら!綺麗になったわ!これでアリシアにも似合うようにーーー」


すると、そのエメラルドの腕輪が突然光り出した!


アリシア「!?」


そのエメラルドの腕輪の光が薄れ、そこから緑の魔人のような姿をした男性が出てきた!


アリシア「・・・え・・・!?」


すると、その緑の魔人は目をパチっと開けてアリシアを見る。すると、すぐに笑顔で掛け声をする!


???「おはようございまーす!」
アリシア「びくっ;」
???「あなたがボクのご主人様ですね、願いはなんでも叶えます!さぁ、願いの一つや二つでも言って下さい!」
アリシア「えっと・・・願いは・・・今はないわ」
???「えっ!?あっ、そうでした!」


すると、緑の魔人はアリシアに知ってもらえるように自己紹介する。


???「ボクは緑の魔人、フルシュです!たった今あなたのご主人様になったばかりです!よろしくお願いします!」
アリシア「よろしくじゃないわよ。アリシアにはなんでもあるから願いは今はないの」
フルシュ「え〜?家族と一緒にいたいという願いはあるでしょ〜」
アリシア「家族とは度々暇な時に連絡取れるからいいの!それに・・・」


すると、ある声が帰ってきた。任務から帰ってきたエージェントだ。


エージェント「アリシアー。帰って来たぞー」
アリシア「あっ!あなたは元いたところに帰りなさい」
フルシュ「え〜」
アリシア「いいから帰るの!」


フルシュがエメラルドの腕輪の中に戻った後にエージェントがドアを開けた。


エージェント「誰か遊びに来てるのか?」
アリシア「来てないわよ」
エージェント「そうか。料理作るからできたら呼ぶ」


エージェントが立ち去った後にフルシュが戻ってきた!そう、彼はまだアリシアの願いを聞くまでは諦めていなかったのだ。


アリシア「!?」
フルシュ「確か、彼はイギリス人ですよね?イギリスは料理がまずいと聞きましたよ。願いは彼の料理が美味しくなることですか?」
アリシア「な に こ れ ?」


アリシアは突然のことに戸惑い、そして夕食後にアリシアの部屋にいるフルシュの隣で彼をちらりと見ながら幼稚園の宿題の図画工作をしていた。


アリシア(・・・どうしよう。歯磨きをしたいんだけど。クルークがこれと別の魔人を持ってることは知ってるけど、まさかアリシアのところに魔人が出現したなんてエージェントが知ったら・・・)


アリシアは隙を突いて歯磨きをしに行こうとするが、フルシュに彼女の自由自在に伸縮可能なリボンを引っ張りながら言う。


フルシュ「じーっ・・・」
アリシア「・・・あー;」
フルシュ「願いを叶え続けるまでボクは帰りませんよ?」
アリシア「願いはないって言ってるでしょ(怒」


すると、エージェントがアリシアにドア越しに声をかけていた。


エージェント「アリシアー。俺、また急用ができたからちょっと行ってくる」
アリシア「わかったわ」
エージェント「じゃあ、おやすみ。いい夢を見ろよ」


エージェントがクロードが追う組織の偵察のために立ち去るが、フルシュは何かに気付く。


フルシュ「・・・そういえば、彼は急用ばかりですね。あなたのことが嫌いなんですか?」
アリシア「エージェントはアリシアを嫌ってなんかないわ。ただ一緒にいたいという気持ちはあるけど、スパイとかの裏稼業は危険なお仕事だって言っていたから、言えないわね」
フルシュ「!へー・・・」


その翌日、スマブラ屋敷ではクルークがジャガーを抱えながら自分の魔人であるカーンに自分の願いの義務について言う。


クルーク「・・・カーン。ボクの願いは出来る限り自分で叶うって言ったよね?」
ジャガー「うんうん」
カーン「むぅ・・・貴様がそんなに強情だったとは・・・今ならそのアメリカパンダを帰すための航空も早く直すことができるぞ」


すると、ジャガーはそのカーンの誘いをさりげなく断る。


ジャガー「オレは・・・半年ぐらいになってもアメリカには帰れないんだ。それにそんな願い叶えたって結果は変わらない。こんなこと無謀だぜ」
カーン「無謀で結構だ」


すると、アリシアがドア越しからそれを見ていた。クルークが気付く。


クルーク「アリシア。入りたいんなら入っていい。ただし勉強の邪魔をしないでくれるかい?」
アリシア「わかったわ(あの魔人、クルークが持ってるこいつと同類のような気がするけど・・・まさかね」
カーン「?・・・少女よ。そんなに見られると緊張するんだが」
ジャガー「お前、単に口下手なだけだろ」
カーン「は!?」


すると、部屋の外が何か騒がしかった。ジャガーがそれに気付く。


ジャガー「なんだ・・・?」






まほろ「うーちゃん、どこ!?うーちゃん!!」
トゥーン「にゃにゃー!!こっちもプリンと一緒に探したけど、ウルフがいなーい!!」
ピカチュウ「ダメだサムスもいないぞ!!」
ロゼ(ミカエル)「クロードがいないぞ!誰か探せー!!」
ツースト「俺のあいりがクロードに食われるうううううーーーーー!!!(大号泣」
ドロシア「泣くな!!あのバカネズミ団のドロッチェ団、どこに行ってるのよ!!」
ドラメッド「ダメであーるドラパンにも全く連絡が取れないであーるーーーーー!!!」
ぽぽか「あおい君、どこ!?いるなら出ておいでー!!」






なんと部屋の外ではとんでもない騒動が発展。つか、いなくなった人達は裏稼業でも活動する人達ばかり・・・?そういえば、アリシアもエージェントがまだ帰って来てないことに気づいた。


アリシア(そういえば、エージェントも裏稼業だったわね。まさか・・・?)


すると、王ドラがPCを操作しながら言う。


王ドラ「えー。今回の被害者のリストアップしますね」


すると、出てきたのは・・・






明らかにアリシアの絵柄で描いてある被害者のリストアップだった(爆弾投下&アリシアはファンシーな絵を描く)






ロム「ファ、ファンシーイラストか!?」
アリシア(ウソ・・・あれ・・・アリシアの絵柄!!まさか、フルシュという奴・・・)


アリシア『ただ一緒にいたいという気持ちはあるけど、スパイとかの裏稼業は危険なお仕事だって言っていたから、言えないわね』


アリシア(あれを願いと受け取ってたんだわ!!)
クルーク「ちょっと、アリシア、どうしたんだい!?」
アリシア「どうしよう・・・今回の騒動・・・アリシアのせいかも・・・」
カーン「なんだ?詳しく話してくれ」


アリシアは図らずも魔法のエメラルドの腕輪を拾ってしまったこと、それを磨いたことでフルシュにご主人様として認められてしまったこと、そして自分のふと発した言葉を彼が願いとして受け取ってしまったことを話した。


カーン「ではフルシュはこの世界に来ていたのか・・・」
ジャガー「知ってるのか?」
カーン「ああ、悪く言えば無自覚の愉快犯魔人だ。きっと今回もみなに幸せな気持ちでいたかったのだろう」
王ドラ「とにかく!」


すると、王ドラが言う。


王ドラ「あのままでは放っておくことができません!まずはフルシュさんの誤解を解かないと・・・そのためにまずは飛行能力を持った人は彼の捜索!あとは・・・」
アリシア(どうしよう・・・エージェントが帰って来ないのも、全部アリシアのせいだわ!どうしたら・・・)


すると、アリシアの様子を見たクルークは王ドラにあることを申請する!


クルーク「ボク達とアリシアが行く!」
アリシア(え・・・?)
王ドラ「でも・・・アリシアさんはまだ子供で、とても空には・・・」
クルーク「ボク達がサポートする!大丈夫だ!同じ魔人を持った同士として責任くらいは取らせてよ!」
カーン「クルーク・・・」


すると、ジャガーがクルークをフォローする形で申請を後押しする。


ジャガー「オレからもお願いするさ。可愛い女の子を泣かせるのはオレも虫唾が走るからな」
王ドラ「私もまだまだ舐められたものですね・・・いいでしょう。とちらないで下さいよ」


そしてゼオ達も合流し、彼らはさらわれた人達を助け出すためにフルシュの行方を探す!

アリシアと魔法のエメラルドの腕輪(その2) ( No.650 )
日時: 2018/12/16 17:28
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ゼオ「んで?フルシュっていう奴を見つけたらすぐに止めさせるように言われたんだっけ?」
ジャガー「ああ。カーン、フルシュの力はどんなものだい?」
カーン「奴は実力は私には及ばんが、魔法の腕は超一流なのだ。だから、奴を止めるには私の力が必要だということだ」
あやクル「ああ、願いを願いで返せということか」
ラフィーナ「そうと決まれば早速・・・」


ふとクルークの方に目をやると、彼は苦い顔をしていた。その理由を言う。


クルーク「・・・悪いけど、それは願わないよ」
ププル「えっ、なんで!?」
クルーク「・・・多分願いを叶えさせたらフルシュの誤解も解かないままだよ。フルシュにそれじゃダメなんだ。フルシュを止めたいのなら・・・願うのではなく・・・あくまでも王ドラが言った通り誤解を自力で解かせる手助けをすべきじゃないかな・・・アリシアだって、そうだろ?」
アリシア「ええ。それじゃあ、あいつは納得しないわ」
アミティ「でも、フルシュの誤解を解くなんてどうやって・・・」


すると、彼らはあるものを見る。一つの竜巻とそれを起こしているフルシュだった!


リデル「た、竜巻!?」
フルシュ「これでご主人様も幸せな気持ちになりますね!」
シグ「え?・・・!」
アリシア「ウソ・・・!」


すると、彼らが見たのは竜巻の中に眠っているスターウルフメンバー、サムス、ドロッチェ団、ドラパン、クロことクロード、インギール、エージェント、エミーリオ、チャーリー、ジュライ、月島姉弟、朝倉雨季など裏稼業の人達だった!


アリシア「エージェント!!やだ、あいり達まで!!」
ゼオ「もうあんな捕まってんのか!」
フルシュ「あれ?ご主人様、願い通りに叶えましたよ。これでご主人様もいつでも思い通りに・・・」
アリシア「フルシュ!!アリシアはそんなこと願ってないわ!!今すぐみんなを解放してよ!!」


アリシアに事実を告げられたフルシュはようやく自分がしたことに気付いた。


フルシュ「す、すみません、ご主人様!こんなつもりでは・・・」
ラフィーナ「素直に認めやがったーーーーー!!?ですわ!」
アイオーン「案外素直だな」
カーン「フルシュは愉快犯だが、ああいう素直な性格だ」
フルシュ「じゃあ、みなさんを解放します!あれ?」


すると、フルシュの様子がおかしい・・・?ゼオは気付く。


ゼオ「おい、まさか・・・」
フルシュ「え・・・えへへ。戻し方わからなくなっちゃいました・・・;」
大半の人達全員「はあああああーーーーー!!!?」
カーン「そして魔法が超一流な上にたまに忘れやすいのだ」
ジャガー「それ早く言えーーーーー!!!」


なんとか竜巻を消す方法はないのかと模索する一同だったが、あやクルはある方法を思いついた。


あやクル「お前達、授業でも習っていたのだろう?エネルギーにはエネルギーをぶつけて消失させるんだ。あのでかい竜巻と同じぐらい最大魔法をぶつければいい」
ジャガー「だが、最大魔法を実体のない竜巻にぶつけたら中にいる奴らにも攻撃するぞ!」
あやクル「私とゼオとフィーバー五人組とカーンが竜巻の中心に行ってバリアを作れ。ププルとアイオーンとジャガーは増幅魔法でアリシアのリボンに魔法の力を与えてその波動で竜巻にぶつければいい」
アリシア「えっ!?じゃあ、アリシアが竜巻を消す方なの!?」
あやクル「任せたぞ、アリシア!」
アリシア「無理よ!第一アリシアがまだ子供だってこと知ってるでしょ!?」
ゼオ「子供でも手加減しないパワーがあること知ってるだろう」
アリシア「無理無理無理!!」
クルーク「アリシア!」


すると、クルークはアリシアをこう諭す!


クルーク「これは全てキミの大事なエージェント達を救うためなんだよ!」
アリシア「!」


そう諭されたアリシアはようやく決心する!


アリシア「やるわ!アリシア、頑張る・・・!」
あやクル「幸いにも私達は余裕でいけるぞ。じゃあ・・・テイクオフ!!!」


すると、バリア班と攻撃班は別々に分かれ、己の役割を実行しようとする!それをフルシュは不安そうにしていた。


フルシュ「エネルギーをエネルギーで消すなんて・・・そんなのご主人様に願いがなければできるわけないじゃないですか・・・!一体どうするつもりなんですか・・・?」


すると、バリア班はパワー全開の魔法でバリアを作る!


バリア班全員「パワー全開!!!」


一方、ププルとアイオーンとジャガーは増幅魔法でアリシアに直接攻撃力を送る!


ププル「マジックブースト!」
アイオーン「闇星!」
ジャガー「エナジーロック!」


そして彼らからリボンが魔力を送られたアリシアが竜巻に攻撃する!


アリシア「リボンアタック!!」


しかし、アリシアは竜巻に一点に当たってないために逆に跳ね返される!


アリシア「!!」
ジャガー「アリシア!!」
アリシア(一点に当たらない!こんな気持ちじゃダメなのに!)


すると、王ドラの方から通信機を通して連絡があった。


王ドラ「もういいです、アリシアさん!第二班を向かわせます!」
アリシア「!待って!あと1回!あと1回だけチャンスをちょうだい!(そうよ、これはあやクルがくれたエージェント達を助けるための方法なんだから・・・!アリシアがエージェント達を助けるんだ!」


そしてププル・アイオーン・ジャガーが再び彼女のリボンに増幅魔法を与えるが、バリア班はすでに限界が近づいていた。


クルーク「アリシア!!」


そしてアリシアは竜巻にリボンで攻撃する!


アリシア「リボンアタック!!!」


アリシアは竜巻にリボンの衝撃を与える!


アリシア「んん・・・!!もっと・・・!!もっとぉ・・・!!」


エージェントには寂しい気持ちがあるけど、それでもアリシアは何も知らないけど、エージェントに頑張って欲しいもん!!


アリシア「もっとなのおおおおおーーーーー!!!!!」


そして・・・






竜巻はアリシアのリボンの衝撃の際の波動により消失した・・・!






ゼオ「やった・・・」
ジャガー「やった・・・!」
アリシア「やったぁ!!」


すると、王ドラが通信機で彼らを呼びかける!


王ドラ「ちょっと!エージェントさん達が落ちますよ!」
大半の人達全員「あ;」


彼らがエージェント達を救出する中でフルシュはこの光景を見て驚いた。


フルシュ「す、すごい・・・!願いなしでもご主人様とその彼らは見事に竜巻を消してみせました!」


その数時間後、エージェントはスマブラ屋敷の医務室のベッドの上で目を覚ました。


エージェント「ん・・・」
王ドラ「目を覚ましたか?」
エージェント「王ドラ!?あれ!?ここは!?」
王ドラ「あなた、フルシュさんに連れられたところに救出されてここに運び込まれたんです。他の彼らは先に目を覚まして帰路に着きましたよ」
エージェント「フルシュ!?なんだそれ?」
王ドラ「アリシアさんの魔人ですよ・・・あ」


すると、気付けばエージェントが颯爽といなくなっていた。


王ドラ「いっけなーい。火に油を注ぐようなことしてしまいましたー(ボブネミミッミのような顔になる」


一方、フルシュはカーンに説教を食らっていた。正座をしながら。


カーン「本人の願いの判断を軽はずみでしただけでなく、竜巻の消し方を忘れたとは!だから、貴様は実力的に私には及ばんのだ!」
フルシュ「すみませーん;」
カーン「クルーク、みな、こやつがヘマをしたばっかりに迷惑をかけてしまったな」
クルーク「いやいいよそんなこと。アリシアにも悪い部分があったって反省してるし。ね?」
アリシア「うん」


すると、フルシュはクルークの名前に聞き覚えがあるかのように聞く。


フルシュ「クルーク?」
カーン「ああ、クルークは今の私の主人だ」
クルーク「ちょっ、カーン!?」


すると、フルシュは何かを思い出したかのように言う。


フルシュ「ああ、キミですかぁ!努力論の子って!」
クルーク「!努力論の子・・・?」
フルシュ「はい!カーンに言った最初の願いは「宮島清史郎の行方を捜して」。それ以降は自分のための願いも言わない、カーンは超一流の中の超一流の魔人なのに取り入ろうともしない今に珍しい「努力論の子」だって魔人の間では話題になってますよ!まさかボクのご主人様にも努力論の子だって思わなかったですけど」
ゼオ「アリシアはニュージーランド首相の娘だからなんでも持ってるんだ」
ププル「ちょっとゼオ!」


バン!


すると、いつもの、かといってニヤニヤしながら見るのも楽しい二人の会話が発展しようとした矢先に彼らが見るとエージェントが部屋のドアを開けていたところ


エージェント「カーンの他にも魔人がアリシアについたのか?なあ、そろそろ魔人界のことを言わないと怒るぞ?」
カーン「それは言えんな。魔人界は人間でも入ることが難しいからな諦めてくれ」
エージェント「グサーッ!!!」


すると、誰かがエージェントの服の裾を引っ張る!アリシアだ。


エージェント「あ。アリシア」
アリシア「ねえ。暇な時は一緒に遊んでくれる?」


すると、エージェントは屈託のない笑顔で答えた。






エージェント「喜んでお姫様!」


おしまい






「後書き」


今回はアリシアと緑の魔人でした。エージェントさんとアリシアちゃんの仲も少し進展してたり。
私はこういうお嬢様とスパイの主従の関係性が好きでして今そういう絵も漫画も小説を描きたいのですが、ちょっとそれに関してのネタが思い浮かばないんですよね・・・;そのネタができるまでしばしお待ちを。






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